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2010年11月28日 - 2010年12月4日

2010年12月 1日 (水)

その背中に書き殴りたい言葉はなに?(2010年7月17日・地酒屋こだま)

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この背中である。

パッと浮かんだのは、高杉晋作の辞世の句。

「 おもしろき こともなき世を おもしろく 」

ただ、
ここでとても大切なのは、
面白くなくも、事もなくもないと言う事で、
知っている素晴らしさを伝えたい気持ちが伝わると言う事で、
日本酒と縁とを取りまく素晴らしい世界、
知らずにいる事こそが「おもしろきこともない世」であり、
たけさんはそう思っている人を、
「おもしろい」と言わせたいんじゃないか、と僕は思っている。

「 日本酒って美味しいんだ! 」

有名な酒もある、無名な酒もある、
高い酒もあって、安い酒もあって、
誰と飲むかで味まで違って感じられて、
日本酒って、そう言う意味では、
選び様がなく捉え所がなく、
「絶対に間違いない旨い酒」ってぇモンは存在しないと思う。
常にあるのは、
「僕が、私が、好きな酒!」と言う事だと思う。

だから、楽しいんじゃないか。

「今を楽しむ!」ことが大切だと思うならば、

今、目の前にある日本酒を美味しく飲み干すことが、

「すべて」であると僕は思う。



2009年7月の旅行、
主たる目的は、
「摩幌美・モルトの会」で行く、
「宮城峡蒸留所」の見学でした。
宮城県仙台に向かう、その前日、
僕とYkさんは、東京に前乗りする事にしました。
行きたいお店がある!
それが理由。

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駅のホームにて電車を待つYkさん。
今回の旅は、
宮城峡蒸留所の見学の他に、
仙台や松島を見て回りたかったので、
やや日程を広く取り、
荷物も多めに持つことになりました。

松本駅に着き、
お昼ご飯を食べて東京に向かおう!
…と言うスケジュール。
グルグルと、
駅ビル「MIDORI」の飲食店街フロアを回って、
どこで食べようかを悩んだ先に、
こちらを選びました。
夏向きのメニュウが、Ykさんの心を射止めた様子。

【 松本駅・駅ビル内 杵屋 】

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松本駅の中で食べるのは、
そう言えば初めてかも知れません。
駅の中を訪れるまでに、
駅周辺のお店に吸い込まれている気がします。

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僕がお願いしたのは、こちら。

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可愛らしい鰻の蒲焼セット。

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Ykさんは、この清涼感のありそうなセットメニュウを。
おろしの他に酢橘がセットで付され、
サッパリと食べる事が出来たそうです。

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座った席からは、
駅前の「真澄」の看板が、
いつもよりずっと近くに見えました。

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見慣れた松本駅改札も、
今日これからの旅を思えば、
まるで、見慣れないスタートライン。
わざわざ、Ykさんに立ってもらうことも、
こうした時だけ、それは少し特別な気分。
高揚感が湧き上がって来ることを感じます。


【 地酒屋こだま・大塚 】

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途中、道に迷い、
「たけさん、ヘルプミー!」と電話をした後、
目的の場所に到着しました。
着いてみれば、
別段分かりにくい場所にある訳でもなく、
むしろ道沿いに分かりやすい場所にありました。

昔、会社の研修で東京に出張した際、
ウィークリーマンションに泊まった事があった大塚。
当時、「地酒屋こだま」があったら、
それこそお土産を買いに、
また夜営業を目当てに訪れたんだろうな…
…と思いました。
たぶん、
そんな訳で「大塚」に降り立つのは2度目の経験。

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入ってすぐ正面に見える冷蔵庫。
福島県の宝の山です。

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右手にある冷蔵庫は、
長野や福岡、各県から集められた宝の山。

お店に入って、たけさんに挨拶をして、
直ぐ撮影していたんだと思います。
ボトルを見る事が好き過ぎていけません。
子供が「大きくなったらおもちゃ屋さんになる!」と、
将来の夢を熱く語る事に似ていて、
様々な思いが詰まった一滴、
それが並んで開栓を待っているかと思うと、
どれほど、ときめく事でしょう。

以前、ある居酒屋で、
「ボトルをツマミに飲めます!」
…とつぶやいた記憶がフラッシュバックしました。
松本の超有名Barの下、
初めて行った際に、のたまわった気がします。

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「暑かったでしょ?」と、
美味しいお水を頂きました。
もう、すっごく美味しかったですとも!
生きているのに「生き返る!」と言うあの名言、
それを喉から手が出てつぶやきそうな美味しさ。

今回、
僕が訪れた目的は、
未だ見ぬ2場の蔵元さんが醸す日本酒を知りたいがため。

【 福岡県久留米市・山口合名会社・山の寿 】

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【 兵庫県明石市・太陽酒造・太陽 】

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堂々と並ぶ、この2蔵元。
他にも、長野県内ならば、
「北安大国」、「勢正宗」、
「本金」、「十五代九郎右衛門」、
「黒松仙醸」、「笑亀」との繋がりがあり、
「北安大国」では一緒のコタツにあたったり、
「笑亀」の丸山さんと、
松本駅前「風林火山」のコタツ席に座ったり、
「勢正宗」で関社長から、
たけさんのエピソードを聞いてみたり。
更には奈良の篠峯さんだったり、
色んな銘柄が置いてある訳だけれど、
今回はあくまで、
僕自身が全く知らなくて、
そして、店主「地酒屋こだま」推薦酒を、
知りたくて仕方がありませんでした。

それぞれ試飲させてもらい、
「山の寿」、「太陽」を知って行きます。
試飲する事で、蔵元さんを知ります。
興味も湧きます。
お酒との出会いは、先々に続いて行くことだと感じます。
自分がこうして日本酒が好きで、
ブログを書いていたりするのも、
色んな日本酒を飲んでみての結果であるし、
興味を持ったものの記録だと思っています。

「山の寿」は、
たけさんの言葉を借りれば、
「神(と書いてバカと読むw)」…の杜氏さんが醸す日本酒。
忽那信太郎杜氏曰く、
本人談としての、
福岡の天才であり、福岡の至宝、福岡の神風であり、
日本酒業界の救世主、醸造業界の革命児とのこと。
自分のお酒をそうして世に出してくれるなんて、
心から憧れてしまうじゃないですか!

全体にクリアなイメージを持つ日本酒でした。
酒に持たせたイメージもクリア。
ある点から様々な方向にベクトルが加わっていて、
このボトルは、これをやりたかった。
こちらのボトルは、こうして飲んで欲しい。
そんな方向性の違いが明瞭に見える雰囲気。
けれど、出発点はいつもひとつ。
別ラインの「山の寿」が複数存在するのではなく、
杜氏が魅せる世界は、
常に杜氏の世界から羽ばたいている…
そんな日本酒が並んでいました。
このお酒を飲んで、誰が何を言うかが気になります。
気にさせる、
隣の人の美味しい笑顔の理由を知りたくなる日本酒だと思います。

「太陽」の蔵のスローガンは、
曰く「淡麗辛口に反旗を翻す」…だそうです。
もう、この一言だけで好きになってしまいそうです。
僕自身が淡麗辛口が嫌いなのではなく、
「うちの酒はこれで行く!」と言う揺ぎ無い姿勢。
自分の醸すものを知っていて、
その向上に心血を注いでいる姿を想像できること。
これは実に素晴らしいことだと感じるのです。

僕が特に気に入ったのは、
「神稲(くましね)」と言う日本酒。
復活米「野条穂」を使ったボトル。
もう試飲用のボトルしか残っていませんでした。
Ykさんは熟成酒の…
それも生で熟れた雰囲気が苦手である場合が多く、
(最近は様々な日本酒に対応する様になりましたが)
「太陽」は苦手だと思ったそうだけれど、
本当にそれで良いのだと思います。
「太陽」の美味しさは、その個性にあります。
熟れることの美味しさを知り得るもの。
好きな人もいて、嫌いな人もいて、
蔵元さんは、
とにかく自分が望む酒造りに邁進して。
誰でもにっこりの「脱!個性」的なお酒でなく、
誰かが唸るほどに感動するお酒がここにある。
そう思いました。
熟成には神秘が隠されていて、
今飲むお酒が今だけしかない可能性が高く、
そうした出会いと浪漫が、
「太陽」の日本酒にはあるのだと感じました。

他にも、
「これはどう?」と何点も試飲させて頂きました。
お酒について感想を言うと、
「これが好きなら、これも好きだと思う!」
…とオススメしてもらえる。
このやりとり、宝の山を漁って行く感覚。
すごく楽しい。

今回、6種7本の日本酒を購入しました。
以前の日記に掲載していますが、
どれも「僕が美味しいと思った」お酒であり、
Ykさんが「気になった」お酒であり、
欲し、そして購入したものです。

【 福岡・山の寿・純米吟醸中汲み原酒 】

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【 兵庫・太陽・純米たれくち無濾過生原酒19BY 】

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【 福島・会津中将・特別本醸造無濾過生原酒 】

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【 福島・会津中将・夏吟醸生貯蔵酒 】

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【 福島・会津中将“永寶屋”・純米辛口“八反錦” 】

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【 福島・豊国・純米吟醸中取り 】

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あんなに楽しく日本酒を購入したのは何年ぶりだろう!!

次段の予定があったので、
お暇してしまいましたが、
夢中でお酒を選び遊び、
満足してお店を後に出来る経験でした。
Ykさん曰く、
当時の僕を見ていて、
「はしゃいでいた」、
「テンションが高かった」
「嬉しそうだった」と言うほどに。

僕がたぶん酒屋さんに求めている事は、
「良い日本酒を揃える」ことではないのかも知れません。
「伝える」ことであり「伝わる」ことであって、
「いかに楽しく日本酒を買うことが出来るか」
…なのかも知れません。
日々悩むことはきっと煩わしいけれど、
どの日本酒を持って帰ろうかと悩むことは、
とてもとても楽しい。
もっともっと悩むほどに、
酒屋さんオススメの日本酒を教えて欲しい!
そんな風に楽しさに答えを見つけます。

タイトルに戻ろう。

「 その背中に書き殴りたい言葉はなに? 」

僕らも応援するけれど、
これからも「日本酒をよろしく!」と思う気持ち。
それはあの日、
僕とYkさんが楽しんだと言う感謝の一文。

「地酒屋こだま」、ありがとうございました!

また、よろしくお願いします!


更新日12月1日で開店から半年とのこと。
ホームページはこちらから!

【 地酒屋こだま 】
( http://sake-kodama.jimdo.com/ )

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2010年11月28日 (日)

名古屋にひとり、ひとりでない飲み。(2010年9月13-14日・名古屋)

 

仕事、研修の都合で前日入りを余儀なくされる。
9月12日、家を出ざるを得なくなり、
Ykさんに塩尻駅まで送ってもらう。

9月12日、名古屋駅に着き、
ケータイに入れてあったホテルまでの地図を見ていたが、
移動中にケータイを使いすぎた様子で、
残電池レッドカラー。
ケータイ沈黙目前の恐怖を味わいながら、
ホテルに辿り着く。
移動の疲れもあり、ホテルでごろごろしていたらしい。
そんなつぶやきが記録されているが、
その付近の記憶はとっても薄い。

9月13日、研修に参加。
お昼ごはんは、とある事情によりキャンセル。

9月13日、夜。
お腹を空かせた状態で、野に解き放たれる。

そんな状態でも、
茶道具「懐紙(かいし)」を買っていた自分。
Twitter上では「カエシ」と記述。
帰宅後にYkさんに正解を教えてもらう。
良かった。
高島屋のそれっぽい専門店で、
「カエシありますか?」って聞く前に見つけて良かった。

「カエシ」、
ラーメンや蕎麦などで、醤油ダレの事を言う場合ありますよね。

9月14日、お昼ご飯に食べていたうどん。

出先、名古屋工業研究所近くにある
「秀乃家」と言う、うどん屋さん。

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「志のだうどん」を注文。

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「きしめん」です。
名古屋らしい食べもの。
けれど調べてみると、
「志のだ」も名古屋らしい言い方らしい。

「信太の葛の葉狐」にちなむもので、
名古屋での一般的な名称。
油揚げを刻んだ場合に「しのだ」、
油揚げを刻まない場合に「きつね」と称するらしい。
お店によって異なるそうだけれど。

14日、
研修を全て終え、長野へ戻る。
Ykさんと再会。
塩尻駅に迎えに来てもらい、
サプライズを目論んで購入していた、
誕生日ケーキを手渡す。
また、Ykさんが好きな漫画、
「伊平治とわらわ」に登場する「あも」なる和菓子を見付けた。
これは今後も名古屋出張時は買いたい気もしている。
夕ご飯は申し訳ない、近所の焼鳥屋さんでした。

その後、
まごまごと日常業務をこなし、
最終的に17日に「麺肴ひづき」でラーメンを食べている。

【 麺肴ひづき・肉玉つけそば+メンマ増し 】

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過去の限定のどれとも近しくない、
独特のビジュアル。
たっぷりの海苔の下には、
すき焼き風に味付けされた豚肉が。

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生卵付きで、
「自由に供せよ」と言うスタイル。
何をやっても可。
僕らはすき焼きを食べる如く、
麺を生卵に浸し、そしてスープに浸し、
そうして食べる食べ方が気に入っていました。

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とっても素敵な太麺。

定例休肝日金曜日を経て週末へ…
…と言う1週間を過ごしました。

そんな流れの中の、話は戻って13日夜の出来事。



【 9月13日・名古屋駅地下 】

研修を終えた僕は、
一刻も早く飲みに出たい!…と考えていました。
「Twitter」や「mixi」上で、
既に目指すお店に向かった旨を確認。
どうにもこうにもワクワクして来る訳です。
気持ちが止まらない感じな訳です。

文字通りファーストフードを求めていたので、
自分の興味との折衷を鑑みた上で、
名古屋駅麺通りのお世話になる事にしました。
行きたかった「つけ麺・寅」は定休日。
ワッシーさん、
mujyun@古さん、
酔っ払いくまさんらに、
色んなオススメラーメン店の情報を聞くも、
宿泊地から最短距離、
しかも駅付属と言う立地の良さ故に選択。

【 屋台つけ麺・普通盛り 】

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注文後、1分ほどで出て来る。
こうした太麺は7分越えが普通だと思うのだけれど、
やたらと早かった。
Twitterを開いて、
自分が見ていないTLの流れを追う前に、
既に到着していた。

流行した類のお味。

これで満足する訳がなく、
向かいのお店にそのまま入る。

【 和歌山らーめん・きのかわ軒 】
【 醤油とんこつらーめん 】

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「硬め」指定した、
こちらの一杯の方が、まだ提供時間に余裕があった。
濃度は薄いものの、
和歌山系の雰囲気が嬉しい。


さて。

胃を守るべく責務を果たしたので、
あとは目的地に向かうのみである。

今回の目的地は、
以前にお会いした事もあるし、
日本酒を置いてある店として知っている事もあったし、
いや、何よりも、
Twitterでの「つぶやき」に興味を持って、
どうしてもこのお店を選びたかったのです。
最寄り駅は「今池」、立ち飲み屋さんです。

【 立ち飲みBAR みーま 】
( http://www.tebakara.com/ )

Twitterアカウントは「tatinomibar」です。
このつぶやき、テイスティングメモが詳細であり、
非常に参考になる訳で。

地図を頼りに向かう中、
おそらくはここを曲がればあるはずだ!
そう思って撮影した1枚。

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【 立ち飲みBAR みーま 】

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これまで「立ち飲み屋」さんと言うと、
松本で言えば「8オンス」にしか行った事がなく、
あのお店はスタイリッシュで、
人情系雰囲気が同居する、
とても素敵なスタンド・バーであるが、
「立ち飲み」と言うだけで、
どうしても大衆酒場的な雰囲気をイメージしてしまいます。

訪れた「みーま」は、
とても洒落ていて良い雰囲気。
その後の所作…
500円を握り締め、お酒を注文するのは、
間違いないく、穿った見方の「立ち飲み屋」さんと、
なんら変わらない行動なのだけれど、
とても良い時間を過ごす事が出来ました。

【 富山・勝駒・純米生 】

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カウンターには既に何人かいらしていて、
奥にMASAさんがいるのを見つけます。
出張時には「マルア」の情報をもらったりした、
(これがなければ、
 「孝の司」を松本で飲む事は出来なかったろう)
名古屋、素晴らしい日本酒呑みさん方のおひとり。

お隣にお邪魔して、
直近のツイートで気になっていた「勝駒」から、
お願いすることにします。

久し振りに…
…勝駒、そう言えば、日本酒を飲み始めたころ、
本に載っているものを買い漁っていた頃に手に入れた、
大吟醸「特吟」しか飲んだ事がないかも知れない事に、
今、気付きました。

万能な味わい。
香、甘味、キレ、厚味、
それぞれたっぷりのボリューム感を背景に存在していて、
1杯目にしては強いのかも知れないけれど、
それでも嫌味のない、
初手でも戸惑う事がない持ち味。

【 いかの塩辛 】

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酒肴としてお願いした
いかの塩辛、そのものも美味しいけれど、
「勝駒」や、続く「房島屋」と合わせると、
なお一層の美味しさがありました。

続いて、ワッシーさんが到着。
こうして一緒に飲んでくれる人がいると、
飲んでくださる方が来てくれる、
繋がっている、
名古屋の日本酒呑みの和を感じないではいられません。

【 岐阜・房島屋・純米無濾過生原酒“6号酵母” 】

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Twitter上で、飲んで一言「うまーい!」…と書いた、
「適熟」を感じさせる1杯でした。
「勝駒」も良い熟れ具合だと思うけれど、
双方の「熟れ」の雰囲気は次元が違っていて、
イメージなのか、
海産物などの潮のイメージをさせる勝駒と、
ナチュラルに盛り上がって来た、
山と清流、ミネラル、エネルギーのイメージを起こす、
「房島屋」と。

【 茨城・武勇・純米本生“山田錦” 】

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続いてお願いした日本酒は「武勇」…
春に行われる関東信越国税局の利き酒会に足を運ばなくなって2年ほど。
ほとんどが、あの試飲会でのみ触れるイメージで、
あまり飲む機会がないから、ここでこそ!
…とお願いしました。
キレのある感覚が記憶に残っていて、
鋭利な刃物と言うよりも、味わいの凄みもあって、
山田錦が持つバランスの底上げもあって、
山男が持つ柄の長い刃物の様なイメージ。

ところで、
カウンターの向こう側、
L字カウンターの端にいる僕なのだけれど、
対岸に「なんだか見たことがある」方をお見受けします。
耳に入ってくる文言にも、Twitter関連の内容があり、
「なんだか見たことがある」と思うのは、
初めて入るこの「立ち飲みBARみーま」では、
デジャブにしても、なんだか不思議な感覚。

ふと「いま、何時だろう」と思い、
ケータイを開いて、Twitterをチェック。

フォローしている「tomo20030628」さんが掲載している写真、

なんだかすっごく見たことがある写真でした。

―――いや、まさに今「みーま」にいますよね?

既視感はそれもそのはず、
僕が見ていた角度は、
おぐしにお顔が適度に隠れたその角度は、
Twitter上の「tomo20030628」のアイコン画像そのもの!

そして、ネット上で会話をすると言う不思議な邂逅に発展しました!

立ち飲みって、
こうした縁の浮かぶ雰囲気だから良いんですよね。

MASAさんがいて、ワッシーさんがいて、
ネットでしかお知り合いでなかった、
tomo20030628さんにお会いし、
それぞれにお知り合いの方も、カウンターを埋めていて。

日本酒を飲んでいる和やかな雰囲気。
これが実に嬉しいんです。

【 福井・梵・“特醸”純米・磨き五割八分 】

Cimg1736

続いて僕がお願いしたのは福井県の「梵」!
これはワッシーさんに、
mixiあしあとキリ番30000人目記念にご馳走してもらいました!
感謝!
踏んだ時期は結構前の事だったけれど、
こうして実現してもらったのは、本当に嬉しい事でした。

「梵」は柔和な雰囲気。
仏像様のあのツルンとした頬を思い浮かべるような、
穏やかで柔和、されど旨い酒。

【 自家製チキンハム 】

Cimg1737

次にいつ来る事が出来るか分からないので、
酒肴もいろいろチェック。
こう言う時に「自家製」と言う言葉は惹かれるものがあります。

「房島屋」が空になり、
その場、即座に新しい日本酒がメニュウに加わりました。

Cimg1740

それまで「房島屋」があった場所に入ったのは、
「三芳菊」!
もちろん、こぞって注文する訳です。

【 徳島・三芳菊・等外播州山田錦無濾過生原酒“壱” 】

Cimg1739

三芳菊の香は、
僕にとって、
とてもパイナップルを想起させてくれるものです。
飲むと酸を感じますが、
この酸も実に旨く感じられる酸。
甘い香と程好い酸味、バランス!
三芳菊らしさ全開で、すごく気に入りました!

【 岐阜・玉柏・純米 】

Cimg1741

続いて、見慣れない銘柄「玉柏」を。
岐阜のお酒が長野に入って来る事も少ない気がします。
台風をも跳ね除けるアルプスを越えねばなりません。
以前、
岐阜県瑞浪の「中島醸造」に赴いた際、
セントラルライナーに乗りましたが、
これも岐阜と名古屋を繋ぐ電車だったはず。
比較的、名古屋で岐阜の日本酒は、
手に入りやすいのではないでしょうか。

この後、
ツイッターで紹介されていた、
勝駒の燗もお願いしました。
その燗の方法は湯煎に違いないですが、
自分にはとても革新的に見えました!
「なるほど!」
…と言った感じ。
紹介されていた蜂蜜様の香、よく分かりました!
味わいの甘味と、
通りの良い、喉に心地好い甘味、
蜂蜜をお湯に溶かした様な香。
とても美味しく頂く事が出来ました。



ワッシーさん、MASAさん曰く、
「悪魔からの呼び出しだ!」と言う事で、
次なるお店。
「悪魔とはなんぞや?」と思いながら、
次なるお店。

タクシーで移動しますが、
タクシーでほんのちょっとの距離に、
また日本酒BARなんてあるのかな…
…と思っていました。
居酒屋風なのかな、とか色んな憶測が浮かびます。

Cimg1742

悪魔さんの存在を確認されるMASAさん。

Cimg1743

お店の名前は「○五二」と言う様で、
何かの符号か?暗号なのか…?と思います。

【 日本酒BAR THE酒 ○五二 】
( http://www.katy.jp/thesake052/ )

答えはたぶん愛知県を知っている方、
名古屋を知っている方なら簡単なんですね。

先に飲んでいらしたさゆりさん、
ご主人のジョクさんは後からおいででした。
そして、松本の「厨十兵衛」でお見かけした日もあり、
また東京の試飲会などでお会いする、
名古屋の素敵な飲み手のおひとり粂川さんも登場です。
ここでも名古屋の飲み手さんの繋がりがありました。

【 愛知・長珍・純米大吟醸“禄” 】
【 埼玉・琵琶のさざ浪・純米無濾過手詰め中取り 】

Cimg1744

とんとんと、カウンターに並べられる日本酒。
今、あるものを出して頂いた様子。
久し振りに見かける「長珍・禄」を頼まずにはいられません。
以前、くま@牛乳さんとも一緒に行き、
名古屋酒飲みの皆さんともお会いした、
利き酒イベント、
新聞紙系の長珍も美味しかったし、
この「禄」も記憶に残る味わいでした。

酒器は錫製のもので、持つとひんやり。
小ぶりながら、適度な、
手に収まりの良い重みがあり、良い呑み心地です。

【 牧場の焼カマンベール 】

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隣に座ったワッシーさんから酒肴を頂きつつ、
写真に残る焼きカマンベール。
これもすごく美味しかったです。

Cimg1752

奥に見えるボトル「日高見」は、粂川さんがお願いしたもの。

このあたり、かなり記憶が薄くなっています。
楽しく美味しく日本酒を飲んで飲んで…の夜!


「義侠」の熟成酒があると聞き、
「○五二」を後にして、
粂川さんに連れて行ってもらったお店は、
「まほらま」と言うお店。
夜風が快い中を歩いて到着です。

Cimg1753

ただし、この日「まほらま」さんはお休みでした。
でも、それでも思った事は、
「まだ、日本酒を飲ませる店があるんだ!」
と言うこと。
そりゃあ長野よりもずっと都会だし、
人口もある訳だし、分かる、分かるけれど、驚く。
お店がある、と言う事は日本酒人口があると言う事で、
「sake nagoya」の活動も耳にする訳で、
その日本酒の広まりが羨ましく思い、
また松本でも、その光が見えて来ている今に、
こうした飲み手さんの繋がりや、
日本酒を飲ませてくれるお店の存在を、

―― もちろん松本にも誇りに思う日本酒居酒屋があります ――

羨ましかったり憧れたりするけれど、
それ以上に、
同じ日本酒が好きな人がいっぱいいる!
…そう感じ取れる空気、今日の飲みがあることに、
幸せを感じていました。

Cimg1755

「きれいだなぁ」と酔っ払いながら撮影した1枚。
現在地不明の自分。
粂川さんに駅のホームまで送ってもらい、
名古屋駅に戻ってきました。



とても楽しく名古屋で日本酒を楽しんだ夜!
当日お会いした皆々様、
本当にありがとうございました!

次はいつになるか分からないけれど、
Ykさんを連れて、遊びに行きます!



楽しさとは、全てに於いて無敵の原動力となる。

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