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2010年11月7日 - 2010年11月13日

2010年11月 8日 (月)

【二五五酒総覧_6】長野酒メッセin長野まとめ!(2010年10月14日)


長野酒メッセin長野、記録記第6弾!

今回は「まとめ」として、
☆3.8以上のお酒のピックアップと、様々思うこと。
そして、11月3日から松本発、
1年の期間を用意してスタートした日本酒のイベントを書きます。

【 長野酒メッセ in 長野 / ホテルメトロポリタン長野 】

Cimg2112

今回、試飲リストは、
全て試飲して行った順に記録しました。
その中で、お気に入り度数が高かったものが以下。

【 ☆3.8以上 】

2:☆3.8:岩清水“滴山”・純米・無濾過瓶火入れ
9:☆3.8:旭の出乃勢正宗・純米
27:☆3.8:金蘭黒部“特撰”・大吟醸原酒
55:☆3.8:黒松仙醸“だるま市しぼり”・純米・秋あがり
59:☆3.8:井の頭・純米吟醸
62:☆3.8:信濃鶴・特別純米
67:☆3.8:若緑・大吟醸
73:☆3.8:神渡・純米大吟醸
88:☆3.8:本金“特吟”・特別吟醸
103:☆3.8:七笑(金ラベル)・大吟醸
105:☆3.8:七笑“木曽の米から造った純米酒”・純米“美山錦”
110:☆3.8:木曽路“大寒仕込み”・特別純米ひやおろし
116:☆3.8:木曽路“十五代九郎右衛門”・特別純米・9号酵母
133:☆3.8:黒澤・生もと特別純米
146:☆3.8:深山桜・大吟醸
165:☆3.8:松尾“松乃尾”金賞受賞酒・純米大吟醸21BY
167:☆3.8:松尾・金賞受賞酒おりがらみ・純米大吟醸21BY
174:☆3.8:笑亀“嘉根満”・純米・無濾過生原酒20BY
176:☆3.8:美寿々“みすず”・特別純米・無濾過生
178:☆3.8:大信州“仕込み四十四号”・純米大吟醸
179:☆3.8:大信州“秋の純吟”・純米吟醸
180:☆3.8:大信州・純米大吟醸ひやおろし“金紋錦”
182:☆3.8:川中島幻舞・吟醸・無濾過生原酒
241:☆3.8:本金“太一”・本醸造
242:☆3.8:本金・純米原酒ひやおろし

183:☆3.8↑:川中島幻舞・純米大吟醸・1度火入れ
211:☆3.8↑:亀の海(黒ラベル)・大吟醸

【 ☆3.9以上 】

49:☆3.9:今錦・大吟醸原酒
58:☆3.9:井の頭・大吟醸
61:☆3.9:信濃鶴“金賞受賞酒”・純米大吟醸
80:☆3.9:高天“特別大吟”・大吟醸
95:☆3.9:舞姫・純米大吟醸“雄町”

【 ☆4.0以上 】

53:☆4.0:黒松仙醸“松治郎”・大吟醸・無濾過原酒

94:☆4.1:舞姫“斗瓶囲い”・大吟醸“山田錦”

☆3.9以上は、
それぞれ蔵元の最高峰である場合が多いです。
☆3.8も同様の傾向が見られますが、
そこに値段差だって果てしない、
日常酒、日常から少し贅沢なお酒などが混ざります。

曰く、
特に良い造りを目指し、
蔵の威信を賭して醸した大吟醸、
郷土、人に愛飲されるべく生まれた日常酒、
“飲まれるべき”…蔵元の気持ちに差はないはず、
けれど、
原料や手間隙によって、
値段には差として反映される事でしょう。

美味しく尊ばれるべき大吟醸は、
レッドカーペットの上を統べる存在かも知れない。
けれど、
その上位階級に、
(たいへん素晴らしい事に)牙を剥く、
戦場を切り抜けて来た美味しい日本酒に、
すごく興味があります。
それを知りたくて、
もっと自分を美味しくしたくて、こうした点数付けをしています。

大吟醸は素晴らしい!
日常酒だって、とても素晴らしい!

【 ☆3.8&3.7以上 - 大吟醸 】

そこで、このリストアップ!
☆3.8、次点☆3.7から、
大吟醸、純米大吟醸を抜いたリストになります。

これらはつまり、僕が注目すべき蔵元さんと言うこと。
その蔵の一滴が、僕を幸せにしてくれる可能性が、
特に強いと言うことなのです。

ここでは蔵元名を抜粋。

中野&飯山・「岩清水」、「旭の出乃勢正宗」、「水尾」、

長野・「川中島幻舞」、「本老の松」、「松尾」、
   「米川正宗・豊賀」、「若緑」、「オバステ正宗」、

松本&塩尻・「笹の誉」、「大信州」、「美寿々」、「笑亀」、

大町・「北安大国」、

佐久&上田・「澤の花」、「亀の海」、「信州銘醸」、
      「芙蓉」、「黒澤」、「深山桜」、

諏訪・「舞姫」、「神渡・豊香」、「本金」、「高天」、

木曽・「中乗さん」、「木曽路」、「七笑」、

伊那&駒ヶ根・「信濃錦」、「井の頭」、
       「黒松仙醸」、「信濃鶴」、「夜明け前」、

見ると、どの蔵も気になっている蔵元さんばかり!
こうした時、
自分にとっての試飲リストの意義を感じないではいられません。

松本日本酒居酒屋「厨十兵衛」のIdさんと
会場内で落ち合った時の一言が、印象に残っています。
そして、それは自分にも置き換えられる。
「信州SAKEカントリーツーリズム」上で買う日本酒は、
スタンプラリーのためもあって、
1000円ちょっとのものを買っています。
「すごく飲みたいか?」と問われると、
「ほどほど」と言う気持ちが正直なところ。

「すごく飲みたい」ものは、もっと他にもあります。
「亀の海」の項に書いてあった大吟醸もそうだし、
蔵元にはもっともっと良い品質を求めた日本酒があります。
蔵元、もしくは特約店、販売店がその酒を注目している場合でないと、
なかなか手に入らない。手に入らないから知り得ない。

「おすすめは?」と聞くと、
だいたいが「純米」と言って出して頂ける。
比較的安価で手に取りやすく、
むしろ長野酒メッセ会場外の、
おみやげコーナーで販売しているものだったりもする。

「おすすめは?」

その言葉の中に、僕らが思うもの、
売る側の蔵元さんが思うもの、それはちょっと違うのかも。
僕らが思うものが個人個人で様々でバラバラだからこそ、
そうなってしまうのは分かるけれど、
その差異は、引っかかるものがあります。

僕が「おすすめは?」と尋ねたとき、
「これを飲まないと死んだとき後悔するよ!」
…くらいの気持ちで出して欲しいと思っています。
今回で言えば「芙蓉」の吟醸の出し方はとても素敵。
「これをこの温度で飲んで欲しい!知って欲しい!」
それが伝わりました。

推測であるけれど、
Idさんであれば、
お店で使いたいと思う、いろんな人に飲んで欲しいと思う、
自分の料理と合わせたいと思う、
そうした意味で、
長野酒メッセで日本酒を試しているのかな…と思った時、
会場では、
適する日本酒が出され難いのではないか…
…と、僕は少し思い当たるのです。

蔵元さんのオススメ、
安価であり、買ってもらいやすいもの、
手に取りやすいもの、蔵を知ってもらいやすいもの。
そんなボトルが推されやすい印象を受けます。
安価でないと売れない、
それは商売の基本であるけれど、
嗜好品である日本酒においては、
「ちょっと贅沢」が通用する世界だと思います。

僕が日本酒居酒屋に行き、
例えば「厨十兵衛」に行き、
お願いしたい日本酒は、まさにそんな日本酒です。
自分で買うには種類が多過ぎる、
楽しみ尽くせない、
だからこそ、日本酒居酒屋を大切にしたい。
実際に「プレミアム・モルツ」あたりから始まった、
ビールの世界観も、通じるものがある気がします。

純米大吟醸や大吟醸と、
純米、本醸造の中間だから、
純米吟醸がもっと美味しくなると良い?
それも違う。
確かに地酒の殿堂・東京「小山商店」においても、
PB系で純米吟醸が多くあり、そして高品質で、
売れ筋に違いはないけれど、
だからこそ楽しみたい理由にはならない。

日本酒は低迷していると言われているけれど、
低迷していても、
自身が精魂込めて醸した日本酒ならば、
もっと自信を持って良いのかも知れません。

値上げをしろとか、
普通酒を造らずに純米吟醸以上を造れとか、
そう言う事ではなくて、
そう言う自信ではなくて、
なんだろな、
自分のお酒をちゃんと好きでいて、
ちゃんと伝えたいと思っていて、
こうして飲んで欲しいとわがままでもあって、
それは分け隔てなく、
大吟醸のここが好き、
普通酒のここが好き、こう合わせて欲しいんだ!
そうして伝えて欲しいです!

そんな気合の入った日本酒を僕は飲みたい。
僕は出会いたいと思います。

これは酒屋さんにも言えること。
情熱溢れる酒屋さんに出会うと、
日本酒のボトルが並ぶお店の中が、
宝石箱の様に感じます。
僕はそうした酒屋さんに運良く出会う事が出来ていて、
素晴らしい出会いを感じています。

長々とつらつらと書きました。
自分は年に何本も買う訳でも無いし、
好きで、ちょっとずつ飲んでいる程度なので、
思っても、
何の説得力も無いイチ市民なので、
こうした事を書くのはおこがましいことだけれど、
ひとつ、
書き残しておこうと思います。


誰かおじさまが言っていました。
長野酒メッセについて。

「こんなもん、大吟醸をたらふく飲む会なんだよ!」

酔っていたのか、酔い潰れそうだったのか、
それも分からないけれど、
とても勿体無い…と思った。
大吟醸を知るのも良いけれど、
蔵元さんの酒造りを知る事が出来る良い機会じゃないか。
大吟醸からレギュラー酒まで、
雁首揃える瓶を「さぁ、どうぞ」と、
両手を広げて迎え入れてくれるかいじゃあないですか。

蔵元さんの顔もひとりひとり違うけれど、
お酒もどの蔵元さん、一滴たりとも同じではないです。
一生懸命、醸して生まれた日本酒なんです。

試飲点数を多くしたいがために、
僕は脇目も振らず試飲していた訳だけれど、
でも、これも勿体無い!

日本酒はもっと美味しく飲まれてこそ本望!
ゆっくり飲みたいものじゃないですか。

松本駅前「風林火山」が主催する、
このイベント、
長野県の地酒を愛する店主さん発案の、
長野県の地酒と、店と、味と、人を育むイベントだと思います。

「 信州の地酒スタンプラリー 」
( 公式HP: http://www.matsuaz.com/zizake/ )

参加店舗にある長野県の地酒を楽しんで、
スタンプを集めて、
長野県の日本酒をもっともっと好きになりましょう!

長野の地酒を長野の食で味わう素晴らしい機会!

11月3日からスタート!
(つまり、すでに開催中!)
情報は随時、公式HPにてお知らせがある模様です。


今、僕は長野の日本酒が大好きです。

だからこそ、
Ykさんとふたりで、
「信州SAKEカントリーツーリズム」に参加し、
各蔵元を巡り、旅をしています

長野県の日本酒は今、盛り上がって来ていると感じます。
僕は僕が大好きな長野の日本酒を、
ブログを通して、
「酒 宗夜」を通して、書いて行く事が出来たら、と思います。

よろしくお願いします!


【 2008年の記録 】

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(1)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230120081016in-.html )

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(2)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230220081016in-.html )

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(3)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230320081016in-.html )

2007年、2006年、2005年の記録は「mixi」上にアップしてあったりします。

【 2010年の記録 】

【二五五酒総覧_1】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/_1in20101014-39.html )

【二五五酒総覧_2】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/_2in20101014-2d.html )

【二五五酒総覧_3】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/_3in20101014-78.html )

【二五五酒総覧_4】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/_4in20101014-df.html )

【二五五酒総覧_5】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/_5in20101014-ee.html )

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2010年11月 7日 (日)

【二五五酒総覧_5】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)


長野酒メッセin長野、試飲リスト第5弾!

登場する蔵元さんは、

【 No.57 / 大澤酒造 / 佐久市茂田井 】
【 No.58 / 千曲錦酒造 / 佐久 】
【 No.59 / 大塚酒造 / 小諸 】
【 No.60 / 土屋酒造店 / 佐久 】
【 No.61 / 武重本家酒造 / 佐久市茂田井 】
【 No.62 / 松葉屋本店 / 小布施 】
【 No.63 / 遠藤酒造場 / 須坂 】
【 No.64 / 松葉屋 / 須坂 】
【 No.65 / 尾澤酒造場 / 信州新町 】
【 No.66 / 山清酒造 / 筑北 】
【 No.67 / EH酒造 / 安曇野 】
【 No.68 / 丸永酒造場 / 塩尻 】
【 No.69 / 善哉酒造 / 松本 】
【 No.70 / 岩波酒造 / 松本 】

…の14場です!


【 2008年の記録 】

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(1)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230120081016in-.html )

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(2)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230220081016in-.html )

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(3)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230320081016in-.html )

2007年、2006年、2005年の記録は「mixi」上にアップしてあったりします。

【 重要!感想リストについての注意事項 】

以下、全て得点は僕が勝手に付けたもので、
勝手に思った印象で、何の説得力もないと思って頂きたいです。

僕が良い評価をしたものは、
誰かの大の苦手であるかも知れないし、
僕が良くない評価をしたものが、
誰かの一生の友になるかも知れないし、
全て自身で口にするまで、未知数であります。

自分の中のお気に入りを知るために記録を取っています。

たぶん、同じことを違う日にしたら違う結果になるでしょうし、
試飲の順番によっても大きく差が出る事と感じます。

ただの一覧、
けして絶対評価でない事をご承知置き下さいませ。

☆5.0満点にて付けていきます。
☆5.0が良い方向、
☆1.0が苦手な方向、
基本☆3.5とし、
そこから0.1刻みにて点数付け。
☆4.0以上、☆3.0以下は、
あまり付けない様にしてリストを作って行きました。


【 長野酒メッセ in 長野 / ホテルメトロポリタン長野 】

Cimg2112

【 No.57 / 大澤酒造 / 佐久市茂田井 】

202:☆3.5:大澤“明鏡止水・垂水”・純米・槽しぼり
柔らかで酸があり、バランスが良い。上手

203:☆3.5:大澤“明鏡止水”・純米吟醸
まろみがあり、ハリがあり、酸が生きている印象

204:☆3.6:大澤“明鏡止水”・大吟醸
甘味あり、↑より薄く…と言うか綺麗に感じられる

少なくとも2008年の段階では、
特約店系の銘柄「明鏡止水」は、
「長野酒メッセ」に登場せず、
「信濃のかたりべ」や「大吉野」などの、
地元銘柄を並べていたと思います。
今年は加えて「明鏡止水」もありました。
全国的には「明鏡止水」の方が
名が知られている印象がありますから、
より県内に浸透するためにも、
こうして試飲できたのは良かったです。

そして、やはり高品質。
11月3日の城下町酒楽まつりでは、
信州SAKEカントリーツーリズムで立ち寄った際、
お世話になり、
続く「職人館」での出来事をご報告でき、良かったです。

【 No.58 / 千曲錦酒造 / 佐久 】

205:☆3.6:千曲錦“帰山・参番”・純米吟醸・低温熟成
ヨーグルトの香に酸っぱさが強い。個性の酒。バランスは良い

206:☆3.4:千曲錦・特別純米ひやおろし
やや薄味。米味ほのか。バランスは良いが、ハリ少なめ

207:☆3.6:千曲錦“吉田屋治助”・大吟醸・無濾過生原酒
やや熟れ味。味はのんびりとした感じ。バランス良く特徴は少なめ

205番を何の気なしに飲んでみて、
酸の具合、天上天下唯一の個性を思い出しました。
「帰山」のこの味わいは、強烈な個性!
もちろん「千曲錦」銘柄のスタンダード、
万人向けの味わいも醸しながらの勝負酒。
蔵元を囲む会が、
本当に全ラインナップ並ぶのであれば、
(蛙さんから普通酒、リヴァンあたりまで)
遠くまでも行ってみたいと思います。
その時は某所冷蔵庫奥にある、
何年ものかも分からない
「吉田屋治助」を買って行ってみたいものです。

【 No.59 / 大塚酒造 / 小諸 】

208:☆3.2:浅間嶽・大吟醸
兎の背中の匂い

209:☆3.2:浅間嶽・特別純米
苦手な匂いで、味も同様の構成を辿る。蒸れた感じ

210:☆3.2:浅間嶽“弁天の泉”・本醸造
渋さで造られたバランス、均一性。3種、差をあまり感じない

【 No.60 / 土屋酒造店 / 佐久 】

211:☆3.8↑:亀の海(黒ラベル)・大吟醸
美味しい。バランス、厚み、芳しさが揃っている

212:☆3.6:亀の海・純米吟醸
やや渋く感じられるが、軽めで中量級で整えられた全体が良い

213:☆3.7:亀の海・特別純米
良い酸があって、ハリを生む。上手

214:☆3.5:亀の海“夕やけ小やけ”・特別純米
ふっくらした感覚と背中にやや渋さがあり、ややもたつく

信州SAKEカントリーツーリズムで赴いた頃、
ちょうど大吟醸生を売り出し始めた頃で、
「あぁ、亀の海の大吟醸って美味しいんだよなぁ」と思いつつ、
冷蔵設備を車に準備していなかったので、
「今回は止めておこう」…と買わなかった訳ですが、
すごく後悔しています。今。
211番に然り、やっぱり美味しいです。
4合瓶で、確か中取り生のスペックだった様な。
おあー。
全体的な酒質の良さが光る蔵元さんだと思っています。

【 No.61 / 武重本家酒造 / 佐久市茂田井 】

215:☆3.4:御園竹“牧水”・生もと純米
田舎系香味がありつつ、バランスがあって味まったりこってり

216:☆3.4:御園竹“旨口”・山廃普通酒
↑よりあっさり感じつつ、マイナス成分が少なく、平坦

武重本家酒造も個性溢れる蔵元さんですよね。
非常に強い、パワフル、ストロング、特濃の造り。
県内で有名な濁酒の一角「十二六」は、
知る人ぞ知ると言う感じがします。
思うに、金蘭黒部「賢人」が、
どぶろく系2大巨頭で、
にごり酒系だと「木曽のかけはし・杣酒」や、
「川中島幻舞・川中島」あたりが、名の知れたイメージ。
試飲した2種類の他も燗酒の用意もしてありました。
更なる、まったりこってりワールド。
蔵開きもいつか行ってみたいものです。

【 No.62 / 松葉屋本店 / 小布施 】

217:☆3.4:北信流・純米大吟醸・生
酸味少し。当たり障りなく上手であるが、何もない感じも

218:☆3.3:北信流・特別本醸造
田舎系香味と酸い感覚。アルコール的な雰囲気

219:☆3.6:北信流・大吟醸原酒
メロンみたいな香。甘く美味しいけれど、もう少し香があると好き

こちらも信州SAKEカントリーツーリズムで、
蔵元に行ってみて思ったのは、
僕が知っていた「北信流」ではなく、
「本吉乃川」が店頭に多く見受けられると言うこと。
今回の酒メッセブース上でも「北信流」が主体でした。
蔵に直接行き、知ることが出来たことでした。
レジカウンター横で試飲の対応もして頂き、
流石の観光地「小布施」に蔵を構えていると感じさせるものでした。

【 No.63 / 遠藤酒造場 / 須坂 】

220:☆3.5:渓流・純米吟醸
まったりまろやか旨味。少し辛味が残る

221:☆3.4:渓流・大吟醸
うっすら、まろやかさは常温故か。お酒っぽい味

222:☆3.4:渓流・純米
味あり。旨味乗りつつ、↑2種と同傾向を辿る

後半の凄まじい混みが始まりだした頃、
試飲をめげたくなるくらい混んでいました。
テレビCMも放映していますし、
とにかく大人気。
社長さんの「はーい、大吟醸欲しい人~!」
「わー!」と猪口が差し出される光景は、
なんと言うか酒宴の様相ですよね。

もっと空いていれば、
蔵元店頭に書いてあった
「創業元治元年・日本一番小さい酒蔵」の意味を
聞いてみたかったのですが。

【 No.64 / 松葉屋 / 須坂 】

223:☆3.7:臥山龍・大吟醸
まろやかさ。香はないが、この冷温で飲むことに向く。良い

224:☆3.4:臥山龍“四阿山おろし”・普通酒・原酒生
栗香系。まったり、常温で味がすごく出ている。酸もあるが…

【 No.65 / 尾澤酒造場 / 信州新町 】

225:☆3.5:美寿々錦“十九”・純米吟醸
酸あり、ハリもあるが、当たり障りない雰囲気。水の味

226:☆3.6:美寿々錦“十九”・純米吟醸・無濾過生原酒
甘味あり、ハリあり、強さあるが、前に出て来る部分が少なめ

225番と226番で酵母違いなのだそうです。
香味が違うと言う話の流れから。
酵母は非公開の方針である事を忘れて、
「酵母はなんですか?」と聞いてしまいました。失敗。

【 No.66 / 山清酒造 / 筑北 】

227:☆3.4:山清“山崎忠右衛門”・大吟醸原酒
苦味。苦手な雰囲気

228:☆3.3:山清・純米吟醸
冷え過ぎに感じる。冷たい感触だけメモに残る

今回、入り口から先ず見える蔵元位置となりました。
2008年は「佐久の花酒造」だったと思います。
松本で開かれるイベントで、
よくお見掛けする蔵元さんなので、試飲点数は2点に留めました。

【 No.67 / EH酒造 / 安曇野 】

229:☆3.7:酔園“鬼かん”・大吟醸
大吟醸系の味わいだが、やや締りがないか

230:☆2.5:酔園“幻の酒ブルー”・純米吟醸
たくあんを噛み締めた味。たくあんの漬け汁みたいな

231:☆3.0:信濃乃国・酔園・普通酒
何もない。酸い感じはアルコールからか?力なく、クセもない

【 No.68 / 丸永酒造場 / 塩尻 】

232:☆3.3:高波・純米大吟醸ひやおろし
身が少し薄く感じる。その分、苦味が感じ取れる

233:☆3.4:高波・大吟醸原酒
香少なめで、やや渋く感じる。
前に伸びてくる雰囲気が少なめ

234:☆3.2:高波・本醸造
田舎系香味。余韻に辛味が残る

「高波」と「善哉」の試飲について、
後日、11月3日と比べると、大きく差があります。
連続試飲の疲れもあったのだろうし、
11月3日の美味しい評価こそ本来と言う感じがします。
特に後日、
232番、233番は美味しく頂きました!

【 No.69 / 善哉酒造 / 松本 】

235:☆3.5:女鳥羽の泉(善哉)・大吟醸原酒
ほの甘く噛む度、強く感じる。アルコールの上質なイメージ

236:☆3.6↑:女鳥羽の泉(善哉)・純米原酒
セメダイン系香味。
良いハリで味が乗って落ち着いた感覚。口中ではやや辛い

【 No.70 / 岩波酒造 / 松本 】

237:☆3.4:岩波・純米吟醸・無濾過生原酒
熟成香。抹茶塩みたいなイメージ。
味は思いのほか軽い。残りはやや甘みあり

238:☆3.4:岩波・大吟醸
硬い。香も感じにくい。何もない感じで、アルコールの雰囲気

松本の蔵元さんは11月3日に試飲できるはず…
…と言う訳で試飲数は少なめ。
結局、「岩波」さんは参加されていませんでした。
残念。


以上で、参加全70場を走破する事が出来ました。

あとはブースの混み具合などと相談しつつ、
まったりと回る……
……にしても、18時過ぎの会場は、凄まじい混みっぷり。
聞けば、今年は2300人の入場者数だった様子。

参加していない蔵元さんも結構いますよね。
上田の月吉野さん、
池田町の福源さん、
長野の雲山さん、
奈良井宿の杉の森さん、
長野の信濃盛さん、
松代の海津桜さん、
上田の真田六文銭さん、
上田の天法さん、
茅野のダイヤ菊さん…
今回だけの所や例年参加されない所と様々ですが、
自分はそれぞれ試飲してみたいので、
来年の参加を望みたいです。

【  2 周 目  】

239:☆3.6:岩清水“五割麹”・特別純米18BY
苦味を拾う。しかし後半に甘味がグンと伸びる。
この熟成期間ではあまり変化していないか…?

240:☆3.6↑:岩清水・特別純米20BY
良い。バランスあり、強く上手。酸が少し。
上野さんの料理を食べたい

241:☆3.8:本金“太一”・本醸造
やはり好み。アルコールは感じるがコク、旨味、良い味

242:☆3.8:本金・純米原酒ひやおろし
比べて辛味が強くなった感じ。
パワーあって、「太一」と肩を並べられる

243:☆3.6:神渡“旨口”・純米原酒
旨味ある強さ。アルコール系の辛味を感じる

244:☆3.7:神渡“豊香”・辛口吟醸
良い。このハリある雰囲気良い。バランスがあり、キラキラ緑色の香

245:☆3.7:神渡“豊香”・純米秋あがり
旨味は強いが、しっとり落としている。温度帯を変えても楽しめそうだ

246:☆3.6:神渡“豊香”・純米・生原酒
ふくらませて、甘味を出させる感覚。厚味を感じる

247:☆3.5:川中島幻舞“川中島”・辛口純米
甘味あり、辛く感じる。
あっさりした部分もあり、冷えて飲んだ方が適温なのかなぁ

248:☆3.5↓:川中島幻舞“桂正宗”・普通酒
↑より、こちらの方が好みである。甘味とふっくらさと

249:☆3.6:笹の誉・大吟醸袋吊るし
稲、酒の香。ザックリした感覚。冷やして飲んでみたい

250:☆3.5:本老の松“辛口”・普通酒
酸の味もするが上手に仕上げてある感じ。丸みと辛味が相反して存在

251:☆3.4:米川正宗“豊賀”・特別純米ひやおろし
常温だと昔の秋を思い出させる味。トップノートから苦味を拾う

252:☆3.4:松尾“戸隠・錦”・特別純米
ミルク、塩、スルッと入るがぶぁっと味が出る

253:☆3.6:松尾“松牡丹”・純米大吟醸
少しかすれた感じもするけれど、良い。上手に香は控えめでバランスあり

254:☆3.6:勢正宗・本醸造・もち米4段仕込み
一段上の本醸造。
ほんのりあたたかみがあり、美味しい。余韻が少し常温田舎酒っぽい

255:☆3.6↑:勢正宗・普通酒
甘くクリーミー。丸くてアルコールの少なさを感じる

今年は「勢正宗」でフィニッシュとなりました。
閉場30分ほど前に帰りました。
途中、県知事さんが挨拶している最中も
全く脇目を振らずの試飲で、
自分がどれだけ馬鹿なのかと、
ゲッペルさんが見下ろしていたりもしましたが、
いろんな蔵元さんの味を知る事が出来、
とても満足しております。

次回は、
☆3.8以上の高得点銘柄のおさらいと総括、
お気に入り、気になったお酒をまとめたいと思います。

まだ続きます!

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