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2010年10月31日 - 2010年11月6日

2010年11月 6日 (土)

【二五五酒総覧_4】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)


長野酒メッセin長野、試飲リスト第4弾!

登場する蔵元さんは、

【 No.42 / 亀田屋酒造店 / 松本 】
【 No.43 / 笹井酒造 / 松本 】
【 No.44 / 東飯田酒造店 / 長野市篠ノ井 】
【 No.45 / 枡一市村酒造場 / 小布施 】
【 No.46 / 高沢酒造 / 小布施 】
【 No.47 / 高橋助作酒造店 / 信濃町 】
【 No.48 / 笑亀酒造 / 塩尻 】
【 No.49 / 美寿々酒造 / 塩尻 】
【 No.50 / 大信州酒造 / 松本&長野市豊野 】
【 No.51 / 酒千蔵野 / 長野市川中島 】
【 No.52 / 西飯田酒造店 / 長野市篠ノ井 】
【 No.53 / 長野銘醸 / 千曲市 】
【 No.54 / 佐久の花酒造 / 佐久 】
【 No.55 / 伴野酒造 / 佐久 】
【 No.56 / 戸塚酒造店 / 佐久 】

…の15場です!


【 2008年の記録 】

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(1)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230120081016in-.html )

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(2)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230220081016in-.html )

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(3)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230320081016in-.html )

2007年、2006年、2005年の記録は「mixi」上にアップしてあったりします。

【 重要!感想リストについての注意事項 】

以下、全て得点は僕が勝手に付けたもので、
勝手に思った印象で、何の説得力もないと思って頂きたいです。

僕が良い評価をしたものは、
誰かの大の苦手であるかも知れないし、
僕が良くない評価をしたものが、
誰かの一生の友になるかも知れないし、
全て自身で口にするまで、未知数であります。

自分の中のお気に入りを知るために記録を取っています。

たぶん、同じことを違う日にしたら違う結果になるでしょうし、
試飲の順番によっても大きく差が出る事と感じます。

ただの一覧、
けして絶対評価でない事をご承知置き下さいませ。

☆5.0満点にて付けていきます。
☆5.0が良い方向、
☆1.0が苦手な方向、
基本☆3.5とし、
そこから0.1刻みにて点数付け。
☆4.0以上、☆3.0以下は、
あまり付けない様にしてリストを作って行きました。


【 長野酒メッセ in 長野 / ホテルメトロポリタン長野 】

Cimg2112

【 No.42 / 亀田屋酒造店 / 松本 】

150:☆3.6:アルプス正宗・大吟醸
ゆったり甘く、コク主体でなく、
舌に滑らかに絡む感じ、丸い分、フィニッシュ渋く感じる

151:☆3.0:アルプス正宗・純米大吟醸
苦手な香が多い。草を伏せたイメージ

第57回長野県清酒品評会、
首席優等賞受賞を知らせる新聞記事が、
ブースの前に誇らしげに飾ってありました。
近年、新しい杜氏さんに変わってから、
酒質の向上をお聞きする様になり、そして受賞…
…と言う流れ。
11月3日・城下町酒楽まつりにも参加されており、
ゆっくり試して来ました。
松本平の蔵元さんは、
そんな訳で2種類ずつ、他の地域より身近な分、
試飲点数少なめで回りました。
「アルプス正宗」も好きなのだけれど、
どちらかと言うと「亀の世」の方が性格が合う気がします。

【 No.43 / 笹井酒造 / 松本 】

152:☆3.7:笹の誉・純米吟醸・中取り
旨味あり、酸が残り、それが美味しい。
香は灰系の色合い、厚みあり、自分好みの力加減

153:☆3.7↑:笹の誉・純米・生原酒袋吊り
上手に伸びる旨味、これも好みの系統だ

そんな訳で、2種類の試飲。
「笹の誉」も「北安大国」に通じ、
旨みをちゃんと押し出してくる蔵元さんだと思います。
甘味や旨味の表現は、
実に長野県の日本酒らしく感じられます。
でも、
「北安大国」の甘味とはまた違う甘味。
この蔵の個性に惹かれます。

また、
ラベルには地元松本平の、
どこで収穫した米か書いてある場合が多く、
馴染みある地名に非常に強く親近感を覚えます。
今冬、蔵見学をお願いしたい蔵元さん。
11月3日の城下町酒楽まつりにて、
お願いしてきましたので、冬季蔵見学に行ってきます。

蔵から出て西を見れば、城山公園&アルプス公園が見える、
おそらく直線距離上、
我が実家最短距離の蔵元さん。
その造りを、とても良く知っておきたいです。

【 No.44 / 東飯田酒造店 / 長野市篠ノ井 】

154:☆3.7:本老の松“純”・純米
うん、旨い。厚みがあるがもたつかず、通りあり

155:☆3.7:本老の松・大吟醸
香は高めだが、少し薄く感じられる。甘みがほんのり

156:☆3.7:本老の松“松翠”・純米吟醸
バランスあり。水の良いイメージが浮かぶ。綺麗でキレよりも透明感の残りが良い

157:☆3.7↑:本老の松・普通酒・原酒生貯蔵
甘みあり、甘さとハリがあって良い

緑の法被の下に、純白と朱に染まるお召しもの。
夕刻からの参加とお伺いしておりましたが、
自分がブースに立ち寄った際、
ちょうど、登場されておりました。

ブログ「めしだ酒造店」のめしだ嬢とお会いしました。
( http://mesidamesi.blog41.fc2.com/ )
宣言通り、見事な巫女服。
長野酒メッセ会場に伝説を残した事でしょう!

初めてお会いする訳ですが、
自分も…特殊な格好で試飲を試みているので、
一目瞭然だった様です。
ペットボトルを吊り下げて、
手帳を常に開いたまま移動しているなんざ、
自分だけに違いありません。

先日、信州SAKEカントリーツーリズムで蔵に赴いた際には、
「どのお酒」と言うリクエストがなかったから、
157番を購入したのだけれど、
156番あたりは特に美味しい印象が残っています。
次に蔵に遊びに行く機会があれば、それを購入したいところ。

Cimg2115

初の「長野酒メッセ」であり、
最も人が混む…混み倒す魔の時間帯からの参加で、
さぞたいへんだったと思います。
そんな奮闘する背中を撮らせて頂きました。

【 No.45 / 枡一市村酒造場 / 小布施 】

158:☆3.3:枡一“スクウェア・ワン”・純米
苦手な普通酒の感覚

159:☆3.4:枡一“碧?軒”・純米大吟醸・生“雄町”
杉の香、冷温系のバランス、届き難いと言うか…スリガラスのイメージ

160:☆3.5:枡一“鴻山”・純米大吟醸・生“山田錦”
カニカマ香。平坦と言うか、なんというか…うーん

【 No.46 / 高沢酒造 / 小布施 】

161:☆3.5:米川正宗・純米吟醸
綺麗。水の様

162:☆3.5:米川正宗・純米(アルコール度数13-14度)
水でなく、ちゃんとふっくら

163:☆3.7:米川正宗“豊賀”・特別純米・生原酒
酸あり、くせがなく、上手にパワーを伝える

164:☆3.7:米川正宗“豊賀”・特別純米・生原酒中取り
うん、これも良い。酸味とパワー、ハリがある

こちらも東京大会の参加はありますが、
高沢さんのご主人さま、長野酒メッセin長野は初参加とのこと。
一生懸命解説していただきました。
「豊賀」シリーズと比べると、
「米川正宗」シリーズは大きくその趣を変えますね。
知っていたかも知れないけれど、
「豊賀」をよく飲む様になった最近だからこそ、
より一層の差を感じることが出来ました。
162番は度数を下げることにより、
飲みやすい方向性をより確かに打ち出した印象です。

【 No.47 / 高橋助作酒造店 / 信濃町 】

165:☆3.8:松尾“松乃尾”金賞受賞酒・純米大吟醸21BY
バランスあり、上手な雰囲気、ほのうまく、
ほの綺麗と言う感覚、適度な軽さ、重み付け

166:☆3.7:松尾“錦”・純米原酒ひやおろし
酸、直の入り、追ってミルクっぽい旨味が伸びる

167:☆3.8:松尾・金賞受賞酒おりがらみ・純米大吟醸21BY
うん、久し振りにオリガラミ系の出品クラスをちゃんと味わった感じ。
オリガラミらしい米香もあるけれど、全体の滑らかさが優しくて良い

168:☆3.6:松尾“松乃尾”・純米大吟醸原酒
甘み、ほっこり、少し含むと灰色のイメージが進む

169:☆3.5:松尾・ビンテージ3年・特別純米
やや熟れた感じ。熟れつつ、途中の段階で酸、辛味あり

170:☆3.7:松尾・ビンテージ5年・特別純米
↑より、こちらの方が深く、こってり、よく乗っていて良い。
香は薄く引いたカラメル風

この「松尾」さんのブースも混んでいた印象があります。
美味しさ、豪華さ、そうしたものもあるんだろうけれど、
人気をひしひしと感じるものでした。
「大古酒」と言う大きな枠で発売するのではなく、
きちんと熟成加減に目をやってリリースしている印象を受けます。

昔、珍味んさんに飲ませてもらった
千葉・東薫「及川」の名の滓酒を思い出しました。
あの素晴らしい滓酒を思い出す品質の高さ。
贅沢な時間を感じる美味しさ。

2周目に訪れた際には、
信州SAKEカントリーツーリズム旅の途中、
「松尾」さんの店頭で見掛けて、
1000円以上購入の世界の中、
「松牡丹」と言う目にした事がなかった銘柄に、
興味があったものの、買えず終い。
ここで試飲できたことも、非常に良かったです。
知りたかった銘柄が、
ほとんどテイスティングできました。

【 No.48 / 笑亀酒造 / 塩尻 】

171:☆3.7:笑亀“直汲”・本醸造・無濾過生原酒
濃いトロミ。乗りは良く強い。パワー

172:☆3.5:笑亀・純米
少し酸い感覚も。甘味は少なくバランスと旨味がそこそこに

173:☆3.6:笑亀・特別純米ひやおろし
酸あり、ハリあって丸みが残る

174:☆3.8:笑亀“嘉根満”・純米・無濾過生原酒20BY
熟れの雰囲気が香にはなく、
酸だけがよく熟れていて酸い感じもするがパワー溢れる

秋の「笑亀」の熟成パワーはすごいな!…って思いました。
どれもこれも熟れを感じさせるタイプのお酒は、
みなぎる様なパワーに溢れています。
インパクト大。
だので、171番、174番は印象に残っています。
花札っぽいラベルの173番も、
特に目に入りやすく、
インパクト系と比べて、
万能型の雰囲気を感じました。

そう言えば、
10月31日に参加した「塩尻ワイナリーフェスタ」、
終了後の電車待ち時間、
駅舎付設のお蕎麦屋さんで、
「地酒」を頼んだところ、「笑亀」が出て来ました。
心から癒される美味しさでした。

【 No.49 / 美寿々酒造 / 塩尻 】

175:☆3.7:美寿々・大吟醸
綺麗。どこか桃に近い香も薄く漂う

176:☆3.8:美寿々“みすず”・特別純米・無濾過生
酸あり、バランス上々にて美味しい。久し振りに飲んだけれど美味しいなぁ

177:☆3.7:美寿々“H17BY・みすず”・特別純米
香はよく熟れている。玉の香。まだ酸も健在で熟れのまろみと拮抗しつつ

ブースに立ち寄って、熊谷杜氏より、
「あれ、太ったでしょう~w」と言われます。
ええ、ここ数年で太りましたが…
…熊谷杜氏も太ってお見えでございます。
そんな笑顔の会話を楽しんだ後に、試飲でした。
こうして、よくお会いする蔵元さんなので、
会える事こそが嬉しい時もあります。

大吟醸は流石の出来でした。美しい。
今回のスペシャル酒として、
「みすず」の熟成酒版が手書きラベルで登場でした。
何とも言えぬ、熟成中の雰囲気は、お酒の神秘を感じます。
今回はよく知るからこそ3品に留めましたが、
やはり、もっと飲みたくなるお酒です。

【 No.50 / 大信州酒造 / 松本&長野市豊野 】

178:☆3.8:大信州“仕込み四十四号”・純米大吟醸
酸と香のコラボレーション。桃の透き通る香、良い口触り、とても良い

179:☆3.8:大信州“秋の純吟”・純米吟醸
甘味あり、良い味わい。ふっくらしつつ、桃系の香が感じられ美味しい

180:☆3.8:大信州・純米大吟醸ひやおろし“金紋錦”
良い軽さ。まだ少し硬い感じもするけれど、美味しさは確か

この時間帯から特に人が増えだしたので、
順々に回る事を止め、
優先的に試飲したい蔵元さんを先に回ることにして、
「大信州」と「川中島幻舞」は外せまい、と。

おそらく最初から最後まで、
最も混んでいたブースではないでしょうか。
終わり際には4列に見事に酔っ払いさんが整列していました。
その求心力はすごい!

当日の様子は蔵元ブログ「手いっぱい」にも書かれています。
( http://www.daishinsyu.com/blog/?p=1754 )
本当はそれこそ全種類試飲したいのだけれど、
凄まじい人気の中で、なんとか3種類。
どれもとても好ましい美味しさでした。
11月3日の「城下町酒楽まつり」に参加して下さったので、
更に数点、試飲する事が出来ました。
その目論見があるからこそ3点で済ませた様なもの。

ちなみに、
当日出されていた「大吟醸・香月」でない、
「純米吟醸・中汲み」の「香月」を、
東京・小山商店に発注しました。
こちらもとても楽しみだし、
今年の「仕込み1号」の発売も楽しみです。

【 No.51 / 酒千蔵野 / 長野市川中島 】

181:☆3.7:川中島幻舞・特別純米・無濾過生原酒
酸のハリがあってガス感もまだ確かに。
他と比べて元気だ!徳丸さんトコで飲んだお酒かなぁ

182:☆3.8:川中島幻舞・吟醸・無濾過生原酒
うは!バランスがとても良い!
香り良く、パワーあって、甘さもあって好きなタイプ

183:☆3.8↑:川中島幻舞・純米大吟醸・1度火入れ
口の中でほぐすと非常に良く感じる。
香高く、スキッとシャンとした部分も併せ持つ

知っているけれど、
知っていたとしても、なお「美味しいなぁ」と唸らせる力。
「川中島幻舞」も混む傾向、
人気が集中する傾向がある蔵元さんで、
この時間帯においても、きちんとごった返しておりました。
徳丸さんトコの試飲会の記憶を辿りつつ試飲。

【 第弐回徳丸酒店「横浜大試飲会」(2010年06月19日・横浜) 】
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/20100619-598e.html )

今回、後半で普通酒も試飲させて頂きましたが、
良い品質を感じさせてくれます。
今回は珍しく「ふわり粋酔」を試飲しなかった様子。
毎回☆4.0のお気に入り酒のひとつです。

【 No.52 / 西飯田酒造店 / 長野市篠ノ井 】

184:☆3.5:信濃光“積善”・純米吟醸原酒
アルコール的雰囲気に、酸い感じとぬくい旨味

185:☆3.6:信濃光“積善”・純米吟醸
甘さが良く感じられる。こってりした香でべっ甲飴的イメージも

186:☆3.6:信濃光“吟麗花”・吟醸
ふっくらさもあるが、全体に浅い感じ。どこか冷ややかなイメージ

187:☆3.6:信濃光“辛口”・普通酒
良い普通酒。ほの甘さと酸がしっかり存在

188:☆3.5:信濃光“大古酒”・純米14年
熟成香とやや苦い香。アッサリしていて、
乳酸っぽい感覚の酸を感じる。空気などで変化しそう

【 No.53 / 長野銘醸 / 千曲市 】

189:☆3.7:オバステ正宗・純米吟醸ひやおろし
甘く酸い。米のミネラル感。余韻あたりの時間が好み。甘み伸びる

190:☆3.6:オバステ正宗“棚田”・特別純米
↑と大きく差を感じないが、よりふっくらしていて、舌の上で少し渋いか

191:☆3.6:オバステ正宗・純米
うん、レギュラー系の味わい。甘味が良いが少しアルコールが立つ感じもする

信州SAKEカントリーツーリズムでお会いした方にも、
再びお会いできました。
全量純米蔵宣言後、数年。
一貫して派手ではなく、
穏やかに実直に感じられる酒造りを感じます。
芳しさ、華やかさより、
食に寄り添う米の味わいを大切に。
そんな声が伝わって来ます。
出来れば、純米吟醸級の生を飲んでみたいです。

【 No.54 / 佐久の花酒造 / 佐久 】

192:☆3.3:佐久乃花・純米吟醸・無濾過ひやおろし
渋味と苦味が支配的に感じてしまう

193:☆3.3:佐久乃花“辛口吟醸”・吟醸・無濾過生原酒
口の中でちゃんとほぐすと良いが、苦味と渋味はある

194:☆3.6:佐久乃花・山廃本醸造・無濾過生原酒
酸味が少し、コクに上々の雰囲気、渋さが少ないこと、様々な温度帯に強い印象

11月3日を経た今だから思うけれど、
192番、193番、
僕らが城下町酒楽まつりに赴いた時間帯には、
出品されてはいたけれど、売り切れていました。
山屋酒店さんの関係もあるのか、
中信地区でも特に名が知られている東信のお酒だと思います。

【 No.55 / 伴野酒造 / 佐久 】

195:☆3.7↑:澤の花・特別純米ひやおろし
美味しい。酸と丸み、明るさ、ハリ、彩り

196:☆3.7:澤の花“さらら”・吟醸
ほの甘さがある全体にシャープな印象。後残りが少ない

197:☆3.5:澤の花・純米吟醸
甘くフレッシュな印象とアルコールが前に出て身が少し薄め

198:☆3.5:澤の花・純米大吟醸
硬い、まだ早いかも。
綺麗に仕上がっていてポテンシャルを感じるので、熟成が楽しみ

195番の適熟加減たるや!
目が覚める美味しさでした。
すごく好みの味わい。
196番は、「淡麗辛口!」でなければ、
酒は酒と呼ばない好みの方にオススメしたい。
淡麗系の雰囲気の中、シャープな中で、
実に美しく、かすかな甘味で飲ませてくれます。
流石は伴野さんだなぁ…と感じさせてくれました。
信州新進気鋭酒造集団「SAKEDAYS」の一角。
東京、名古屋とイベントでもお会いする蔵元。
都会の荒波の中でも評価される美味しさがありました。

【 No.56 / 戸塚酒造店 / 佐久 】

199:☆3.4:寒竹・大吟醸
薄い。水様のイメージ。口の中で伸びていく雰囲気は存在する

200:☆3.4:寒竹・純米吟醸・無濾過
少し甘味があり、田舎系の香味。じっとり

201:☆3.2:寒竹・特別純米ひやおろし
薄身で酸っぱく感じる。苦手な感じ

竹に入ったディスプレイが良かった「寒竹」は、
佐久を巡った時にお休みで通過した蔵元。
お休みの日を聞くと、
「隔週」と答えて頂きますが、
「では、1&3週か、2&4週か」を聞くと、
それは不定と言うことで、
なかなかスタンプを押して貰いに行くには、
ハードルが高い印象を受けました。
それでも、
この情報を得ることが出来ただけでも、
良かったのかも知れません。
うーん、いつ行けば良いのだろう…。


次回、
【No.57】~【No.70】、2周目試飲リストまで!

続きます!

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2010年11月 5日 (金)

【二五五酒総覧_3】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)


長野酒メッセin長野、試飲リスト第3弾!

登場する蔵元さんは、

【 No.30 / 七笑酒造 / 木曽町 】
【 No.31 / 西尾酒造 / 大桑村 】
【 No.32 / 湯川酒造店 / 木祖村 】
【 No.33 / 亀齢酒造 / 上田 】
【 No.34 / 信州銘醸 / 上田 】
【 No.35 / 和田龍酒造 / 上田 】
【 No.36 / 沓掛酒造 / 上田市塩尻 】
【 No.37 / 黒澤酒造 / 佐久穂町 】
【 No.38 / 橘倉酒造 / 佐久 】
【 No.39 / 木内醸造 / 佐久 】
【 No.40 / 芙蓉酒造 / 佐久 】
【 No.41 / 古屋酒造店 / 佐久 】

…の12場です!


【 2008年の記録 】

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(1)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230120081016in-.html )

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(2)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230220081016in-.html )

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(3)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230320081016in-.html )

2007年、2006年、2005年の記録は「mixi」上にアップしてあったりします。

【 重要!感想リストについての注意事項 】

以下、全て得点は僕が勝手に付けたもので、
勝手に思った印象で、何の説得力もないと思って頂きたいです。

僕が良い評価をしたものは、
誰かの大の苦手であるかも知れないし、
僕が良くない評価をしたものが、
誰かの一生の友になるかも知れないし、
全て自身で口にするまで、未知数であります。

自分の中のお気に入りを知るために記録を取っています。

たぶん、同じことを違う日にしたら違う結果になるでしょうし、
試飲の順番によっても大きく差が出る事と感じます。

ただの一覧、
けして絶対評価でない事をご承知置き下さいませ。

☆5.0満点にて付けていきます。
☆5.0が良い方向、
☆1.0が苦手な方向、
基本☆3.5とし、
そこから0.1刻みにて点数付け。
☆4.0以上、☆3.0以下は、
あまり付けない様にしてリストを作って行きました。


【 長野酒メッセ in 長野 / ホテルメトロポリタン長野 】

Cimg2112

【 No.30 / 七笑酒造 / 木曽町 】

103:☆3.8:七笑(金ラベル)・大吟醸
水っぽい雰囲気もあるけれど、硬質さと柔軟さが良い状態を作る

104:☆3.7:七笑(白ラベル)・純米・無濾過生原酒
生っぽい香がのぼる。甘味と渋味が混ざる

105:☆3.8:七笑“木曽の米から造った純米酒”・純米“美山錦”
綺麗で上手な造り、バランス良く感じられる

106:☆3.3:七笑・純米ひやおろし 
べっこう飴のくどい香。飲んでも、甘さで辛く感じられる味

105番、とても美味しかったです。
同じ「純米」スペックで106番とは大きく差。
むしろ、僕の中では106番が基礎の味イメージで、
「七つの笑い酒シリーズ」など、
ちょっと高級な部類に属するもので、
103番、105番の印象を持つイメージでした。
「七笑」、いろんなリリースがありますが、
中には、こうした実力をヒシヒシと感じさせるものもあるのですね。
105番は提供温度も良かった様に思いました。

【 No.31 / 西尾酒造 / 大桑村 】

107:☆3.4:木曽のかけはし・特別純米
苦いがその後に伸びて伸びて行く。特色少なめ

108:☆3.7:木曽のかけはし“杣酒”・普通酒・原酒
うん、これは美味しい。果実味にすら思う酒としての香。
フルーツとは違う、全体の勢いの良さ。
バランスが上手に存在している。

109:☆3.4:木曽のかけはし・大吟醸
水の様。まだ熟れていない感じ、キレの透き通る雰囲気。あと1年は熟成して欲しい

先日、信州SAKEカントリーツーリズムで、
とても楽しむ事が出来た「木曽のかけはし」…
当日、試飲しなかった、
噂の「杣酒」を体験しました。
当日、買えば良かったなぁ…と思える美味。
長野で好みのにごり酒は数ありますが、
好みが違う僕とYkさんが揃って好きなのは、
「川中島幻舞」の「ふわり粋酔」が初手に名が挙がります。
ライト傾向の「ふわり」に比べ、
対照的な構成ながら、
非常に美味しく飲ませる日本酒だと感じました。
今度、木曽に赴く際には是非とも購入したいと思います。

【 No.32 / 湯川酒造店 / 木祖村 】

110:☆3.8:木曽路“大寒仕込み”・特別純米ひやおろし
バランスの良さ、良い意味でさらりとしてふわりとして。歯応えが程好い

111:☆3.5↓:木曽路“三割麹”・純米
酸い。甘味がややもたつく。落雁っぽい

112:☆3.7:木曽路・純米吟醸
香あり、美味しい。パワー程好い。特純大寒仕込みに通じる良さを持つ

113:☆3.5:木曽路・大吟醸
まだ硬い。まだ渋い。まだ面白みが出て来ていないかも

114:☆3.6:木曽路・特別純米
田舎風香気。甘味(小)、このふくらみは良いが、余韻は辛味

115:☆3.6:木曽路“流水香し”・特別純米
バランスあり。酸あり。全体に透けている雰囲気

116:☆3.8:木曽路“十五代九郎右衛門”・特別純米・9号酵母
甘い香。リンゴ様。水の味、美味しく甘い水の味

湯川尚子さんを囲んで談笑している、
厨十兵衛さんと風林火山さん。
その声を背中に聞きながら、次々試飲。
今年、Idさんヒットの「大寒仕込み」は、
やはり良い味わいだと感じました。
他にも、
卒がなく、つまらないと感じる事もなく、
クオリティが高まっている事を感じます。
Twitterで尚子さんの酒造りが伝えられ始めています。
今年、22BYも期待しています!

【 No.33 / 亀齢酒造 / 上田 】

117:☆3.2:亀齢・大吟醸
水様。香もあまり感じられず、よく分からない

118:☆3.3:亀齢・純米
ミルク、濃いミルク風の酒。ぬくい感じはバランスあるが、特徴に足りない

119:☆3.5:亀齢・本醸造原酒
バランス、米感、灰感(小)、旨味を感じる。熟れた乗り

先日11月1日発売の「週刊大衆」の女性蔵人特集、
ページの先頭に載りましたね。
この特集には、
「木曽路」「川中島幻舞」も登場していました。

【 No.34 / 信州銘醸 / 上田 】

120:☆3.7:信州銘醸“秀峰喜久盛”金賞受賞酒"・大吟醸
酸少し、味はやや水の傾向。甘い香

121:☆3.6:信州銘醸“黒耀”・特別純米
沢庵風味。熟れたコクのある味

122:☆3.7:信州銘醸“梁山泊”・吟醸ひやおろし
バランス、飲んで甘味を感じる。上手

123:☆3.5:信州銘醸“瀧澤”・純米吟醸
香に瓶を思い浮かべる癖を感じる。パイン系の香の変質類?

主銘柄を頂きましたが、
それぞれに差があり、
相変わらずの造りの多様さを感じます。
以前は「黒耀」、
熟れを感じる雰囲気ではなかったと思いますが、
今回は燗酒仕様の熟れとも感じました。

酒文化研究所主催、
スローフードジャパン「燗酒コンテスト2010」、
クラス1(720mlで1000円以上)、
全96点中39点が与えられた金賞に輝いたそうです。
なるほど、このコク、熟れ味は程好く燗に向きそうです。

【 No.35 / 和田龍酒造 / 上田 】

124:☆3.6:和田龍・大吟醸
バランス、水と渋味、特徴少なめ

125:☆3.0:和田龍・純米ひやおろし
キュルキュルする香。魚を焼いた香のトップ、
蓋を開けた瞬間の香。酸強く癖強く

126:☆3.5:和田龍“登水”・吟醸
何も無い。大吟醸とあまり差を感じない。水の様な雰囲気

【 No.36 / 沓掛酒造 / 上田市塩尻 】

127:☆3.5:福無量“互・抑え”・純米吟醸
セメダイン系の香気。バナナ系の香。味は旨味がある

128:☆3.5:福無量・純米
ふつう。悪くなくて普通。甘いフィニッシュは良い

129:☆3.6:福無量・純米吟醸ひやおろし
↑プラスアルファ。余韻に差があり、香が上がり、出て来る

130:☆3.6:福無量“酣中存真楽”大吟醸
味良い。バランス。ほの甘い前半、後半は綺麗。しっとり

実際に蔵に買い物に行ってみて思ったのは、
「塩尻」と言う地名。
あまりに馴染みがありすぎて、
現住所付近以外で聞くことに違和感すら覚えてしまいました。

【 No.37 / 黒澤酒造 / 佐久穂町 】

131:☆3.4:黒澤“○ト”・生もと純米
酸い、苦い、キレイ。酸のみ

132:☆3.6:黒澤“八千穂”・純米大吟醸
何もなく、ふわっと感、酸が少し伸びる感覚

133:☆3.8:黒澤・生もと特別純米
栗味、酸あり、まとまりあり、上手

134:☆3.6:黒澤・ビンテージ2007年・純米吟醸
後半キレあり、含んで揉んで味が出て来る。香は少なめ

今回、「井筒長」ラベルはあったでしょうか。
見えなかっただけかも知れませんが、
この普通酒を飲んでみたかった思いもあります。

純米大吟醸などより、133番が好みであったのは、
生もとに力を入れている蔵に対して、
流石と思わされるものでした。
純米大吟醸で「生もと」とかあったら、
僕はとても飲んでみたいです。

【 No.38 / 橘倉酒造 / 佐久 】

135:☆3.6↑:菊秀“無尽蔵”・純米吟醸ひやおろし
ポップな香、木曽のかけはしの純吟生みたい。
バランスあり、甘いハリ

136:☆3.5:菊秀“蔵”・大吟醸
酸い水と瓶に似た香

137:☆3.3:菊秀・純米
熟れ味

僕とYkさんの最近の流行…と言うか、
お気に入りになりやすい酒質、
「これいいね」と言う合言葉的に、
「あの木曽のかけはし」と言う言葉があり、
一昨年には見掛けなかった、
「無尽蔵」と言う名のお酒が、
なんとなくその雰囲気を漂わせていました。
来年も気にしてみたい純米吟醸です。

【 No.39 / 木内醸造 / 佐久 】

138:☆3.2:初鶯・普通酒
バランスはあるが、よく寝てい過ぎにも思う

139:☆3.3:初鶯・吟醸・生
栗様香、少し甘いのみで印象少なめ

140:☆3.4:初鶯“正宗”・大吟醸古酒(10年)
古酒然とした味。バランスはあるが熟れたカラメル風に

今回、凍米造りがなかった事が少し残念。
今年のそれを飲んでみたかったです。
大吟醸も今年のものがなく、
古酒のみと言う興味深いラインナップでした。
全体的に、熟成の匂いが漂うものが多かったです。
熟成酒を念頭において醸しておられる…
…と言う雰囲気でもなさそう。

【 No.40 / 芙蓉酒造 / 佐久 】

141:☆3.5:“酒殿”芙蓉・大吟醸
軽め。水に少し色を感じる。水の飲み終わり

142:☆3.7:芙蓉・吟醸
常温大正解。美味しい。バランスあり、キレイに太く

143:☆3.6:芙蓉“姫奏”・純米吟醸“ひとごこち”
↑に似ている。バランス良く綺麗だが、少し渋く残るか

144:☆3.5:手造り芙蓉“一年囲い”・特別本醸造
酸い。まろみと酸の立ち上がり。辛さが残る

145:☆3.4:金宝芙蓉・普通酒
終わり甘いから辛い感じ。ふつう

後から知ったのですが、
開場前のTweetで、
「Twittter見てます!」と言うと、
「芙蓉」ロゴの入った利き猪口を頂けたのですね。
知らずに、
どなたが呟かれているのかと聞いてみた所、
利き猪口をプレゼントして頂いたカタチ、
自分にとっては嬉しいサプライズとなりました。

「これは常温でお試し頂きます」と、
実に丁寧な物腰で注いでもらった142番、
この飲み方は大正解だと感じました。
実に程好く、的確な温度と感じます。
自慢のお酒の良い所を、
ちゃんと理解しておられるのだなぁ、と感じました。

【 No.41 / 古屋酒造店 / 佐久 】

146:☆3.8:深山桜・大吟醸
少し酸あり、良い大吟醸と言う風体、バランス、酸い感じも

147:☆3.6↓:深山桜・純米吟醸ひやおろし
酸味、ハリあり、そして酸あり、深山桜の系統らしい。残り甘くて、ややくどい

148:☆3.7↓:深山桜“わわわ”・純米吟醸“美山錦”
アルコール、甘くて芳しい。酸と14号系の香、系統

149:☆3.7↓:深山桜“わわわ”・特別純米“ひとごこち”
酸あり、上手にハリを表現。あたりさわりない

そう言えば、
大阪「佐野屋(地酒.com)」さんが、
全国の蔵元行脚をしていて、
その中での長野紀行第2回目の中で、
この古屋酒造店さんにお会いしているんです。
( http://www.jizake.com/jizake/ )
( http://www.jizake.com/jizake/2010/09/post-67.html )
Twitter上でも興味深い方、
どんな方か聞いてみよう!…と思い、
お伺いしたりしました。
考え方にとても好感と興味を持つ事が出来たそうです。

日本酒は例年通り、と言う感じがします。
安定して美味しいです。

次回、【No.42】~【No.56】まで!

続きます!

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2010年11月 4日 (木)

【二五五酒総覧_2】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)


長野酒メッセin長野、試飲リスト第2弾!

登場する蔵元さんは、

【 No.16 / 仙醸 / 伊那市高遠 】
【 No.17 / 漆戸醸造 / 伊那 】
【 No.18 / 酒造(株)長生社 / 駒ヶ根市 】
【 No.19 / 小野酒造店 / 辰野町 】
【 No.20 / 今井酒造店 / 長野 】
【 No.21 / 麗人酒造 / 上諏訪 】
【 No.22 / 豊島屋 / 岡谷 】
【 No.23 / 菱友醸造 / 下諏訪 】
【 No.24 / 高天酒造 / 岡谷 】
【 No.25 / 伊藤酒造 / 上諏訪 】
【 No.26 / 酒ぬのや本金酒造 / 上諏訪 】
【 No.27 / 舞姫酒造 / 上諏訪 】
【 No.28 / 宮坂醸造 / 上諏訪 】
【 No.29 / 中善酒造店 / 木曽町 】

…の14場です!


【 2008年の記録 】

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(1)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230120081016in-.html )

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(2)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230220081016in-.html )

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(3)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230320081016in-.html )

2007年、2006年、2005年の記録は「mixi」上にアップしてあったりします。

【 重要!感想リストについての注意事項 】

以下、全て得点は僕が勝手に付けたもので、
勝手に思った印象で、何の説得力もないと思って頂きたいです。

僕が良い評価をしたものは、
誰かの大の苦手であるかも知れないし、
僕が良くない評価をしたものが、
誰かの一生の友になるかも知れないし、
全て自身で口にするまで、未知数であります。

自分の中のお気に入りを知るために記録を取っています。

たぶん、同じことを違う日にしたら違う結果になるでしょうし、
試飲の順番によっても大きく差が出る事と感じます。

ただの一覧、
けして絶対評価でない事をご承知置き下さいませ。

☆5.0満点にて付けていきます。
☆5.0が良い方向、
☆1.0が苦手な方向、
基本☆3.5とし、
そこから0.1刻みにて点数付け。
☆4.0以上、☆3.0以下は、
あまり付けない様にしてリストを作って行きました。


【 長野酒メッセ in 長野 / ホテルメトロポリタン長野 】

Cimg2112

【 No.16 / 仙醸 / 伊那市高遠 】

53:☆4.0:黒松仙醸“松治郎”・大吟醸・無濾過原酒
入り軽く旨さが踊る様に、しかしふわり飛んで入り美味しい。
香高く辛味もバランスあり

54:☆3.7:黒松仙醸・吟醸ひやおろし
上立ち香はセメダイン高。味に移るとポップで明るくバランスも良い

55:☆3.8:黒松仙醸“だるま市しぼり”・純米・秋あがり
米の香にバランス、酸、美味しい。自分好みの旨味酒

56:☆3.6↑:黒松仙醸・純米
癖が無くポップな香。上手な造りを感じる。手に取りやすいお酒

僕が赴いた時間帯は、
丸山杜氏がおひとりで対応されていました。
「こんな夜に・・・」シリーズもありましたが、
あえて地元銘柄を試させて頂きました。
今、リストを見て気になるのは、
56番のおそらくはベーシックな「純米」です。
53,54,55番はちょっと高級なお酒と言う感じ、
美味しくて当たり前なのかも知れませんが、
56番、このあたりのスペックにおいても抜かりなし。
そんな造りの良さを感じ取る事が出来る印象です。

【 No.17 / 漆戸醸造 / 伊那 】

57:☆3.7:井の頭・純米大吟醸
やや薄く感じるが、その綺麗さが良い。
硬さのバランス、硬質な余韻はクリアと言える良さ

58:☆3.9:井の頭・大吟醸
すごく好きだ!美味しい。バランスがあって、
軽めであり物足りなさが無い、適度に酸も活きる!

59:☆3.8:井の頭・純米吟醸
冷温正解。バランス良い。上手にパワーを飲ませてくれる

60:☆3.7↑:井の頭・本醸造
甘みしっかり。美味しい。お酒らしい雰囲気

「井の頭」、
どれを飲んでも美味しく感じました。
体に合うのか、
酒毎に雰囲気は違うのだけれど、
どれも美味しいと思います。
この時に隣にいたおじ様は、「本醸造」が気に入った様子。
「自分も好みだ!」と思いながら、
こっそり隣で頷いておりました。

【 No.18 / 酒造(株)長生社 / 駒ヶ根市 】

61:☆3.9:信濃鶴“金賞受賞酒”・純米大吟醸
軽い!すごい水の旨さがある。塩、酸、綺麗なパワーで、
あくまで積み重ねでなく透き通るパワー

62:☆3.8:信濃鶴・特別純米
これ!信濃鶴らしい美味しさと言うか自信を感じる安定の味。
まとまりある造り、中庸

常にメイン商品3種の中から、
2種を酒メッセに持って行こう…と決めておいでだそうです。
いわゆる「純米酒ネクタイ」をされていた蔵元さん。
先日発売された「純米酒カレー」もご試食なさったそうで。
有益な情報を聞く事が出来ました。

この時「純米酒ネクタイ」を、
生(リアル)で初めて見た!…と思っていたのですが、
その3日後、
多摩独酌会で「車坂」の蔵元さんがしているのを見、
やはり「蔵元さんには普及しているのだなぁ」と感じました。

【 No.19 / 小野酒造店 / 辰野町 】

63:☆3.6:夜明け前・純米大吟醸
甘い。やや綺麗。乗りが少し遅れ気味?後半、酸が乗って感じられる

64:☆3.6:夜明け前(金ラベル・出品酒)・大吟醸原酒
硬い。これが熟成したらすごく良いと思った。
ラストは硬さ故に渋く拾ってしまう

65:☆3.6:夜明け前・純米吟醸・生
甘く濃い。酸はしっかりしている。優等生的

66:☆3.7:夜明け前・純米吟醸ひやおろし
うん、良い。↑にバランス、良い力具合を加えた感じだが、最後に少し苦味

過去「夜明け前」においては、
松本駅前「風林火山」で熟成した「辰の吟」だったり、
そうした一見では分からない魅力があると思う時があります。
今回も、66番がバランス的に良いと思ったのだけれど、
64番、65番を熟成させたら?
…そう思うとワクワクさせられます。
開始後、ここまで回って来た中で、
その当時、いちばん混んでいました。

【 No.20 / 今井酒造店 / 長野 】

67:☆3.8:若緑・大吟醸
ストロベリー、バランスあり、上手。軽さあり、余韻が少し酸っぱいと思う

68:☆3.6:若緑・本醸造
田舎系雰囲気。甘い!↑と共通の甘さがある

69:☆3.7:若緑“風の露”・純米吟醸ひやおろし
バランス。この甘さ、蔵癖として存在。奥に苦味があるが、やはりバランス

70:☆3.6:若緑“大古酒(10年+瓶2年)”・特別純米
良いカラメル香、綺麗で滑らかな舌触りがあり上手ではある

香味は蔵の特徴なのか、
酸味と果実味のバランスを感じました。
甘味が単純な甘味ではなく、
どこか滑らか、どこか酸味を背に持つ感覚。
純米吟醸級の生原酒なんて、新酒の頃に飲んでみたいです。

【 No.21 / 麗人酒造 / 上諏訪 】

71:☆3.6:麗人“希”・大吟醸
甘みゆっくり。不思議バランス。甘味が崩れる寸前か。
飲む込むと甘いからこそ辛い感じ

72:☆3.5:麗人・純米吟醸・秋あがり
苦手な熟れた香。味は上がっていて美味しい。甘味がとても強い

今回、古酒シリーズ「酒古里」シリーズが半分から右。
これをメインで紹介していました。
古酒を飲み比べるより、
以前に好みだった「大吟醸・希」の転変や、
スタンダードな純米吟醸を知りたいと思っていたので、
2種を試させて頂いて次へ。
漫画「もやしもん」とコラボレーションした、
「諏訪浪漫ビール」の紹介もされていました。

【 No.22 / 豊島屋 / 岡谷 】

73:☆3.8:神渡・純米大吟醸
甘く綺麗でバランスあり。乗りがもっと元気一杯だともっと好き

74:☆3.7:神渡・大吟醸
良いけれど、↑より薄い。身が薄い感じ。伸びる甘さは遠くへ進む

75:☆3.7↑:神渡・純米吟醸
米の香に酸を感じ、そしてミルクの美味しさあり。良いお酒

76:☆3.7↑:神渡“豊香”・純米吟醸・生原酒“しらかば錦”
酸あり。強くパワー溢れる波、香もあり、美味しく混ざる

蔵見学時に案内して頂いた事もあり、
「神渡」と言うと林さんを思い浮かべるのですが、
今回は不在…
…と、対応して頂いた蔵人さんが、
ネット上で自分を知っていて頂いており、すごく嬉しかったです。

先日、思わずTwitterでつぶやいてしまった、
東方ラベルの
「諏訪の風神(諏訪子)」、
「諏訪の雷神(神奈子)」、
「諏訪の龍神(早苗)」、
いわゆる萌え系ラベルについてもお聞き出来ました。
あわよくば、これは買いたいと思ってしまっていたので、
現状入手不可と聞いて安心した様な、残念な様な。
御射宮司祭・氏子会の販売物だったそうです。
この話をすると昨年は「本金」さんも、
「東方日本酒Project」と呼ばれる企画に参加されていた様子。
( http://homepage3.nifty.com/thsake/ )

また2周目以降、後半に訪れると、
「神渡」シリーズが完売していました。
なるほど、
長野県内、こと中信に住む自分にも、
「酒の王・神渡」のキャッチコピーは頭に残っています。
帯を模したデザインのラベルも、
相変わらず目を惹くのかも知れませんね。

【 No.23 / 菱友醸造 / 下諏訪 】

77:☆3.6:御湖鶴“La Terra”・純米吟醸
洋ナシ、パイン、香良い。常温提供ゆえにややモタツク。特に酸が足を残す

78:☆3.6:御湖鶴“信州乃生一本”・純米
旧来の「あお」に近い雰囲気?これにポップさ後半にあり、上向き

ベースのラインナップ、
「あお」「しろ」「くろ」などの流れの中で、
ラベル、刷新と言う感じでしょうか。
最近、ずっと工事中だったホームページもリニューアルされた様子。
これを見ても、従来のラベルは見えません。
いわゆる“やま”シリーズと呼ばれていた菱形のラベルが、
基本になった様子。

【 No.24 / 高天酒造 / 岡谷 】

79:☆3.7:高天・純米大吟醸
水の様な雰囲気。特徴少ないが甘く上手に感じる。奥に梨様の香

80:☆3.9:高天“特別大吟”・大吟醸
この構成が美味しい。力強さもあるが実にナチュラルであり、届く

81:☆3.4:高天・純米吟醸・生
苦味、栗の味。甘味が出た生酒の典型に近い。余韻は特に舌に残る

82:☆3.7:高天・吟醸
ぬくい、ゆるい感じ。バランスは良い。上手

83:☆3.7:高天・普通酒
美味しい。クリームみたいな甘さ。奥に濡れたアルコールを感じる

隣り合ったおじ様方も、高天の大吟醸は気になる様子。
県内でも誉れ高い杜氏さん有する蔵、
気になってしまいますよね。
今回は、信州SAKEカントリーツーリズムで赴く際、
どこに車を停めたら良いのかを聞くことが出来、
僕は僕で収穫がありました。

【 No.25 / 伊藤酒造 / 上諏訪 】

84:☆3.6:横笛・純米大吟醸ひやおろし
酸、まろみ、甘くて辛い。重い、ドーナツ

85:☆3.6↓:横笛“穂の香”・純米吟醸ひやおろし
ミルク、酸、良い秋あがりの典型

86:☆3.5:横笛・純米ひやおろし“山田錦”
味乗り。癖が無いが、特徴も少なめ

Twitterにもアカウントを持つ横笛さん。
当日も開始前の会場をつぶやいておりました。
今回のメインは、蔵自慢の3種のひやおろしの飲み比べ。
こうしてテーマ性がある試飲は大好きです!

【 No.26 / 酒ぬのや本金酒造 / 上諏訪 】

87:☆3.5:本金・大吟醸20BY
香大吟らしく、少々苦味が前半にあるか。味乗りしつつある感じ

88:☆3.8:本金“特吟”・特別吟醸
旨味あり、明るく紅色の雰囲気で酸も立ち美味しい。やっぱり特吟、良いなぁ

89:☆3.5:本金・純米
↑の雰囲気に米味を混ぜた感じ。水の中の瓶の雰囲気がどこか感じられる

90:☆3.6:本金・純米吟醸ひやおろし
好み。旨味がこってりしてまとまる。個性あり、バランス

確かに僕の好みからして、
本醸造「太一」は大好物なのだけれど、
純米原酒ひやおろしも、すごく好みの味わいでした。
(↑ 2回目にブースに訪れた時に試飲しています )
共通点は、溢れる力のあり方。
届けられる美味しさの波のあり方が、特に好み。
それとは別に、
「特吟」は傾向は違うけれど、素晴らしいお酒です。
自信作、納得の出来。
買うなら、
Ykさんも気に入っていた「特吟」を買います♪

【 No.27 / 舞姫酒造 / 上諏訪 】

91:☆3.6↑:舞姫・純米吟醸ひやおろし
良い水の雰囲気、中盤苦いコシ、フィニッシュはぼんやり柔らか。バランスは良い

92:☆3.6:舞姫“翠露”・純米吟醸・中取り生“美山錦”
良い香だが甘い、栗、中盤軽く余韻は水と甘味と渋味

93:☆3.7:舞姫“翠露”・純米吟醸・中取り生“雄町”
↑より明るい雰囲気。上手にまとめて良い味加減。綺麗と言うより明るい酒

94:☆4.1:舞姫“斗瓶囲い”・大吟醸“山田錦”
これ凄い!味ある吟醸!クセの無い素直な香。
凄まじい彩の冴え。味のグラデーション

95:☆3.9:舞姫・純米大吟醸“雄町”
美味しい。明るさを持ちポテンシャル高めな上手さがあり、
味が穏やかにしかし乗っていて、かつ美しい

21BYの雄町は良い仕上がりに感じました。
思わず☆4.1を付けた山田錦の斗瓶囲いはともかく、
純米大吟醸の穏やかさと美しさは、
とても良いと感じられる出来栄えでした。
この時期までの熟成分、味のバランスもあるかも知れません。

【 No.28 / 宮坂醸造 / 上諏訪 】

96:☆3.7:真澄“七號”・山廃純米大吟醸
甘み、伸びる。優しい乳酸の雰囲気

97:☆3.6↓:真澄“山花”・純米大吟醸
水みたいで、意味少なめ。花が無い。梨様の香

98:☆3.4:真澄“夢殿”・大吟醸
うーん?↑の影響を受けたか?味を感じられない。古酒の様な香を拾う

99:☆3.6:真澄“みやさか”・山廃純米吟醸・生
熟れ香、ド直球。落雁を飲んでいるような感覚

昔から「山廃」は取り扱っている「真澄」ですが、
「みやさか」の山廃で生があるのを見、興味を持ちました。
他の山廃蔵のイメージとは、
また違う山廃の印象を醸していると思います。
コンセプトは全く違うと思いますが、
「七號」と「みやさか・山廃純米吟醸生」は、
比べてみると、その果てしない差に
酒造の面白さを感じると思いました。

【 No.29 / 中善酒造店 / 木曽町 】

100:☆3.6:中乗さん・純米吟醸ひやおろし“美山錦”
香は田舎系雰囲気。味は熟れもありつつ酸も感じられ、辛く残る感じ

101:☆3.6:中乗さん・特別純米
うん、やはり好みの力加減だ。良い熟れ。5月とは違うなぁ。
常温だからか、少し熟れた雰囲気が届きすぎている感じも

102:☆3.7:中乗さん“上松産ひとごこち”・純米吟醸
味乗り良い。パワーがあって、こちらの方が味の広がる力が好み

一度、お会いしてみたいと思っていた、
森川杜氏にお会いすることが出来ました。
気に入ったのは102番、
地元上松で育った酒造好適米「ひとごこち」を用いた純米吟醸。
100番とは米違いと言うスペックになります。
杜氏さん曰く「ひとごこち」の方が癖があるかも…との事ですが、
自分には、その癖と思しき個性こそ、
非常に好みに捉えられるものでした。
やっぱり期待の蔵です。

次回、【No.30】~【No.41】まで!

続きます!

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2010年11月 3日 (水)

【二五五酒総覧_1】長野酒メッセin長野!(2010年10月14日)


昔、「長野の酒なんて」と往々にして語っていた自分がいた。

長野の酒に何の期待も持てなかった。
自分自身が未熟であった事もある。
その当時の僕は、長野の酒は美味しくないと、
口に出して言っていた。

その悲しく恥ずかしい過去は、
全て、
僕自身が長野の酒を知らなかったからだ。

今、
心から故郷長野に生きる日本酒を応援していたいと思う。

この祭に、

ある種の全て照準を絞り狙いを定めていました。


昨年は体調不良で不参加。
この、どれほどの損失をいつ解消できようか。

だからこそせめて、
今年はめいっぱい試飲をしたい!
試して試して試し尽くした14時から、
19時30分までの5時間30分!

長野県内では年に1度の大試飲会!
楽しんで来ました!

約50種ずつ毎日更新して行こうと思います!
そして、
最終回は☆3.8以上の銘柄を列挙する予定です!

まずは第1弾!
登場する蔵元さんは、

【 No.01 / 井賀屋酒造場 / 中野 】
【 No.02 / 丸世酒造店 / 中野 】
【 No.03 / 玉村本店 / 山ノ内町 】
【 No.04 / 志賀泉酒造 / 中野 】
【 No.05 / 薄井商店 / 大町 】
【 No.06 / 角口酒造店 / 飯山 】
【 No.07 / 北安醸造 / 大町 】
【 No.08 / 市野屋商店 / 大町 】
【 No.09 / 大雪渓酒造 / 池田町 】
【 No.10 / 喜久水酒造 / 飯田 】
【 No.11 / 天領誉酒造 / 中野 】
【 No.12 / 田中屋酒造店 / 飯山 】
【 No.13 / 宮島酒店 / 伊那 】
【 No.14 / 大國酒造 / 伊那 】
【 No.15 / 米澤酒造 / 中川村 】

…の15場です!


【 2008年の記録 】

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(1)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230120081016in-.html )

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(2)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230220081016in-.html )

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(3)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/230320081016in-.html )

2007年、2006年、2005年の記録は「mixi」上にアップしてあったりします。

【 重要!感想リストについての注意事項 】

以下、全て得点は僕が勝手に付けたもので、
勝手に思った印象で、何の説得力もないと思って頂きたいです。

僕が良い評価をしたものは、
誰かの大の苦手であるかも知れないし、
僕が良くない評価をしたものが、
誰かの一生の友になるかも知れないし、
全て自身で口にするまで、未知数であります。

自分の中のお気に入りを知るために記録を取っています。

ここ数年の記録の中から、
ド素人らしく、
自分の点数付けはテンションが大きく影響する様です。

お気に入りに当たった後、
気分が良く、比較的良い点数を付けがちです。
これは蔵の個性が好みである可能性もあるので、
一概には言えませんが、
悪い流れ、
好みに合わない状況が続くと、
全体的に厳しく点数を書き残している気がします。
更には、
ひとつ前の試飲したものに対して、
上か下かと言う判断をしている場合もあります。

たぶん、同じことを違う日にしたら違う結果になるでしょうし、
試飲の順番によっても大きく差が出る事と感じます。

ただの一覧、
けして絶対評価でない事をご承知置き下さいませ。

☆5.0満点にて付けていきます。
☆5.0が良い方向、
☆1.0が苦手な方向、
基本☆3.5とし、
そこから0.1刻みにて点数付け。
☆4.0以上、☆3.0以下は、
あまり付けない様にしてリストを作って行きました。


【 長野酒メッセ in 長野 / ホテルメトロポリタン長野 】

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胸高鳴る会場前、いろんな人に会いました。

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蔵元さんは元より、
「風林火山」の常連さんだったり、
以前「麺肴ひづき」にいた、
現小布施「来楽」のオーナー、
通称メガネくんにも久し振りにお会いしました。

後には、
松本市日本酒居酒屋「厨十兵衛」、
松本駅前「風林火山」チームが参加。

自分は試飲に集中するあまり、
挨拶もそぞろに次から次へと移っていったので、
あまり皆様と会話しておりません。
申し訳ないデス。


【 No.01 / 井賀屋酒造場 / 中野 】

1:☆3.6:岩清水“三割麹”・特別純米・無濾過瓶火入れ
酸、バナナ、パワー。ダイレクトに伝わる。ラストに少し苦味

2:☆3.8:岩清水“滴山”・純米・無濾過瓶火入れ
米の甘味、ミルク、良い熟成、味乗り、好みの雰囲気

3:☆3.6↑:岩清水・純米・無濾過生原酒“金紋錦”80%精米
灰っぽい香、飲んでみると甘く伸び、綺麗さもあり余韻は酸が伸びる

4:☆3.7:岩清水・大吟醸・16BY
あったかい雰囲気。丸く程好くバランス。香穏やか

5:☆3.7:岩清水“秀撰”・普通酒・無濾過瓶火入れ
おお!三幸軒で食べたグラニテの香!美味しい普通酒。コクあり

いつもここから!
9月3日に行われたイベント「食酒楽会」でも、
とても楽しく美味しく頂く事が出来ました!

【 第10回・食酒楽会(2010年9月3日・中野市三幸軒) 】
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/10201093-9e63.html )

気になるボトル、
飲んでみたいと思ったものを中心に。
普通酒も素晴らしい品質!
渾身の酒たちを感じます。

【 No.02 / 丸世酒造店 / 中野 】

6:☆3.7:勢正宗・大吟醸
カプ系良い香。まろやかさがあり、透き通る穏やかさ。バランス良い大吟醸

7:☆3.6:旭の出乃勢正宗・純米原酒・もち米熱掛け四段
14号酵母。キレて行く渋味、ON⇔OFFを繰り返す波の飲み口、やんちゃな面も

8:☆3.6↑:勢正宗・特別純米・無濾過瓶火入れ
うん、このバランスが心地好い。度数15%。まろやかさと穏やかさの調律は“勢”らしさ

9:☆3.8:旭の出乃勢正宗・純米
↑プラス酸、故に前進力も感じられ、柔らかく甘さも伸びる。より美味しく感じる

関社長にお会いするのも久し振りです。
大吟醸、今年は全国新酒鑑評会で入賞を果たしたもの。
なるほどの味わいでした。
7,8,9番は加水や火入れの差などの条件差をお伺いしつつ、
試飲させて頂きましたが、
おそらく、人それぞれの好みの度合いによって、
強さや感じさせ方に差を持たせていて、楽しむ事が出来ました。
ベストバランスに感じた9番は、
今年、東京は大塚「地酒屋こだま」においても、
評判が良いのだそうです。

【 No.03 / 玉村本店 / 山ノ内町 】

10:☆3.6:縁喜・特別純米
酒らしい香。味は良い熟れ具合。甘

11:☆3.6↑:縁喜・吟醸・生詰ひやおろし
香り高い。僕の中の縁喜の美味しさストライク。軽いバランスでまとめられ、良い

12:☆3.6↑:縁喜“玉村無濾過ラベル”・特別純米・無濾過生原酒
熟成香。酸高く感じ、味はよく熟れているが練れた感じではない

13:☆3.6:縁喜・大吟醸
ふくらみ、柔らかさがCool、スッとして中盤まで、ラストはやや残る

蔵元ブログ「ゆるブル」、
( http://slowbrewing.blog104.fc2.com/ )
「志賀高原ビール」でお馴染み「縁喜」は、
「信州SAKEカントリーツーリズム」で購入したお酒や、
毎年、好みである「吟醸生詰ひやおろし」、
ブログで拝見して、
どんな味わいか興味があった「玉村」ラベルと、
知っている分、興味があるものをセレクト出来ました。

【 No.04 / 志賀泉酒造 / 中野 】

14:☆3.3:志賀泉“一滴二滴”・特別本醸造
苦味、エグみ、ザラツキ、酸い

15:☆3.3:志賀泉・大吟醸原酒
洗った瓶をイメージする香。硬質の香で香が薄く、身も薄め

16:☆3.5:志賀泉・大吟醸
↑よりバランス良い。加水のイメージを味からも感じてしまう。ラストに辛味

17:☆3.4:志賀泉・純米
まろみが少し、その後に酸味、アルコール強さを感じる

「志賀泉」は「吟醸」系が美味しいイメージがありましたが…。

【 No.05 / 薄井商店 / 大町 】

18:☆3.5:白馬錦“氷筍酒”・純米
大根おろし系の香。バランス良いけど、あっさり感多め

19:☆3.5↑:白馬錦“美米酒”・特別純米
バランスあり。雰囲気冷ややか。旨味は強く、香も少し。マイナス点が少ない

20:☆3.5↑:白馬錦“佳撰”・普通酒
良い。美味しい。バランスあり、可もなく不可もなく

9月11日に行われた、
大町「北アルプス三蔵呑み歩き」にて見かけなかったものをセレクト。
その日もYkさんと話した事だけれど、
「白馬錦」の造り、飲みやすさの持ち味は、
普通酒においても健在でした。

【 No.06 / 角口酒造店 / 飯山 】

21:☆3.6↑:北光正宗・大吟醸“金紋錦”
香はあるけれど、渋味前半にあり若さ感じる。水も前半、奥に少し甘さ

22:☆3.6:北光正宗・特別純米“金紋錦”
やや若い、あっさりしてバランスは綺麗さに通じる

23:☆3.6:北光正宗・純米吟醸・原酒生22BY“秋しぼり”
若い、やや苦味、まだ軽い感覚。肉は新酒の感覚

早くもこの1本、23番だけは仕込み絞ったのだそうです。
新酒。
そう言えば「秋あがり」と言う言葉は目にするけれど、
「秋しぼり」って文言は初めて見たかも。
ブースは「セルフサービスです」…とあり、
連続して試飲して行くには、実にやりやすかったです。
セルフとは言え、
手に取ったお酒の解説を蔵元さんが、
ちゃんとしてくださいました。

【 No.07 / 北安醸造 / 大町 】

24:☆3.7:北安大国“豊響(みのり)”・純米
旨い。バランスあり。酸、甘が高いレベルで合体

25:☆3.7↑:北安大国・純米吟醸・原酒ひやおろし
丸いミルク香、酸とキュートさがあり、呑み歩きの頃より、驚くほど美味しく感じる

26:☆3.6:北安大国“濃醇”・普通酒・原酒
熟れ香、深い強さ、パワー溢れる、北安大国の酒のイメージ

北安醸造ももちろん、
大町「北アルプス三蔵呑み歩き」には参加。
11月3日の「城下町酒楽まつり」にも参加で、
秋は、よくI村さんにお会いする季節。
今回も前イベントになかったものを中心に頂きつつ、
再び、25番、26番を頂くと、
「純米吟醸ひやおろし」は、特に好みの風合を感じました。
「豊響」も力が溢れている雰囲気で、美味しかったですネ。

【 No.08 / 市野屋商店 / 大町 】

27:☆3.8:金蘭黒部“特撰”・大吟醸原酒
バランスあり。大吟醸らしい綺麗で香高い雰囲気、美味しい

28:☆3.6:金蘭黒部“愛醸純醸”・純米原酒
酒の香から冷たい雰囲気へ、苦味渋味もあるけれど、上手に米の力が存在

29:☆3.4:金蘭黒部・普通酒
辛味、アルコール、普通酒っぽい普通酒

大町「北アルプス三蔵呑み歩き」の3蔵目は、こちら。
「信州SAKEカントリーツーリズム」には不参加なので、
再び蔵に赴くのは来年の呑み歩きでしょうか。
相変わらず「大吟醸」の出来は好みであり、
先日も飲んだのに、頂いてしまいました。

このスタートダッシュの時間帯は、
特に各蔵3種程度と制限して試飲して行きました。
出来れば全蔵70場、周回したいところ。
再び戻れば良いと、次から次へ。

【 No.09 / 大雪渓酒造 / 池田町 】

30:☆3.4:大雪渓・大吟醸
とても渋い。奥の奥で柔らかさ少し、スリガラスに頬を寄せた感じ

31:☆3.2:大雪渓・特別純米
辛く苦い表層が強く、良さがありそうな気がするけれど自分は気付けない

32:☆3.2:大雪渓・普通酒・無濾過生原酒“蔵出し”
パワーはあり、酸っぱさあり、苦味混ざる

自分が立ち寄った際には、
年配のおじ様が、
蔵の味わいの方向性について、
とうとうと語っておられました。

【 No.10 / 喜久水酒造 / 飯田 】

33:☆3.6:喜久水“猿庫の泉”・純米吟醸
バランス(小)、冷温提供正解。ほの甘さが残る

34:☆3.5:喜久水“高嶺錦”・特別本醸造
常温提供正解。軽い甘さに香伸び

35:☆3.4:喜久水“聖岳”・吟醸
前段ろうそくを思い浮かべる。旨味伸びるけど、蝋っぽい

オススメを聞くと、
「今日、私共では飲んで頂きたい酒が2つあります!」と。
明瞭さが、好感触です。
新潟の酒造好適米と言うイメージが強い
「高嶺錦」ですが、
出身は長野県立農事試験場だそうです。
県内で使っている蔵元さん、そんなに多くないはず。

吟醸「聖岳」は11月3日のイベントに
持って行かない日本酒…と言う訳で、
先んじて試飲させて頂きました。

【 No.11 / 天領誉酒造 / 中野 】

36:☆3.7:天領誉“秘蔵四冠酒”・大吟醸
香あり。味薄い、綺麗。薄く甘さ伸びる

37:☆3.6:天領誉“雪粋吟雫”・雪中埋蔵・純米吟醸
甘さ、濃く、甘さ、太く、ラストに土嚢の普通酒の旨味

38:☆3.6:天領誉“吟粋雪”・吟醸
↑から、よりアッサリ。バランスは良い

リキュール類も多く置かれていましたが、
手前に見える3本を選んで試飲させて頂きました。
自信の現れから、前に置かれていたのか、
この3本については、綺麗な酒質を感じました。

【 No.12 / 田中屋酒造店 / 飯山 】

39:☆3.5:水尾・純米大吟醸“金紋錦”
セメダイン風の上立ち香。
甘みはなく、酸、硬質、酸い、辛い?
温度分、何か隠れた感じ

40:☆3.6↑:水尾・大吟醸“金紋錦”
↑に加えて、香で甘く感じられる。伸びを思う

41:☆3.7:水尾・純米吟醸“金紋錦”
パイン風の香、バランスに五味、渋さが最後に残るが香も上る

42:☆3.7↑:水尾・普通酒“辛口”
バランス良い。一番上手な雰囲気と思うのは、好みだからか?

「水尾」の良さは、
たぶんこうした試飲会では伝わりにくく、
料理と共にあってこそ、落ち着く雰囲気であってこそ…
…そんな風に感じる時があります。
繊細さと硬さのバランスこそ、“らしさ”なのかな、と。
むしろ、酒造好適米「金紋錦」に対して思う特長でもあります。

【 No.13 / 宮島酒店 / 伊那 】

43:☆3.7:信濃錦“天堕”・特別純米・生原酒
おわー!香は相変わらずワラの様だけど、飲むとすごく旨い!
不思議!
香は草のイメージだけど、味と酸の乗りは非常に素晴らしい!

44:☆3.7:信濃錦“一瓢”・特別純米ひやおろし
酒らしく酒の香のみ。
しっかりしていて、ラストに辛味残る感じ。↑とは両極の存在感

45:☆3.6:信濃錦“秘花”・純米大吟醸
うーむ、↑2種の良さ、特徴付けが無い。上手だけれど、面白くない

個性の蔵元、と言う印象が、より強く残りました。
「天堕」と「一瓢」の両極さ、その美味しさ。
これは蔵元に興味を抱かせます。
純米大吟醸が必ず美味しい、
必ず記憶に残るか…と言うと、
本当に出会ってみて、どう思うのか…?
自分自身の答えを探すもの。
それに尽きると思う様な3種類の試飲でした。

【 No.14 / 大國酒造 / 伊那 】

46:☆3.5:大国・純米吟醸
あたりさわりなく、ふわっと。2年前よりだいぶとても良く感じる

47:☆3.3:大国“御馬寄”・普通酒
沢庵味。加水感あり、ニブミ、渋さあり

48:☆3.4↑:大国“辛口”・本醸造
うん、あたりさわりない。水をもったりした感じ

以前、出し始めたばかりの頃の、
純米吟醸などは、
あまり良い印象を持っていませんが、
今年のものには上記の通り。
全体にスッキリした傾向に移行しつつあるのでしょうか。

【 No.15 / 米澤酒造 / 中川村 】

49:☆3.9:今錦・大吟醸原酒
良い造りと言うか出品酒系の典型例にも感じる等級。香と旨さがキラキラ輝く

50:☆3.6:今錦“おたまじゃくしラベル”・特別純米ひやおろし
(メモ読み取れず)○○だが、品質は良い、○○あける旨味…と書いてある

51:☆3.6:今錦“おたまじゃくしラベル”・純米吟醸・生詰
ゴムの香とミルクの香。旨味が乗りにくいのは冷温だからか。次第に強く感じられる

52:☆3.4:今錦“金撰”・本醸造“あきたこまち”
スッと入る感じ。喉にツカエがなく程々。飲みたいかって言うと、薄い気もする

大吟醸は素晴らしく好みでした。
いわゆるワンランク上の雰囲気で、
出品酒らしい雰囲気を持っていました。
この華々しさは大吟醸原酒ゆえ、と言う感覚。


次回、【No.16】~【No.29】まで!

続きます!

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