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2010年10月24日 - 2010年10月30日

2010年10月29日 (金)

みたからの力を見たから、僕らは大好きになった。(2010年9-10月・みたから)



移転前は「知っていた」と言う感覚。
存在は知っていて、そこで止まる。
移転後、僕らが初めて入った日は、
偶然が重なる事にかけて、天運があったと思えるほどで。

軒並み、
馴染みのお店がお休みである事を知っていつつ、
ぐるり、松本市街地を回る。
四柱神社だけは、いつもの様に迎えてくれた夜。

僕はただ、長野県において、
「女城主」と言う岐阜の酒が並んでいるのが、
珍しいな、と言う所で立ち止まったんだ。

すると、奥にいる店員さんと目が合った。
会釈をされる。
まだどこに行くか決めていなかった頃だったから、
なんだかバツが悪くて、立ち去ってしまった。
でも、
なんだか悪い気はしなかった。
招き入れるでもなく、
なんだかただの挨拶みたいで、
夜を今を、
この時間に出会って「こんにちは」と言う、
ただ、それだけが、
とても心に残っている。

どうしようか悩んでいた、
もう1軒は営業していたけれど、
僕らはその店先に行って引き返した。
「今日は、みたからが良いんだ」と、
すごくすごく思っていた。

行って良かったと、本当に深く思っている。


【 2010年9月20日 】

松本市ナワテ通りに移転した「みたから」、
隣は「スヰト」で、
年がら年中甘い香を漂わせる通りの一区画。
先ごろ復活した「三松屋」の旧店舗位置に店を構えている。

【 みたから 】

Cimg1840

店頭の看板デザインは公募され、
松本市内在住のイラストレータさんが担当されたそうです。

開けた店内で、
入り口から見える数席のカウンターと、
奥にテーブル席。

どこか城山公園「憩の森」のマスターさんに似た方が出迎えてくれる。
朗らか。

「テーブルが良いですか?カウンターでも?」

その接し方が、とても自由な気風で、
カウンターに座らせてもらう。
何となく興味を持つ。

Cimg1844

僕らが座った席は、
振り向くとナワテの人の流れが見える場所。
座る僕らの背中も通る人から見える場所。

初めて入るお店で、
カウンターはそうした意味からプレッシャーもあるかな、
落ち着かないかな、と思ったりもするけれど、
「テーブルとカウンター、どちらが都合が良いですか?」
…と聞き返した僕に、
「ええ、どちらでも大丈夫ですよ~!」と言ってくれた雰囲気の自由さが、
「カウンターにすべし!」
…と、勘に訴えていました。
興味を持つとはこう言う行動に移る理由になる。

結果、大正解となったのはこの後の話。
気に入って、2回目もこの席でした。

Cimg1842

壁に貼られたオススメのメニュウ。
「手打ちうどんの店」と言うイメージだったけれど、
海鮮類も多く、豊富。
どれも頼みたい!…と思いながら、
まずは野菜類を中心にお願いして行きます。

【 みょうがきゅうり 】

Cimg1843

生ビールは当時でスーパードライと、
アサヒプレミアム・熟撰の2種類あった事から、
後者を選びました。
最も早く出てきた「みょうがきゅうり」と共に。

【 レタスサラダ 】

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お値段からも「レタスだけかも」と、
うっすら思ったりしましたが、
たっぷりのお野菜、キュウリにトマト!

【 焼きなす 】

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Ykさんが大好きな焼きナスもお願いしました。

【 キャベツ部長 】

Cimg1851

僕とYkさんの間で感動と金字塔を打ち立てたメニュウ。
「部長って何?」と言う興味本位で頼みましたが、
部長、すごい。部長エライ!
見た通りのシンプル振りだけれど、
これがもう、たいへんに美味しいです。
すごく気に入りました!

雰囲気が良かった事もあり、
料理も素敵センスを感じ、
「今晩は当たりかも知れないよ!Ykさん!」
…と話していました。

【 岐阜・女城主・吟醸無濾過生原酒 】

Cimg1850

続いて、僕は惹かれていた「女城主」を。
岐阜のお酒で、
出会ったのは、
フルネット主催「純米酒フェスティバル2007秋」にて。

以下の様な感想リストが記録として残っていました。

47:☆3.9 岐阜 :女城主・純米大吟醸“県知事賞受賞酒”
          パイン系。ポップな香。10号系か。
          柔らかくもありバランスがもうちょっとあれば…
48:☆3.7 岐阜 :女城主・純米大吟醸
          こちらの方が甘酸のバランスが良くて高品質を感じる。余韻苦め。
49:☆3.7 岐阜 :女城主・純米吟醸
          甘いなぁ。でも出張る派手さも感じる。少し枯れた雰囲気も同居
50:☆3.5 岐阜 :女城主・純米“特撰”
          なんだか身近な感じ。7号系?
          とうもろこしのような。こってりも酸も甘味もあり
51:☆3.4 岐阜 :女城主・純米・生一本
          普通酒寄り。薄く“長野系”と書く類のお酒に近い。室温でこそ飲みやすいのか…?
52:☆3.5 岐阜 :女城主・純米・3年古酒
          うん、3年常温熟成って感じだ。冷で飲むべきバランス。
          濃すぎない甘さが良く、日本酒度+4.0が効いてる
53:☆3.5 岐阜 :女城主・山廃純米
          苦味。けれど旨い。渋さが大人の酒…って雰囲気

特に吟醸系に好みがあった為、
名に覚えあり。
この吟醸無濾過生原酒も、
香があり、味に厚味もあり、美味しく頂きました。

【 泡盛コーヒー 】

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Ykさんは続いて、こちらを。
当日からさかのぼって、1週か2週前か…
「秘密のケンミンSHOW」にて、
沖縄には「泡盛」+「缶コーヒー」の文化がある!
…と知り、
「みたから」メニュウに書かれた「泡盛コーヒー」の文字、
僕らの好奇心は高まる訳でして。

実際、非常に飲みやすく、
強度を高めたコーヒーと言う感じで美味しいのですね。
テレビの中で笑顔で話していた沖縄県民さんの楽しそうな笑顔、
その一端を味わうことが出来て良かった。

【 しったか・焼き 】

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「おすすめ」は「茹で」とあったけれど、
あえて「焼き」にて。
「茹で」は「よよぎ」の大将に食べさせてもらった事があるので、
では「焼いたらどうなる?」の興味から。

茹でて旨味のある汁を楽しむ事も良いけれど、
焼いてある「しったか」は、
身のハリが「茹で」とは違い、
磯の香が立つ中、張った身をツルンと取って食す。
美味しいものでした。

【 木崎湖産ワカサギ・焼き,ポン酢 】

Cimg1848

これも滅法日本酒には合います!
ポン酢の染み具合が絶妙でした。

【 天然物ハマチ・焼き 】

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これも焼きでも刺身でも!…と、
オススメメニュウに書いてあったもので、
当日、「キャベツ部長」の巧みさは感動したけれど、
「いちばん美味しかったものは?」と問われた時に、
僕が即答するのは、たぶんこれ。
単純に、とても美味しいハマチでした。
脂も感じる、タタキになって、
ネギや生姜、ポン酢とも相性がより良くなって、
旨さと爽快さが最高の妙味。
焼いた香ばしさ、魚の香も強いけれど、
ほんのり火が触った程度の身の芯に感じる、
“美味しい”と思う甘さが印象的です。
もう1皿頼もうか、口には出さなかったけれど、
実は考えていました。

【 つぶ貝つぼ焼き 】

Cimg1853

貝類はたまらなく好きな訳でして。
これもあっと言う間に食らいました。
熱々!
届けられた頃はブシュブシュと、
殻の中からスープとなった旨味が溢れていました。
すすりながら、楊枝で抜き出してかぶり付く。
弾力があって噛む旨味に溢れていて、
それでいて透き通って腑に落ちて行くクセのなさ。
美味しさは輝き。
たまりません。

【 大阪・呉春・大吟醸“特吟” 】

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Ykさん、続いて日本酒は「呉春」を選びました。
後ほど書きますが、
偶然にお会いしたY内さんご夫妻、
旦那様の腕が写っております。

【 岐阜・女城主・純米吟醸 】

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僕は2種類用意されていた「女城主」のもう一方。
「純米吟醸」を。
生酒と火入れ酒の差がある印象でした。
こちらの方が、より落ち着きを感じ取ります。
しっとり。
料理と共に合って、程好い美味しさを持っていました。
食がこの日、相当に進んだのは、
人の力、お酒の力、共にあったのだと感じます。

【 サザエ 】

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再び貝類。
つぶ貝とサザエ、
どちらかにしようとはしましたが、
どちらも諦められずに、両方共をお願いしました。
頼んで正解です!
より強い磯の香をたっぷり楽しみました!
思うに、自分はサザエを食べた記憶、ごくわずか。
どこで食べたろう…と思うと、
取り立てて思い出せる瞬間がありません。
こうして殻付きで食べることに憧れていた時分もあったはず。
入荷次第だろうけれど、
再び、「みたから」で食べられる日もあると思うと、
「また」と言う言葉、浮かびます。
また食べたい、また行きたい、と。
長野県内でサザエって、
そんなによく目にする食材ではないですよね。
「無海の地」ですし。

【 炭火焼・軍鶏“手羽元” 】

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「炭火焼」のカテゴリの中から、
僕とYkさんで気になるものを1品ずつ選びました。

【 炭火焼・鹿“ネック” 】

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Ykさんは好みの「手羽」メニュウ、
「手羽先」か「手羽元」かを迷って「手羽元」で。
まず爆ぜた脂の香が立ち、
食欲を相当刺激してくれました。
それこそ匂いに温度が乗り移るような、
鶏油の香ばしい焼き香。
手羽元、正解です。肉も旨い。油も適度で旨い。
「鹿ネック」は、
「厨十兵衛」で食べた「せせりのから揚げ」を思い浮かべ、
ロースやリブなどを押し退けて、
頼んでみたいと思った部位。
「せせり」は鶏の首肉ですね。
店主さんにお伺いすると、
「せせり」とは違う食感…と教えてもらいますが、
興味は尽きません。
見た目はひねったかの様な肉で、
「せせり」に似て遠くないかな…
…と思いましたが、香、食感、肉質、弾力、
どれにも「鶏」と似た部分がなく、
全体に身が締まっていて脂が少なく、
噛んで肉汁をすすると言うより、
噛んで肉そのものを屠る感覚で、
初めて食す鹿肉、美味しさの一端を知る事が出来ました。

【 新潟・越乃雪椿 & 岐阜・女城主 】

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Y内さんご夫妻との出会いが、
とてもとても楽しくて、さらに日本酒を。

僕らが日本酒を飲み始めた後ぐらいかな。
Y内さんご夫婦がお店に入って来られました。
ご主人さんは長野の酒「山清」を、奥様は「女城主」を。

青森からお見えになったと言う話が聞こえてきます。
すると、店員さんのお母様も青森出身だという事で、
もうお話に加わりたくて、
居ても立ってもいられなくなります。
思い出深い2009年12月旅行記、
僕らがまず向かったのは青森県は八戸、
「陸奥八仙」を醸す八戸酒造でしたから。

お話の輪に僕とYkさんは混ぜてもらって、
いろんなお話をさせて頂きました。
青森のお話、
松本に来られたのは、山に登るため、
自然の深い大気に触れるため、そんな話から、
僕らの青森紀行、また行きたい土地であること、
みんな笑顔でいた時間は、幸せでした。

本当に楽しい時間をありがとうございます。
それを形作った「みたから」のカウンターにも感謝。
とても居心地の良い空間でした。

【 すうどん 】

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【 ぶっかけ 】

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〆に「みたから」自慢の手打ちうどんを頂きました。
すっかり気に入ってしまい、
その後、近所の「丸亀製麺」に行くきっかけにもなりました。
僕は子供の頃から、麺類が好きです。
Ykさんも大の麺類好き。
こうして心から楽しんだ夜に、
太く長く、清廉潔白に白く艶やかなうどんを食べ、
正々堂々酔っ払った夜を締め括る。
実に素敵な夜でした。

ただ、どうもYkさんの「ぶっかけ」を僕が食べていたご様子。
なんだか、途中でもらった様な、
Ykさんが席を外した時に食べたような。
おぼろげな記憶が残っています。


【 2010年10月17日 】

「第64回多摩独酌会」のため、
日帰り東京旅後の「みたから」でした。

【 穂高ブリュワリー・ケルシュ 】

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お店の前の幟に、
以前はなかった穂高ブリュワリーの幟。
信州ディスティネーション・キャンペーンを意識して、
用意したのだそうです。
僕とYkさんは早速、頂く事にしました。

何でも日によって、
松本駅前マルシェに付随する出店に、
組合からお声掛けがあり、
「山店」さん…カウンターで出迎えて下さった店員さんが、
おやきや薄焼(松本伝統料理)を売ってらっしゃるとの事。
僕らが参加している酒蔵巡りスタンプラリー、
「信州SAKEカントリーツーリズム」も、
信州ディスティネーションキャンペーンの一環であるけれど、
それ以外に、あまり「期間中」の実感がない中で、
ようやく感じられる駅前の変化、実感。

こうした県外、遠方からの皆さんを迎える準備、
各店、されていたりするのでしょうか。
ケルシュ、上質な水を湛えた味わいで、
苦味は少なめ、
スルッと喉を通っていく雰囲気でした。

【 キャベツ部長 & キャベツC.E.O. 】

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前回から約1ヶ月が経ち、メニュウが一新されていました。
鍋なども登場する秋から冬に掛けてのメニュウに。
「キャベツ部長」は駅からナワテまで歩いて来る間にも、
僕とYkさんの中で「今日も頼もう!」と決まっていたメニュウ。
けれど、
それに加えて、今度は「キャベツC.E.O.」が登場です!
「最高経営責任者」…部長を統べる方です。

Ykさん曰く、
「部長も好きだけれど、辛味のある分、C.E.O.かな」
…とのこと。
部長よりもスペシャル仕様になっていましたので、
気になる方は是非!と思います。
食べると分かります。美味しさ。
僕は部長も、とっても捨て難い。
次回もこうやって2皿、並ぶことでしょう。

【 軍鶏・砂肝のお刺身 】

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オススメ・メニュウの中から、
非常に強く興味を持ってお願いしました。
新鮮なものが入ると登場するのだそうです。
後から知ったのですが、
店主さんブログにも紹介されていました。

味わいはまさに全て砂肝なのだけれど、
あの特有の匂いが皆無。味だけ拾う感じ。
砂肝はそもそもが大好物で、
癖のある匂いだって大好きだと思うのだけれど、
癖があってこそ砂肝だと感じる自分にとって、
とても清廉された味わいに驚きます。
アッサリしてネギや生姜が生きる味わいです。
パキッと軽い音を立てて食べる食感。
これもまた独特です。
茹でたり焼いたりした場合の歯ごたえは、
生においては、こうして味わえるものだと、
初めて知りました。

【 焼き野菜・キャベツ 】

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野菜が食べたい僕らは、
「焼き野菜」にラインナップされていた5種を、
1皿ずつお願いする事にします。
全て1皿110円。
このリーズナブルにたっぷり食べられること、
とても嬉しく感じました。
まず出て来たのは、キャベツ!

【 長野・大信州・別囲い大吟醸 】

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山店さんは大信州酒造の勉強会に行ってらしたそうです。
そんな縁があっての大信州銘柄が入荷していました。
「長野酒メッセ」でも好印象だった「大信州」の日本酒。
香り高く透き通り、美しく旨いです。

【 焼き野菜・にんじん 】

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続いての焼き野菜は人参でした。
甘い!
人参の美味しい甘さを、食べる喜び。

【 焼き野菜・松本一本ねぎ 】

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更に焼き野菜、続いては、
信州伝統野菜にも数えられる松本一本ねぎ。
この日、
山店さん、店主さんに、
信州伝統野菜について教えてもらいます。
小布施丸ナス、ぼたんこしょうなどは、
先日9月3日の中野市・食酒楽会で知った野菜だけれど、
他にも50種以上あるということは、
この日、あのカウンターで知りました。

【 信州の伝統野菜ホームページ 】
( http://www.pref.nagano.jp/nousei/engei/dentoyasai.htm )

【 焼き野菜・エリンギとたまねぎ 】

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4種、5種目はエリンギとたまねぎ。
こんなにたっぷり出て来ると嬉しいです!

そんな野菜をよく、
そして多く食べる僕らを見たからか、
店主さんから一言。

「じゃがバタも出来るよ」

それも、信州伝統野菜を使って。

【 じゃがバタ・下栗二度芋 】

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「下栗二度芋」は、
長野県下伊那郡上村下栗の馬鈴薯。
初めて聞くものでした。

休眠期間が浅く、
7月に収穫した芋を植えると、
10月にまた収穫できたので「二度芋」なのだそうです。
地元の長野県に住む僕らも知らない野菜を、
こうして教えてもらいながら食べられる…
それも、「みたから」さんの勉強の賜物でもあって、
すごく素敵な事でだなぁ、と感じながら、
ホクホクと食べます。
下栗二度芋は、かなり小粒で、
Lサイズであっても、赤ちゃんの握りこぶし程度。
比較的あっさり食べさせてくれるもので、
粘質も強くなく、食べやすいですね。

【 軍鶏・レバ 】

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Ykさん曰く、
「 驚くほど美味しかった 」
「 これまで食べた中でもダントツ 」
…と言わしめるほど、本当に美味しかったレバー。

僕はレバーを食べられなかった時代もありました。
今、このレバーを美味しいと思える自分が嬉しいです。
皮は薄く感じ、プッツリ弾ける感覚。
塩の甘味以上に、肉の味なのか甘味を感じます。
「融ける」とも、また少し違う食感。
“柔らかい”では表現として、物足りなく感じます。
一切れ一切れ、大切に食べたくなる美味しさ。
ふわっと軽い部分、舌に塗りたくられ旨味が広がる部分。
どちらも最高に美味しいと感じました。
これは是非ともまた食べたいものです。
砂肝と同様、
良い状態のものが入荷すると、オススメに書かれる様です。

【 すうどん 】

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今回もお願いしました。
ここに来るまで、Ykさんほぼお腹いっぱい。
また、ほとんどを僕が食べるのでした。
野菜メインでしっかりお腹いっぱいになれるって言うのも、
稀有な感じがするんです。大切です。


以上、そんな訳で、
ナワテ通り「みたから」2回分の回顧録。
2回の夜を経て、
いや1回目から気持ちは増えるばかりで変わらないけれど、
僕らは「みたから」が大好きになりました!
「今度は鍋を食べたいね!」なんて、
Ykさんと話したりしています。
通り過ぎるだけで店構えだけで、
文字通り表面的…ではない、
「みたから」をちゃんと見たから、知る事が出来た。

信州人だとは言え、
どれだけ信州の事を知っているだろうと考える時もあります。
こうして信州を知る事が出来るお店を、
僕はとても楽しいと感じます。


郷土を深く知る事は、

まるで自分自身を誇りに思う感覚である。

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2010年10月25日 (月)

第10回・食酒楽会(2010年9月3日・中野市三幸軒)


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中野市「岩清水」を醸す井賀屋酒造場、
中野市「三幸軒」、
中野市「善光寺屋酒店」が織り成す宴に、
記念第10回開催は、
木祖村薮原「十五代九郎右衛門」を醸す湯川酒造店が乗った!

小古井さん、上野さん、尚子さん!善光寺屋さん!
本当にありがとう!

参加できた事を自慢したくなる会を、

本当にありがとうございました!

僕は第2回から久し振りの参加、
Ykさんはついについにの初参加!
日本酒と料理、
縁を楽しむ一夜の宴を、めいっぱい楽しんで来ました!

第7回信州SAKEカントリーツーリズム・ツアー夜、

僕らはこの為に中野を目指していたのです。


【 第2回・食酒楽会の記録 】
【 食酒楽会、岩清水の新酒を味わう!(2009年2月27日・三幸軒) 】
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/2009227-cefb.html )


【 第10回・食酒楽会 】

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パンフレットだけは行った回数よりも、
何気に多く見ているのだけれど、
こうして自分がこれから参加できる…
…と思い、
眺めるパンフレットは、美味しそうですらあります。
今か今かと“始まり”を待ちながらの写真。

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まずは開催に則し挨拶。
手前から“岩清水”を醸す小古井杜氏、
柱の向こうに善光寺屋酒店さん、
奥に料理人、上野さん、
最奥には“十五代九郎右衛門”を醸す湯川尚子さん。
(残念ながら、この写真には写っていませんが)

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記念の第10回大会には、
Jazzを奏でようと楽隊も登場です。
善光寺屋さんの同級生さん達がゲスト参加。
僕らは音楽に乗って楽しく美味しく過ごせました。

【 乾杯 】
【 長野・十五代九郎右衛門・純米吟醸ひやおろし 】

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乾杯酒は「十五代九郎右衛門」にて!

今回の日本酒は全4種類。

「岩清水」からは、
「岩清水・純米五割麹ひやおろし」、
「岩清水・純米吟醸ひやおろし」の2種。

「十五代九郎右衛門」からは、
「十五代九郎右衛門・純米吟醸ひやおろし」、
「十五代九郎右衛門・特別純米九号酵母」の2種。

飲んでみて、試してみて、
僕とYkさんのメモは以下の様なのだけれど、
実際は、
こうしてメモを取った後の時間が、すこぶる楽しかった。
今、知ったのは日本酒の味わいだけで、
今となって思うのは、
半分くらいの美味しさをすくい取っただけ…と言う気がする。

「三幸軒」の料理人、上野さんは、
事前に当日出される日本酒を知り、
そして、どう日本酒と自ら造る料理を組み合わせたら良いかを考え、
試し、より良いものを提供しようと熟考。
先述“後の時間”とはつまり、
料理と日本酒とのコラボレーションを知った時間。
うん、思い出しても美味しい時間でありました。

なので、
一応、楽しさ半分くらい…
…とは言っても、どれも渾身、魂から成る日本酒を楽しむ時間。
楽しい事に他なりません。
料理と合わせる楽しさを、
より知った夜だったからこそ、この表現。
だので、とりあえず…
とりあえず、メモを載せておきます。

「十五代九郎右衛門・純米吟醸ひやおろし」
SOJA:甘酸っぱい。酸の丸みとハリが良い。まろやかだけど、勢いも感じる
Yk:甘さがあるけど炭酸みたいに最後がシュッとする。(酸のキレの良さを言っているようだ)

「岩清水・純米五割麹ひやおろし」
SOJA:濃い!旨い!やはり五割麹は大好きだ!前よりもっとビッグなイメージ。
  それでいて綺麗な雰囲気もあるのだから素敵だ。
Yk:甘くて美味しい!単独でも飲むことが出来る。(Ykさん、テンションが一段上がっていました)

「岩清水・純米吟醸ひやおろし」
SOJA:常温帯、美味しい。程好く肉があって全方位を向くことが出来る酒だと思う。
   酸味と塩に合いそうだ。
Yk:SOJA寄りの味で、ちょっと苦手なタイプ

「十五代九郎右衛門・特別純米九号酵母」
SOJA:バランス良い。ボリュームがあるが細くもない。幾分まろやかな感じで、ちゃんと芯も堅過ぎずある。すごく上手!
Yk:先程の様な酸はない。穏やかに落ち着いたイメージ。強い料理にも合いそう。
  そんなに香はないけど、お酒の香が上がって来る感じ。(戻り香を言っているのかも)

いつもの自分達のコメントで、
試飲リストとして、毎度列挙されているものなのに、
今回だけは、とても味気ないコメントだと感じてしまいます。
伝え切れない!
岩清水、十五代九郎右衛門、
それぞれに実に良い部分があり、美味しいです。

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「岩清水」の純米吟醸と並ぶのは、
「岩清水」の仕込み水。
たっぷり用意された仕込み水と共に日本酒を頂きました。
日本酒と共に楽しむ水は「和らぎ水」と呼ばれ、
焼酎やウィスキーを嗜む際の「チェイサー」と同じ、
より良い翌日の寝覚めを体験させてくれるものです。


【 旬前菜(三種盛) 】

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まず並べられた三種盛。
メニュウには、
それぞれ「このお酒に合わせてみてください」の表記があります。
同時に、料理が何たるかのコメントも。
押し付けがましくない程度、簡単なコメントですが、
とても嬉しいものだと感じました。
パンフレットが秀逸である旨は、以前も触れましたが、
体験すると、より一層です。

自分が今、どんな思いで作られた料理を食べているのか…
実はなかなか伝わりづらいもの、
説明しても酒宴、賑わい喧騒に紛れてしまうもの。
日本酒が主役となる、
こうした「蔵元を囲む会」においては、
特に伝わり難し…と、過去の経験上感じています。

【 岩・信濃地鶏胸肉の蒸し焼き・梅味噌ソース添え 】

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“岩”の文字は「岩清水」を合わせてみて!…の表記より。
以降登場“九”は「十五代九郎右衛門」を合わせるの意。

パンフレット・コメント
→あっさりしていても、旨味の濃い胸肉を蒸し焼きにしました。
 鮮度抜群ですのでミディアムに仕上げ、
 甘味噌ベースでお召し上がりください。

梅味噌ソースに岩清水はすこぶる相性が良いと思いました。
パワー、バランスが非常に良く合っていて、
梅味噌の酸味、風味、味噌らしい舌に乗る、
滑らかに心地好くまとわりつく感触と、
舌に届けられる岩清水の進行力がピッタリ。
先に味わった「岩清水」の純米吟醸を飲みながら、
「これは梅味噌とは合いそうだ」と思うほど、
近しい風合を形作り、組み合わさってました。
鶏肉はパンフレット通り、脂分は低めであり、
脂由来の旨味はないけれど、噛み締める肉の旨さはあって、
味噌を助け、味噌に助けられ、こちらも好相性。
「岩清水」なく、
ただお皿の上だけを眺めると、
3種の中でも、特に淡白な雰囲気でしたが、
「岩清水」と組み合わさる事で、
味わい、舌の上で融ける味噌の風合に、色彩が生まれていました。

【 九・信濃地鶏モモ肉の焼き鳥・山椒風味 】

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パンフレット・コメント
→信濃地鶏ならではの食感が楽しめます。
 特製醤油ダレに漬け込んで焼き上げました。
 爽やかな中国山椒が味のアクセントになっています

前述、胸肉にも書かれた「信濃地鶏」の文字。
「今回の特選食材」として紹介されているもの。
軍鶏のオスとホワイトプリマスロックのメスの交雑種として、
公表された「しなの鶏」、
これを元にした県の事業、
長野地鶏のブランドとしての「信濃地鶏」は、
信抗菌物質、抗菌剤に頼らない飼育をし、
リノール酸を多く含む、
飼育期間もブロイラーの2倍の120日と言う鶏です。

あっさりした、ほの甘い雰囲気の照り焼き風…
…と言えば、それまでだけれども、
これに山椒と言うだけで、雰囲気が変わるのは、
何となく想像ができる範囲で。
鶏肉の旨味は、たぶん強い。
鶏肉の身はたぶん柔らかい。
“たぶん”なんて不確かな言葉は、
どうにも「絶妙」極まれる味わいで辿る記憶から生み出されるもの。
想像通りの構成で、想像通りの旨さが存在していました。
旨味、山椒の香や淡い照りの気配を邪魔しない、
甘味、滋味、鶏の美味しさを存分に伝え、
伝えてくれる重要な役目に肉質のほぐれ、弾力があり、
まさに的確、
冷凍食品のから揚げが美味しい、
あの攻撃的な弾力より、
ちゃんと柔らかく跳ね返す、ほぐれて行く柔らかさ。
この咀嚼の往来に鼻の奥、鼻の先、
上って来る香の隙間、
十五代九郎右衛門の美味しさが混ざり、組み合わさる。
噛むと言う事は、口を寸時閉じると言うこと、
呼気は鼻に抜け、喉に落ちて行く中で、
日本酒の香と鶏が持つ淡い香が、
近しい部分を持ってコンビネーションを確立。
後残りない鶏の余韻と、
ハリのある日本酒の旨さ、終わる時間も、
見事に着地し合い、美味しく頂きました。

【 九・帆立と小布施丸ナスのさっぱり冷菜・自家製食べるラー油がけ 】

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パンフレット・コメント
→肉質のしっかりした小布施丸ナスを塩味のスープで煮ました。
 自家製ラー油と共にどうぞ。

僕がメモを取っている間に、
Ykさんから嬉しそうな声が降って来ました。
「合う!辛味と甘味が本当によく合う!」
このメニュウ、様々な甘さと辛さが交差していました。
内在するそれぞれが違う風合なのに、
甘さ、辛さにカテゴライズできる、
食べながら理解できる、
それはとても美味しく素晴らしいこと。
ホタテの甘味、ナスの甘味、スープの甘味、
自家製ラー油の辛味、
ラー油内のフライド系素材の香ばしい辛味、
どれもこれも印象的です。
自分もこの料理と「十五代九郎右衛門」の相性には、
とても驚き、
冷製の、口の中で小さく感じられる風合が、
日本酒によって上り詰めて行く所作、
美味しさを引き出す日本酒の凄さを改めて体験しました。
これは次段のお料理を食べた末に書き添えたコメントですが、
キーワードに「香ばしさ」があり、
「十五代九郎右衛門」と「香ばしさ」は、
素晴らしい相性、
香ばしさと酒の香が高み、
頂点へ向かってブリッジして合わさる感覚。
共に際立ち、共に張り合い、コラボレーションする。

ここで飲んでいる「十五代九郎右衛門」は、
ひとつ前の「信濃地鶏」を食べた時の物と同じなのだけれど、
印象が違っています。
日本酒が料理を、
より柔軟に受け止めた…と言うことだと思います。

【 海鮮 】
【 九・海老と香りパン粉の塩煎り 】

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パンフレット・コメント
→プリプリの海老を数種類の食材からブレンドしたパン粉で炒めた
 香り高い逸品です。旨味が綺麗な九郎右衛門の純米でどうぞ。

これ、僕とYkさんはふたりで貪る様に食べていました。
あまりに美味し過ぎました。
今食べたいかと言われれば、食べたいです。
一見、揚げ物に見える見た目だけれど、食感が違います。
揚げた場合は温度との勝負。
パリッとパン粉が立っている熱い間に食べないと、
時間と共に熱気と風味と食感が損なわれて行きます。
その全体のボリュームダウンは残念。
「塩煎り」と題されたこのメニュウ、
衣…パン粉も揚げたものに近くパリッとしているけれど、
硬くはなく、適度に柔らかく、あまり油の濃さを感じません。
この油の濃さ、煎りと言う選択こそが、
「十五代九郎右衛門」との相性を支えたと思っています。
香ばしさと相性が良い!…
…その点からはベストなメニュウ。
けれど、油の重みはせっかくの日本酒の持ち上げに、
足を取ってしまう場合もあり、
だとすれば、
もっと豪力の酒、岩清水なら純米五割麹で、
迎え撃ちたいほど。
アルコールによる食欲増進と言うより、
美味しさによる食欲増進で、
僕とYkさんは貪るにいたる訳です。
海老の印象はそんなに強く残っていません。
常に海老の香ばしい匂いも拾っていたし、
プリッとする食感にも触れていたし、
口の中は、
海老の甘い肉を思わせる雰囲気に満ちていたし。
そんなに印象が強く残っていないのは、
海老、パン粉、日本酒、
それぞれのバランスが、
非常に良い状態で組み合わさっていたからこそ。
海老だけの味がする、
そう言う仕上がりではなかった…と言う事だと考えます。
確かに海老は美味しかった!
それ以上に一皿全てが満足できるものでした!

何気なく、
添えられたお野菜用のドレッシングも美味しかったです。
香も良いし、酸味も良いし。
適度な酸味、酢が主体過ぎない、
油が多過ぎる場合のまろみ、こってり感がない、
美味しいドレッシングで、たっぷりお野菜を頂きました。

【 鶏 】

【 岩・鶏肉とぼたんこしょうの辛味炒め 】

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パンフレット・コメント
→完熟のぼたんこしょうは辛味の中に甘みがあり、
 今が旬のクセになる野菜です。
 辛いものが好きな方は、ガブッとどうぞ!
 味のバランスで辛いものに甘口の酒が面白い!岩清水五割麹で。

「今回の特選食材」に上げられている
「ぼたんこしょう」は信州中野、永江地区で栽培されている青唐辛子だそうです。
信州伝統野菜にも登録されているもの。

Ykさんからは「すごく美味しい」が2品続けて発せられました。
「すごいすごい」と大喜び。
これに合う日本酒として、
ここで満を持して「岩清水・純米五割麹」が登場し、
やはり「美味しい!」と絶賛。
「五割麹」、好みを分ける…と言われる場合もありますが、
僕もYkさんも共に大好きな1本です。

夏に中町「時しらず」で開かれた
「SAKE DAYS」4人が登場した場においても、
僕とYkさんは、その美味しさを再確認していた日本酒です。
(時知らず、イベント第3弾が24日に開催されました。行けず、残念)
(今回はチーズと日本酒をテーマにして催された様です)

( 旨し長野酒、夏野菜と過ごす中町の庭。(2010年8月1日・時しらず) )
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/201081-7e48.html )

メモにはこれについて、
「お互いが持つ甘さが合致」と書いてありました。
「ブリッジ」する組み合わせではなく、
「折り重なる」組み合わせでもなく、
両の手のひらを叩く様な、
「合致」と言う組み合わせに感じていました。
(これについて、キン肉マンの悪魔騎士「ジャンクマン」の
 ジャンククラッシュを思い浮かべたのだけれど、
 分かる人にしか分からないんだろうなぁ)

辛味は相反するアクセントとして捉えられ、
前菜では感じられない、旨味の圧力、押し寄せる味わいに対して、
大きな津波に対峙する防波堤、
高く強くあるべき防波堤は、インパクトある酸、
甘味とごく味が強く、力の溢れる「岩清水・純米五割麹」!

噛み締める肉の美味しさ、
ぼたんこしょうの香は、全体を勢い付けている感覚。
比較的、タレなど甘く味付けを感じたものを、
一気に食べやすく食べさせる構成に持って行っていると感じました。
食卓でも盛り上がり、
あっと言う間に無くなっていったメニュウでした。

【 和牛 】
【 岩&九・和牛ステーキ 黒豆ソース 】

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パンフレット・コメント
→今回特別に希少部位の肩ミスジを使用。
 サシも程好く、脂もしつこくありません。
 黒豆ソースは中国のトウチを使ったコクのあるソースです。
 お酒の酸味で味わいの深みが増します。両方の純米をお試しください。

肉、肉そのものがすこぶる美味しい。

普段の生活で、僕とYkさんはあまり牛肉を食べません。
嫌いと言う訳ではないけれど、
豚肉や鶏肉の方が、とても好みであるからです。
豚肉の脂は世界最高峰の美味であると思うし、
ラーメンにもチャーシュウは豚肉だし。
鶏肉は煮込んだり、
Ykさん必殺の照り焼きチキンなんて、特に好きだし。

以前、松本の「洋食厨房Spice」の夜メニュウで、
牛肉のステーキを食べたけれど、
その牛肉の美味しい味わいを随分と久しく感じたものでした。

「ミスジ」と言う部位を使ったステーキ。
牛肉の香をやはり久しく感じながら、噛み締める。
すごくあっさりして感じられました。
脂はあっさり、肉の味は適度に強い。噛み締めて何度も旨い。
トウチのソースも味を添えてくれる感覚で、
全体の味の度量、強度は、
終盤に向けて、優しく揃えられている様に思いました。
こってりソースでは日本酒に勝ち過ぎてしまいそう、
脂の多いステーキでは、脂を食べている感覚になってしまいそう。
良い肉質、良い部分を、
心地良く日本酒と味わえる牛肉の食し方を知る…
…そんな風に思いました。
「洋食厨房Spice」のフランボワーズのソースも、
似たコンセプトに感じて、
果実味も酸味も強すぎず、適度にワインに合わせて来ます。
“適度”故に、肉の味わいに集中して楽しむことが出来る。

「岩清水」、「十五代九郎右衛門」には、
共に相性が良い…と言うより、
強い相乗効果を持つ…と言うより、
お互いにお互いが寄り添って楽しめる感覚。
それぞれ蔵の個性、こうした場合に感じられますね。

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基本的な料理メニュウが全て出揃い、
歓談の時。
「酒」の一文字が素晴らしい善光寺屋さんの背中。

【 〆 】
【 中華茶漬け 】

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パンフレット・コメント
→お茶漬けのスープがメインの〆です。
 鶏ガラと干物の旨味を丁寧に引き出しました。

あっと言う間でした。
香ばしい焼きおにぎりが沈んだお茶漬け。
いや、お茶漬けと言うには、なんと旨味なることか。
ご飯に番茶だけでも成立するお茶漬けにあって、
本気で美味しい、腑に落ちて心地良いスープ!
動物性もクリアに感じられ、
香の良さは乾物系から与えられ、多角的。
甘味もあるし、ホタテや椎茸やそうした香味を非常に美味しく頂きます。
本当にあっと言う間に食べ尽くしました。
〆と言う事もあるだろうけれど、
息継ぎ、日本酒を途中で挟んだりせず、
「これは旨い!」と食べ続けていた記憶がハッキリ残っています。
Ykさんと揃って「ぷはぁ!」と、
食べ尽くした瞬間、空っぽの器を眺めていました。

【 デザート 】
【 日本酒と柚子のグラニタ 】

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パンフレット・コメント
→食酒楽会初のデザートです。
 日本酒の美味しさに柚子の爽やかな香をプラスしました。
 食事の最後に口の中をサッパリさせる冷たい一品をどうぞ。

日本酒は「岩清水・秀撰」を使ったそうです。
後日、長野酒メッセで「秀撰」を試飲させて頂くと、
確かにこのグラニタの香がしました。
食酒楽会当時、砂糖に近い香と共に拾っていたので、
日本酒の香と気づかなかったほど、
上手に香っていたグラニタ。
冷たさは爽やかさにも通じ、非常に美味しく頂きました。
例えるならば、
「大吟醸みぞれ」と言うイメージ。
使っているのは普通酒だけれど、
けれど、最大限に美味しさを引き出したものに違いありませんでした。

【 感謝の挨拶 】

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楽しい時間は本当に瞬く間。
たっぷり食べ、しっかり飲み、閉会の挨拶を迎えました。

【 本日の出品酒 】

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今回のタイトル画は特に気合を入れました。
こうして並んだ本日の出品酒に、
この場、この会場「三幸軒」の箸袋を立てて。
自書の「信州中野」「三幸軒」に、
CGと名乗るも少し恥ずかしいけれど、
PC上でロゴを描き、加えました。

小古井さん、上野さん、仁科さん、湯川尚子さん…
このイベントを盛り上げた皆さん、笑顔が溢れる会でした。
人も良くなくちゃ、酒も良くなくちゃ、
料理も良くなくちゃ、この縁になりはしない。
心から参加できたことを誇らしいと思うことが出来る会でした。
(愛煙家さんもほんの数人でした)

長野の酒を背負って立つと言っても良い!
「SAKE DAYS」の中の2蔵!

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この背中が、今年も美味しいお酒を造ってくれるはずです!

第10回食酒楽会、
「酒 宗夜」のSOJAとYkが楽しみました!

ありがとうございました!

期待は、きっと喜びを繰り返したい未来への想像から生まれる。


【 井賀屋酒造場 】
( http://www.iwasimizu.com/ )

【 湯川酒造店 】
( http://www.sake-kisoji.com/ )

【 善光寺屋酒店 】
( http://www.geocities.jp/yuuyurijp/ )

【 食酒楽会のブログ 】
( http://blogs.yahoo.co.jp/shokusyu1 )

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