« 2010年10月10日 - 2010年10月16日 | トップページ | 2010年10月24日 - 2010年10月30日 »

2010年10月17日 - 2010年10月23日

2010年10月20日 (水)

ただいま、松本。たったいま松本。(2009年12月7日・麺創研かなで、厨十兵衛、魔幌美)


ただいま、松本!

たった今、松本に着いたと思った時に、
実際に感慨深いものだったかと言うと、
どちらかと言えば疲れが優先していて、
重い荷物を駅舎のコインロッカーに詰め込んで、
身を軽くした上で、
いつもの曜日ではないけれど、
いつもの場所へ遊びに行く。

家に着けば、
そりゃ帰郷を実感するのだろうけれど、
僕とYkさんには、
松本を実感させてくれるお店があります。

2009年12月旅行記第11弾。
最終回。
東京都は調布「麺創研かなで」、
長野県は松本市「厨十兵衛」、
長野県は松本市のスコットランド、
「pub.摩幌美」訪問記。


前日、相当に飲んだのだけれど、
相当に食べてもいたようで、
あまり朝に影響を及ぼすことなく、僕らは部屋を出ました。

Cimg8151

コーヒーを飲みたいと、新宿駅東口の喫茶店に入ります。

Cimg8153

宿は新宿駅西口だけれど、
何故、東口まで来たのか…と言うと、
以前、Ykさんが東京に住んでいた頃、
アルバイトをしていた喫茶店が付近にあると言う事で、
見てみたくて東口までやって来ました。
実際はこのお店ではなかったけれど、
今も同じようにお店があるか分からないけど、
とにもかくにも、新宿が懐かしく映ります。
僕も新宿でアルバイトをしていた頃があるので、
東口や文化女子大近辺は、
とても懐かしいものと感じます。
アルタ裏の食べもの屋さん、何軒かを気に入って、
通ったこともありました。

そんな話をしながら、
お昼ご飯にどうしても食べたいラーメンがあるので、
調布に向かおう、
そう思って駅構内に下りて行った時の事でした。

Cimg8154

場所は移動しているそうですが、
おそらくはこちらがYkさんが働いていた喫茶店だそうです。
人ごみに吸い込まれるようにYkさんが進んで行きました。
懐かしさと嬉しさが相まった表情。
普段、後姿ばかりで、
顔写真を撮らない様にしているのだけれど、
この時ばかりは正面から記念に撮影しました。

余談ですが、
あまり写真に“ぼかし”を掛けたくないため、
そのままでありたいが為に、
後姿の写真を多くしたり、
横顔だったり、正面の写真を少なくしていたりします。

そんな朝の時間を過ごして、僕らは移動。

【 府中・麺創研かなで 】

当初の予定から、こちらに赴くこと決めていました。
残念ながら店主殿は不在でしたが、
その麺、食べられる事が嬉しい訳でして。

【 超煮干そば 】

Cimg8156

1度は食べておきたかったメニュウ。
前回、多摩独酌会後に寄った時には、
売り切れでありつけなかったからこそ再び。

Cimg8158

満足行く美味しさでした。

【 究極のたまごかけご飯 】

Cimg8155

サイドメニュウのご飯もの。
“おかず”などなく、美味しく頂ける完成度。

【 辛みつけ麺 】

Cimg8159

Ykさんは辛いもの好き、つけ麺好きと言う事で、
こちらをオーダーしましたが、
これがなかなか辛かった様子。
辛い雰囲気も、
これまで味わってきた辛味とは違う刺激でした。

その後、
帰り際に高架下のおもちゃ屋さんの店頭にて、
「リラックマ」のシールを作成。
電車の時間もないのに、
作りたくて仕方がなく、
プリントアウトまで時計と取り出し口とでにらめっこ状態。
無事、素敵なシールが出来、
かつ電車に間に合ったのですが、
思えば、
この頃から既に「リラックマ」好きであったのだと感じています。
現在、我が家にはいろんな「リラックマ」グッズがあったり、
僕のケータイの待ち受け画面には、
「マチキャラ」のリラックマが、
だらだらしています。
あの焦った気持ちも、
今思えばこそ、
大切な旅の思い出に他ならないですね。


その後、
新宿から高速バスに乗り松本まで。
冒頭に書いた僕らを経て、
旅の無事、感謝を四柱神社に伝え、緑町へ。

旅から帰ったら寄りたくなります。

【 厨十兵衛 】

Cimg8161

腰を下ろし、カウンターに肘を着く。
この憩いの為に旅をして来たんだと思うほど、
落ち着いた気持ちにさせてくれる場所。

【 栃木・大那 & 宮城・伯楽星 】

Cimg8162

栃木・大那・特別純米“初しぼり”
宮城・伯楽星・純米吟醸生“雄町”

松本にも新酒の知らせは届いていました。
Idさんのオススメであった「伯楽星」が特に良かった印象があります。
僕の好みからして、
どことなく物足りないイメージがある「伯楽星」、
それはつまりYkさんの好みに合う可能性が高いのだけれど、
事実、Ykさんの好みに合い、
美味しそうな笑顔を見ながら僕も味見をし、
通りの良さ、香が静かながらきちんと立つ様、
僕自身にも好感触であったと記憶しています。

【 師走七日月曜日・今宵の酒菜 】

Cimg8164

記念すべき帰郷の日に選んだ酒肴は。

【 ウマヅラハギ刺身 】

Cimg8167

大振りの肝が添えられ、
魅力が格段に上がるウマヅラハギ。
「今宵の酒菜」から、
まずはお刺身をお願いしました。

【 山形・東北泉 & 千葉・稲花 】

Cimg8168

山形・東北泉・純米“雄町”生原酒
千葉・稲花・純米吟醸生

続いては、
見かけたら頼みたいと思う「東北泉」と、
この頃からYkさんお気に入りであった「稲花」を。
「東北泉」のこのラベル、
近年、香よりも料理にあわせる酒質に移りつつあるのでしょうか。
味の華やかさより、バランスと酸、辛味、
舌に残して、料理を呼び込む感覚。
今年もその雰囲気があると感じていました。
Ykさんは好みのお酒に満足して、笑顔。

【 イカの正油焼き 】

Cimg8171

イカ、青森は八戸「がんこおやじ」で食べたイカは、
心の底から叫びたいほどに美味しかった。
こうして「厨十兵衛」で食べるイカも本当に美味しかったです。
イカの香、醤油の香、
温かさの中に酒の香が重なって合わさって、
とても美味しいし、
ブリッとした食感も楽しいです。

【 揚げ出し豆ふ 】

Cimg8172

寒い時期だったから、Ykさんがリクエスト。
久し振りに食べるIdさんの“揚げだし”…
日頃からダシを使った料理、
そのダシの、スープの旨さは折り紙つき。
張り付きそうな熱さを湛えるお豆富。
ほの甘いダシの雰囲気とが絶妙に美味しい。

【 長野・豊賀(米川) & 福島・あぶくま 】

Cimg8174

長野・豊賀(米川)・特別純米中取り無濾過生
福島・あぶくま・純米吟醸“雄町”

「豊賀」は必ずYkさんが頼む銘柄で、
このブログでも頻繁に登場していると思います。
当時を経て今はもうすぐ1年になりますが、
ずっと変わりなく「豊賀」が好みである様で、
「厨十兵衛」で蔵元さんにお会いしたり、
小布施に赴いた際にお会いしたりする中で、
例えば、
気になるお酒がない場合、
Idさんにオススメを聞いたりする場合、
そんな時に、
「鍋島」か「豊賀」を選ぶ事が多いんです。

僕は「あぶくま」をお願いしました。
柔らかさを持つ「あぶくま」らしさと、
綺麗な雰囲気。
食と共に走る印象の味わいでした。

【 早採りザーサイの浅漬け 】

Cimg8176

青みのある香と、
強く返す食感が魅力の早採りザーサイ。
浅漬けゆえの塩の香と、
早採りだからこそ野菜らしい爽やかに香る雰囲気。
ここ数ヶ月は塩分を抑えたいが為に、
あまり注文していないけれど、
お気に入りの酒肴です。

【 せせりの唐揚げ 】

Cimg8177

首肉である「せせり」、
筋肉をとても感じます。
筋肉を織り成す繊維、力強い食感から、
肉汁が染み出す、アツアツの唐揚げ。
「厨十兵衛」のメニュウの中でも、
かなりお気に入りの一品です。
見掛けたなら、1度は是非食べてもらいたいメニュウ。

【 チャンジャご飯 】

Cimg8179

Idさんに造り方を思い出してもらってお願いしたチャンジャご飯。
以前に食べた時の美味しい印象が忘れられず、
この頃、
波田町の「ハンリュウ」で自家製「チャンジャ」を買い求め、
そうしたものへの興味が高まっていたからか、
どうしても食べたくてお願いしました。
焼き飯ではなく和え飯なのだけれど、
これでもかっ…て程に美味しいです。
めいっぱい食べて来たのに、軽々と平らげることが出来ました。
幸せ。

【 山口・東洋美人 & 大阪・秋鹿 】

Cimg8181

山口・東洋美人・純米吟醸“愛山”
大阪・秋鹿・特別純米酒“槽搾直汲”,“山田錦”
2007年3月上槽

最後にお願いしたのは、
あえてここまでに頼まないでいた日本酒を。
それを飲みたいからこそ、
必ず飲んで帰りたいからこそ、
最後の最後、とっておきにしたボトル。
Ykさんは「東洋美人」、
この香り高さは、好みの中心に位置する銘柄。
香り良く華やかで明るく豊か、
渋味や苦味を感じさせず、甘味が残る。
そんなお酒が好みであるからこそ、
「東洋美人」を選びました。
僕は熟成させた「秋鹿」を。
熟成の素晴らしさを知るに足る蔵元さん。
酸の熟れて行く形を感じる事が出来ます。
ハリがありつつも旨味の層が増す。
新酒ならば新酒の良さを、
熟成した先にも期待が詰まっている。
今宵もとても美味しい日本酒に出会うことが出来ました。

しっかり食べて、程好く酔い、
心を豊かにさせてくれた場所。
僕らは席を離れ、ほぼ毎週の終着駅へ。
今週は土曜日に旅先だったけれど、
だからこそ、
こうして訪れる月曜日。
迎えてくれる酋長、Akkoさんは、
いつも通りだけれど、
ここまでの長い旅を経て辿り着いた、
全てここで終わる思いは、
旅情であり、郷愁であり、
心の最果てに宿る命の水を滴らせた場所。

【 pub.魔幌美 】

Cimg8184

どのボトルにしようか。
何か特別なものを…と思ったりしませんでした。
疲れていたこともあるかも知れないけれど、
いつもの、いつも通りのすべてが心地良い。

【 BRUICHLADDICH"PEAT" & SCAPA 】

Cimg8187

僕は興味があったブルイックラディの「PEAT」をお願いしました。
Ykさんは誕生日記念で入れたボトル「SCAPA」、
お気に入りの1本を。
10ヶ月後の先日10月初旬、
この「SCAPA」も空になりました。
当時ですでに半分ほど…その後、
よほど大切に飲んでいた様子。

あの日は、
旅の思い出を酋長と話しながら暮れて行きました。



2009年12月旅行記第11弾、
そして旅行記全編、これにて終了!

結局、
合間に四季折々のイベントを挟み、
今年は信州SAKEカントリーツーリズム関連の記事を挟み、
気づけば、
もう直ぐ1年になりそうです。
楽しかった、あの旅……
…と言うより、僕とYkさんで思い出すのは、
「美味しかった、あの旅」と言う感覚です。

また青森に、福島に行きたいなぁ…と言うより、
再び、「がんこおやじ」でお刺身と陸奥八仙とせんべい汁を!
「樟山珈琲店」でパフェとコーフィを!
喜多方ではラーメンも食べていないし!
まだまだ旅をしたい!と思います。
行ったからこそ、また行きたい!
もっと知りたいし、もっと味わってみたい!

全11回に分けて書いてきた2009年12月旅行記。
僕とYkさんにとって、とても思い出深い旅でした。

巡り会った全ての方に感謝!

本当にありがとうございました!

良かった。
目標の1年以内に日記を書き上げることが出来て。

いろいろあったけれど、
一応、
僕らふたりが息災であって。

さぁ、Ykさん次はどこに行こうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年10月10日 - 2010年10月16日 | トップページ | 2010年10月24日 - 2010年10月30日 »