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2010年10月3日 - 2010年10月9日

2010年10月 9日 (土)

夜空の深きこと、酔いの深きに通ず。(2009年12月6日・AGLIO)


普段ならば踏み止まったかも知れない。

踏み止まれなかったのは、旅だからに違いない。

満喫を目指すのならば、立ち止まらなくて僕らは正しかった。

2009年12月旅行記第10弾。
東京都は下高井戸「AGLIO」訪問記。


「酒魚まきたや」を後にした僕とYkさん。
手に入れたショップカードを元に、
とりあえず基点として「下高井戸」駅に戻って来ました。

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ふらりふらりと周辺をぐるり回るように巡り、
いつしか線路を渡り、
商店街の先に踏切が見える場所まで戻って、
「AGLIO」に到着しました。

【 AGLIO 】

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出迎えてくれるヒューガルデンの文字と、
ピンク色の象はビアバーらしさを感じさせます。
以前、神田「The Ja-ha Bar」に出会った時も、
ピンクの象が僕らを導いてくれました。

Cimg8147

一旦はテーブル席に案内してもらったものの、
雰囲気を味わいたいと、
カウンターに座らせてもらう事にしました。

【 Abbaye St.Martin 】

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【 MALHEUR 12 】

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Ykさんは黒板の中から選んでサンマルタン、
僕は珍しい樽生仕様のマルールをお願いしました。
マルールはアルコール度数12度と、
ビールの世界では高濃度。
それを飲むことは、
細身の線1本で繋がっている意識を、
見事に千切るやも知れないと感じながらも、
好奇心に点けられた火を消すことが出来ませんでした。
普段は瓶でしか見かけないマルールの生だなんて!

「マルール」は実に強く実に濃く、
ささやかな喉への引っかかりを感じるものの、
ゴクリゴクリ、美味しく飲むことが出来るもの。
脳髄がとろけて行きそうになるのは、
例えば「ロシュフォール10」などでも味わえる至福感。
比較的ドライな印象も持ち合わせていて、
スパイス感などと似た重さの中での軽さが存在していました。

【 琥珀エビス・生 】

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ふたりで1杯を飲もうとお願いした「琥珀エビス」…
どこか落ち着く1杯でした。
サンマルタンも7%と言うアルコール度数で、
肩に力が入る訳ではないけれど、
高濃度のビールだと感じる美味しさでした。
逆に「琥珀エビス」は、
アルコール度数ひとつ取ってみても、
実に飲みやすく軽快でソフト。
マルールやサンマルタンに内在する甘味も、
発泡の強さの中、
「琥珀エビス」はあまり感じられず、
爽快な飲み応えでした。
「ウィスキーのチェイサーにビール」なんて言いますが、
それに近いのか遠いのか、
僕らのこの日の着地点、終着駅は、
「琥珀エビス」でありました。
心から美味しかった!

対応して下さったバーテンダーさんが、
偶然にも長野県上田出身の方で、
地元の風をここでも感じながら、おしゃべりに興じながらの12月6日でした。

記憶のほとんどを僕は無くし、
現在の記憶として、
ホテルのベッドに倒れこんだあたりのワンカット、
実は一番最後に撮影した冒頭の下高井戸駅の写真、
これを撮影する時のワンカット程度しか、当時も今も覚えていません。
なんとなく、
新宿をふらふらと、
けれど宿までまっすぐ帰った様な記憶がある訳ですが…。

新宿の街中、上を見上げると黒く奥が見えない夜空。
伸びる高層ビルの方が手が届きそうにも見える。
Ykさんとふたりで、ゆっくり歩いて帰った日。
思い出せるワンカットワンカット、
それぞれがとても心地良い気分でありました。

2009年12月旅行記第10弾はここまで。
最終第11弾に続きます。

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