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2010年9月5日 - 2010年9月11日

2010年9月 5日 (日)

旅第5回・信州SAKEカントリーツーリズムツアー(2010年5月22日・松本)

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「よし!街に出るなら、今日は旅5回目だ!」

突風一陣。鶴の雄叫び声。
風の向くまま気の向くまま、
5月ある日に、思い立ち。

「工芸の五月」の記事に気になるものがありました。
その場所、名水の蔵に近く。
歩いて回ろうじゃないか、松本市街地。

思う。
僕はこの選択をして良かった。
初めて訪れた蔵元、
その場所を存分に楽しむ事が出来るには、
歩いて行く事が、何よりも必要だったろう。

いつもの様に、

車では味わえなかった旅。

信州SAKEカントリーツーリズムツアー!
旅第5回目は故郷・松本!

5月週末を楽しみました!


【 信州SAKEカントリーツーリズム公式サイト 】
( http://www.nagano-sake.or.jp/tourism/ )

( 信州ディスティネーションキャンペーン・HP )
( http://www.nagano-tabi.net/sc/dc/ )


【 2010年5月22日 】

このブログを書いている8月後半。
計画も含めれば、
第8回分まで旅のスケジュールを体験しています。
どれもこれも朝はそれなりに早い。
蔵を数箇所巡る…
その移動時間を考えると、
自然と時刻が早まっていく道理。

この旅第5回だけは、
本当に突発の突貫で、計画書も行った後から、
申し訳程度に書いたほど。
土曜日、目が覚めてウダウダして思いついて、
いきなり行動を始める。
「工芸の5月」の、
あるイベントが気になる。
場所を調べると、松本市街地である。
恒例の週末飲みの場所にも近い。
歩いて過ごせる圏内に、
イベントも、蔵元も、週末飲みのいつものお店も、
みんな含まれているのだから、
「よし!行こう!」となるのも、もしかすると道理。

いつもは17時、18時台の電車に乗って、
松本に遊びに行くのだけれど、
僕らは昼過ぎ、松本駅に降り立っていました。

【 ナワテ通り 】

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このあたりまでは、
普段「よよぎ」や「厨十兵衛」に飲みに出ると通るルート。
「中町」と女鳥羽川を隔てて並行に走る「ナワテ通り」を歩きます。

小学生の時分は、
どちらかと言うと六九商店街「バンタム」派でした。
ナワテの「宇宙堂」には、あまり寄ったりしませんでした。

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「ナワテ通り」を抜けると、裏町に入ります。
裏町の外れ、
「麺肴ひづき」や「木曽屋」の近くを通り、更に東へ。

【 宇宙堂本店 】

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ナワテの宇宙堂には行かなかったけれど、
こちらの「本店」には、ちょくちょく顔を出していました。
思えば、その頃から蔵元はあったのに、
当時は全く携わることなく過ごしていました。

…未成年ですから、
当然と言えば、当然なのかも知れませんが。

【 松本市・善哉酒造 】

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そして到着!
「善哉」「女鳥羽の泉」を醸す「善哉酒造」です。
(よいかな・めとばのいずみ…と読みます)

( HP:http://www.mcci.or.jp/www/yoikana/ )

【 女鳥羽の泉 】

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環境省「平成の名水百選」に選ばれ、
「まつもと城下町湧水群」のひとつでもある
「女鳥羽の泉」が、蔵の前にあります。
自家用にタンクに汲んで持ち帰る方も多いです。

そう言えば、
一時、夏の日、
Ykさんと出会う前、
夜、馴染みのあちらこちらで飲んで、
気分が良いまま散歩をして、
こちらに立ち寄り、お水を頂いたこともありました。
その爽快なこと、今も思い出します。

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小売部、店内には「善哉」、
「女鳥羽の泉」が並んでいます。

「信州SAKEカントリーツーリズム」用の
お酒を選ぶより早く、
僕らは歓待され、
お店に入ってすぐのテーブルに座ります。
テーブル越しには蔵の奥様。
同じ岸には、缶コーヒーを片手に持った、
おばさまがおひとり。

思えば、
蔵がお酒だけを売る場所であるならば、
テーブルなど、いらないでしょう。
けれど、
蔵はお酒だけを売る訳ではない。
縁も築くもの、
人の流れを組み(汲み)するもの。
だからこそ、
入ってすぐにテーブルがあり、
座る人を待つ椅子があるのだと感じます。

僕らも吸い込まれるように腰を下ろし、
肩から掛けていたカバンを下ろしました。

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「試飲していって!」と次々に並べられる、
「善哉酒造」のお酒たち。
大吟醸まで、惜しげもなく出して頂いた…
気風が良い、とはこの事を言うのではないでしょうか。
僕らは突然向かったのだけれど、
とても手厚くもてなして頂きました。

そして、
あっと言う間の1時間30分!
何と僕らは心から楽しんだのです。

お隣になったおばさまも交えて日本酒談義。
それも堅っ苦しい事はありません。

信州SAKEカントリーツーリズムで、
蔵の滞在時間、これを上回ることは、
これから先、ないと思います。
それまでは中野市「井賀屋酒造場」で、
小古井さんに蔵の中を見せてもらった事が、
最長であったのではないか、と思います。

なんと楽しい話であったでしょう。
生まれ故郷、松本が僕は大好きです。
松本の話に飢えていたのかも知れません。
松本にいて、松本の話はあまりしませんから。
する時は、
先物新物、目新しい情報ばかり。

こうして午後の昼下がり、
のんびりお話をしながら過ごす。
過ごす事こそ贅沢。
蔵の奥様にはいろんな事を教わりましたし、
楽しませて頂きました。

梅酒、お代わりさせて頂いたのは、
すごくすごく美味しくて、
ワガママを言いたくて仕方が無いくらい
美味しかったからこそで。
「梅酒用」の日本酒を思わず買うに至るほどで。

扇風機の前、クーラーの前、
この頃、5月は手放せないほどでは無いけれど、
陽の光が強い日、
涼しく過ごせたのは「女鳥羽の泉」の湧水と、
ここ小売部に吹く風が心地好かったからに違いありません。
思い返すと思うのは感謝の時間。
Ykさんも楽しそうで、本当に良かった。

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このグラス、このお酒、
僕は心から美味しく頂きました。
知ってはいたけれど、知らなかった世界。

先日赴いた宮城県、
「宮城峡蒸留所」にて、
「摩幌美」の酋長がある一言をつぶやきました。
それを聞いたとき、
真っ先に思い浮かんだのは、この写真であり、
このグラスであり、あの場の世界観そのものでした。

酋長は言いました。
「マザーウォーター割りなんて蒸留所でなきゃできない」

試飲ボトル群の中に見える、
右から3番目のボトル、緑色瓶。
純米吟醸生原酒「安曇野だより」を、
蔵の前に湧く…
たった今、湧き出たばかりの水で割る。

この美味しさは、
自分の中の歴史に残るものでした。
僕もYkさんも、量を飲みました。
けれど、なんと心地好い酔いへの導き。
清冽さのあり方、酒の輝き、
甘味、香、伸び、それぞれがとても美味しく感じました。
蔵の奥様曰く、
お客さんの中でも、この飲み方を知り、
わざわざ東京から取り寄せたいと仰る方もいるのだとか。

「日本酒を水で割る」ということは、
実はそんなに珍しくないんです。
もし、手に取ったボトルに「原酒」表記がなければ、
加水されています。
ほとんどの日本酒が加水されています。
だからこそ、
市販されている日本酒に更に加水することは、
あまりないのです。
蔵元さんによっては、
原酒の類に多いことですが、
氷を浮かべる「ロック」状態での適飲をオススメする
蔵元さんもいますよね。
「このお酒はやや強いので、ロックあたりでどうぞ」
…なんてね。聞く気がします。

焼酎の世界まで行けば、
「前割り」をするべく水で割る…
それがあるのに、日本酒にはそんな経緯が無い中、
自分もここまでの美味しさがあると、
知りもせず、探求もせず、
「あぁ、なんてお酒は美味しく飲むべきものだろう!」
…と感じたことでしょうか。

お隣の席のおばさまが水を汲みに行ってくれました。

「 これくらいかなぁ 」

…と蔵の奥様が、グラスに水を加える。
その光景は、とても驚いて見えたものです。
だからこそ強く記憶に残る。

全ての記憶に僕は語り掛ける、
感謝の気持ち。

もし、
慌しく蔵を巡るツアー計画では、
けして、
この日、この楽しさはなかった事でしょう。

「善哉酒造」、堪能しました。

【 女鳥羽の泉・純米吟醸 】

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購入したのは「女鳥羽の泉」で。
沸き出ずる女鳥羽の恵みを背景に湛えて。

「工芸の五月」、
松本市内では至る所でイベントが行われていました。
「クラフトフェア」を主幹としての様々なイベント。
その中から、
日本酒が関連するイベントを発見しました。

「善哉酒造」を後にした僕とYkさんは、
南方に進路を取ります。
くしくも「源智の井戸」に程近い場所。

【 水のカタチ・池上喫水社(池上邸・蔵) 】

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喫茶と展示を行う場所。

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古い蔵の中には、
石川県金沢市の工芸作家さんの作品展が行われていました。
「水」をテーマとした磁器やガラス、金属での作品で、
主に、蔵に差し込む光で照らすディスプレイ。

石川県金沢市繋がりで出展していたのは、
こちら。

【 福光屋・草の庭カフェ 】

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「加賀鳶」・「黒帯」などの日本酒を醸す、
「福光屋」さんのカフェ。
この日、僕らは日本酒については、
すこぶる満足していたが故に、
カフェを楽しませて頂きましたが、
メニュウを見ると、「酒肴セット」として、
「加賀鳶」の純米吟醸と豆腐味噌のセットもありました。

【 酒ケーキ+加賀棒茶 】

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特別純米酒を用いた酒ケーキで、
アルコール度3%と言うお菓子。
冷たい加賀棒茶と共に頂きました。

【 酒かすまんじゅう+加賀棒茶 】

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こちらは純米大吟醸の酒粕を使った酒粕饅頭。
他にも冷やし甘酒など。
展示されている作家さんのテーブルウェアで頂きました。
またそれも格別、ですね。

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旧池上邸の庭を眺めながら、一息。



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僕とYkさんは街の中心部へ戻る事にしました。

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すると、Ykさんが小川の中を指差します。

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流れる清流の中に、案内表示。
今、その指し示す場所からやって来たのだけれど、
だからこそ、なんだか嬉しくなるディスプレイ。

「工芸の五月」、その一環を楽しみました!

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当初の計画では、
この後に松本市美術館に行こうと思っていたけれど、
ゆっくり時間を過ごした結果、
美術館を見るには、やや時間が足りない。
ならば、
明日に回して、今日は今日でこのまま恒例、
土曜日呑みに繰り出そうじゃないか。

そんな訳で、
四柱神社にお参りをしてから向かった緑町。

【 松本市・厨十兵衛 】

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「厨十兵衛」にて、今宵の呑みを始めます!

【 皐月二十二日土曜日今宵の酒菜 】

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【 福井・越前岬  & 神奈川・相模灘“雄町” 】

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福井・越前岬・純米吟醸“十八号”厳選槽場汲み
神奈川・相模灘・純米吟醸“備前雄町”槽場詰め無濾過生原酒、

僕は「越前岬」、
Ykさんは美味しさから覚えの良い「相模灘」をお願いしました。
この日、「相模灘」が各種取り揃えられていて、
呑み比べをしながら、楽しむ事が出来ました。
「越前岬」は透明感もあり、
また全体が明るく、美味しいお酒でした。

【 とりわさ 】

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「とりわさ」をつまみつつ――…

【 神奈川・相模灘 & 埼玉・鏡山 】

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神奈川・相模灘・特別本醸造生、
埼玉・鏡山・純米原酒“袋吊り雫酒”

次なるお酒は、僕が「相模灘」で、Ykさんが「鏡山」を!
相模灘の特別本醸造、
数ある本醸造の中でも、
トップクラスに誠実で美味しいボトルだと思っています!
だから大好きだし、元気いっぱい、キリリとした飲み口でした!
鏡山はYkさんが好む蔵元、
「厨十兵衛」にあれば、必ず頼むだろうボトルです。
ソフトさ、甘味の広がりを基調として香が立つ感覚。
美味しい日本酒で、食欲にも酒欲にも更に元気をもらいます!

【 三色揚げ生麩 】

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甘いタレがかかった揚げ生麩。
これは「手始め」に出ることもあるのだけれど、
とかく、Ykさんが大好物!
くにゅくにゅの食感と香!美味しいです。

【 くず打ち湯引き鱧 】

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今年、鱧を食べたのは、この1回だけ…になったかも。
普段は梅を食べられない自分ですが、
鱧との好相性は見過ごせません!
身の厚味、香る梅の香に、葛の滑らかな舌触り。

【 岡山・大正の鶴 & 静岡・磯自慢 】

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岡山・大正の鶴・純米無濾過生原酒“備前朝日”、
静岡・磯自慢・純米吟醸“山田錦”、

僕がお願いした「大正の鶴」は、豪快な風が吹く強い味わい。
しっかり強く、しっかりキレて行く感覚で、飲ませます。
Ykさんは「磯自慢」を。
バランスの良さは相変わらずで、そっとふくらみを置いていく感覚。
この余韻が後を惹きますね。

【 冷奴子 】

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この夜は全体的にサッパリしたものを求めていた様子。
酒宴、必携の友!

【 神奈川・相模灘 & 栃木・若駒 】

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神奈川・相模灘・純米吟醸“播州山田錦”槽場詰め無濾過生原酒、
栃木・若駒・純米吟醸無濾過生原酒“嘶き”

続いて僕は更なる「相模灘」を。
今度は使う酒米を「播州山田錦」にしたものを頂きます。
品良く、バランス良く…と言うイメージですが、
もう少し、
夏頃を迎える頃には、熟成が見え始め、
もっとボリュームアップするのではないか…と感じました。
そのポテンシャルを感じた1杯。
「若駒」はYkさんに。
華々しい勢いのある麗しいお酒。
これもこの時期に好きだったお酒として記憶にあります。
そういえば、
四ツ谷「鈴傳」さんのブログを見ると、
( 地酒専門店 鈴傳 番頭日記 )
( http://blogs.yahoo.co.jp/tetsuo8823sake )
「本命」と言う新ボトルも発売された模様。
熱い思いが込められた厳選袋吊り故に、
本数がかなり限られてしまっている様子。
また松本でも飲む事ができたら嬉しいですね。

【 のど黒の塩焼き 】

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焼き上げる。
ふっくら身が持ち上がる。
香に満たされる至福。
焼き魚の美味しさ、
なかなか家では出来ないけれど、
だからこそ、こうして外飲み、
料理人の技巧を知る訳でして。
じっくりローストする「厨十兵衛」の焼き物、
たまらなく好きですね!

【 大阪・秋鹿・山廃純米生原酒2007年“酉元しぼり” 】

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Idさん曰く「面白いお酒」です。
日本酒として成る前の小仕込みの段階を搾ったもの。
「塩尻ワイナリーフェスタ」で飲むことが出来た
五一ワインの「発酵中」にも似ているけれど、
山廃仕込と言う観点からも実に珍しく面白いボトルだと感じました。
味わいも興味深く、
強いて言えば、
製造途中の段階を味見させてもらえるボトル…だと思います。
“蔵でしか味わえない”なんて、
宣伝文句、肩書きに書かれている事が多いけれど、
余程、味わう事ができない日本酒だと感じました。

僕にとっての第一印象は「酢のようだ!」と言うもの。
酸の高さゆえ、当然に思える感想だけれど、本当にその通りで。
料理にも合わせられるし、
なるほど、YkさんやIdさんが言うように、
ワイングラスに入って出されれば、
ワイン、シェリー酒のイメージを思い浮かべることでしょう。
日本酒は本当に面白いですね!

【 生ゆば 】

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あとちょっとの気持ちを埋める「生ゆば」を。

【 pub.摩幌美 】

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続いて向かったのは駅前の「魔幌美」です。
僕らがほぼ毎週訪れるパブリック・バーです。

【 JOHN SMITH'S EXTRA SMOOTH 】

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気分が良い日に頼む事が多いかも。
香ばしさ、甘味が美味しく、
喉越しのスムースさは“EXTRA SMOOTH”の名に偽りなし。
味わいを活かすパイントグラスで頂きます。
バーカウンターにて、
飛び回った1日に羽を下ろす感覚。

【 BOWMORE・BBR 16yo(distilled 1994) 】

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BBR社の復刻ラベルシリーズから、
「ボウモア」16年を頂きました。
昨今、酋長が「開いているよ」と教えてくれるボトルは、
特に品質が高く美味しいモルトが多いものです。
このボウモアも然り。
香、どう例えたら良いでしょう、
ピート感もありますが全体に高貴なイメージ、
“ほど硬い”…香が開いていない硬さではなく、
光沢のある香なんです。光が照らす、反射するイメージ。

おしゃべりも楽しんで締めくくった5月22日でした。

【 5月23日 】

蔵元に行く予定はないけれど、
初期計画に含まれた美術館に行くまでが、
僕らの中での旅第5回。
故に、まだまだ続きますとも。

【 洋食厨房Spice 】

雨が降っていた日。
気分を晴れやかにするお昼ご飯を。

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いつもたいてい座る席が同じだけれど、
この日は別の席にて。
気分も景色も、ちょっと違いますよね。

【 前菜・カルパッチョ 】

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前菜「鮮魚のカルパッチョ」、
5月23日は8種類のお魚にて。
ボタンエビ、
メバル、レンコダイ、バチマグロ、
アイナメ、ホウボウ、マトウダイ、イシモチの炙りです。

バチマグロは塩とオイルが非常に合う事を知りました。
マトウダイは、ささやかにもちっとした食感と、
身の甘味が美味しくて、
アイナメの炙りは炙った皮目も活きて、
ブリッとした強さがあり、
レンコダイはお魚らしい香と、
筋肉の歯応えを感じる美味しさがありました。
メバルも肉の厚味と筋肉の繊維を感じるけれど、
レンコダイとは違う香、違う身の張りだから面白い。
ボタンエビは素晴らしすぎて無言になります。
たまらなく旨い。

カルパッチョは食べる内に楽しくなります。
食べれば食べるほどです。
季節ごとのお魚であり、
昆布〆やシェリービネガー〆など趣向も凝らしてあって、
毎回、楽しみなんです。

【 大根と三ツ葉のサラダ & トマトと人参のポタージュ 】

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オイル感がないサラダは、
野菜の香が立ち、ほんのり感じる塩の香と、
確かに感じる塩の味、
野菜のテンでバラバラな歯触りが美味しい。
お気に入りのサラダです。
野菜に生きる歯触りも味も個性で無二。
バラバラをバラバラに味わうから、野菜が美味しい。
書いている8月後半、
結局、更新日は9月5日今。
午前10時の今だけれど、午後になったら、
このサラダも含めて、洋食厨房に行こうと思います。
セットにされてしまいがちなサラダも、
僕とYkさんには洋食厨房に向かう理由になります。

ポタージュはトマトもニンジンも、
そのエキスがたっぷり詰まった味わいでした。
ニンジンの甘さ、トマトの酸味があって、
奥にニンジンの土っぽい香も支えとしてあって。
いつもあっと言う間に飲み干してしまいます。

【 ハヤシライス 】

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この日の僕は「ハヤシライス」の気分。

【 カレーライス 】

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Ykさんは「カレーライス」の気分。

洋食屋さんのライス系定番メニュウだけれど、
それぞれが個性に溢れていて、
こうして食べ比べると、
より美味しさに気づく事が出来ます。

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ゴロゴロと大きいお肉が入ったハヤシライス、
対してカレーライスはご飯のお隣に、
じゃがいも、長いもと一緒に置かれています。こちらも大振り。
カレーライスのスパイス感は、
ハヤシライスのトマト感を味わうと、
より強く感じられ、
ハヤシライスのほんのり酸味の美味しさを感じると、
カレーライスはその要素がない美味しさであると気付きます。

この味わいの差は気分によりけり選ぶ事ができ、
辛さは添えられるスパイスで好みに合わせることができ。
たっぷりのご飯でお腹いっぱい食べられます。

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食後にはコーヒーをお願いしました。

【 デザートの盛り合わせ 】

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今日のデザートは、
イチゴとキウイのショートケーキ、
カンパリとオレンジのゼリー、
リンゴとパイナップルのグラッセ、
パンプディング、イチゴの果実。

それぞれ感じる甘さが違います。
いろんな甘味を楽しむ事ができる一皿!
グラッセの濃密な甘さ、
パイナップルの香の良さは特に印象に残っています。
定番に近い特製のパンプディングは、
そうですね、1度は塊で食べてみたくなる味です。
しっかりプリンなのだけれど、
食パンがあるからこその塩に裏打ちされる旨味、
ほんのり甘い程度の糖度が非常に心地良い。
カンパリとオレンジのゼリーにも、
ほとんど砂糖的な甘さは感じず、
カンパリやオレンジそのものの甘味が基本。
イチゴとキウイのショートケーキ、
生果実のイチゴに存在する甘さは、
自然の美味しさが活きているもの。

こんなにも楽しめる一皿に感謝。

食から元気をもらった僕らは、
いよいよ松本市美術館へ。

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草間彌生さんのオブジェも雨に濡れていました。

【 松本市美術館・型絵染・三代澤本寿生誕101年展 】

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今回、僕とYkさんが訪れたのは、
この三代澤本寿展を見てみたいと思ったからこそ。
展示の評判を聞き、興味が湧いたのだけれど、
市内、至る所に作品が残る松本を知る事は、
更に郷土愛を深くさせる内容だと感じました。
作品としても素晴らしく、
創作される芸術に触れた思いです。

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他、常設展も含め、ゆっくり観覧。
こうして松本市美術館を見るのは、
思えば初めてかも知れません。
特に草間彌生さんの世界は、
背筋を寒いものが伝うものもあり、印象深いです。
しかし、欲張って常設展を全部を見ようとし、
やがて「そろそろ閉館します」の館内放送を聞きつつ、
されど、見ていない所を駆ける様に見尽くしてから、
美術館を後にしました。
もし、僕らとすれ違った人がいたならば、
それこそ満足げな表情の僕らを見たことでしょう。


以上、
信州SAKEカントリーツーリズム、
SOJAとYkの旅第5回は1蔵を回りました!

松本を楽しむ週末2日間、
旅なのか日常なのか、
楽しいから楽しいから、
めいっぱい楽しんだから、
僕らなりの日であったから、
旅でも日常でも当てはまるツアー!

スタンプ全76個制覇まで、残り52蔵です!

たった1蔵でも、素晴らしい時間を過ごせる信州。


【 信州SAKEカントリーツーリズム公式サイト 】

( http://www.nagano-sake.or.jp/tourism/ )

蔵元情報や、推奨ルート、
最も重要なスタンプ台紙などは、こちらから!



「工芸の五月」その後。

【 クラフトフェアと洋食厨房、摩幌美のカウンターにて。(2010年5月29日・松本) 】
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/2010529-318c.html )

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