« 2010年6月20日 - 2010年6月26日 | トップページ | 2010年7月4日 - 2010年7月10日 »

2010年6月27日 - 2010年7月3日

2010年6月30日 (水)

洋食厨房と最近の家ごはん(2010年6月27日・洋食厨房Spiceと自作つけ麺)


素晴らしい刺激を受けると、良いことが起きる。

がんばろう、やってみよう!

そうした気持ちに自分を持って行く、

きっかけ、美味しい洋食厨房にて。

うきうきして組み立てて行く。
そんなランチタイム。

【 6月27日:洋食厨房Spice 】

出掛けた頃の自分は、どちらかと言えば、
良い気分ではなかった…と思う。
それなりに二日酔いもあったけれど、
雨、曇り、晴れが見えない、望めない様な天気が続き、
仕事の忙しさも7月12日や13日を目標に、
立て込み方が激しくなり、
前日も楽しく松本の街を楽しんだものの、
何もかもが元気いっぱいだったかと言うと、
これからの1週間を考えなければ良いのに考えてしまい、
せっかくのガネーシャ、十兵衛、魔幌美のコースも、
“楽しい”と言う思い出になってしまいそうだった。
今、今がどうあるべきか。
もっとポジティブに物事を、
目の前に見えていることを見えそうも無い事まで、
捉えていく事が出来たなら。
そんな風に思う。

雨の日はそんなに嫌いじゃない。
悩む事が降り落ちる雫を追う目線の様に、
頭を地面に向けさせる事は、好きではない。
見るなら、太陽が隠れている薄い雨雲を、
早く行き過ぎる濃淡見える雲の流れを、
つまり空を見上げていたいと思う。

毎日、お腹は空く訳で。



どこかウキウキして来る。
厨房からバーナーの音が聞こえてきた。
きっと僕らのカルパッチョの中の何か、
炙って出される何かに違いないと思う。

【 前菜:カルパッチョ 】

Cimg0542

海老が前菜のカルパッチョに付けられる事は
嬉しい事に珍しくないけれど、
この海老は初めて見た気がする。

6月28日のカルパッチョは、
カワハギ(肝付き)、イサキ、
炙り〆鯖、炙り鯵、炙りイシモチ、
イシガキダイ、オコゼの7種類と、
海老は「キジエビ」と呼ぶ海老だそうだ。

キジエビの卵は、いつもの海老の青い卵とは違って、
黄色い卵でプチプチ、強い食感もある。
不思議な甘味。そう言えば、比べて殻がしっかりしていた。
身の甘さは透き通る様で美味しい。
オコゼの歯応えも好み。弾力がしっかりあって美味しい。
炙りシリーズの身の厚さ、厚さを感じられる旨味。
白身は炙りとは別の世界。それが美味しさの差となり、
器を楽しませてくれる。

【 おかひじきとかぶのサラダ 】
【 紫キャベツとアップルビネガーのポタージュ 】

Cimg0545

今の時期、「おかひじき」って旬なんだなぁ…と思う。
最近出来た内田のファーマーズガーデンにも、
「おかひじき」が売られていた。
洋食厨房のサラダは野菜の歯応えや香が生きていて好きだ。

ポタージュから感じる香、甘い香がある。
シナモンみたいだけれど、
いつもの様に「間違いなくシナモン」と言う記憶が無い。
もっと甘い香も共に立ち上っていて、
Ykさんが嬉しそうにポタージュ用のスプーンを僕に渡してくれた。
「早く飲んでみよう!」と言う合図であり、
届けられた時の胸がすく香を喜んだ笑顔から、
胸躍る気持ちも、よく分かる。

【 ワタリガニとブラウンマッシュルームのペンネグラタン 】

Cimg0546

Ykさんがお願いしたペンネグラタン。
僕が頼んだメニュウは少し遅れての登場だったから、
それまでの間に、ひと口頂く。

「 しまった!これを頼めば良かったッ!! 」

…と、自分が頼んだメニュウを味わう前なのに、
そう思ったこと、事実。
(結果として僕は僕で僕のメニュウに大満足するのだが)

Cimg0551

素晴らしい香の世界。
一端は、たっぷりの蟹が担い、
またブラウンマッシュルームも、
香ばしさすら持っていると思う。
いや、香ばしさはオーブンで熱せられた、
ホワイトソースかチーズか?
ふと、
あたためた、
もしくは焼き立てのクッキーの様な、
甘い香を感じる。その馥郁たる旨味は、
旨い味がする香は、
本当にたまらないものがあった!
ブラウンマッシュルームの香が、
不思議なほどスパイスの香、
香辛料のものと思える乾いた香に思えるほど、
豊かな甘い香。
この対比、美味しく頂きました。

【 100%やさいカレー 】

Cimg0549

僕がお願いしたメニュウはこれ。

「楽園だ!」と思う。
野菜がいっぱいだ!
ほぼ夜メニュウの「おんやさい」だ!
何種類もの野菜がある。
途端、Ykさんに「すごいね!」と話しかける。
Ykさんの大好物の
「おんやさい」がいっぱいあると言う事は、
メニュウ名からは読み取れず、
たいへん嬉しい驚きで迎え入れる事となる。
大人気なくもYkさんに自慢してしまった。

大きめの野菜、
いろんな食感もいろんな甘味もある。
かぼちゃ、さつまいも、じゃがいもの甘さ、
ペンネグラタンとはもちろん別の温野菜の甘味。
オクラもまたひとしお。
全ての野菜、堪能できる個性。
自然の力の素晴らしさ。
ちゃんと噛んで噛み締めることの美味しさ。

Cimg0550

いつものカレーよりも、緑がかった印象のカレー。
「100%」の文字が表すのは、
肉類不使用と言う事だと思う。

確かに、肉の無さを感じる。
肉の油がないカレー。
アッサリした雰囲気であるかと問われれば、
あっさりしているけれど、
油がない味わいであると注釈を付けたい。
“軽い味わいであっさり”…ではないんだ。

野菜による美味しさは、
ちゃんと表現されていて、
爽やかである…とも少し違う。

夏カレーの中には、
ゴーヤなどを用いて、
肉の旨味はそのままにして、
肉の旨味と相対させた苦味で、
夏らしさを表現する場合がある。

言葉を探してみる。
このカレーに当てはめたい言葉は、
「瑞々しい美味しさ」だと感じる。
野菜のニュアンス、
野菜ジュースではなく、野菜のカレー。
洋食薬膳。
こう言う夏カレーもあるのだと思うと嬉しい。

ライスの上の野菜だけにのみならず、
カレーの中には豆も入っていて、
ボリューム、食感は、
食べてみて更に楽しめるものになっていた。

このあたりで、
もう僕らの陰気はすっかり晴れてしまっていた。
美味しいは楽しい。
美味しいものに出会うと、
もっと美味しいものに出会いたくなる。
追いかけたくなる。

金曜日、とある限定ラーメンを食べられなくて凹む。
自分でつけ麺を作ってやる!
…と思った土曜日、どことなくやる気がそがれる。
そして今日曜日、すごく造りたいと思う。
やってみたい!
やりたい事が出来ると元気になった気がする。
今、すごく元気をもらったんだと思う。

【 デザートの盛り合わせ 】

Cimg0553

デザートの盛り合わせは、
アメリカンチェリーのコンポート、
ショートケーキ生クリーム和え、
レンズ豆は蜂蜜で煮たもの、冷たいバナナグラッセ、
キウイフルーツのセット。

甘味でもっと幸せな気持ちになりながら、
Ykさんといろんな話をしながら、
今晩の自作つけ麺の計画を考える。
楽しいことを見つけて、お腹が満たされていて。
今日の洋食厨房も、とても美味しかった!
ごちそうさまです!


早速、帰りに近所のデリシアでお買い物。

Cimg0554

首肉付きの鶏ガラを発見。
処理をしてスープを取る。

Cimg0556

実家から玉ねぎをたっぷりもらったので、
これを利用し、
大玉を丸々1つ、スープに使う。
他、煮干や鯵節、
大根、ブロッコリーの茎、にんにくなどを加える。
圧力釜で加圧。
しばらく置いておく。

Cimg0557

この間に、わずかな晴れ間を見つけて、
信州スカイパークに散歩に行く。

Cimg0561

その後、
スープを強く炊くとわずかに乳化してくれた。
完全乳化を目指すならば、
やはり鶏の足“もみじ”あたりを使わないとダメかも。

Cimg0562

これも実家からもらったズッキーニ。
今年、畑で取れた初物だそうだ。
立派なもので、素晴らしい出来映え。

Cimg0563

肉味噌を作る。
にんにく、ネギ、唐辛子に、
えのき茸は絶対必要要素。

Cimg0564

少しの酒と炒めて、味噌で味付け。

Cimg0565

ズッキーニは付け合せとして炒める。

Cimg0568

麺はマルちゃんでお馴染み東洋水産社の
山岸一雄氏監修「つけ麺専用中華麺」を使う事にする。
茹で時間5分と言うのは、
やや細身に感じられる太麺からも妥当と思われる茹で時間。

Cimg0567

スープは付け足しで続いてる醤油ダレ、
味噌味の挽き肉、ネギで作る。

Cimg0569

調子に乗ってスープを入れすぎた図。
実際、ほんのり薄味仕様となる。

Cimg0566

付け合せは、
先程炒めたズッキーニと、
硬くなってしまった味付き煮玉子、
茹でたさやえんどう。

Cimg0570

晩ご飯。更にサラダとビール。
いただきます!

味としてはほぼ狙い通り。
遠くににんにくの香、
醤油を土台にした肉味噌の旨味。
香味油を入れない分、ここで旨味をフォロー。
ベースの鶏がらは甘味が強いから、
パンチ力には欠ける印象。
多く入れてしまったスープのため、
やや薄味に感じるけれど、
食べている内に口の中が旨味に追い付いて来る。

麺はパスタっぽいツルツルの食感で、
味も特別強い事も無いので、
万能と呼べるものだと感じた。
今回のスープとのバランスは程々かも。
もっとジャンクに振ったスープの方が、
相性は良いように感じる。
味強くパワフルな麺にこそ、
こうした麺は合うのではないか。


それから気付けば水曜日。
ここまであっと言う間。
また、どうにもこうにもならない気持ちが、
雨雲の様に山の向こうから、
山を引き連れて伸び上がって来ているけれど。

また、こんな日曜日が来るのならば、
楽しむ事が出来るならば、
もうひとふん張り、頑張ろうと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月27日 (日)

旅第4回・信州SAKEカントリーツーリズムツアー前半(2010年5月15日・佐久)


Cimg0130_2


今回は旅4回目!

上田、佐久は酒蔵がいっぱいです!

旅、北信から始まり、南信へ。
中信に近付き木曽に向かい、第4回目は佐久を見ました。

天気予報は3ブロック、「北」「中」「南」だけれど、
長野県を4ブロックに分けるとした場合、
「東信」と呼ばれる
佐久、上田に訪れた経験は、過去4~5度ほどでしょうか。
そのうち2回は「佐久の花酒造」さんに遊びに行き、
そのうち1回は「信州銘醸」さんに遊びに行き、
そのうち1回は上田創造館に「厨十兵衛」のIdさんを応援しに行き、
あとは上田駅周辺、蕎麦の「おお西」に食べに行った日があったくらい。
直ぐに数えられる程度。

これだけ人生、生きてきて、同じ長野に住んでいて、
時に現在地と同じ中信地区に分類される程なのに、
山を隔て、峠の先、遊びに行く機会が少ないものとは。
そう言うものかも知れないし、
僕だけ極端に違うのかも知れないし。

とにもかくにも、蔵多い上田、佐久の東信!

巡る休日ドライブ日和、酒蔵を回って来ました!

信州の酒蔵を巡る旅、第4回前半!
「信州SAKEカントリーツーリズムツアー」です!


【 信州SAKEカントリーツーリズム公式サイト 】
( http://www.nagano-sake.or.jp/tourism/ )

( 信州ディスティネーションキャンペーン・HP )
( http://www.nagano-tabi.net/sc/dc/ )


【 2010年5月15日 】

どのルートを通ろうか…と考えた末、
せっかくですから、
「信州SAKEカントリーツーリズム」のホームページに記載されている、
「浅間山に乾杯!佐久の地酒に舌鼓」…佐久ルートを参考にしました。
現在地中信地区からは佐久に向かって、
和田峠や三才山トンネル等のルートもあるけれど、
まずは高速道路で向かいます。
これは一端、長野方面に向かい、更埴ジャンクションから南下するルート。

Cimg0107

豊科付近の高速道路上にて、助手席のYkさん撮影。
素晴らしい青空に迎えられた日でした。

佐久I.Cを降り、最も近い蔵元「千曲錦酒造」を目指します。

【 佐久市長土呂・千曲錦酒造 】

見えて来た「千曲錦酒造」の入り口。

Cimg0108

ロータリーが見える風景、木々生い茂る庭は、
どこか学校の校門の様にも見え、
幹線道路を曲がり、この光景が見え始めた頃、
カーナビの表示も間違いなく「千曲錦」を指し示しているのに、
いぶかしみながら車を近づけて行きました。

Cimg0110

敷地内は広く開けていて、開放感たっぷり。

Cimg0111

一角にはホーロータンクと、
おそらくは以前使われていた釜らしきが置かれていました。
広さ、緑、建物から見て、
あまり日本酒蔵と言うイメージを受けなかったけれど、
こうして酒造道具を見ると安心します。
本当に空青く穏やかな晴れの日、
このままここでお弁当でも広げたいような、
そんな気分にさせる場所でした。

Cimg0109

併設されている千曲錦酒造のアンテナショップ。
こちらで「スタンプラリー」に必要な、
1000円以上のお買い物、日本酒を選びます。

Cimg0114

店内には「千曲錦」や「帰山」、
「吉田屋治助」から始まり、
蕎麦焼酎や甘酒など「千曲錦」蔵が醸すお酒が、
ほとんど揃えられていました。流石の品揃え。

Cimg0115

ただの販売店ではなく、
旧来使われていた酒造具などもディスプレイされ、
この場所に来る価値、
酒蔵に触れる意味を実に多く感じ取る事が出来ました。

Cimg0112

赤と白のシンプルな一世代前…と思われる看板。

Cimg0116

更に古い時代と思われる看板。
豪奢な造り。本当に美しいです。
ホームページによると、
江戸の頃、1681年(天和元年)に、
屋号「吉田屋」として酒造業が始められたのだとか。
歴史ある酒蔵なのです。

Cimg0117

応対してくださったダンディなおじさまが…
後に、会長さんと知るのですが、
いろんなお話を聞かせて頂きながら、
数種類、試飲させてもらいました。
自分は勿論運転せねばならないので、
信頼するYkさんに全てを委ねます。

本当は左から3番目の生酒に
「とても美味しい」コールが出たのだけれど、
後々、購入ボトルを並べたい野望のため、
常温保存に向かない「生酒」は避けるルールを敷いています。
残念ながら、見送り。
「千曲錦」の純米と純米吟醸を飲み比べると、
純米吟醸の方が香が立ち、涼やかにまとまっている様子でした。
僕も香だけ利きましたが、イチオシは純米吟醸。
僕とYkさんとの意見が重なり、購入です。

【 千曲錦・純米吟醸 】

Cimg0118

アンテナショップの前にて撮影。
ただ、他にも良いお酒がいっぱいありました!
大吟醸「酒の精」もYkさんお気に入りでしたし、
また「これは僕が好きだから」と、
ライスワイン「Riz Vin」シリーズ、
「スパーク・リ・ヴァン」も購入しました。
後日、晩ご飯のアペリティフとして飲むと、
初めて飲むと言うYkさん、とても喜んでいました。
「厨十兵衛」のIdさんや「風林火山」のN村さんみたいに、
Ykさんの好みを的確に当てられない僕だけれど、
この「スパーク・リ・ヴァン」に関しては、
必ず「好きだ」と言うと思っていました!!

【 千曲錦酒造 】

( http://www.chikumanishiki.com/ )

続いて向かったのは車で10分ほど。
首都圏でも名前が出始めた蔵元です。

【 佐久市塚原・古屋酒造店 】

Cimg0121

「深山桜」を醸す古屋酒造店に立ち寄りました。
地元銘柄「深山桜」と共に、
「和和和(わわわ)」シリーズが実に好評。
僕もYkさんも好ましく感じているボトルです。
ラベルデザインも秀逸なので、
見掛けた際は是非!…と思います。

Cimg0120

店内、「深山桜」のディスプレイ。
「和和和」は冷蔵庫の中に収められていました。
今の時期、これも生酒であるので、
今回は購入しませんでしたが、
代わりに、とても素敵なものを発見しました。

【 軽井沢・マスターズブレンド8年 】

Cimg0122

昨年の「摩幌美」モルトの会ツアーで赴いた「軽井沢蒸留所」…
実に思い出深い蒸留所です。
いつの年代かは分かりませんが、
「長野県内限定」と書かれたボトルは初めて拝見します。

【 軽井沢よ、君はこのまま眠ってしまうのか(2009年7月20日・メルシャン軽井沢蒸留所) 】
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/3sake201054-059.html )

日本酒の蔵元を巡る旅だけれど、
このボトルも今、ここで買い求めておきたいと購入しました。
その後、「モルトの会」において、
メンバーの皆さんと分かち合うことも出来ました。

【 深山桜・純米吟醸 】

Cimg0124

ここで購入した日本酒は「深山桜」の純米吟醸酒。
背景に見える空を突くもの、蔵元の煙突です。
近代酒造技術ではボイラーが主流となり、
煙突が使われる事も少なくなりましたが、
お米を蒸す際の火力確保に使われていた煙突は、
ひとつ、
蔵元さんを示す目印として、現在も健在です。

【 古屋酒造店 】
( http://www.miyamazakura.com/ )

続いて向かった先は、更に15分ほどでしょうか。
いやいや、10分も掛かっていないかも。

Cimg0126

この道、奥の方からやって来ました。
T字路に突き当たると見えるのが、
この蔵元併設のアンテナショップ。

【 佐久市中込・土屋酒造店 】

Cimg0132

清酒「亀の海」は元より、
蔵元さんが主催する「佐久酒の会」の活動から生まれる、
「茜さす」と言う日本酒も名が知られていますよね。

Cimg0127

アンテナショップ店内には、
酒造具や、
おそらく旧来の酒造道具から作られたテーブルがありました。

ここで蔵元の奥様にお話をお伺いしますが、
佐久の蔵元内でもスタンプラリーが開催されているそうです。
このアンテナショップにしても然り、
佐久の蔵元は旅人を迎え入れる準備がある…
…その様にも感じられました。
必ずアンテナショップがあり、ディスプレイもあり。
スタンプラリーと言う企画もまた旅人の為であるし、
佐久酒造組合での日本酒イベントも、
数年前からお聞きする機会が増えています。
(佐久若葉会のSAKE TERRACEとか)

蔵元さんに立ち寄り、
次の蔵元さんの情報を聞くことも出来、連携を感じますね。

Cimg0128

掲げられた看板には「亀の海正宗」の文字。
諏訪の「本金」も旧来は、
「本金正宗」と名乗っていたと聞いた事がありますね。
清酒に多い「正宗」と言う名前。
一時代に流行したのではないでしょうか。

スコットランド、ウィスキーの世界でも、
スペイサイドで「グレンリベット」が流行した事がありますし、
酒銘には内外問わず、
そうした流れが存在するかも知れません。
(Glenlivetは本家のみThe Glenlivetと名乗る事が出来る様になりました)

Cimg0129

蔵元さんのご厚意に甘え、
少しだけ蔵の中も見せて頂きました。
アンテナショップの裏手に造りの場があります。

Cimg0130_

今回、旅第4回の表紙は「亀の海」さんの庭にて。
日差し、佐久平に咲く木々、庭園に緑の輝きを感じて。

Cimg0131

酒造期が終わり、蔵元さんでは清掃作業真っ只中。
次の造りに向けて、
きちんと清掃できていること、きっと重要だと思います。
見えているのは、お米を蒸す道具「甑(こしき)」です。

【 亀の海・特別純米 】

Cimg0136

ここで購入した日本酒は「亀の海」の特別純米酒。
スタンプを押してもらうと、
「千曲錦」や「古屋酒造店」と同じ形の印でした。
聞いてみると、
佐久酒造組合でまとめて造ったスタンプだそうです。
この辺りにも連携が感じられますね。

【 土屋酒造店 】
( http://www15.ocn.ne.jp/~tsuchiya/ )

Cimg0125

続いて、次の蔵元さんに向かいます。

続いて訪れた蔵元さんは商店街の一角にありました。
以前、「佐久の花酒造」を訪問した際に、
この辺り、確かに通っています。
見覚えのある古木…「野沢町の女男木」は見たことがある。
その直近、人形屋さんか、何か和を感じる建物も。

Cimg0138

訪れた蔵元の庭。
佐久、本当に至る所に蔵元がありますね。
いや、
言い始めれば松本にも“至る所”ではあるし、
日本酒は日本の地面に染み渡る文化、
日本国内ならば、至る所にあって当然であるのかも知れません。

【 佐久市野沢・伴野酒造 】

Cimg0140

訪れたのは「澤の花」の伴野酒造。
この写真を撮影した後、
右手から伴野さんが出て来て下さいました。
「会えるかなぁ」と思いはしましたが、
特にアポイントメントを取った訳でもなかったので、
巡り合わせの運次第。
こうしてこの「信州SAKEカントリーツーリズム」でお会い出来たのは、
嬉しかったです!

直近では3月28日の第4回となる日本酒イベントでお会いしています。

【 第4回:若手の夜明け 2010!(2010年3月28日・こまばエミナース) 】
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/4-20102010328-2.html )

この時の4点の「澤の花」の試飲はどれも素晴らしく、
お気に入りの長野の酒蔵のひとつとなっています。

Cimg0142

「澤の花」もアンテナショップは充実したものでした。
古い看板なども歴史を感じさせますし、
看板の裏の丸い板は、
開放タンクの蓋か何かを切ったものかも知れません。
木が基調となる店内。

Cimg0141

奥に見えるのは古い消防車でしょうか。
この街に息づいている事、伺わせます。

Cimg0144

飾られた「澤の花」ラインナップ。
白、黄色、薄桃などの色は定番に使えるもの。
純米大吟醸、大吟醸のボトルは、
黒字に素敵なデザインが施されたもの。目を引きます。

【 澤の花・純米吟醸別誂“ひとごこち” 】

Cimg0147

僕らがここで購入したのは、
「お客様駐車場」に見えた旧来の仕込みタンク、
これに描かれた「澤の花」の前にて!

しばらくお話をさせて頂いた伴野さん、楽しかったです!
ありがとうございました!

【 伴野酒造 】

( http://www.sawanohana.com/ )

Cimg0145

伴野酒造の中にも、
空に枝と言う根を広げる素敵な木が育っていました。

さて、次なる蔵元に向かいます!

再び経路に要した時間は10分程度。
「あれ、ここかな。ここか。着いちゃった」
…と言う会話が多い。
これまでの繁華街に近い印象の場所から、
田畑が広がる地域に蔵元はありました。

Cimg0154

【 佐久市大沢・木内醸造 】

Cimg0148

清酒「初鶯」を醸す木内酒造。
一部、「凍米造り」と言う珍しい醸造を行っている蔵元でもあります。

Cimg0149

入り口の看板がとても気に入り、
しばらく眺めてしまいました。
朱色の文字の美しさ。カッコ良さ。

Cimg0150

並ぶラインナップから購入するボトルを選びます。
出来れば、「初鶯」の文字が大きく書かれているものが良い…

【 初鶯・本醸造“特撰” 】

Cimg0152

そんな訳でこのボトル!
梅の枝花の図案も気に入りました!

Cimg0151

蔵内は開けていて実に広大。
とても広い敷地を持つ蔵元であるなぁ、と感じました。

【 佐久市臼田・橘倉酒造“酒楽” 】

Cimg0159

続いて向かったのは、臼田の橘倉酒造へ。
清酒「菊秀」や蕎麦焼酎「峠」が名売りですよね。
ここではアンテナショップである「酒楽」に向かいます。
「酒楽」は蔵元のお隣にあります。

Cimg0158

蔵元はこちら。
翌日に控えた「遊蔵楽酒」、蔵元開放イベントの準備が、
着々と執り行われていました。
佐久甲州街道沿いに立つ蔵元で、
車を走らせた窓からは蔵作りの建物が目を引きます。

Cimg0155

「酒楽」店内。
佐久の他の酒造さんのボトルも並んでいました。
もちろん、販売はしていないのだけれど、
「佐久にはこんなに良い酒があるぜ!」と伝わってくるディスプレイ。

Cimg0156

一角には「菊秀」のラインナップが飾られた階段もありました。
大きなテーブルが2卓ある店内、
ちょっとした試飲イベントならばこなせそうな設備に感じます。

【 菊秀・純米吟醸 】

Cimg0160

「蔵元橘倉」の文字と共に。
購入したボトルは純米吟醸!
そう言えば、文字としてこの「菊」の表現、
初めて知った頃から好きですね。
長野酒メッセに初めて参加した年なので、2005年か。
しかしながら記録に残っているのは2006年から。
そのあたりか。
昨年は痛恨の体調不良で、
行く事が叶わなかった長野での長野酒メッセ。
(東京開催は5月に行われました)
今年2010年は10月14日なので体調を調え、
このボトルも試飲させて頂きたいと思います!

【 橘倉酒造 】
( http://www.kitsukura.co.jp/ )

続いて向かったのは、
馴染み深く思わせて頂いている、この蔵元!

【 佐久市・アンテナショップ佐久の花倶楽部 】

Cimg0166 

人生、2度蔵見学をした蔵元は、
この「佐久乃花」と、
応援していきたい情熱の長野酒、
中野市の「岩清水」くらい。

「澤の花」に続いて、
アポイントメントを取って行った訳ではなかったけれど、
蔵元の高橋さんにお会いする事が出来ました!

直近では、東京で開かれた「多摩独酌会」でお会いし、

【 第63回多摩独酌会 蔵元ブース試飲結果(2010年4月18日・聖蹟桜ヶ丘アウラホール) 】
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/63-2010418-3e89.html )

旅第4回その後に行われた、
松本駅前「風林火山」での蔵元を囲む会でもお会いしています。

【 風林火山「佐久乃花」の蔵元を囲む会!(2010年5月30日・松本) 】
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-4ee3.html )

Cimg0162

アンテナショップ内は
「佐久乃花」ラインナップが並ぶのは勿論、
ゆっくり試飲できるスペースもあります。
通常、15時ごろからの開店なので、
もし、それ以前に訪れる場合は、
蔵元さんに一報してから向かわれると、スムーズだと思います。

【 佐久乃花・辛口吟醸 】

Cimg0164

購入したボトルは、
たくさんの「佐久乃花」ボトルに囲まれている、
「佐久乃花・辛口吟醸」を。

【 佐久市下越・佐久の花酒造 】

Pict0024

「佐久乃花」の蔵元は少し離れた場所にあります。

Pict0025

蔵元前に掲げられた看板も懐かしい。
2枚の写真は以前、蔵見学をお願いして訪れた際の写真です。

「信州SAKEカントリーツーリズム」では、
「佐久乃花」蔵元、
造りの場でスタンプを押す事が出来るのではなく、
アンテナショップにてスタンプを押すことが出来ます。


さて、旅第4回前半は以上です!

ブログが長く長くなって参りました!
ここで一端、小休止とさせて頂きます。

これから望月町の計画上あと1蔵、
そしてお昼ご飯を食べに行き、松本に戻った晩ご飯までの
「旅第4回後半」に続きます!

山菜祭になった5月15日後半はまた後日!

期待してお待ち頂ければ、幸いです!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2010年6月20日 - 2010年6月26日 | トップページ | 2010年7月4日 - 2010年7月10日 »