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2010年6月6日 - 2010年6月12日

2010年6月12日 (土)

囲炉裏を囲んで会津の酒(2009年12月5日・会津若松・田事)


2009年12月旅行記第7弾。
福島県は会津若松市「田事」訪問記。

12月5日、青森は八戸を出て、
会津喜多方に着き、
夢心酒造、樟山コーフィ店を経て、
僕らは会津若松市に宿を取りました。

( 喜多方に降り立つ。夢心酒造へ蔵見学!(2009年12月5日・夢心酒造) )
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/2009125-43cf.html )
( 僕の珈琲屋さん、見つけた!(2009年12月5日・樟山珈琲店) )
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/2009125-dd28.html )

今晩の食事はN田さん、Kkさん夫妻が場所を用意してくれました。
会津若松の中で、
郷土食を楽しむ事が出来、“おもてなし”としての
代名詞的なお店であるのでしょう。
Googleの地図にもポイントされていた場所。

会津若松駅から歩いて向かって10分ほどでしょうか。

【 料理旅館・田事 】

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一時代前の建物、雰囲気。
由緒ある…と言うよりも、
そのまま続く、と言う印象がありました。

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こうして囲炉裏を囲んでの食事。
郷土料理主体、現代っぽい料理も混ざり合い、と言うカタチ。

前菜を含む膳。

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写真左手、緑の入れ物の中はこんなカタチ。

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お刺身。

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天ぷら。

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ジャガイモを揚げて甘い餡とチーズを掛けたもの。

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鮎の塩焼き。

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以上のお料理を、
“お食事”までの間、
福島県は会津、地元の日本酒と共に頂きました。

【 福島県会津若松市駅前町・榮川 】

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榮川酒造・榮川・本醸造“砡(ぎょく)”

会津若松駅前から「田事」に来る途中にも、
蔵元があった「榮川(えいせん)」…
造りは福島県耶麻郡磐梯町で行われている様ですね。
徳利とセットで、四角い猪口も用意され、
雰囲気のある感じ。

【 福島県会津若松市新町・末廣 】

末廣酒造・末廣・本醸造極辛口+15“鬼羅”

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翌日「嘉永蔵」に行く事になった「末廣」の日本酒。
名前が気になってついつい頼んでしまいました。
ジンとする雰囲気の日本酒。

【 福島県会津若松市七日町・会津中将 】

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鶴乃江酒造・会津中将・純米生貯蔵酒

県内産米を用いて精米歩合60%の純米酒に、
純米大吟醸を20%混和して香を良くした…と言う日本酒。
確かに良い香が立ち、
全体もふんわりして僕もYkさんも気に入りました!

【 せいろめっぱめし 】

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食事は「田事」名物らしい郷土料理。

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農作業、山仕事の際に、
「曲げわっぱ」と呼ばれる器を弁当箱として持ち歩いた習慣があり、
会津地域では「めっぱめし」と称するとのこと。
お味噌汁と共に頂き、本日はここまで。

宿に戻り、明日に備えるのでした。

【 料理旅館 田事 】
( http://tagoto-aizu.com/ )


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2010年6月 6日 (日)

旅第3回・信州SAKEカントリーツーリズムツアー(2010年5月4日・木曽、奈良井)


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今回は旅3回目!
ゴールデンウィーク真っ只中!
渋滞が予想される車での移動を避けて、
電車の旅を楽しみました!
目的地は、木曽、奈良井。
当日、イベントを開いていた木曽の酒蔵を中心に楽しみます!


【 信州SAKEカントリーツーリズム公式サイト 】
( http://www.nagano-sake.or.jp/tourism/ )

( 信州ディスティネーションキャンペーン・HP )
( http://www.nagano-tabi.net/sc/dc/ )


【 2010年5月4日 】

今回の旅は僕とYkさんに加え、
Ykさんのお父さん、お母さんと共に向かいました。
普段、木曽の街を歩く事は多くなく、
久し振りの木曽、お父さん達も楽しみにしてくれていた様です。

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JR東海中央本線「木曽福島」駅構内。
ホームと駅舎を繋ぐ、地下の渡り廊下に見える看板。
今回向かう蔵元さんは、
看板に掲げられている「中乗さん」の中善酒造店、
「七笑」の七笑酒造。
4月には2蔵共同開催の蔵開きが行われています。

【 木曽福島駅 】

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2010年のゴールデンウィークは晴天に恵まれました。
日差しは強く、空は青く、
山は茂る季節のちょっとだけ手前の表情。
Ykさんには日傘が欠かせない初夏陽気。

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最初の目的地を目指して、みんなで坂を下って行きます。

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坂を降り、街道を進んで行くと、
つい先ほどまで居た木曽福島駅前商店の
裏手を見ることが出来ました。
断崖に建つ風景は、一種独特であり絶景でもあり。

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立てられている幟に沿って移動します。

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途中、木曽川に架かる橋を渡りました。
左手の奥に見える白い建物が
清酒「中乗さん」を醸す「中善酒造店」です。

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こちらは同じ位置、背面を撮影した写真。
木曽川が山の向こうへ流れて行きます。

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橋を渡り、T字路に突き当たったら右手へ。
住宅街を抜け、直ぐ。
蔵人さんが来場者を迎え入れてくれました。

【 中乗さん・ちょっ蔵見学 】

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今回、僕らが木曽を目指した最大の理由はこのイベント。
地域紙「市民タイムス」を見たYkさんが教えてくれました。
5月3日、4日、5日に渡って行われた酒蔵開放。

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蔵の中へ案内してもらいます。

「中乗さん」と言うと、
長野生まれ長野育ちの自分には、歌が思い出されます。
「木~曽~のぉ中乗さぁあん~♪」…と言うフレーズ。
これは木曽に伝わる民謡「木曽節」の一節です。
歌詞は一説に500番まであるとも言われるもの。

「中乗さん」の語源には諸説あるとされ、
最も一般的な由来は、
木曽川を下り材木を運搬する人を指した言葉である…と言うもの。
先頭に乗る人を「舳乗り」(へのり)、
後尾に乗る人を「艫乗り」(とものり)、
そして中央に乗る人を「中乗り」と呼ぶことから来ているのだとか。

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蔵の中は見学のために説明書きなどが貼り出され、
蔵元、日本酒を知る事が出来ます。
手造り感のあるイベント。
外界の暑い程の気候に対して、ひんやりとした蔵内。

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仕込み水も味わうことが出来ました。

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入り口付近には放冷機と洗米に使われるであろう機具類。

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靴を履き替えて蔵の中に入って行きます。

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今年の造りを終えた「薮田」…
「薮田式自動醪圧搾機」も展示されていました。
公開されていませんでしたが、
2階に麹室、薮田の奥に発酵室等がありそうです。

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蔵の中には「こうじ君」が、
この日ばかりと遊びに出て来ていました。
実はこれまでの写真の中にも、
白い点の様にしか見えませんが、
「こうじ君」たち、点在して見えています。

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至る所に。
蔵元にまつわるクイズも用意されていて、
蔵開放を楽しんでもらおうと言う心、伝わります。
Ykさんとお母さんが一生懸命、
蔵内に散った「こうじ君」を探していました。
僕らは全部で18匹見つけたけれど、
はてさて正解だったのでしょうか。
結果はアンケート用紙に書き添えた住所に
送って頂けるそうなので、
この蔵見学をきっかけに、
蔵元さんからの情報を得ることが出来ますね。


試飲ブースも設けられており、
数点、試飲した中で、
Ykさんも僕も気に入った1本に巡り合いました。

【 中乗さん・特別純米 】

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「信州SAKEカントリーツーリズム」、
蔵元で1000円以上のお買い物にて、スタンプを押してもらえます。
僕とYkさんは日本酒の好みが違うのだけれど、
今回選んだ日本酒、お互いに気に入る美味しさでした。
香の良さ、重みの程好い姿。
香が高過ぎる事もなく、良く届いて心地好い。
全体に綺麗に仕上がりつつ、腰も細身ながらシャンとしている。
とても好みのバランスでした。

また、今年の大吟醸のあらばしりを集めた日本酒も
少数ながら販売されており、
素晴らしい出来に感じました。18号系の酵母を用い、
香高く、透明過ぎない透明感あり。
実際に全国新酒鑑評会に出品する中取り斗瓶の出来、
非常に気になるものでした。

塩尻市贄川出身の杜氏森川貴之氏は、
昨年、当時33歳史上最年少で、
平成21年度長野県清酒品評会、
首席第1位優等賞を獲得しています。
その実力、感じられる特別純米と大吟醸でした。

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その後は蔵内で休憩をしつつ、座して飲む。
1グラス量り売りの日本酒を頂きます。
本醸造辛口、純米吟醸“美山錦”、
購入もした特別純米の3種類を頂きました。
純米吟醸は特別純米に比べると、
随分と綺麗に水鳴る風景、想像させますね。清流に近く。

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子供たちも遊んでいて、まるで縁日の様。
水槽に放たれた岩魚を銛(もり)で釣るアトラクションもありました。

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その場で蔵人さん自ら炭火にて焼き上げてくれます。
絶品でした。本当に絶品でした。
岩魚が美味しい事もあるのだけれど、雰囲気が実に愛おしい。

子供の頃に楽しみだった地元のお祭りの様で、
公民館の一角で行われるそれの様で。
笑顔の思い浮かぶ声が聞こえ、
僕らは美味しい日本酒をゆっくりと楽しんでいる。
幸せな時間。

【 福島宿・酒粕アイスクリーム 】

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デザートには、
「開田高原アイスクリーム」とのコラボレーション、
「酒粕アイス」を購入しました。
ミルクアイス主体で、
粕の分なのか、ボディがしっかりしている感じ。
アイスにボディって何ぞやって我ながら思うけれど、
氷果に近い雰囲気とクリームを固めた様なニュアンスと。
不思議な美味しさでした。

他にも射的や運試しの抽選などもあり、
とても楽しむ事が出来ました。

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抽選のクジは、
この取っ手をくるくると回して玉を落とす方法で。
取っ手の年季、「出る」のフォント、傷。
僕には風情を感じさせてくれました。興奮。
クジとしては全て残念賞だったけれど、
それでもこうした古民具的な道具、僕は見る事が出来て嬉しかったです。

1日の移動計画を立てた末、
電車の継ぎがなかなか難しく、1時間30分ほどで会場を後にしました。
アットホームで、
でも、酒造りの雰囲気も感じ取る事が出来て、
心からゴールデンウィークを、
余暇と言うものを楽しむ事が出来ました。

【 中善酒造店ホームページ“中乗さん・どっとこむ” 】
【 http://www.nakanorisan.com/ 】

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行きの道中に見えた木曽福島駅前商店群の裏手。
幾本もの梁、柱によって家が支えられています。
この整然としていつつも、ワイルドさを持つ光景は、
とても興味深いものに見えました。

【 七笑酒造 】

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続いて向かったのは同じく木曽の「七笑酒造」へ。
街道沿いに佇むショップは木曽の風景に融け込んでいました。

よくよく考えてみると、
実に見慣れない…想像と違う、と感じていました。
それもそのはず、
僕が以前に訪れた蔵開き、
2006年当時の入り口と思っていたものは、こちら。

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ある種、裏口と言うか、イベント用の門と言うか。
酒蔵自体の入り口であり、
今回訪れた蔵元直売店は、また別で、
木曽福島駅から、
少し迷いながらも歩き辿り着き、
「随分分かり難い所にあるのだな…」と思っていた、
当時の自分にツッコミを入れたい気持ちです。
実際はとても分かり易い場所にありました。

【 七笑・純米吟醸 】

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春らしいラベルに誘われて、「純米吟醸」を選びました。

【 七笑酒造 】
【 http://www.nanawarai.co.jp/ 】


再び、木曽福島駅構内に戻ります。

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そろそろお昼ご飯も食べたいところ。
次の蔵元を目指しつつ、
お昼ご飯をも考えつつ、「奈良井宿」に向かいます。

乗車時間は各駅停車にて20分ほど。

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JR中央本線「奈良井」駅のホームには、
「中仙道奈良井宿」の看板。

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子供の頃に両親に連れられて来た事があっただろうか。
もしかすると、
奈良井宿、初めてかも知れません。
確かに記憶に残る部分に、この風景は憶えなく。

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当日はお祭りの様な催しものも開かれていました。
長く続く宿場道、行き交う人は多く、
最初に訪れたお蕎麦屋さんは、
満席で忙しかった様で一蹴されてしまいました。

【 蕎麦処・相模屋 】

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僕らが落ち着いたお蕎麦屋さんは「相模屋」さん。
インターネット上でお名前を拝見し、
好みの日本酒銘柄…神奈川県の「相模灘」をつい想像してしまいました。

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店内は表の顔に沿った古民具などの調度品にも合う風景。

【 もりそば・二段 】

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僕は「もりそば」をお願いしました。

【 五平餅 】

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お蕎麦とセットの「五平餅定食」を注文したYkさん。
この五平餅、
僕が知っている形状とは違うものだったけれど、
すごく美味しく頂きました。
松本市内お団子屋さんの老舗「美濃屋」の
ごま団子を想像させつつ、
濃さとあっさりさが絶妙に混在していて、
焼きおにぎり様の“餅”部分と非常に相性が良い。
これは気に入りました!

そして、全工程歩きの旅ですから、
瓶ビールも注文して、
少し遅めのお昼ご飯をみんなで楽しみます。
ごちそうさまでした!

「奈良井宿」を訪れた理由は、
食事と宿場街観光だけではないんです。
一蔵、奈良井宿の中に日本酒蔵があります。

【 杉の森酒造 】

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【 杉の森・普通酒“上撰” 】

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こちらでは店頭に飾ってあった銘柄の暖簾を背景に、
写真を撮らせて頂きました。
4合瓶の“上撰”ではスタンプラリーの条件である、
1000円以上の買い物に満たないので、
カップ酒も購入です。

本日、3個目のスタンプ。

ショップではその当時、
大吟醸の生酒と言う期間限定品も販売されていました。
「飲んでみたいな!」と思いはするものの、
これまでリュックサックに詰めて背負っていた日本酒、
4合瓶がまとめて6本近くに到達していたので、諦めました。

【 珈琲つちや 】

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食事のあとは少し休みたいもの。
これもインターネット上の情報で得ていた、
珈琲屋さんに立ち寄る事にしました。

奈良井宿、観光地…として、
インターネット上での情報が多く、
いろんなお店を知る事が出来ましたが、
かと言って、
歩いてみるとまだまだ奥が深くありそうで、
楽しむ事が出来そうで。
Ykさんとふたりで、
「またゆっくり歩いて回ってみよう」と言う話もしています。

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天候に恵まれ、光に溢れる宿場町を、
日陰が涼しく、落ち着いた店内から眺めます。
ただ障子が1枚あるだけなのに、
人の喧騒が遠くに聞こえます。

いや、風情もへったくれもないけれど、
「音量」はきっと変わらないんだろう。
窓も開いている事だし。
遠くに聞こえるのは、
障子に遮られて人の動きは感じても、
人の姿を見ることが出来ないからじゃないかなぁ。

隔たれた隠れ家の様な。
いつか古き宿場があるべき形で栄えていた時代、
こうして賑わいを耳にし、
目の当たりにした人が生きていたのだろうか。
人の全て吐息を木目に刻んだ歴史を感じつつ。

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板張りの床。
素晴らしい空間を感じます。

【 ブレンドコーヒー 】

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この光が心地良いんです。
差す様に強い日差しではなく、穏やかで。
このままここでお昼寝をしたくなる様な、静かな時間。

【 日野百草本舗 】

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ひとしきり休憩した後は、
「百草丸」を買いに日野百草本舗に立ち寄りました。

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昔ながらの薬局をイメージした店内。
一種、独特で面白かったです。
丸薬をすくい取る専用のスプーンがあったのには驚きでした。
ホームベース型の板に穴が空いていて、
見事に丸薬が収まる構造。ひとすくい10粒。
それだけでも欲しくなってしまう代物でした。


【 奈良井駅 】

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再び「奈良井」の駅まで戻って来て、今日はこれまで!
帰途に着きます。

1日、結構歩きました!
少し日焼けもし、
翌日はぐったりまったり過ごす事になるのだけれど、
充実の日だった事に間違いなし!
楽しい休日でした!

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以上、
信州SAKEカントリーツーリズム、
SOJAとYkの旅第3回は3蔵を回りました!

スタンプ全76個制覇まで、残り61蔵です!


【 信州SAKEカントリーツーリズム公式サイト 】

( http://www.nagano-sake.or.jp/tourism/ )

蔵元情報や、推奨ルート、
最も重要なスタンプ台紙などは、こちらから!

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