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2010年5月9日 - 2010年5月15日

2010年5月13日 (木)

発想と言うものの深淵。


次に更新したい日記が、まだ少し…もうちょっと。
書き上がらないので、
場つなぎではあるけれど、
深く感嘆した出来事を。


ある朝、
「Ykさんがトイレットペーパーの芯を壊した」…
…と言っていたのを思い出した。

思い出して、
「自分で直したんだな」と現状使っている今に行き着く。

思い出すきっかけ、
その素晴らしい結果に驚き、
発想の湧き出ずること、底の見えない深淵なる理解の果て…
…であることを感じた。
簡単に言えば、
「考えは無限大」と言う事なのだ。
そう、昔から好きなあの言葉「人間は考える葦である」に通じる。
この出来事で、更に深く思い直したので、
記録しておこうとキーボードを叩く。

そもそも。

我が家のペーパーホルダーは壊れていた。
Ykさんが壊す前から壊れていた。

時たまトイレットペーパーロールを支える芯が、
分離するのである。
おそらくは、
芯棒の何か1パーツが欠落したのだろう。

これまでは僕が構造を辿って直していた。
壊れているものを無理矢理、
接着剤も使わずに組み立てているので、非常にもろい。
それでも、何とか使っていた訳だ。
これは正攻法と言える。
正しい構造に従って直す。

ある朝、その直前に横たわる深夜。

寝ぼけたYkさんが直した方法は、
明らかに構造的に間違っていた。

内部のスプリングを押さえる広めのパーツが、
本来ならば内部にあろうパーツが、
外端部に来ていて、どう考えても間違っている。
ホルダーとの接点に、
その歯車はいらないとしか考えられない。

しかし、
歯車のパーツ分、
やや右肩上がりに傾いているものの、
固定としてはバッチリだ。ビクともしない。
完璧なセッティングだ。

これまで僕が直していた正攻法では、
いつまで経っても脆いままであっただろう。
いとも簡単にYkさんが直してしまった。
いつまで経っても僕が辿り着かないであろう方法で。
この発見は実に素晴らしい。

正論がいつも正しいとは限らないんだな。
全く別のルートから導き出され、
答えでなくとも、
必要な結果になることもあるんだな。
大切なことを知った気がした、
そう、ある日の朝。

発想と言うものの深淵を知る。

押してダメならば引いてみるも良し、
叩いてダメなら揉んでみても良いかも知れないし、
実は何もしないことが答えかも知れない。

底が見えない深い深い泉の中には、
いろんな可能性があるのだから、
発想でいろんなものを釣り上げてみたいじゃないか。

そんなある日の朝を記す。

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2010年5月 9日 (日)

旅第1回・信州SAKEカントリーツーリズムツアー(2010年4月24日・北信)

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信州ディスティネーションキャンペーンの一環。

「信州さけ物語」より、

「 信州SAKEカントリーツーリズム 」!

簡単に言うなれば、
「日本酒蔵元スタンプラリー」、
広い長野県、点在する蔵元を回って、長野をもっともっと知ろう!

ブログ「酒 宗夜」では、
参加全76蔵を回ってみたいと思います!

今回はその旅、記念すべき第1回目!
奥信濃、北信を巡るツアー!
飯山、中野ルートです!

( 信州ディスティネーションキャンペーン・HP )
( http://www.nagano-tabi.net/sc/dc/ )


【 2010年4月24日 】

さてさて、曇ったり晴れたり雨だったり曇ったり。
今年は何だか天候が変わりやすい?
出来る事なら「晴れ」で迎えたかった4月24日を、
念願叶って、晴れて臨む朝でした。

今回の計画では、
会いたい蔵元さんも居るし、
北信の中野市を中心としたルートを計画しました。

最寄のI.C.から高速道路に乗り、北上一路。
「Google Map」に登録されている、
「推奨マップ」を参考にして、「豊田飯山I.C.」で降ります。
インターを出て右折。その後は長い下り坂。
しばらくして飯山市市街地に入り、千曲川を眺めながらのドライブ。
程無くして1軒目に辿り着きました。

【 飯山市・角口酒造店 】

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地元木島平産の金紋錦を使った日本酒が主力の「北光正宗」さん。

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道の先には、中信である松本とは違う表情の山々。
ぐっと迫る様に大きく、白い。
残雪がまだ山に見受けられる様子は、奥信濃を感じさせます。

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日本酒はこちらの店頭で買い求めました。
道の対岸にも、
「北光正宗」の看板が掲げられている建物があります。

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背の高い部分もありますから、
醸造設備があるのは、こちらの棟かも知れませんね。

【 北光正宗・特別純米“金紋錦” 】

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スタンプラリー、
条件は「1000円以上のお買い物」です。

よって、1000円以上の日本酒を選びました。
今回は全て4合瓶(720ml)で統一して購入しようと考えています。

「北光正宗」に立ち寄ったならば、
是非、酒造好適米「金紋錦」を用いた日本酒を買いたかった。
今では「岩清水」や「御湖鶴」、
「大吉野(明鏡止水)」に「大信州」も扱っているけれど、
僕が日本酒を知り始めた当時、
特に推進して「金紋錦」を使っていたのは、
「水尾」、「縁喜」、そしてこの「北光正宗」でした。

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おまけで蔵元さんから頂いた「とがりんとう」、
甘酸っぱくて美味しかったです!

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続いて、飯山市の市街地へ戻って行きます。

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これから向かう蔵元さんの裏、
飯山市の城山は、この日が桜満開!
松本市の見頃とも、
もちろん、都心など報道される見頃とも季節は違い、
再び見る事が出来た桜花晴天、
素晴らしい光景でした。

【 飯山市・田中屋酒造店 】

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続いては、4月18日に多摩独酌会でもお会いした、
「水尾」を醸す「田中屋酒造店」さんに立ち寄ります。

【 水尾・純米“一味” 】

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ここで購入したものは「一味(いちあじ)」と言う名の日本酒。
四ツ谷の和酒居酒屋「日がさ雨がさ」さんのブログにて見た記憶もあり、
このボトルを選びました。

四ツ谷の「旬酒場・日がさ雨がさ」さんには、
しばらく遊びに伺っていないのですが、
前回と言うか初回、
今、こうして訪れた「水尾」の純米大吟醸を頂いています。

( 「良い1日だった」と言い合える喜び。(2009年2月21日・旬酒場 日がさ雨がさ) )
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/2009221-ae4a.html )

僕とYkさんは続いて中野市へ向かいます。

【 中野市・三幸軒 】

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お昼ご飯はこちらで!
「岩清水」と「三幸軒」、「善光寺酒店」のコラボレーション、
「食酒学会」で知り合った中華料理屋さんです。

過去、何度か食べに来ていますが、
オーダーに、この一皿は欠かせません!

【 焼き餃子 】

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餃子と言えば、
松本の「餃子房ひづき」の餃子もすこぶる美味しいけれど、
「三幸軒」のこの餃子も大好物なんです!
焼き方、皮の旨さ、大きさ、どれをとっても良いもので。

【 五目ラーメン 】

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Ykさんは塩ラーメンベースの五目ラーメンを注文。

【 ラーメン・チャーハンセット 】

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僕は白板に書かれていたセットをお願いしました。

ややお昼時から過ぎていた時間帯だったけれど、
テーブル席は満席。賑わっている様です。
その後、
丸世酒造店さんで、
ご飯を食べてきた話をすると、
「あぁ、美味しいって聞くね~」との事で。
美味しさゆえの人気、よく分かります。

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入り口に貼られた日本酒、焼酎のラベルを眺めながら、
Ykさんがひとこと。
「私、知っている銘柄ばかりだ~」…と。
開運、醸し人九平次、佐久乃花、水尾、
〆張鶴、田酒、王禄、大那、磯自慢、飛露喜、
豊賀(米川)、黒龍、川中島幻舞、大信州、
そして岩清水!
県内の日本酒から県外のものまで。

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日本酒のオススメメニュウも、
埼玉・花陽浴があったりと、
意欲的に日本酒を集めている様子。
この気概が「食酒楽会」に活きているのだと感じられます。

以前、僕が参加した「食酒楽会」、ブログ記事はこちら。

( 食酒楽会、岩清水の新酒を味わう!(2009年2月27日・三幸軒) )
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/2009227-cefb.html )

今も心に残る、楽しい夜でした。

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僕らが訪れた4月24日、
その前日23日には、
第9回目の「食酒楽会」が開かれた様で、
当日のパンフレットを見せて頂きました。

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これが素晴らしく見易いメニュウ、パンフレットで驚きました。
“驚きました”と書くのは、失礼かも知れないけれど。

とても見易く、お酒の解説も料理の解説も、
そして、どの料理にどのお酒を組み合わせて欲しいかも、
実に分かり易い。
心を込めて書いたパンフレット、よく伝わりました。

Ykさんもこの「食酒学会」に興味を持った様子。
食べていた五目ラーメン、
僕からひと口もらった醤油ベースのラーメンも気に入ったみたいで、
「食酒学会では、もっと美味しい料理も出て来るよ!」
…と伝えると、なお興味深そうにしていました。
次回、第10回は準備のため、
期間がいつもよりも空くそうなのですが、
時間が許せば、遊びに行きたいと思います!

【 食酒楽会のブログ 】
( http://blogs.yahoo.co.jp/shokusyu1 )


さて、
お腹いっぱいになった所で、
スタンプラリーに戻ります。

「三幸軒」に続いて行くなら、ここですよね!

【 中野市・井賀屋酒造場 】

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「岩清水」の蔵元へ!

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ショップには「岩清水」がずらり並んでいます。

今年、
「岩清水」は大雪に見舞われた際、
蔵の屋根が落ち、被害を受けたそうです。

文字で書くと、たった3行。
けれど、
どれだけの苦労が皆造を迎える春までにあった事でしょう。

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この青いトタン屋根の部分、新しいですよね。
これが全て落ちたそうです。
麹室のある棟、タンク室の棟は無事だったそうなのですが。
朝起きて、蔵の屋根が落ち、
その光景を目の当たりにした絶望って、
僕らは想像しか出来ないけれど、
大雪で、今朝の通勤どうしようって悩む、
頑張って行こうかと腰を上げる、
それと比べて計り知れないものがあると思います。
辿り着くべき道が遠過ぎる。

酒屋さんとも、
「造りが遅れても頑張ろう!」と話し、
立ち上がり立ち直り、
そうして新酒の発売、
去年以上に美味しいお酒となった「純米五割麹」、
僕もYkさんも楽しんだ、一滴入魂の酒!
蔵に立ち寄ることで、いたく感じられました。

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導入が望まれていたボイラーも、今年は大活躍。
真新しい配管が見て取れますね。

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また麹箱も15kg盛から、
いろんな蔵元さんの声を聞き、旅をした中で、
8kg盛がやり易いと聞いて取り入れたのだとか。

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こうして仕切りを付ける事で、
温度調節が実に容易に出来るそうです。

更に、来年度の造りでは洗米機も新しく投入するとか。
意欲、伝わって来ます。
伝わって来る想いが期待となります!

【 岩清水・純米吟醸無濾過瓶火入れ 】

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ここで買ったお酒は、
白地に黒の「岩清水」にしました。
これからリリースされる、
小古井宗一杜氏の日本酒、期待しています!

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落ちかけた蛍光灯。

落ちぬ魂。

一滴入魂の想いを見た「井賀屋酒造場“岩清水”」!

僕もYkさんも勇気をもらった…と帰りの車の中で話しました。
負けない、めげない!
試練は乗り越えるためにある!
乗り越えられる試練が、乗り越えられる人に立ちはだかる!
「頑張ること」、その思いを感じました。

やっぱり中野は元気になる街だ!

自分の中にある元気に気付く!(2009年6月12日・中野市と三幸軒、山梨・小作)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/2009612-c6c1.html )

忘れてはいけない、中野市にある大好きなもう1蔵!

【 中野市・丸世酒造店 】

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【 旭の出乃勢正宗・純米 】
【 旭の出乃勢正宗・純米無濾過生原酒“もち米熱掛け四段” 】

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2009年夏、
「アップルシティなかの」で、
長野県内のボディビル選手権があった時、
偶然に会場前で再会して以来の関社長にお会いしました。
信州ディスティネーションキャンペーン、
信州を歩く企画などのお話をしながら、お茶を頂きました。

僕が飲みたいから…
スタンプラリーを行うことで副産物的に購入する、
76本とは関係なく、非常に興味があるから、
もち米に寄る四段仕込みを行った日本酒の生酒を購入しました。
基本的に三段仕込みである日本酒。
味わいの調整の意味もあり、
四段目を施す場合があるのですが、
もち米を用い、熱掛と言う手法…
蒸したもち米をボール状にして醪(もろみ)に投入する手法は、
確かに全国的に珍しいのです。
もち米を使う蔵元さんには、
新潟の「千代の光」や群馬の「桂川」などがありますが、
共にボール状ではなく、粥状にしてもち米を使います。

曰く、
関社長の人柄が出たみたいだと言う酒質の「勢正宗」…
そのラインナップの中でも意欲作!
今年も飲みたくて購入なのです。

そして、スタンプラリー用に火入れの純米酒も購入しました。
「旭の出乃勢正宗」、朱色の印がカッコイイ、
特に好きなラベルであります。

関社長!ご対応頂き、ありがとうございました!
お会いできて嬉しかったです!


少なくとも、
「岩清水」と「勢正宗」に会わなくちゃ、
中野市に来た気がしないんじゃないかな。

…そんな風に僕は感じ始めています。
思い入れ、強いです。

【 中野市・天領誉酒造 】

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続いて向かったのは「天領誉」さん。
手前がショップで、奥に造りの蔵があります。

【 天領誉・特別純米 】

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長野県産の美山錦で醸した日本酒を購入しました。
ここで、
初回に公告された「全77蔵」スタンプラリー参加蔵が、
「76蔵」に変更された旨もお聞きしました。
当日、その残り1蔵にも、
時間があれば行こうとしていたので、
情報には助けられました!
ショップで対応して下さった女性の店員さんに感謝です!

続いて、
中野市まで来たのならば、
お隣の山ノ内町も訪れておきたいところ。

【 山ノ内町・玉村本店 】

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以前に、
同蔵元さんが醸す「志賀高原ビール」の、
醸造施設も見学させて頂いた「玉村本店」さん。
前回訪れてから後、
蔵元ブログ「ゆるブル」にて報じられていたけれど――…

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蔵元玄関の看板、新調されていました。
初めて訪れた2006年当時の看板はこんな感じ。

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その後は志賀高原ビールや、
好みである吟醸・生詰酒を買いに、
年に1~2回ほど訪れつつ、と言った感じでした。

購入した日本酒は、こちら。

【 縁喜・特別純米 】

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「ゆるブル」を見ると、
日本酒も新酒が出ている様で、
それを買いたい気持ちもありますが、
ラベルに「縁喜」の文字が欲しかったので…
そして76蔵到達時に、
集めたお酒を並べたいが為に、
厳密に冷蔵管理をしたい生酒ではなく、
火入れ酒を選びました。

それはそれとして。

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こちらも気になります。

【 志賀高原ビール“山伏 弐”saison noir 】

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新機軸「山伏」シリーズ、黒いセゾン「弐」も購入です。
ライトだけどコシのあるトラピスト系の雰囲気、
黒ビールだけど、あくまでドイツ系には感じず、アロマがあります。
ちょっと温度が高い状態の
まろみを感じる瞬間、僕はたまらない美味しさを感じました。

情報は毎日更新される蔵元ブログ「ゆるブル」で、常に発信されています。
写真も美しく、
これからはホップ畑の成長も見て行く事が出来るはず。

【 ゆるブル 】
( http://slowbrewing.blog104.fc2.com/ )


以上、
信州SAKEカントリーツーリズム、
SOJAとYkの旅第1回は6蔵を回りました!

スタンプ全76個制覇まで、残り70蔵です!


【 姨捨S.A.にて 】

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帰りの高速道路、姨捨サービスエリアで休憩です。

真ん中のチワワっぽい置き物は、
100円でYkさんが獲得したクレーンゲームの景品。
SOJA「これ、取れそうだね~」
Yk「どうかなぁ、難しいかも」
SOJA「じゃあ、やってみてやってみて」…と、
乗り気でないYkさんに構わず、100円を投入。
無理矢理やってみてもらった所、見事に一発で獲得したもの。
「取れそうだね」と言いはしましたが、
イキナリ掴み取るとは!

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写真では見えませんが、そんな2匹を両手に持ち、
姨捨サービスエリアから見える夕暮れ前の空に向かって、
お疲れさまです!!

楽しく、あっと言う間の1日でした!

次回、第2回の旅に続きます!


【 信州SAKEカントリーツーリズム公式サイト 】

( http://www.nagano-sake.or.jp/tourism/ )

蔵元情報や、推奨ルート、
最も重要なスタンプ台紙などは、こちらから!

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