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2010年4月11日 - 2010年4月17日

2010年4月17日 (土)

信州松本2010・おらが酒呑み歩き!(2010年4月10日・桜花色付く長野県松本市)

   


心に贅沢だった日。

この一時を写真に収めたかった。

来年も今と同じように僕らが在ることを。

少しだけ未来に進んで、手を繋ぐ。

声が紡がれ、心が和み、結ばれ繋がれ。

晴れの日、晴れて、桜に松本が酔う。

日本酒のお祭りだった。

人は楽しんだ。

松本を、松本を。

Cimg9620

ようこそ、信州松本へ!

(非常に長い長いブログになりました。
 最後まで、よろしくお願い致します!)

さてさて――…
「晴れた!」…と言う思いが今となっては強い。
翌11日、日曜日は肌寒い日で、後半に雨。
続いて、このブログを書き始めている12日は朝から雨で冷え込んでいて。
桜の見頃と重なった第2回開催「信州松本・おらが酒呑み歩き」、
新聞紙面には1000人超えの来場者と言う記事もあり、
非常に盛会であった様子。
松本の街に人は多く集まり、楽しんだ日であったことでしょう。

これからの記事は、
4月10日、僕とYkさんが楽しんだ1日を振り返ります。
松本が賑わったその中で、
思い思いに桜を見る人、城を見る人、
何もしないで青空を眺める人、
いろいろで十色で、様々で多彩に、
万別の楽しみ方があったその中で、
日本酒と縁を感じながらの1日。


【 花時計公園:12時頃 】

Cimg9473

少し早めの電車に乗って、
―― それでも長野行普通電車は7分遅れたが ――
松本に降り立ち、会場である花時計公園を目指しました。
13時からの「おらが酒呑み歩き」、
着々と準備がなされていましたが、
開催前と言う事もあって、
人少なく見える広い会場は、どこか寂しげにも感じます。

僕とYkさんは、
まず腹ごしらえをしようと、
至近の「麺屋大輝」へ。

Cimg9474

ここ最近、
「麺肴ひづき」で、
つけ麺の美味しさを楽しんでいるYkさんに、
是非とも、
「麺屋大輝」のつけそばも食べて欲しかったので、
このお店にしました。

【 麺屋大輝・つけそば(大) 】

Cimg9476

Ykさんは(並)にて。
遠近感でどちらが多いのかは分かりづらいけども。

麺の美味なるは、相変わらず…と感じます。
久し振りに食べましたが、印象に残る麺。
メニュウの先頭には、
「豚そば」と書かれた、
おそらくは二郎系の麺種も増えていました。
この影響からか、つけそばにも、
以前はなかった大振りのチャーシュウが添えられており、
バラロール、色の濃いチャーシュウの2種、
特に後者の弾力と味わいの濃さ深さは、
美味しく感じました。

その後、
PARCO地下の無印良品で、
Ykさんがコレクションしている、
シュシュを買ったりして、
開催までの時間を有効活用していた際、
ブログ「日の出工房」のgomaさん夫妻に
( http://hinodekobo.tea-nifty.com/blog/ )
久し振りにお会いしました。

昨年のイベントにも参加されていたので、
今年も!
いやそれ以上に、
久し振りに会えるかも!と思っていたので、
ここでこうして会えたのは必然とも思っていました。
しかしながら、
ご都合が悪く、イベントには参加されないとのこと。
ともすれば、
ここでこうしてお会いできたのは、
幸運であったのだなぁ、と感じます。
次回はどこか松本のお店のカウンターにて!
再会致しましょう!

【 花時計公園:12時30分頃 】

Cimg9478

着々と進む参加蔵元さんのブース設営。
塩尻市「笑亀」さんのブース前に立つのは、
社長であり杜氏である丸山さん……
…と言う事は、
今日は謎のヒーロー「笑亀マン」の登場はない、と言う事か。
「笑亀マン」現れる時、
丸山杜氏が不在の不思議…いや、ともかく。
( 笑亀マンについて → http://tojinikki.naganoblog.jp/e426292.html )
「ナガブロ酒」の看板も配置されています。

「ナガブロ酒」の仕込みでお会いした、
ブログ「マエニススメ」の波太ビューティーさん、
( http://namita555s.naganoblog.jp/ )
ブログ「れっくの目」のれっくさんにもお会いし、ご挨拶。
( http://rekkunome.naganoblog.jp/ )

Cimg9479

実は松本駅で移動中の船長を見掛けていたので、
船長は到着されていないのか…?
…なんてお話をしていると、そこに。

Cimg9480

ブログ「★安曇野市 ジャック・スパ朗★」で、
( http://blackpearl.naganoblog.jp/ )
活動報告をしているジャック船長の姿も!
2月6日の仕込み後、
宣言通りに長野市のテレビ局にカニを食べに行き、
その姿を電波を介して拝見した、
ジャック船長も会場に乗り込みます。

いよいよ13時近く、
今年の「おらが酒呑み歩き」が始まろうとしていました。

※道中、日本酒の試飲をしまして、
僕とYkさんの感想が掲載されていますが、
あくまでご参考程度に。
僕の好みでYkさんが苦手なものもありますし、
Ykさんの好みで僕が苦手なものもありますし。
このブログを読んでくれる方の好みが、
僕らの苦手であったりなんだり。
飲んでみない限り答えは出ないものでして。
あくまでご参考、
僕とYkさんの記録として、
受け止めて頂ければ、と思います。

受付を済ませると貰える利き猪口。

Cimg9481

去年もこんな写真、撮りました。
ここにひと工夫、よいしょ…っと。
今年の開幕写真はこれでいきましょう。

【 信州松本2010・おらが酒呑み歩き 】

Cimg9482 

開会に際し、まずは松本酒造組合理事長、
「亀田屋酒造店」代表取締役の竹本祐子さんから挨拶。

Cimg9483

その後、副市長さんからの挨拶もあり、
松本市がこのイベントに賛同して下さっていることも、
嬉しく感じました。
10年くらい続いたら、
市民祭みたいに大きくしませんか?
湧水の街ゆえの日本酒の街!

Cimg9485

鏡開き!
木槌を打ち付ける小気味良い音は、
春晴れの日に拍手と共に融けていきました!
スタートです!

【 笑亀酒造“笑亀・嘉根満” 】

ナガブロと合体した笑亀酒造のブース。

Cimg9487

さっそく仕込みに参加させて頂いた
「ナガブロ酒・女酒」から、試飲をお願いします。

【 笑亀・ナガブロ・コラボレーション!(2010年2月6日・笑亀酒造) 】
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/201026-9470.html )

【 酒袋の重さは“育まれるもの”と言う重さ、酒心。(2010年3月13日・笑亀・ナガブロ・酒コラボ) 】
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/2010313-c45e.html )

ナガブロ酒“女酒”・純米無濾過生原酒
SOJA:☆3.7:甘ふくよか、柔らかい。
Yk:△:-

嘉根満・純米無濾過生原酒
SOJA:☆3.7↑:美味しい。やや綺麗め。しっかりした味。
Yk:□:SOJA向きのお酒だと思う

笑亀“夜桜”・純米大吟醸生原酒
SOJA:☆3.7↑:やや柔らかく綺麗な感覚でバランスあり。
Yk:△:女酒に近い印象

笑亀・純米20BY・金ラベル
SOJA:☆3.6:甘くとろっと。ほっこり旨味塩味あり。
Yk:□:とてもSOJA好みのお酒 → その通りです。

笑亀・本醸造生
SOJA:☆3.5:ほの軽く、ほの甘く。含み香に栗っぽい香。
Yk:□:余韻に甘さ重さ。

以上、5種類。
「ナガブロ酒」を頑張って注いでいた、れっくさんも印象的でした。
何気に、金ラベルの雰囲気大好き。

Cimg9488

花時計公園会場では、
「四賀虚空蔵太鼓」による威勢の良い響きの中、
祭の雰囲気の中、開始から多くの人が集い、
松本平の日本酒を試飲し、楽しみ始めています。

Cimg9489

号令一発、開始直後の混み合いから離れて、
僕とYkさんは、
もうひとつの会場、
大手門駐車場に向かってみる事にしました。

Cimg9490

開運堂の裏手を通り、「千歳橋」に到着。
女鳥羽川を渡ります。

Cimg9491

首にパスポートを吊るし、手に利き猪口。
正当派飲み歩きスタイル。

Cimg9492

よく晴れて、
花時計公園以外にも街並に人が多く、
太陽の輝きも騒々しくなる季節へと、
ささやかに近付いて感じられる好日。

いざ、大手門へ。

【 大手門駐車場会場:13時30分過ぎ 】

Cimg9493

普段はバスの駐車場となっている事が多い、
大手門駐車場。
広いスペースを使って、蔵元ブースが設営されています。
こちらにも「松本の酒」の菰樽があるので、
鏡開きが為されたのでしょう。
今回のブログの中で数少ない、
あるコンセプト外の写真。

早速、個人的に大ファンである
塩尻市洗馬「美寿々」のブースを目指します。

すると…

Cimg9495

見慣れた背中を発見。

ブログ「92の扉」のkuniさん、
( http://blog.goo.ne.jp/92_t )
ブログ「てんしんらんまん」のじぇみにさんにお会いします。
( http://tgemini.seesaa.net/ )

…じぇみにさんは初めてお会いするのだけれど、
「92の扉」に何度か登場しているので、
何だかあまり“初めて”と言う感じがしませんでしたネ。
不思議と。

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そして、M本さんも作務衣で登場。
よくよく見ると、
大手門会場に着いた時の写真に、
その後姿が写っていました。

【 丸永酒造場“高波” 】

Cimg9498

高波・大吟醸、
SOJA:☆3.6:麹っぽい香。軽く身が薄め。試飲温度高い?
Yk:○:美味しい
(やはり18号酵母とYkさんは相性が良い様子)

高波・普通酒・しぼりたて生
SOJA:☆3.7:トロッした部分、強い部分が強調。パワーあり。
Yk:○:-
( 最後の“生”だそうです。昨年同様。あとは火入れ済み )

高波“辛口”・普通酒
SOJA:☆3.6:平坦、でもまとまりはある。ラストにやや渋い。
Yk:△(小):サラッとしている

高波・純米
SOJA:☆3.5:普通酒“辛口”より辛く感じる。サラリとしている。
Yk:□:-

以上、4種類。
家から程近い場所にあるけれど、
なかなか辿り着きにくい場所にあります。
そんな訳で、蔵元さんに場所を聞いたりしました。
カインズホーム入り口の更に一歩手前、
ビデオ屋さんの所で曲れば良いのですネ。
18号酵母系のお酒、買いに行こうかなぁ♪

【 美寿々酒造“美寿々・緑香村” 】

Cimg9496

美寿々・純米吟醸無濾過生原酒・3本目
SOJA:☆3.7↑:酸あり。余韻強め。
        ライト系バランス。後半、酸の押し味。
Yk:○(小):美味しい。最後にやや強さ

美寿々“緑香村”・特別純米無濾過生原酒
SOJA:☆3.9:大好き!甘味酸味共にあって、とても好み。
Yk:△:-

美寿々“しぼりたて生”・本醸造生原酒
SOJA:☆3.7↑:甘味トロリ、キリキリした部分もあり。
        強い酒で、野暮な香がない事が好ましい
Yk:○(小):当たりさわりない前半、強い後半

美寿々・本醸造
SOJA:☆3.6↑:田舎系ほっこり味。中身ザラッと。
       口中に残り易いが、その後の味は良い
Yk:□:-

美寿々・普通酒にごり酒生
SOJA:☆3.6↓:酸あり。甘味もありバランス良い。
       ラスト本醸造系の雰囲気。
Yk:△:-

以上、5種類。
特に「緑香村」は気に入りました!
熊谷さん、流石の造りです。大好きです!
今回は酒造組合副理事と言うことで、忙しそうにしていました。
たまたま、
大手門から花時計公園に移動する熊谷さんと一緒になったのですが、
急いで会場間を移動していたご様子。
お疲れ様でした!

ここまで3蔵を巡り、
そこそこに酔いが回り始めた気持ち。
今日はきっと長丁場、
休み休み楽しもうと考えていたので、
僕とYkさんはお花見に出掛ける事にします。

この青天、城を楽しまねば損でしょう?

Cimg9499

向かう大名町通りに行き交う人は多く。
途中の喫茶店「紫陽花」のジェラードコーナーには、
列が出来ていました。
空いていれば、それこそ食べたい気温。
いやいや、それ以上に、
「紫陽花」のジェラードは好きなのです。

見て来た人、見に行く人、
松本城は、いつ見ても憧れる存在。

Cimg9500

良い景色。
城があり、空があり。集う人の心あり。
賑わいとは、なんと栄えのある光景でしょう。
蕎麦祭など行き交えないくらい混雑し、
白いテントと群集がいつでも視界に入ります。
何もない日、
桜が咲いただけの日に、
こうして城の公園を思うままに広く使えることが、
何だかとても稀有なことに感じられます。

…この時間帯に、
ただ城に来ること、
これまでなかったと思います。
―― 小学校の頃の写生大会くらいか ――
昼の表情を見ることが出来て良かった。

Cimg9501

4月6日に開花宣言が為された際に、
指標となったのは、
松本城外堀北側の観測木であったとの事。
周辺、
例えば、僕らが訪れる場所で言えば、
城山公園や信州スカイパーク、
まだ咲くか咲かぬか張った状態の蕾であったのに対し、
松本城は満開の桜でした。

【 四柱神社 】

Cimg9504

続いて向かったのは、
飲みに出る夜には必ずお参りをしている四柱神社。
今回もお参り、しています。

Cimg9506

夜では気付かないのか、眠っているのか、
境内にもわんさかと居る鳩たち。
あ、鳥目なのか。
本殿では結婚式の神事も行われていた様子。
良い天候に恵まれ、
晴れの門出には最適であったことでしょう。

そして、この桜も見たかった。
ナワテから中町へ抜ける橋、岸辺にある桜。

Cimg9507

一段下がった場所にあり、
普段は見上げるばかりの桜を、
目線より下の世界に捉える不思議な感覚。
まるで、
Ykさんの前に大きな桜木の水しぶきが爆ぜる様です。


【 大手門駐車場 】

ひとしきりお花見を済ませた僕らは、
大手門駐車場の試飲を続けるため、戻って来ました。

【 岩波酒造“岩波・鏡花水月” 】

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岩波“いわなみ”・純米吟醸無濾過生原酒
SOJA:☆3.6↓:うん、良い。バランス。ラストにやや苦味。
Yk:○:-

岩波“いわなみ”・本醸造・無濾過生原酒
SOJA:☆3.5↑:よりセメダインっぽく硬め。スッと入る。ラスト攻め具合。
Yk:△:-

鏡花水月・純米吟醸無濾過
SOJA:☆3.5↑:炭っぽい雰囲気。苦味が綺麗に。進んでいる感じ。
Yk:□:

岩波・大吟醸
SOJA:☆3.5:酸主体。硬いって言うより何ともミネラル。エビ油みたいな
Yk:□:

岩波“辛口”・普通酒
SOJA:☆3.6:うん、常温の今が正解。穏やかうまくち。
Yk:□:-

岩波・本醸造
SOJA:☆3.6↓:↑よりパワー、セメダイン感あり。
       これも常温が正解。
Yk:□:-

以上、6種類。
Ykさんはどうしても苦手な部類に入ってしまうけれど、
普通酒の常温状態の美味しさは、ほっこり素敵。
平仮名で「いわなみ」と書かれたシリーズも、
ちょっと贅沢なシリーズと位置付けられるのか、
良いお味でした。

【 善哉酒造“女鳥羽の泉・善哉” 】

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女鳥羽の泉・大吟醸
SOJA:☆3.6:香にクセありだが飲むととてもバランス良い。
   麹、バランス、ごく味あるが僕は苦手なスタイル。
Yk:○(小):

女鳥羽の泉・純米吟醸
SOJA:☆3.5:古酒系の味。香は綺麗。渋味あり。
Yk:□:お米の味。

善哉・本醸造にごり酒
SOJA:☆3.2:大根おろしっぽい香。すり合わせた様な味。
Yk:△(小):苦手ではないけれど。何もない感じ

女鳥羽の泉・山廃純米・18BY
SOJA:☆3.4:パワフル、味は平たく出て来て丸い。
Yk:△:-

善哉“3月4日早朝しぼり”・普通酒原酒生
SOJA:☆3.5:トロミ、ノイズ、甘味の繰り返し。
Yk:○(小):甘味ある、アルコール感強め。

善哉“菊印”・普通酒
SOJA:☆3.5:乳酸あり、まったりぽってり。
Yk:□:-

善哉“上撰”・普通酒
SOJA:☆3.5↑:上よりより甘味が強く旨く感じさせる。
Yk:□:-

女鳥羽の泉・本醸造
SOJA:☆3.5:よりパンチ力。味も強く甘みが少ない。
Yk:□:-

以上、8種類。
流石、大吟醸の造り、
上手にまとめて来るなぁ、と。
山廃は「厨十兵衛」で飲める原酒が、
やっぱりすごく美味しいと思います。
比べてしまうと、
あのごく味の強さを求めてしまう自分がいます。


以上、これで大手門会場は制覇!
…と思っていました。
こうしてブログを書いていて気付きます。
明科酒造の「廣田泉」を試し損ねていることに。

物販ブースに紛れて、寸時見掛けた様な気がします。
確か桜を見に行く前には覚えていたけれど、
その後の良い気分で、すっかり忘れていた模様。
来年こそは!再び!!…ですね。

【 花時計公園 】

ともあれ、
残す蔵元さんにお会いするべく、
僕とYkさんは花時計公園に戻って来ました。

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演舞を囲む輪の中に、
見知ったお顔を拝見しつつ、僕らは試飲を続けます。

【 EH酒造“酔園・鬼かん” 】

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酔園“桜粋”・吟醸生貯蔵
SOJA:☆3.5:大根おろしの香。飲みやすい味。
Yk:○:お米を通り越した匂い。
(サージャー付き菰樽よりサーブ)

酔園・吟醸にごり
SOJA:☆3.6:繊細な甘味。甘酒にすっごく近い。ラストに辛味。
Yk:△:-

酔園“逢醸”・純米吟醸原酒
SOJA:☆3.5:酸味あり。バランスも良い。
      発泡感にアルコールっぽさが消えている?
Yk:○(小):-
(サージャー付き菰樽よりサーブ)

酔園・普通酒
SOJA:☆3.4:特に甘い。度数強くアルコール強い。とろりとろり。
Yk:△(小):お砂糖っぽい。

以上、4種類。
大吟醸「鬼かん」は、すでに売り切れでした。
残念。
2種類、ビアサーバーの様にサーブする日本酒がありました。
一時期、「厨十兵衛」や「風林火山」で見掛けた頃もあったけれど、
炭酸ガスを充填するのか、
それだけで日本酒カクテルの様になるんですよネ。
飲み易く、好評であった様に見えました!

【 大信州酒造“大信州・信濃薫水” 】

Cimg9515

大信州“仕込み三十号”・純米大吟醸無濾過生“金紋錦”
SOJA:☆3.8:大信州の桃の香。調和あり。美味しい。
Yk:○:好き。

Cimg9514

大信州・純米吟醸“まつもと安曇・稲核・風穴貯蔵”20BY
SOJA:☆3.7:綺麗、辛味もあってストレート、硬さもまた良い。
Yk:○(小):スッキリ

大信州・純米吟醸生“番外おりがらみ”
SOJA:☆3.7↑:パヒューミー。含み香強く前に出て来て美味しい。
Yk:○:香は少なめだけれど飲むと甘みもあって良い。
    最後アルコールっぽい。

大信州・辛口特別純米酒生
SOJA:☆3.8:パインと桃の香。キリッとしても甘味が感じられる良さ。
Yk:○(小):ラストの辛さがちょっと苦手かな。

大信州・吟撰仕込み梅酒
SOJA:☆3.8:美味しい。味良い。
Yk:◎:甘い。

以上、5種類。
会場にはY口さんやM本さんのご学友である、
蔵人M本さんもいらっしゃいましたね。
「大信州」の美味しさ、それぞれのレベルの高さを感じました。
辛口特別純米が、ブログを見ても好評だと書いてあったけれど、
実際に「風林火山」でも飲んだし、
並べた上で飲み比べてみても、
やはり、「これを嫌いと言えるだろうか」と思うもの。
何とも言えない好まれ易さ、美味しさを兼ね揃えていると思いました。
辛口至上主義ではないけれど、
最後に締め括る酒質が余韻も料理も後を引くだろう感覚です。

【 奥澤商会“深志鶴” 】

Cimg9519

深志鶴“特撰”・普通酒
SOJA:☆3.7:上手に合わさっている感じ。甘辛ちょうど良い。
Yk:△:ふあっと甘い。アルコールっぽさも

普段、なかなか見掛けることがない
「深志鶴」を飲むことが出来る、この機会。
美味しく頂きました。

【 笹井酒造“笹の誉” 】

Cimg9520

笹の誉・和醸大吟醸斗瓶取り中取り“4番・美山錦”
SOJA:☆3.9:おあっ、上手!美味しい!甘味、辛味の美味しさ。
      甘いんだけれど、辛い。
      のんびり甘くて辛さで締め括られる。
Yk:○:-

笹の誉・純米吟醸生“風穴貯蔵・新村産美山錦”
SOJA:☆3.7:酸もあって明るく分かり易く美味しい
Yk:△(小):SOJA好みのお酒

笹の誉・特別純米生“番外品袋吊るし・島内産ひとごこち”
SOJA:☆3.7:酸あり、生きていて前に出る。良い。
Yk:△(小):飲みやすい

笹の誉・普通酒“風穴貯蔵・新村産美山錦”
SOJA:☆3.5:苦酸い、余韻は甘い。辛口に見せて甘味が生きて良い。
Yk:□:-

以上、4種類。
前回にお会いしたのは11月3日の「城下町酒楽まつり」の席上にて。
( 第1回・城下町酒楽まつり(2009年11月3日・蔵のむこう、第52回まつもと市民祭) )
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/1200911352-e861.html )

その頃、いやいや初めてお会いした2009年の呑み歩きの頃から、
高品質を感じさせていましたが、
今回の大吟醸を始め、
全体的に造りに興味を持たせる美味しいお酒だと思います。
大吟醸に関しては、
出品は2番、3番斗瓶であった様子。
話していても、杜氏さんのアグレッシブさを感じて、
今後が非常に楽しみな蔵元だと感じられます。
何より、地元産米を多く使っていることは、
郷土愛を特に強く感じます。

【 亀田屋酒造店“アルプス正宗・亀の世” 】

Cimg9523

アルプス正宗・純米吟醸“美山錦”
SOJA:☆3.5↑:常温が良い。甘ザラメ風に平べったい。
Yk:△:-

Cimg9522

亀の世“粂次郎”・純米原酒
SOJA:☆3.6↑:好み。酸い香。温度帯はここで良い感じ。
Yk:△:お米の香

アルプス正宗・本醸造原酒
SOJA:☆3.6:ぶどう系の雰囲気。アルコール前傾。
Yk:△(小):アルコール感

以上、3種類。
おそらくは大吟醸あたりが売り切れであったのではないでしょうか。
後半戦ともなって来ると、
「粂次郎」の様な穏やかながらも奥へ行けば行くほど強い酒が、
美味しく感じる様になって来ますね。

【 菊水酒造店“名峰槍・月光” 】

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月光“佳撰”・普通酒
SOJA:☆3.4:まろやか、甘味、飲むほど甘さ広がる。
Yk:□:-

銘峰槍・特別本醸造
SOJA:☆3.6:うん、綺麗にまとまり。わらの香も少し。
      上手に食中酒に長野の味に。
Yk:△:-

こちらも「深志鶴」同様に、
なかなかお目にかかる機会が少ない「月光」…
去年同様、良い印象がありますね。
長野の食と共に生きる酒ですね。

【 山清酒造“山清” 】

Cimg9486

山清・純米吟醸
SOJA:☆3.5↓:トロリ蜜の姿勢に元気さ。不思議。余韻に残り。
Yk:△(小):-

山清・純米
SOJA:☆3.4↓:酸強くアルコール前傾。
Yk:□-:

山清“しぼったそのまま一番酒”・普通酒原酒生
SOJA:☆3.4:大根おろし香。そのままパフューム香も。
Yk:△(小):飲んだ時に香がある感じ

山清“辛口”・普通酒
SOJA:☆3.4:ほっこり感もあり。常温正解。ミルクっぽさも。
Yk:□:-

以上、4種類。
こちらも「酔園」同様、大吟醸「山崎忠右衛門」は売り切れ。
どれも強い感覚の日本酒が多かった気がします。
味強い雰囲気は曰く“山の酒”という事でしょうか。

以上、松本平、いただきました!
(方言らしいのだけれど、
 ごちそうさま=いただきました、と言う。
 確かに幼稚園の時とか、唱和していた気がする )

天気にも恵まれ、賑わいも楽しさの一興。
素敵な呑み歩きイベントでした!


小路、高砂通りを抜けて、東に進路を取ります。
憩いの場を求めて。

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【 源智の井戸 】

Cimg9529

源智の井戸にも桜。
今日は本当に至る所で花を見ていますね。
日常では、意識していない、
気付いていても、思い入っていない、
今日が日常でないから、
日常に気付くことが出来ます。

ここまで来たお目当ては、こちら。

【 喫茶・半杓亭 】

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深い色の木造り、
仄暗い店内に差し込む光は、自然の眩光。

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昼下がりの木目の中に、電灯と牡丹。

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「炭焼珈琲」を、
PARCO地下で購入した「料理通信」を読みながら。
「ワイン好きのための日本酒」と言う特集記事に惹かれて。

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こうして見ると、
喫茶店に入ってまでも、
お酒のことばかりの自分に、
我ながら呆れてしまいそうになる。
いつも一緒に居てくれるYkさんに感謝は尽きません。

【 中町の外れ 】

休んだあとは、中町に歩いて来ました。
特に目的はなく、うろうろと。

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通りの向こうに桜が見えます。
目的がないと言う事は自由と言う事。
どこの道を曲がって、どこに辿り着いても、
それを楽しめば、きっと1日は楽しい。

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小高い橋を渡って辿り着く小さな公園。
バーデンバーデン、凡蔵、
チーズケーキのオークラ、Bar Waterlooのある場所。

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Bar Water Looのhoshiさんのブログにて、
2010年4月4日の記事で紹介されていた桜です。

「 信州松本バーテンダーの独り言 」
( http://blog.livedoor.jp/hoshina0121/ )

僕とYkさんは再び松本城へ向かいます。

桜を見ながらぐるり、1周を歩いてみよう!
そんな散歩気分。
いつもなら、
スカイパークを歩いている時間だし。

【 松本城:夕刻 】

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城のお堀から見える桜。
松本市役所から道路を挟んで続く桜並木。

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北に進み、松本神社がある通りに出て来ました。

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西の空に光が落ちて行く、今日最後の光線。
城と桜と松本、僕らを照らします。

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北側の桜並木。
夜桜との境、
昼と夜に比べれば、
随分と短いこの時間を楽しむ人、多く。

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北の道を西に進み、城の区域端まで。
こちら側から見る、この時間帯の城は、
背に夕日を浴びています。
僕が数年見続けて来た松本城はこの方向。
久し振りに出会いました。
ここを抜けて、
「よよぎ」や「厨十兵衛」に通ったものです。

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この中の1本が観測木だったのでしょうか。
道路から見る桜、敷地内から見る桜で、
表情、違って感じられますね。

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入り口を前とするなら、これは後ろだろうか。
それにしては立派であります。
男は背中で語るなんて言いますし、
子は親の背中を見て育つなんても言いますし。
何かしら背には浪漫がある、
城においても、それは同じ、と言う事でしょうか。

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この城を今日の日、
Ykさんとふたりで見ることが出来て良かった。

そんな風に思いながら歩いていると、
出口付近で、
kuniさんとじぇみにさんに再びお会いします。
おふたりも、
夕刻の松本城を楽しんでおられた様子。

僕とYkさん、
今度は緑町へ向かいます。

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「ホテル花月」横の緑町小路を伝って、向かう先。

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【 厨十兵衛 】

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この時点で18時ちょっと前くらい。
思えば一時、毎年の事だとは言え、
冬場はもっともっと暗かった時間。
そうした場面、気付くことができる日常なり、
春、明るい季節への訪れを感じるもの。

【 卯月十日土曜日・今宵の酒菜 】

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以前「よよぎ」でお会いした方も居られたりした、
4月10日、
飲むことにも興味はあるけれど、
Idさんの料理と日本酒を楽しみながら、ゆっくりしたい。
そんな気分で入りました。

【 福島・花泉“だぢゅー” & 栃木・仙禽 】

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福島・花泉“ロ万・だぢゅー”純米、
栃木・仙禽・純米吟醸無濾過生原酒“雄町”

「だぢゅー」は「花泉」の「ロ万」シリーズの1本だそうです。
思わず名前で注文してしまいました。
南会津南郷地域の土着言葉で、
“親しみを込めた強調語”なのだそうです。
「だよね~!」みたいな感じでしょうか。

「仙禽」はYkさんが注文。
最近の美味しさは覚えが良いです。
あまり量を飲めないだろうの今日、
少しでも美味しいものを飲みたい贅沢な気持ちの中から、
「これなら!」と選んだものでした。

【 とりわさ 】

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Ykさんお気に入りの「とりわさ」をお願いして、
まったりとやります。
“いろんな銘柄を試してみたいひと向き”の、
手びねりの青と赤の水玉可愛いグラスを傾けながら、一献。
このグラスは重みもちょうど良いのです。

【 金目鯛の姿焼き 】

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焼き魚は流石に呑み歩きでは食べられない。
塩みの適度なこと、鯛の身の甘味と言う旨さ、
焼けた香ばしさと言う旨さ、
Ykさんと取り合う様に身を這いで行った様な気がします。
そうか、思い起こせば、
「麺屋大輝」以降、何も食べていないや。

【 神奈川・相模灘・純米吟醸“美山錦”槽場詰め 】

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2人でもう少しだけ飲もうと思い、
久し振りに入荷した「相模灘」を。
このラベルは初めて見ました。
mixi上で見た珍味んさんの日記には、
「備前雄町」、「播州山田錦」もある様子。
「槽場詰め」と言う、
ひと手間かけたボトリング、別誂え。

【 ちょっとぜいたくな揚げ出し豆ふ 】

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いつもの揚げ出し豆腐に、
“ちょっとぜいたくな”と言う冠が付けられたメニュウ。
初めてお見かけし、お願いしましたが、
「なるほど」のお皿の上。
彩り好く、いろんなものが含められている様子。
見た目以上に香も多彩で楽しめました。

温物をお腹に入れて、今宵はここまで。


【 ナワテ通り 】

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「厨十兵衛」を出た後、
一旦、ナワテ通りに向かいます。
そこでデジタルカメラの設定をナイトモードに。
故に明るく撮影できていますが、
「厨十兵衛」でのひと時、
入る前と後では、昼と夜の帳に隔たれていました。

【 松本城:夜刻 】

僕とYkさんは、本日3度目の桜を楽しみに、
再び松本城にやって来ました。

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どの時刻に訪れても、景色の顔は違いますね。
桜が咲いている期間中に開催される「夜桜会」、
見頃の桜はライトアップされ、
お堀に跳ねる光との競演は、
思わず立ち止まって見惚れるほど。

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めいっぱいの桜。

【 女鳥羽川沿い 】

駅前に向かう途中、女鳥羽川沿いを通りました。

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車道横に咲く桜。
夜になり、交通量が増え、行き交う車の光の中に佇みます。
女鳥羽川に自由を感じたのか、
惹き合う桜が対岸に居るのか、川に向けて積極的に伸びています。

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桜を見上げたYkさん。
その目の前に、大きく咲く。
「大輪」と言う言葉を思い浮かべます。

「大輪」と言う言葉、
僕の今浮かぶイメージでは、一輪の花が大きく咲く姿。
辞書では、花びらが普通の花より大きいこと、とあります。

桜の花びらひとつひとつは小さいけれど、
こうして大きくひとつに見える。

今、僕らが見ているものが桜の木と言う松本市だとして、
うすく淡く、色付いている花びらは、
思い思いに街を楽しんだ僕らそのものなのだろうか―――…
…と、写真を撮り、川面流れる風に、
ひんやりとした寒さが忍び、感じ取りながら、思う。

【 風林火山 】

いつもの終着駅前に、こちら。
松本駅前「風林火山」に立ち寄ります。

【 三重・田光(早春)・純米吟醸無濾過生中取り“雄町” 】

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三重県は「早春」の蔵元が醸す「田光(たびか)」を。
雄町の雰囲気、すごく良く現されていると思いました。
シャープでキリリとしていて、
やや硬い面(ツラ)に一見して感じさせるけれど、
その実に、芯が細くも確かに存在していて、
飲めば冴えを感じられる。

「飲み疲れたでしょう?」と、
Ykさんにウーロン茶を用意してくれた、N村さん。
ありがとうございます!
この心遣いが嬉しい。

【 野菜サラダ(浅漬け風) 】

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Ykさん大好物の野菜サラダ。
「風林火山」に訪れる機会があればあるだけ、
今後とも必ずお願いするであろうメニュウ。
「Ykさん、何を頼みますか?」と聞いた時に、
「まず、野菜サラダで…」と挙がるメニュウなのです。
軽く塩もみしてあるだろうサラダで、
ナスやキュウリが塩と相性が良いのは言わずもがな、
そこに加わる貝割れ大根と大葉の香が心地良く、
そう、日本酒にも合うのです。

【 かにぞうすい 】

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飲み歩いた本日、〆のお料理として。
これを楽しみに「風林火山」に向かって来た気持ちもあります。
美味しいんだ、これが。
2人で1人前を取り分けるくらいが、
僕らの腹具合にはちょうど良い様です。

今宵「厨十兵衛」でも「風林火山」でも、
13時から飲み続けていた僕らは、
やや省電力モードでした。
また、普段飲み、恒例毎週吉日の土曜日、
思いっ切り両店、日本酒と料理を楽しみたいですネ。

【 摩幌美 】

毎週土曜日の終着駅。
「摩幌美」に到着しました。

【 志賀高原ビール・Miyama Blonde 】

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「日本酒繋がり」と言う事で…
そして、
軽やかに飲みやすく労う雰囲気に合いそうな気がした、
志賀高原ビールの「美山ブロンド」をお願いする事にしました。

何も難しいことは考えず、
ただ「美味しいなぁ」と思うだけ。
素晴らしい時間を与えてくれる1杯。

【 B.N.J. / Blended,BAILIE NICOL JARBIE 】

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Ykさんとふたりでボトルを入れてある「B.N.J.」を頂きながら、
まだ人の出足の少ない静かな店内で、
スコットランドの写真を眺めていました。

ここ数ヶ月、バーカウンターの端っこに、
USBメモリが差し込まれた
液晶ディスプレイが置かれる様になりました。

酋長がこれまでスコットランドを旅して来た…
ロスト・ディスティラリーを巡り、
スコットランドの人達と出会ってきた写真が、
スライドショウの様に表示されています。

その写真を見ながら、
酋長やAkkoさんがいろんな話をしてくれました。

スコットランドで借りるレンタカー、
旅の安全を祈って写真、
戻って来て安心の写真、
なんだかおまじないみたいな写真は、
思い出そのもの。
始まりと終わりを表すもの。
旅が始まり、旅が終わり、また旅を感じさせる。
終わるから始まるって言うくらいだし。
期待の募る始まり、
楽しんだ満ち足りた笑顔の終わり。
「良い写真だなぁ」と眺めていました。

2010年、長野県内の酒蔵を駆ける、
「信州SAKEカントリーツーリズム」と言う企画が開催されるそうです。
Ykさんが切り取ってくれた、
信濃毎日新聞の記事で知りました。

調べてみると、
それは「信州ディスティネーションキャンペーン」内、
「信州さけ物語」の一環であるらしく、
酒蔵スタンプラリーと言った様相。

長野酒造組合メールマガジンを見ると、
19日から酒造組合ホームページ上に、
スタンプラリーのモデル移動ケースの紹介や、
スタンプラリーの台紙であったり、
関連要項の更新が為されるそうです。
参加蔵元は全77蔵。
各蔵で1000円以上のお買い物をすると、
スタンプをついて頂けるそうです。

酋長の旅の写真を見ながら、
ふと「全蔵を回れないだろうか」と考えている自分。

冗談半分でYkさんに「やってみるか」と、
記事を見た時には言いました。
実際には北信、東信、南信…
長野県内は相当広く、
「全蔵」はよほど難しいと感じます。

ただ、
それぞれの蔵に赴き、
1本ずつ日本酒を買い歩き、
それを手に持って写真に収めて、
こうして酋長みたいに思い出として振り返る、
眺める事が出来る様にしたら、
それは、とても素晴らしい事なのでは?
…そう思ったのです。

後日、
Ykさんに「全蔵回ってみたいんだ」と言うと、
哂うでもなく呆れるでもなく、
ただ「今晩のご飯何にする?」と全く変わらない、
とても自然な表情で、頷いてくれました。

詳しい情報は、こちら。
長野県酒造組合ホームページで更新されます。
( http://www.nagano-sake.or.jp/ )

2010年、ますます楽しみになってきました!

そんな未来への道を感じつつ。

22時9分の電車で家に戻りました。

以上、4月10日、めいっぱい楽しんだ1日でした!

まだちょっと続きます。





【 2010年4月11日 】

翌日、午前中のお散歩は暑いくらいだったのに、
午後は雨と共にだいぶ涼しくなりました。

それでも18日週は「多摩独酌会」に参加するから、
“これ”をやるには、11日が最適日!

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咲き始めたばかりの信州スカイパークの桜を見ながら。

【 洋食厨房Spice:お花見ランチボックス 】

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せっかく「洋食厨房スパイス」のランチボックスを持って出掛けるならば、
お花見をしたいじゃあないですか!

価格600円と言うお手頃値段。
何と言うか―――…
すごく美味しくてビックリしました。
冷めても美味しいものばかり。
そして楽しいと言う事、
お腹にも残ると言う事、すごいなと。
考えられているなぁ、と。

僕もYkさんも「いちばん好きだ!」と思ったのが、
玉子のピタサンド。
松川パン製のバンズの小麦の香も香ばしく、
玉子の胡椒なのか、
味わいがとにかく良かった。
あんまり玉子サンドって、
サンドイッチでは食べたりしない自分。
旨い食べものだと思い直す感動!

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サランラップで巻かれたご飯も軽い酢飯…
…たぶん、サラダライス系の酢を使ったものと思います。
シェリービネガーとか。
食べやすく、チーズや青菜の食感と甘味も心地良く、
水分でつぶれたりする事もない。

写真左側、赤く見えるのはハンバーグ。
ひとつはたけのこ入り、もうひとつはコーン入り。
同じものだと思っていたら違っていて、
ビックリ嬉しい感じ。

コロッケも不思議な感じ。
鰹節を煮出したような、何とも不思議なサカナアジ。

充実のランチボックス、たまりませんでした!

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途中に寄った内田のファーマーズガーデンで、
「たけしや」の焼きそばが売られていて、
懐かしくて買ってみました。
今思えば、スパイスだけで満足できたのに、
やや蛇足気味ではあったのだけれど、
Ykさんは「たけしや」の焼きそばは食べた事がないとの事で、
「こんな感じ」と伝える役目にはなってくれたと思います。
麺の独特の食感は健在。
ただ、流石に油々しく、ややもたれたのはご愛嬌でしょうか。
そんな翌日も経て。

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更に前へ。進んで行きたいと思います。

「人生は酒と心で出来ている」

2010年4月第2週の楽しみは、以上にて。

長い長いブログ記事、
読破頂き、ありがとうございました!!

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2010年4月11日 (日)

自作ラーメンレポート、思い立ち、春。(2010年4月・我が家、麺肴ひづき)



動物の、自然の恵みって、やっぱり偉大!!

久し振りの自作ラーメン。


きっかけは、先日のブログ。
( 最近の家ごはん。(2010年3月・我が家) )
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/20103-02c2.html )

“今思えば中華麺でやれば良かったと思う、
 ちょっと間違った和風スープパスタ”

…中華麺でやってみよう!と思い立つ。
だので、コンセプトとしてはあっさりテイスト。
無油、無動物性スープで仕上げられるかどうか。

【 無化調無動物・醤油ラーメン 】

結果、油を入れない予定が入れたために、
当初の予定とは違うけれど、
予想通りに美味しく出来ました。
焦がしネギ&ニンニク油の効き方たるや、見事。

最も早く動いたのはチャーシューとタレ。
木曜日のこと。

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塩豚を作り、茹で、焼いてタレに漬け込む。

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今回の料理酒は静岡の「杉勇」の料理酒。

ラーメンを実際に組み合わせる日までの間に、
実は1杯食べています。

【 麺肴ひづき・鶏中華そば・化調の巻 】

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基本的に無化調のひづき。
故に、意欲作と言うか研究の一環と言うか。

鶏の香が実に旨いです。
厚味もあって、充実。

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このスープには細麺。
ズゾゾとすすった時の気持ち良さは、
このためここにあると感じられる美味しさでした。
期間限定メニュウ。

ここまでのものは出来ないけれど、
出来るだけ美味しいものを作ろう!…と思いながら、
食後に家に戻って、ダシを仕込む。

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テーマは無動物性食材。
どんな感じになるのかなぁ、と。

結果、よく味を感じたのは、
桜海老と貝ひも。共に印象付く仕上がりでした。

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甘み出しにキャベツを少量。
たぶん、これを入れ過ぎると
キャベツの味が最優先になれるんだと思う。
以前、セロリやネギで野菜が勝った傾向あり。

圧力鍋でひとしきり。前日までの仕込みは完了。

朝一番で「やっぱり煮玉子欲しいなぁ」と思い、
急場で作成。作成個数は僕とYkさんで各半個あれば良いため、
ただ1個を茹で、煮玉子化する。

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水から茹でて7分。
やや強く火が入ってしまったかも。
タレはチャーシュウのタレを採用。
完成したスープに動物性がないからか、
豚の焼いた香が玉子にだけ移っていて、面白い。

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麺はくろまるさんのブログを見て、
この麺を使ってみる事にする。

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タレは醤油や味醂、酒に加え、
煮干を少々、そしてフルール・ド・セル。
作成時から何回か加熱して当日を迎えた。

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朝イチでスープとタレを合わせた時に、
麺に対して、
きっと決定的に旨味が足りない様に思えた。
故にネギ油を追加することに決める。前向きに妥協。

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じっくり炒めて、こんな感じに。
ラード油も考えたけれど、
今回はライト志向であるので、サラダオイルで。
Ykさんが、
このフライドガーリックのサラダソースを作るのだが、
ここからヒント…と言うか、
コツを掴んで、僕も作る事が出来るようになりました。
以前は焦がしすぎた記憶が…。
鶏油ゆえに焦げが早かったのかも知れないけれど。

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チャーシュウを切り出す。
ややパサッティ。スープに浸してちょうど良いくらい。
脂身の少ないものを使った事も由来していると思われる。
逆に、脂身の部分はすごく美味しかった。

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麺を茹で始めるタイミングで、
スープにタレと油となる、
フライドネギ、フライドガーリックを溶かす。
何度やっても焦る瞬間。

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まず作ったYkさんへの1杯。
海苔増し設定。
海苔はオーブンの余熱で温めたもの。
つけ合わせはほうれん草。
麺は平打ち麺。

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こちらが自分のもの。
麺は細打ち麺。
こちらの方が中華そばっぽいけれど、
好みから言えば、平打ちの方が良かったかも。

アッサリ…とはちょっと違っている。
醤油の味わい主体で、旨味がやや少ないか。
このあたり、動物性の旨味がない故に…と言う事が分かる。
フライドガーリックたちの香が活き、
1杯の中核になっている。
これがなければ、如何ともし難かったかも知れない。
ご飯との相性はかなり良い。
これが鶏油で作られても、大きく印象を変えたに違いないと思う。
醤油も、もっと塩を活かしても良かったかも知れない。
いろいろ可能性があって面白い。

…加減が掴めずに、
Ykさんのタレが少し多かった事が悔やまれる。
あとからスープを好みに応じて足す事が出来るのは、
自作ラーメンらしいイージーさで良いかも知れない。

【 無化調無動物・味噌野菜ラーメン 】

スープはまだ残っている。

ふと。
同じものを作ってもつまらない…と思い、
味噌ラーメンに変更を唐突に決める。

味噌ラーメンに炒め野菜を搭載し、
この油を動物性の様に振る舞わせる事は出来ないか、と考えた。

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そのため、同シリーズの太麺を追加購入。

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スープを小鍋で加熱。
初手からネギを溶かし込み、ニンニクも入れる。

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普段使いの味噌も混ぜたが、
主体は、この大町市「横川商店」の味噌。
2年熟成されていて、色も濃く味も濃く美味しい。

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味噌を溶かして味を決める。
かなり旨い。
ここに豆板醤を溶かしたのだが、
瞬間「旨い魚介だし味噌汁」から、
「中華魚介ダシ味噌スープ」に印象を変える。
豆板醤の威力恐るべし。

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野菜炒めの具材はこちら。

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初めて入った「今井」の道の駅で、ターサイも購入。
実に美味しそうであったため買ったもの。
大満足の仕上がりでした。炒め物に向きますなぁ。

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ニンニクとしょうがで油を作った後に、炒める炒める。

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出来上がったYkさんの味噌ラーメン。
野菜を多めに、うず高く配置する。

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こちらは自分のもの。
定番パターン。盛り付け失敗例。
スープが残り気味だったので、
ギリギリまで入れたことも敗因か。
もっと旨そうに配置してみたいものです。
もしくは、もっと大きな器を買うべきなのだろうか。

味は想像以上の出来。
ピリ辛味噌に魚介の香がドンピシャに合わさって旨い。
動物系を入れるなら、
粘度を伴うほど濃い鶏あたりでも美味しそうに感じる組み合わせ。
結構な量があったと思うけれど、
僕もYkさんも完食。
勢い付いて、
Ykさんが作ってくれた春菊のサラダもバクバクと食べていました。

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その後はお酒タイム。
上は「餃子房ひづき」で売っている、
おつまみ用「辛ネギチャーシューメンマ」です。
絶品。

【 長野・岩清水・純米“五割麹”無濾過生原酒 】

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ついに出ました!中野市「岩清水」の新酒。

1日目、すでに成熟の足あとを感じます。
熟れた…もしくは、滑らかな糖質の帯。
編み物の凹凸すらも感じられない滑らかさで、
長閑でほんわり。だけれど、重みはきちんと置いていく。
「五割麹」がよく出ている印象でした。

2日目になり、
やや感じられていた癖のある香の昇華に気付く。
開栓、空気に触れる事でなお良くなった気がします。
ずいぶんスムーズになった。
甘味もあり、くどさの直前で見事に調律され、
腰に支えられていて、良いバランス。
ゆっくり飲める日本酒だと思います。
松本市の深澤酒店で購入。
途中の波田町の役場が松本市の波田支所になっていて、
合併が行われたと言う事に気付く。

中日を開けて4日目。
Ykさん特製のタコ胡瓜キムチやゆかり大根と共に飲む。
温度がやや低い方が良いのか、
しっとりさと生の強さがしっかり感じられて良い。
極性の違う2種の食べ物にもしっかり合っていて、
でも、個性の主張もあり美味しい。

【 St' Peter's / ORGANIC ALR / England 】

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最近、深澤さんに行くとビールがちらほらと。
今回も3本買いましたが、そのうちの1つ。
イングランドエールの「セントピーターズ」です。
カラスがシンボルのこのエールも好物!
飲みやすさと細身だけどしっかりしたボディ、
程好いホップの輝き、温度による甘味の変化、
いろいろ楽しむ事が出来ました!


そんな最近の日本酒も絡めた、
今回の自作ラーメンレポートでした。


4月3日に「厨十兵衛」で食べた、
「鰯のつみれ汁」が、ただならぬ美味しさでした。
鰹節とちょっと多めの昆布だし、あとはたぶん塩。
これでここまでウマイのか、と驚くばかり。
プロってすげぇなぁ。
「麺肴ひづき」の鶏の旨い香、
「厨十兵衛」の渾然一体のダシの旨味。
プロってすげぇなぁ。

※ 4月10日の「おらが酒呑み歩き」、
松本市内で開かれた日本酒イベント、
参加された皆様、蔵元様、お疲れさまでした!
気付けば、13時から22時くらいまで楽しんでいた様子。
とても楽しい、そして桜と春が美しい1日でした。
昨日をありがとうございます!!

後日、このブログにて報告させてください!
よろしくお願いします!

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