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2010年8月18日 (水)

冬から夏にかけての日本酒。(2010年の冬、春、夏)


ちょいと最近の…と謳うには、
他のブログ記事同様、随分と懐かしいボトルもありますが、
どれも食卓を彩ってくれたボトルであり、
これから味わいの夜を迎えてくれるボトルでもあり。

冬から春を越え、夏になり今。
秋になれば、また秋の日本酒にも出会います。
ここらで総括、
ボトルを見ているだけでも幸せな僕には、
目の保養にもなりまさぁ。

では、ここ最近の日本酒を。


2009年・年末酒として揃えたもの。
東京・武蔵境の「酒のなかがわ“中川商店”」さんから購入。

【 三重・作・純米大吟醸“真紅の河童” 】

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色んな日本酒を飲んでみたいから、
あまり一升瓶では買わないものだけれど、
「作」のこのボトルならば…と購入したもの。
一升瓶なれど、見る間に減って行った記憶があります。
流石の美味しさ、高バランスを覚えています。

【 栃木・大那・純米吟醸Sparkling“五百万石” 】

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爆発系。上手に開けることができました。
時間はかかりましたが。
発泡感、元気の良さを存分に楽しんだ1本だったと思います。
吟醸香の類より、
湧き立つ米っぽい香が優位だった印象。

【 岩手・酉与右衛門・特別純米無濾過“美山錦”生 】

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厨十兵衛での年末飲みに持って行ったボトル。
初めての「酉与右衛門(よえもん)」でした。
玉の様な酒質で、香は全体を通して大人しく、
つるりとした口中にジンと染みる、残す部分があって、
全体には水のふくらみを持っていました。

【 栃木・辻善兵衛・純米吟醸“槽口直汲”生“五百万石” 】

Cimg8412

流石の「辻善兵衛」と言った記憶。
Ykさんが喜ぶだろうな…と思っての購入でしたが、
想像通りに喜んでもらえて嬉しかったです。
高い香、ソーダの様な芳しさが軽く伸びて感じさせ、
味わいに渋味などの引っかかり少ないけれど、
甘味がちゃんと感じられ、ジュースっぽさをも持ち合わせる。
たいへん美味しいボトルでした。

…先日お盆、2010年8月15日、松本駅前「風林火山」で、
「長野・信州銘醸・純米吟醸“鼎”」を飲んでいるのだけれど、
それを「Ykさんに向くと思うよ」と言っていた、
店主・N村さんの好みの判断力は流石のプロの領域と感じました。

僕はこうしたストライク的な分かり易い日本酒でしか、
Ykさんにあてがえないなぁ…とも思いつつ。精進したいと思います。
だいたい分かる様にはなって来ているのだけれども。
安心してYkさんにオススメしているのは、
「辻善兵衛」や「鍋島」、長野県ならば「豊賀」あたり。

【 栃木・大那・純米吟醸槽口直汲“五百万石” 】

Cimg8414

「Sparkling」の槽口直汲み版。
非常に強く感じる酸、ジリジリとした舌の印象が記憶にあります。
香の立ちも非常に大人しく、
渋味や酸味が味の主体で、シンプルな印象です。

【 新潟・根知男山・純米吟醸原酒無濾過“根知谷産五百万石” 】

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Ykさんと非常に相性が良い「根知男山」も購入しました。
前回が好評だったからこそ、
同じ銘柄と選んだものだけれど、
やはり喜んでもらえたボトル。
甘酸のバランスの良さ、静かな香が伸びて行く時間、
後味、余韻に残る適度な重量感。
僕の好みと比べると、可憐さが過ぎる印象もあるのだけれど、
それこそがYkさん好みの全体バランスなんだと感じさせられます。
程好いボリュームで、
渋味やアルコール由来、酒度由来の辛味がないこと。
香が美味しくあること。これを満たす日本酒でした。

【 奈良・風の森・純米大吟醸無濾過無加水“キヌヒカリ”しぼり華 】

Cimg8418

何気に、まだ取り置いているボトル。
機会があれば開けようとは思っていますが、
味はどうなっているかは分かりません。
それでもきっとその時に最高に美味しいんだろうな…と思えるから「風の森」、
生であっても冷暗所で引っ張る価値がある日本酒。
飲む日、その日はとても楽しみ。
一緒に飲みたい人もいるボトルであります。

過去、ブログにも「貴」3本の写真を掲載しましたが、
春先に新潟は長岡「カネセ商店」から購入したもの。

【 山口・貴・純米吟醸中取り無濾過生原酒“山田錦” 】

Cimg9153

【 山口・貴・特別純米直汲み無濾過生原酒 】

Cimg9154

【 山口・貴・純米吟醸おりがらみ“春盃”雄町 】

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今、それぞれが手元に無い事が悔やまれます。
全て美味しく飲み干し、
間違いなく五臓六腑に至福の時間をもたらしてくれました。
悔やむのは美味しかったからこそ。
「また飲みたい!」…その魅力に溢れた3本でした。
バランスと綺麗さと透き通る美しさは、
純米吟醸“山田錦”に軍配が上がるけれど、
厚味、僕が特に好む風合は「特別純米」にも感じられました。
喉を通る醍醐味、旨いと唸らせるパワー。

以下、3本も東京・武蔵境の
「酒のなかがわ“中川商店”」さんから購入したもの。

【 栃木・辻善兵衛・純米吟醸槽口直汲み“雄町” 】

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「辻善兵衛」の安定感、流石です。
日本酒、いやお酒の全てにおいて、
封をされたもの全てにおいて変わりありませんが、
飲んでみるまで味わいは分からないものです。
注ぐ時、楽しみです。
「会津中将」の蔵元で購入した使い勝手の良い
今、いちばんお気に入りの片口に注ぎ、
Ykさんと共に猪口に注いで楽しむ。
期待していた美味しさがある。
香の高さ、透明感、ハリのある酒質。

【 高知・亀泉・純米吟醸生原酒“CEL-24”にごり 】

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3月に更新した「最近の家ごはん」にも掲載したボトル。
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/20103-02c2.html )

この時に購入した2本のボトルは、
本当にあっと言う間に無くなって行きましたね。

【 広島・亀齢・純米吟醸無濾過生原酒おりがらみ 】

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長く楽しませてもらったのは、このボトル。
一升瓶で購入しました。
「長く」と言っても、
それは「美味しくなかった」と思う事無かれ。
当時中川さんオススメのボトルで、
なるほど、普段遣い、毎日楽しむ日本酒として、
品位ある造りが印象的で、
後腐れなく、キレが良い、
香も適度、ボディも薄っぺらさなどなく重くて手間取る事も無く。
品格のある、
もしか日本酒自身も自分に自信を持って飲ませてくれていたんじゃないか…
…そんな風にも感じます。

【 小布施ワイナリー:早朝しぼりフルコース 】

Cimg9597

小布施ワイナリーの日本酒、頒布会によるもの。
頒布会のコースは4回、つまり春夏秋冬で送られてくるもの、
こうして1度機に送られて来るものがあり、
去年は4回分け、
今年は生酒である事を楽しみたかったが故、
フルコースを選びました。

純米吟醸原酒“積”は火入れ酒ですが、

以下は生酒となっています。

Sogga pere et fils,Miyamanishiki,2009“J”、
Sogga pere et fils,Miyamanishiki,2009“J1”、
Domaine Sogga,Miyamanishiki,2009
Le SAKE Nuturel de Domaine Sogga,Miyamanishiki,2009、
Sogga pere et fils,Miyamanishiki,2009“Sturm”、
Sogga pere et fils,Miyamanishiki,2009“Fortified”、

この中で開封したのは、
現状“Sturm”と、“J”だけですね。
共に美味しく頂きました。
“ル・サケ・ナチュレル”は蔵元指定の10年後開封を目指して、
加えて2本、購入してあります。
これを開ける日も楽しみですネ。

2010年7月、宮城峡蒸留所を目指した連休、
前泊した僕らはJR大塚駅近くの「地酒屋こだま」に向かいました。
ここで試飲を交えさせて頂きながら、
たけさんオススメの日本酒を6種7本購入しました。
どれも素敵で目移りをしつつ、
買わない事こそ勿体無い!と感じ入ったからこその購入でした。
当日のブログはまた別日、こしらえます。

【 福岡・山の寿・純米吟醸中汲み原酒 】

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棚にある全種、試飲させて頂いた中で、
最も気に入った1本を購入しました。
初めて出会う「山の寿」と言う日本酒。
それぞれのお酒に、活きる方向性を感じるものでした。

購入後、まだ開封していません。
近々、楽しみたくて、うずうずしています。
香とハリ、元気があって身体に嬉しい、
嬉しい気分にさせてくれるイメージ。

【 兵庫・太陽・純米たれくち無濾過生原酒19BY 】

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「山の寿」と同様に、
今回「地酒屋こだま」に訪れた理由である日本酒。
試飲させてもらった中で、
どれも巨兵の勇ましさを持つイメージでした。
どれも太い。だがゴツいだけで動けない兵ではない。
この19BYは年数が若いものと比べて、
熟成分の深みがあり、
燗酒や常温帯も、より一層楽しむ事が出来そうだ!
…そう思って選びました。
こちらも現状、未開封。

【 福島・会津中将・特別本醸造無濾過生原酒 】

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「地酒屋こだま」スペシャル…と、
言っても良いボトルだと思います。
何でも今年は火入れを行おうとしていた特別本醸造、
どうしても無濾過生原酒が良い!!
…と取り置いてもらったボトルなのだそうです。

先日、開封してみました。
日本酒の味わいグラフなるものがあるのならば、
中心位置に存在していて、
何か突出して強い、インパクトがある…
…と言う事はありませんが、
見事なハマリ具合で、上手に誰にも愛されそう。
愛嬌があるイメージです。
鋭い針で中心を細く貫くのではなく、
大きな心の広さで中心付近を見事にカバー。

数日、Ykさんとふたりで楽しんでいました。
ふと気が向いたので燗を点けてみたところ、
想像以上に素晴らしい燗栄えを見せてくれました。
ふくらみ、喉の通り、余韻の味の旨さ。
久し振りに燗の良さを実感。
同じお酒でも2度も3度も新しく楽しむ事が出来る。
感動しました。

【 福島・会津中将・夏吟醸生貯蔵酒 】

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Ykさんがラベルの可愛らしさから気に入ったボトル。
試飲してみると、
なんとなく僕の好みから言って、優しいイメージ。
買うかどうかと思うと、少し悩む。

そんな時こそ買うべきだと思えた。
Ykさんとは好みが違い、
僕がやや買い渋る類のものは、気に入ってくれる場合が多い。

そんな訳で買ってみて、先日飲んでみたけれど、
連続して試飲していたその時よりも、
ずっと美味しく感じています。
香がとてもスマートに伸びていて、美味しい。
Ykさんも、もちろん気に入って飲んでいます。
買って良かった!の1本でした。
心地良いままに飲んでは、
直ぐ終わってしまいそうなので、
ゆっくり大切に飲んでいます。

【 福島・会津中将“永寶屋”・純米辛口“八反錦” 】

Cimg1070

自分の好みを把握したであろう、
店主たけさんが、
「これはどう?」と差し出してくれたもの。
ズバリ、僕がすこぶる好きな酒質でした。
思い出すのは、
2009年12月旅行で蔵元で購入した
「純米大吟醸“八反錦”」…
この八反錦と言う酒造好適米を使った「鶴の江酒造」の日本酒が、
僕はどうにも好きらしい。
厚味があって嬉しいくらいの重みがあって。
ため息をつきたくなるくらい旨い訳で。

これは昨日開封。
試飲時よりも辛味とインパクトを感じるボトル。
共に飲み比べていた「夏吟醸」とは、
同じ蔵元言えど違う雰囲気、
味わいの多様性を感じるものでした。
Ykさんには特長たる強みこそが、
印象に深く刺さり過ぎてしまった様子。

【 福島・豊国・純米吟醸中取り 】

Cimg1071

この字面が好きで「どんなお酒か」を聞いてみました。
「純米」と、この「純米吟醸」を飲み比べた末、
重さの中に上る気勢のある純米吟醸を選びました。
これも未開封だけれど、きっと冷温だけでなく、
いろいろと楽しめると思うのです。
そう言う直感、ありました。

発売はずいぶんと前の事だったのだけれど、
なかなか買いに行けずにいた日本酒。

【 長野・笑亀・純米ナガブロ酒・漢酒 】

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【 長野・笑亀・純米ナガブロ酒・女酒 】

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「ナガブロ」企画の
「ナガブロ酒を造ろう!」から生まれた2本の日本酒は、
様々な取り組みの成果。
自分もラベルに貼られたQRコード・スポンサーに応募しているので、
是非とも買わねば!と思っていました。
共に未開封。せっかくなのだし飲み比べてみたいものです。

【 長野・笹の誉・純米原酒無加圧袋吊るし 】

Cimg1193

ブログ化していませんが、
第6回信州SAKEカントリーツーリズムの旅の中から。
当日、笹井酒造に赴いた際、
杜氏さんにお会いした事に端を発する日本酒です。

笹井酒造「笹の誉」には、
「おらが酒呑み歩き」や「城下町酒楽まつり」でお会いしました。
実家の直ぐ近く、再最寄の蔵元であるのに、
あまり馴染みが無い事を寂しくなるほど、素敵な蔵元さんでした。
何より地元産のお米を使って醸す…
「長野県産」と言う広さよりもっと、
島内や新村、「松本平産」と言う心が
たいへん嬉しく感じたものでした。

この日本酒に使われているお米も、
地元「三郷」地域で育まれたお米です。
純米原酒、その味わいは強く濃く、
こうしたスタイルのお酒はYkさんはちょっと苦手。
酒らしく、地の味強く、
そうだ、8月15日に「風林火山」で頼んだ、
「塩丸いかとキャベツの和え物」なんて合いそうです。

その後、Ykさんもこの日本酒を
「美味しい」と言って飲んでいます。
燗にしてみたところ、
ピリピリとした酸が栄える、
ぬくもりの中に芯があり、
肝の中の山椒の様な、
味わいの刺激が根幹となって、
非常に美味しく頂く事が出来ました。
力ある雰囲気はそのままに、
魅力をもっと開花させて味合わせてくれました。

【 無添加ちょもしょうゆ 】

Cimg1198

日本酒ではないけれど、
「醸す」と言う事には通じるお醤油。
「俺らラーメンちょもらんま」にて発見です。

ラーメンに使われるタレとは別に、
店主さん達仕込みのお醤油。
これ、すこぶる美味しいお醤油でした。
今の所、お豆腐や〆鯖あたりに試しただけなのですが、
甘味は少なく香はあり、塩が丸すぎず、
急な弓形になる舌触りと言うかイメージと言うか。
ごく少量生産だと言うから、
もう無いかも知れないけれど、
ストックしておきたくなる、
食卓に欠かせなくなるお醤油だと思ってます。
大切に冷蔵庫の中に保存中。


以上、最近の日本酒でした!





+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

8月14日、
厨十兵衛での暑気払いにて、
ある質問に酔いもあってちゃんと答えられたか不安なので、
一筆、取ります。
「ブログでよろしく」の一声も、とても嬉しかったので。
F津さんへ、私信であります。

「 どんなものを読みたいか 」

「 日本酒の記事で 」

…と言うことならば。
今、どんな事に興味があって知りたいか、知りたいと思うか…。

今ある情報源として…
各蔵元情報ならブログを見れば良いし、
HPを更新している蔵元なら、Webサイトを見れば良い。
(開設しただけで更新していないHPも無い訳では無いけれど)

総合的なページとしては、
「醸界タイムス」は酒屋さんが見るべき内容が多く、
見たりはするけれど、興味があるかと言うと、ちょっと違う。

そうしたサイトを見る場合、
僕はイベントの流れを見たいと思っています。
新しいボトル、蔵元さんの新しい試みがあったとして、
それはすぐに分からなくて良いもの、おいおい分かれば良いもの。
もしか街場の日本酒居酒屋で出会えるものかも知れません。
けれど、
例えばイベントならば、
日付を過ぎれば情報に意味がなくなってしまう。
そう思って見ています。
また地域のお祭りとも重なってのイベントもあり、
地域性に着目するならば、
地の酒を地の飲食店と共に味わうのは、有意義に感じています。
その点、「日本酒カレンダー」はとても便利です。
( http://hamada.dyndns.org/~rei/nihonshucalendar/ )

ですから、
僕自身が欲しい情報と言うのは、
少ないながらもある程度は、自分で得ることが出来ている。
もしくは妻が「市民タイムス」などから切り抜いてくれている現状です。
でも、それはある種、
積極的に情報を得ようとしているのかも知れず、
僕ら以外の皆さんが、もっと別の情報を得たいと思っている可能性が、
少なからず、むしろ多めにあることを前置きとして、書きます。

自分が読みたい、知りたい…と感じるのは、
「自分以外の意見」です。

海外とか県外とか。
その反応の差は知りえない。知ってみたいと僕は思います。

例えば「多摩独酌会」の、
日本酒試飲リスト「四者四様」も、
自分以外の誰かとの差が知りたいからこそ。
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/cat22061165/index.html )

僕と隣り合う誰かで当たり前に違うもの。
県民性があるのだと言うなら、それは知ってみたい。
であれば、国民性は?
自分以外が、
自分が感じたものをどの様に感じるか…それは気になります。
実際に、
こと日本酒を取ってみても、
各県に特色があり、味わいの全体像に差があります。

高知の酒を長野県民はどう感じるのか。
長野の酒を高知の方はどう感じるのか。
甘味のある雰囲気の大分あたりは、
同じ甘味のある雰囲気の長野酒はどの様に映るのか。
銘柄を挙げるなら大町の「北安大国」は、どう映るのか。
気になったりしています。

ひとつの日本酒を、
海外ではこれに合わせる、僕はこれに合わせる、
チーズにはこれ?居酒屋店主の合わせる肴はなに?
それをどう感じる?
日本酒とは食に関わるもの。食の文化は人が生きている証。
日本酒そのものにクローズアップした「差」を感じたい気持ちもあるし、
日本酒をどの様に楽しんで行く事が出来るか、
楽しんでもらえるのか、
美味しい食のエンターテイメント足り得る嗜好品の世界を、
他の人は如何に楽しもうとしているのか、
それもまた非常に気になっています。

で、実際に「dancyu」などでも、
その点を特集したりしてもいますが、
求めるものとは、少し違うニュアンスを感じながら読んでいます。

日本酒は嗜好品。
無くても生きて行く事が出来るもの。
ゆえの多様性。
誰かにとっては無くてはならないものに成り得る。
何ひとつ答えが無いものだからこそ、
それを見て、見た人がどう感じるかを知ってみたい。

長くなりましたが、その様に思っております。

酒造りや伝統、杜氏制…
そうしたものは、
蔵見学や今まで見てきたもので、
今の所は満足しているのかも知れません。

そうそう、女性杜氏の話も出ましたね。
4名のうちお2人が醸すお酒、
長野市川中島「川中島幻舞」と小布施「豊賀(米川)」は、
僕と妻が外飲みで出会ったら、
必ず注文するほど大好きな蔵元さんです。
信州新町「美寿々錦・十九」、
上田「亀齢」は松本ではあまり見かけないかも知れません。
杜氏見習いの木曽薮原「木曽路・十五代九郎衛門」は、
先日も「時しらず」と言うお店でのイベントでお会いしてきました。
よろしければ、そちらの記事も。
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/201081-7e48.html )

女性杜氏だから珍しい…
女性杜氏だから美味しいって事はないです。
みなさんとても真剣に醸しているから、
日本酒がとても美味しいのだと思っています。
東京では女性杜氏だけを集めた会なども開かれていますが、
女性杜氏の存在が非常に特異であるか…
…そうではないと思っているので、
その記事に僕が魅力を感じるかと言うと、
あんまり感じないと言う所です。

男性も女性も関係なく、
実にひたむきに、情熱を燃やし真摯に、
そうして生まれてきた日本酒は、たいへん素晴らしい。
そう思います。
だからこそ、
それを僕以外の僕が知らない誰かが、
どの様な笑顔で飲んでいるかを知ってみたいと思います。

長くなりましたが、こんなところで。
以上、私信でした。

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コメント

こんちわ。
相変わらず活動的なご様子で。
それにしてもすごい酒の数・・・ひとつ質問です。うちも個人としてはよく酒を買う家ですが、これだけのお酒をどう管理してます??うちは書斎(保管部屋)に並べては飲み、並べては飲みの繰り返しで、たまに保管に疑問符がつくことも。保冷庫など持ってるんですか?
それと書き込みありがとう!よよぎいい店でしたよ。大将も気さくで色々話出てきましたし。また普段目にしない酒を飲みに寄ろうかと思います。

投稿: Abeckham | 2010年8月23日 (月) 17時16分

基本、冷蔵庫に入れてありますね~♪
小型の冷蔵庫もありますが、諸事情で現在は稼動していません。
ビンテージを期待しているものは、
階段下の納戸に入れてあります。
小型のものは1ドア式のもの。比較的安価でした。

現在は冷蔵庫の中に…
10本くらい…?は入っているかと。
まず冷蔵室を開けると瓶が見える状況ですw

「よよぎ」誉めて頂き嬉しいです。
大将、山菜も採りに行ったりしますし、
季節様々、いろいろあるお店です。
また、是非。

投稿: SOJA | 2010年8月24日 (火) 06時47分

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