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2010年7月31日 (土)

旅第4回・信州SAKEカントリーツーリズムツアー後編(2010年5月15日・佐久)


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前半より更新お時間頂きましたが、続きましては後半戦!
いやいや戦じゃありません。
Ykさんと楽しむ信州蔵元を巡る旅!
晴天一波、佐久平を駆け抜けて、
向かうは千曲錦、深山桜、亀の海、
澤の花、初鶯、佐久乃花、
続いて何処へ参りましょう!
SOJAとYkの旅4回目のお話、"続き"でございます。


【 信州SAKEカントリーツーリズム公式サイト 】
( http://www.nagano-sake.or.jp/tourism/ )

( 信州ディスティネーションキャンペーン・HP )
( http://www.nagano-tabi.net/sc/dc/ )


【 2010年5月15日 】

前編はこちら。
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/4sake2010515-d4.html )

佐久、臼田の蔵巡りを終えた僕とYkさんは、
旧・望月町を目指します。
そうして、あと1蔵、その先に松本に戻って、
いつもの土曜日恒例の飲みに出たい。
そんな算段でした。

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僕は運転中なので、
助手席のYkさんに撮影してもらった佐久平。

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僕がこの道を初めて通ったのは、
たぶん、「よよぎ」の大将に
「佐久乃花」に連れて行ってもらった時だと思います。
すごく懐かしい、良い思い出。
大人の遠足、初めてでしたから。

こうしてYkさんと走る佐久平、
また再びスタンプを集めに、
また旅を楽しみに訪れる事でしょう。

予定最後の蔵元に行く前に、
僕とYkさんは遅めのお昼ご飯を。

【 佐久市望月・職人館 】

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田畑の多い地域にある「職人館」へやって来ました。
停められている先客さんの車、
ナンバープレートを見ると県外からのお客さんが多い様子。

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引き戸を通って中に入ります。
民芸雑貨が多く使われ雰囲気たっぷり。
囲炉裏のお席もある様子。

お昼、混みあっていた時間帯を上手に免れ、
僕らは眺めの良い席に案内して頂きました。

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窓枠がないと風景写真でしかないけれど。
瑠璃色の羽を持つ小鳥が何度か訪れたり、
自然に抱かれる場所にあるお店でした。

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お茶とお茶請けのお豆。お塩。
お茶は黒豆茶の様な風合を感じました。
お塩はお蕎麦を食べる際に、
蕎麦の味をより理解して欲しい故のお塩とのこと。
血圧が気になる僕は、
あまり試したりしなかったけれど、
お塩大好きYkさんは、風味の差、
塩の持つ旨味と香の差を感じた様でした。

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まだほんの少し肌寒かった季節。
薪のストーブが動いていました。
人が多い時分には熱気で点けてはいなかった様子。
静かになり始めた店内で、
ほんの少しの寒さに暖、Ykさんには嬉しかった様です。

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木造の店内。
お店の中と言うよりも民家と言う雰囲気…
…でも洒落た艶があり汚れの少ないテーブル。
田舎の隠れ家的食事処…
そんなイメージでした。

【 そばと何かほしい膳 】

僕とYkさんががお願いしたメニュウは、
「そばと何かほしい膳」と言うメニュウで、
お蕎麦の他に、お豆腐と、
そして"何か"がセットになったもの。
1人2625円のセットだけれど、
"何か"部分の充実、確かに感じる構成でした。

「職人そば」は890円。
「石臼挽十割そば」が1365円。
大盛りは475円増し。
膳は他にも4200円までのセットがあるけれど、
それぞれ十割そばの設定です。

【 みまき豆腐 】

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まずはお豆腐から。
甘味のあるお醤油もよく合っていました。

【 山菜のサラダ 】

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山菜とアスパラと蕪のサラダ。
ゆで卵を潰した黄身と白身が彩りに更に華を添えていました。
大きなアスパラに目を奪われる一皿で、
膳の中の"何か"に当たるもの。
ビックボリュームのサラダは嬉しいです。

【 山菜のあたたかいサラダ 】

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もう1品出て来た"何か"の一皿。
今度はあたたかいサラダ…
煮物、煮びたし、炒め物とは確かに違う毛色でした。
"あたたかいサラダ"が確かにしっくり来ます。
山椒の葉のアクセントが良く、
たっぷりの山菜、特にタラの芽は嬉しく感じました。
とても良い山の香が充満する一皿。

ほとんどこの2皿で満足の内容でしたが、
そうです、まだ本陣要のお蕎麦を食べていないのです。

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シンプルな蕎麦猪口。
葱と辛味大根は薬味として。

【 十割そば 】

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Ykさんの普通盛り。

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これが僕の大盛り。十分な量がありました。
そば粉は村内産の玄そばを100%使用しているそうです。
石臼挽きにて。
角のしっかりしたお蕎麦でした。
つゆはそっと蕎麦に添えられる印象。
何か特に香が強い訳でもないバランスタイプのつゆ故に、
蕎麦を食べて欲しい気持ちがあると感じます。

メニュウには地酒「職人館」と言うものもあり、
地元の大澤酒造が醸しているそうです。
最後、フロアに出て来た店主殿。
「これから大澤酒造に行くんです」と伝えると、
「そうかぁ!よろしく言っておいてくれよ!」と笑顔で送り出してくれました。


【 佐久市茂田井・大澤酒造 】

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入り組んだ道の中にある大澤酒造。
「信濃のかたりべ」や「明鏡止水」、
「大吉野」と言う銘柄を醸す蔵元です。

至近にはスタンプラリーには参加していないけれど、
「御園竹」の武重本家もある土地柄。

【 大澤酒造民族資料館 】

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この中に入ると…。

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アンテナショップになっております。
ここでお酒が買えます。

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店内にはいろんなものが並べられています。

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資料館入り口には佐瀬式の搾り機。
この日、後々の予定もあったため見なかったけれど、
他にも資料館が2つ併設されていました。

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壁には大きな「明鏡止水」の扇。

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壁には様々な額が掲げられていました。
歴代首相が書いている「国酒」のサインも、
何枚もあり、
首相の字を比べて眺める事も出来ました。

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日本最古の日本酒も展示されていました。
創業時のお酒が詰められていた白磁古万里の徳利だそうです。
昭和44年に280年ぶりに開封され、
酒造史に欠かす事が出来ない偉大な坂口謹一郎先生によって、
"日本最古の酒"と評価されたそうです。
元禄2年、1689年の造り。

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1階のショップフロアでは試飲も出来る様子。
Ykさんに試飲してもらって、購入するボトルを選びます。

【 大吉野・純米吟醸"ひとごこち" 】

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中でも僕らの好みのバランスに感じた、
白いラベル、純米吟醸"ひとごこち"を選びました。

さて。本日の蔵巡りはここまで!
初めて通過となる和田峠のルートを選びます。

前にいたトラックが程好いスピードを保ってくれていて、
岡谷まで安心してドライブできました。
そして塩尻に戻って来た後は、土曜日恒例の飲みに出ます!


【 松本市・よよぎ 】

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今晩は市役所近くの「よよぎ」にしました。
僕の中の思い出、佐久の思い出を再び体験し、
大将の顔が浮かんでいました。

【 長野・麻輝 & 群馬・結人 & 長野・豊賀 】

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長野・川中島幻舞"麻輝"・純米吟醸無濾過生原酒・直汲中取り、
群馬・結人(桂川)・純米吟醸無濾過・直汲本生、
長野・豊賀(米川)・特別純米生原酒、

まず日本酒は3種類を飲み比べ。
僕は「麻輝」、今年は特に好みで…
いや、元々大好きな蔵元なのだけれど、
より一層、美味しく頂いています。
香、メリハリ、味わいのインパクト、
本当に「旨い!」としか伝え様がないです。
Ykさんも気に入ってくれている銘柄。
「酒千蔵野」の他の銘柄「川中島幻舞」も、
好みが違う僕とYkさんで、
ふたりとも好んで飲む事が出来る貴重な蔵元さんです。

「結人」や「豊賀」は、
比較的Ykさんよりの好みだけれど、
僕も好きな蔵元さん足りえています。
「豊賀」の香ある厚味、伸びのある酒質、
「結人」の勢いのあり方、スマッシュ感、
共に好ましい味わいでした。

【 天然わさびおひたし 】

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メニュウにある時期には、
頼まずにはいられません。
辛味と言うより、
山葵の香が味わいたくて仕方がない。
すりおろした山葵にはない、
何とも柔和で青々しく、
海苔、鰹節、醤油の香と相まって、
素敵な香を届けてくれるんです。
大好物。
でも、今、この夏に食べたいとは思わない。
季節を味わうから、幸せに感じる気がします。

【 玉葱まるごと田楽焼 】

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わりと昔からメニュウにあるけれど、
そう言えば、1度も頼んだ事が無かったメニュウ。
Ykさんの「食べてみたい」がなければ、
今後も頼んだかどうか…。
玉葱の甘味と味噌の甘味、香ばしさの組み合わせは、
とても美味しかったです!
お酒に合わせる前に、
美味しさにつられて半分以上食べた気がします。

僕が何故頼んでいなかったかと言うと、
これに到達する前に満足していたからですネ。

【 尾赤あじたたき 】

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大将のあじたたきやなめろうは美味しいです。
酒に合うし、香も立つ。
香酒系の華やかなお酒にも乗って来ると思っています。
今書いている酒を使った落語に載せてしまいました。
(あじたたきは美味しいですが、落語の出来は散々です)

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途中、フキノトウのお味噌も味見させて頂きました。
これがまた苦味と香の芳しいこと、この上ない!
こうした地の味に触れる事が出来る、
大将の店、「美味しい!」と笑顔になれる場所。

【 長野・佐久乃花・辛口吟醸無濾過生原酒 】

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続いて、僕は「佐久乃花」を頂きました。
つい先程、旅をして来た佐久平。
お会いして来た蔵元さんのお顔が浮かびます。

さて、そして本日のメインディッシュ。
大将にお願いして、
山菜の天ぷらを揚げてもらう事にしました。
都度、揚げてもらえるので、
熱く、そして歯触りが最高に良い状態。
本当に美味しいんです。
春の楽しみ。
ただ、お店が混んでいると、
ちょっと難しいので、
タイミングは運次第、人の流れ次第と言った感じです。

【 山菜天ぷら 】

【 フキノハ、コシアブラ、モミジガサ 】

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フキノハのパリっとした歯触りは、
揚げたてだけの特権なんだそうです。

【 ヨモギ、ハリギリ 】

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見た目は似ていても味香はまったく違います。

【 ノビル 】

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甘味!芯の甘味と茎の野趣、コントラスト!

【 コゴミ 】

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自分の知っているコゴミと違う…と思うほど、
生きた甘味が存在していました。

【 ハンゴンソウ 】

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苦味と甘味が共存しています。
漢字で書くならば反魂草。

【 ユキザサ、フキノトウ、山ウド 】

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写真に撮り忘れているけれど、
「コシャク」ももらっています。
種類たっぷり!
それぞれ味わいに差があり、
ひとつ苦味と言っても様々で、
とても楽しむ事が出来ます。

Ykさんも大満足だった…
…と言うのは嬉しそうな声以上に、
何より満面の笑みでした。

【 ノビルと味噌 】

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最後にノビルとお味噌を頂いて、〆。
ノビル、カリッと良い音を立てて口の中に入って来ます。
そして始まる刺激的な元気いっぱいの野の味わい。
辛い玉葱と例えれば良いのか、
それ以上に野趣がありますよね。
「職人館」から続く山野草の1日になりました!
ごちそうさまでした!!

続いては松本の宿木へ。

【 松本市・摩幌美 】

【 第157回・モルトの会 】

ストックホルムから帰って来た酋長。
帰って来てから初のモルトの会が開催されました。
ストックホルムのお話を聞きつつ、
頂いたウィスキーはこちら。

【 Mackmyra・Special 】

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Svensk Single Malt Whisky

ストックホルムのBar「Akkurat」の
( http://www.akkurat.se/ )
ミッキーが来日した際にもたらした
「マクマイラ」…
スウェーデン製のウィスキー。
酋長は「モルトの会」のために、
その「Special」をお土産に持って来てくれました。

【 PRIZE OLD ALE'2001,2000,1999 】

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ブログ「ウィスキーライフ」のkiyo10さんが、
「プライズ・オールド・エール」と言うビールを持って来て下さいました。
醸造年、その後の熟成期間がすごい!
特に2000年が美味しく頂けたのだけれど、
中には「?」と思う味のボトルもあり、
古ければ良い、新しければ良いと言う事もなく、
ボトルコンディション、熟成の神秘を感じました。

そんなこんなで夜は更け、
たぶん終電あたりまで飲んでいたのだと思います。

以上、楽しく1日を過ごした、
旅第4回信州SAKEカントリーツーリズムツアー後半でした!



以上、
信州SAKEカントリーツーリズム、
SOJAとYkの旅第4回後半では1蔵を回りました!

スタンプ全76個制覇まで、残り53蔵です!


【 信州SAKEカントリーツーリズム公式サイト 】

( http://www.nagano-sake.or.jp/tourism/ )

蔵元情報や、推奨ルート、
最も重要なスタンプ台紙などは、こちらから!

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