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2009年11月1日 - 2009年11月7日

2009年11月 5日 (木)

お味噌を買いに大町、自転車で巡る。(2009年9月21日・横川商店、美寿々、ユナイトコーヒー)


思い出す、あのきのこ汁。

つくりたい、あのきのこ汁。

もちろん、それだけじゃないさ。

再び、大町の空気を感じたい。


( 大町と言う街を感じ日本酒を感じ僕は飲む )
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/2009912-d797.html )

「大町・三蔵呑み歩き」を経て、その翌週。
僕らは再び「大町」へ向かいました。

シルバーウィーク真っ只中、
途中、大王わさび農場渋滞にも捕まり、
家から1時間30分ほど掛けて、到着です。

主たる目的は、「呑み歩き」時、
横川商店さんの味噌を使ったきのこ汁が、
とても美味しかったから、
「是非とも買いに行こう!」、
そして呑み歩きでいちばん印象が良かったお酒も買いたいぞ!
…としての大町でした。

まず「横川商店」に向かい、
念願のお味噌、お酒を買います。

【 山十・横川商店・超特選信州味噌 】

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実際にイベントを経て気に入ったのは、
このお味噌ではなく、
2年熟成の色の濃いお味噌。
我が家では、
強めに取ったダシ…
それもいつもの昆布、煮干、鰹節のダシセットに加えて、
鯵節を使ったダシに、
貝類の組み合わせが、とても相性良く、
美味しく頂く事が出来ています。

このお味噌は、更なる美味しさを求めて買ってみたもの。
何故、“念願の味噌”の写真でないかと言うと、
撮影時には既に居ても立ってもいられず、
開封済で使用済であったからデス。

日本酒は2本、買って来ました。

【 長野大町・北安大国・純米吟醸原酒ひやおろし“美山錦” 】

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【 長野大町・北安大国・純米吟醸原酒“新美山錦” 】

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どちらも「横川商店」から徒歩5分ほど、
「北安大国」の日本酒です。

「ひやおろし」が、
「呑み歩き」を振り返った際に、
夫婦ふたりで意見が一致したお気に入りのお酒。
またYkさんは市野屋さんのお酒にも注目していたけれど、
これはまた次の機会にしようかと思いました。
「ひやおろし」は味乗りとパワー、
けれどゴツくなく、力はしっかりあって、
“飲ませる”美味しさ。

これが長野県の酒造好適米「美山錦」で醸されたもので、
精米歩合が55%で純米吟醸原酒。
「新美山錦」と言う酒造好適米を使い、
同じ精米歩合55%、純米吟醸原酒である、
新聞紙に包まれた青いラベルのもう1本…
この呑み比べが楽しそうだ…と購入しました。

おそらくは香を生み出す「酵母」も違っていて、
全く個性の異なるボトルになっていました。
香高く、スマートな切り口の「新美山錦」。
共に美味しく頂きました!

そうそう、開封してからしばらく経った
「親美山錦」が非常に落ち着いていて美味しかったデス。
お酒は生き物ですネ。

【 GUINNESS“BITTER” 】

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冷蔵庫の中から見慣れたロゴに、
見慣れない缶の色。
緑色の「ギネス」があるのですネ。
興味本位に買ってみましたが、
これがなかなか軽快で美味しい。
良い買い物をしました。

ここで「横川商店」のご主人さんに、
大町についてお聞きします。
“自転車が借りられる”と言う事を、
先の「呑み歩き」前後の下調べで知っていたので、
どこで借りたら良いか、
また、大町市内のサイクリングを楽しむ間の、
駐車場はどこだろうか…と。

すると、
「横川商店」にある自転車を使ってもらっても良いけれど、
今は出払っているから…と、
「いーずら大町特産館」に電話してくださり、
レンタル自転車(無料)を確保してもらい、
その上、お店の駐車場をしばらく貸してもらえる事になりました。
ありがたいです!

僕とYkさんはサイクリングを楽しみつつ、
大町の町をぐるっと回ってみることにしました。

まず、腹ごしらえと言わんばかりに、
お昼ご飯は店名で選んで、こちらで!

【 蕎麦処 美寿々 】

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塩尻の日本酒「美寿々」を思い浮かべないではいられません!
元々、「美寿々」の酒名は、
信濃の枕詞「みすずかる」から来ています。
おそらくはこのお蕎麦屋さんも、
同様の信濃を愛するが故の名付けではないでしょうか。

【 ソースカツ丼 】

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僕は気分が良かったことと、
お腹が空いていた事から、
「ソースカツ丼」をご飯大盛りで。
外食で、こうした食べものを随分久し振りに食べた気がします。
見知らぬ観光地を訪れた気分で、
何だかとても…食べている事こそが嬉しい。

【 辛拉麺 】

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Ykさんは辛いもの好きと言う事もあって、
「辛いメニュウ」に目がありません。
早速頼んだこのラーメン、
アッサリスープにじんわり強い辛味。
コチュジャンなどの辛味を主体に旨味があります。

【 さしみそば 】

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限定数のあると言う「さしみそば」もお願いしました。
おそらくは、蕎麦切り前の段階。
食感が非常に強く、
噛み応えがあって、噛むと蕎麦の味が強く感じられるもの。
いつだか「よよぎ」の大将に教えてもらった、
「蕎麦は端っこがまた旨いんだよ」って言葉を思い出します。
蕎麦を打つ大将曰く、
ちょっと厚めになった部分や端っこの厚味のある部分、
喉越しが良くないから、
すする事には向かないけれど、
食べるのなら、
硬くて、
ゆえによく噛む事が出来て、美味しいというわけ。
食べた一口、まず大将の顔が浮かびました。
「そうそう、この噛み締める旨さだ!」と。

先日の「呑み歩き」で気になっていたお店、もう一軒。
当日は「利きコーヒー」を開催していた、
「ユナイトコーヒー」に食後の憩いを求めて赴きます。

【 UNITE COFFEE 】

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横川商店から駅の方向に下って行って、
最寄の信号を右に曲がって、わりかし直ぐ。

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可愛らしい感じの店内。
清潔感があり、木目の心地良さもある。
良い雰囲気の店内です。

メニュウを眺め、注文。
どことなく見知った銘柄が多く、
深煎り、中深煎りの表記は選びやすく感じました。

コーヒーを注文後、
テーブル上に置かれた
「水出しコーヒー、いかがですか?」の
卓上スタンドが気になりながら、
メニュウを裏表…と眺めていました。

「 コーヒーは生鮮食品です 」

この一言、とても見覚えあるなぁ、と。

水出しコーヒーはティーバック状のものに、
コーヒーが詰められていて、
それを水入りポットに投下し(確か)8時間経過で完成…
…と言うもの。
「水出しコーヒー」には、
特殊なサイフォンを使わなければいけないイメージがあったので、
手軽に出来るならば、
1度試してみたい…と思いました。

そんな訳で、
水出しコーヒーを追加で注文がてら、
“コーヒーは生鮮食品です”の言葉について、
聞いてみる事にしました。

「 最近、コーヒー屋さんって、この言葉をよく使うんですか? 」

朝日村の「シュトラッセ」で、
コーヒー豆を頂いている自分達からすれば、
とてもとても馴染みのある言葉です。
“コーヒー屋さんの合言葉みたいな感じかな…”と思い聞いてみると、
「バッハコーヒー」と言う名店、
「田口先生」と言う方の存在、
そして「朝日村に尊敬する兄弟子がいるんです」…との答え。
開業前は店主さん、
シュトラッセに行かれる事も多かったそうで、
お知り合いなのだそうです。
なるほど。

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美味しいコーヒーを、
とても健やかな気持ちで、ゆっくりと楽しむことが出来る…
これは実に幸せであります。

大町に遊びに来た際には、
ここで美味しいコーヒーに出会いたい。
そう、思わせてくれました。

旅は思い出を置いて来る。
…そんなイメージがあり、
再び、その場所に辿り着いたなら、
何ヶ月か、何年か前に自身が置いた思い出を拾い上げ、
また新たな気持ちを置いて来る。

また再びコーヒーの心惹かれる香を味わいに、
僕とYkさんは訪れる事と思います。


あっと言う間に時間は過ぎて、
サイクリングもしたけれど、スカイパークへ休日恒例の散歩に行くならば、
そろそろ帰らねばならない時間。
Ykさんの

「電車で来ていれば、大町でもっとゆっくりできたよね」

…とは、大町の楽しさを思わせる言葉でした。

今日は何より自転車が良かった!
街を走る、これはすっごく気持ちが良かったです!

信州スカイパークでの園内1周サイクリングも楽しいけれど、
それ以上に、知らない街をYkさんとふたりで、
自転車で冒険することがとても楽しかったんです。
「また来ようね、大町!」
そう言って帰る。この素晴らしさ!

街の魅力に触れた日。

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2009年11月 2日 (月)

だいたい23000歩の軌跡とワイン…(後編)(2009年10月25日・塩尻ワイナリーフェスタ)


グラスを持ってワイナリーを巡ろう。

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前編に続き、後編です。
前編:( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/2300020091025-2.html )

「塩尻ワイナリーフェスタ」のお話。

【 当日の移動 】

自宅             ←前回ここから

広丘駅

塩尻駅

塩尻駅前ワインステーション

サントリー塩尻ワイナリー

城戸ワイナリー

メルシャン勝沼ワイナリー塩尻分所  ←前回ここまで

イヅツワイン            ←今回ここから

林農園(五一ワイン)

信濃ワイン

JA塩尻市ワイン工場

塩尻駅

広丘駅

自宅             ←今回ここまで


【 イヅツワイン 】
( http://www.izutsuwine.co.jp/ )

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「メルシャン勝沼ワイナリー塩尻分場」から徒歩数分。
「イヅツワイン」に到着しました。
シャトルバス運行ルートでもあり、多くの人で賑わっていました。

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公開されていた地下貯蔵庫に立ち寄りながら、
建物2階にあると言う有料試飲ブースに向かいます。
ここで大町でお世話になった
「横川商店」のnonkoさんに久し振りにお会いしつつ、
ブログにも度々登場する営業さんのお顔も拝見しつつ、
3種類のワインを試飲させて頂きました。
イヅツワイン2階ブースでは、
テーブルと座るスペースが用意されていて、
歩き続けた僕らは一休みしながらの試飲。
そう言えば、ここまで…
時計を見ると12時でしたから約2時間ほど、
ノンストップで動き続けてきたからか、
落ち着いて座る事が出来る、
休憩できる場所に辿り着いたのは嬉しかったです。

【 メルロー:樽熟スープリーム2007 】

Cimg7361

フレンチオークの新樽で17ヶ月間熟成させたものだそうです。
ボトル前のコメントからは、
比較的「重い」と判断出来ますが、
僕にはなかなか軽快なものに感じました。
足取りにして、一足一足が重くゆっくりしたものではなく、
程好いフットワーク。
ちゃんと一歩一歩を遅れる事無く歩くリズム。
どこか楽しげで気後れない雰囲気。
味や香のバランスが良い様に感じました。
飲み易く、喉に入って来易く、次の一口へも移り易く。
250円での試飲でした。

【 コンコード&ナイアガラ“氷搾”:2008 】

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共に150円での試飲。
「アイスヴァイン」…に分類されるのでしょうか。
収穫後に果実を氷結させ、搾り、果汁を得たもの。
水分が氷結により減るからこそ、
通常のものよりずっと濃厚な果汁となり、
“極甘口”と分類されるほどに、
濃厚な甘さを楽しむワインになります。

実は以前よりこうしたワインは飲めるし、好きなんですよネ。
しばらく買っていませんが。
東京時代、
一緒によく飲みに行った冨松先輩がワインを調べ始め、
ワインショップチェーン店の「やまや」へ、
アルバイトに入るほどで、
そんな中で、
「貴腐ワイン」「アイスヴァイン」と言う言葉に興味を持ち、
ハンガリーの「TOKAJI(トカイ)」を買ってみた事があります。
量は飲めないけれど、
とろける甘さがたまらなく美味しかった記憶があります。

やや軽く感じられるのは、
もしかすると「イヅツワイン」の特長でしょうか。
糖度もあるのですが、
ステップを踏む軽やかさも存在し、
“甘くって美味しい”と思います。
YkさんもYkさんのお母さんも口を揃え、
“美味しい”と。
僕は「コンコード」で作ったボトルの方が好みでした。
コンコードのジュースよりも、
より一層甘味がなめらかに美味しくて、
葡萄の皮に感じる香も広がって良いなぁ…と。

休憩後は、
1階駐車場に作られたテント下の
無料試飲ブースに立ち寄ります。
両脇にテントがあり、
それぞれ同じボトル・ラインナップで出迎えてくれました。
なるほど、
こうするとお客さんが二分して、
混みすぎる事がない様に感じられます。

【 新酒ナイアガラ&コンコード甘口:2009 】

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【 新酒ケルナー&コンコード辛口:2009 】

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【 セミヨン&メルロー:2008 】

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この他にジュースも3種類、試飲が出来ました。
日本酒においても同じことですが、
1年と言う年月はたいへん貴重ですネ。
新酒のワインと1年熟成されたワインでは、
風味の基盤が違う様に感じました。
味わいの強さ、奥行きに差がある感覚。
新酒では一様に感じられる、
アルコールが立つ雰囲気が、
渋味や味の中にこなれて来るようなイメージでした。

ワイナリーの倉庫では、
ワインの瓶詰め体験が2000円で出来る…
…との掲示が。
“どんな風に瓶詰めされるのだろう…”と眺めていると、
ラベルはその場で取った写真である様子。
これには惹かれました。
このイベントに参加した証となる、
僕らだけの記念ボトルになりそうだ…!と考えます。
よって、早速受付をし、
Ykさんに瓶詰め体験をお願いしました。
自分はその様子をキッチリ写真に収める役。
僕らだけでなく、
2回前のご夫婦さんも、
旦那さんを奥さんがカメラで撮影していたり、
“イベント”として、楽しむ事が出来ました。
良い企画であったと思います。

【 瓶詰め体験 】

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そんな訳で、コックをひねって注ぐYkさん。
瓶の首近くまでワインが詰まって来ると、
溢れてしまいそうで、緊張します。

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打栓機にコルク栓をセット。

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「 えいっ! 」
結構な力を掛けていた様に思います。
上部レバーをグッと押し下げて、
てこの原理でコルク栓のフタをします。

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続いてはキャップシーラー。
好きな色のキャップを選ぶ事が出来ました。

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地面に置かれたペダルを踏むと、
緩くかぶせてあったキャップが瓶にフィット。
商店でよく見かけるワインボトルの見た目になって来ました。

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そして最後にラベルを貼る作業です。

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その場で撮ってもらった写真を貼ります。

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ジャジャ~ンンッ!…と、完成!
「イヅツワイン来場記念」の言葉がまた嬉しいです。
全工程10分も掛かっていないと思いますが、
楽しく思い出に残る作業でした。

「イヅツワイン」、楽しみました!

【 林農園・五一ワイン 】

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続いては「イヅツワイン」の斜め向かいにある「五一ワイン」へ。
こちらも大盛況です。

【 龍眼:2009樽発酵中11日目 】

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試飲ブースでは発酵中のワインを飲ませて頂きました。

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カメラのピントが奥に行ってしまって、
ボケていますが、
濾過工程を経ていないため、こうして濁っています。
味わいはまさにジュースとアルコールの中間と言った感じ。
生ジュースの雰囲気も健在で美味しかったですネ。

【 塩尻メルロー:2008 】

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樽から注いでもらうワインは、
このメルローも。

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またウェルカムワインは、
シャルドネ白“辛口”、
氷果の雫、梅酒(ブランデー樽仕込み)が用意されていました。
特に梅酒は、
特徴的なボトルデザインもあり、
よく目にする印象があったのですが、
五一ワインのものだったのですネ。
今回のイベントで初めて知りました。

【 貴腐ワイン“The Goichi” 】

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有料試飲ブースでは、
1杯2000円の貴腐ワインも用意されていました。
他に1000円の貴腐ワインであったり、
もちろん、普通のワインもたくさん用意されていたのですが、
どうしても2000円のワインが気になって仕方がありません。
思い切ってお願いする事にしました。

アイスヴァインに比べると、
どこか粉っぽいと言うか、カビっぽいと言うか、
なんと言うか、
“カマンベールチーズの外側”のイメージなんですネ。
あの白くて堅くて、中身のとろりとした部分とは、
またちょっと違う風合のアレであります。

「貴腐」自体を知っているから、
先入観がそうさせたのかも知れませんが、
ストレートに甘いと言うより、渋味もあり、
複雑味が増している感じがするんですね。
出来れば、もうちょっとゆっくり…
ワインバーやそうした環境で飲んでも、
きっと別の味わいで楽しめた様にも感じられます。

Ykさんのお母さんが同敷地内で出展していた、
焼き立てベーグルを買ってくれたのですが、
このブルーベリーのベーグルと、
貴腐ワインの相性がとても良く感じました。
共に甘味があり、
かたや小麦の香、味、得てしてシンプルな味わいに、
ブルーベリーのほのかな香、焼き立ての胸がすくような甘い香、
貴腐ワインのとろりとした酒質、
滑らかさ、糖度の伸びやかな様、
組み合わせる妙を発見できました。

後々、地図を見るとウォーキングコースは、
道路沿いを通らないルートの様なのですが、
イヅツワイン&五一ワインから信濃ワインに向かう道は、
自分が日本酒「美寿々」の蔵元がある洗馬に向かう道でもあって、
道が分かるからこそ、
最短路の道路脇を歩いて行きます。
車が通ると少し怖い道。

【 信濃ワイン 】
( http://www.sinanowine.co.jp/ )

Cimg7390

中央の噴水前で有料試飲を、
無料試飲は建物2階にて販売と共に行われていました。

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有料試飲したものは2種類。
写真右端の、
「信濃樽熟成シャルドネ“塩原”1996」と言う白ワインと、
写真左端の、
「フィーヌ・コンコード1995年原酒」と言うブランデーでした。

グラスめいっぱいに注いでくれるので、
持ち運びが非常に難しく、
勿体無くも手にこぼしながら、何とか座る場所に到達。
気前が良すぎる事に、
度数38度のブランデーもワインと同量注いでくれました。
これ、全てチェイサーもなく飲み干すと一気に酔ってしまうのでは…
…とも思いましたが。
この「シャルドネ」はこれまでの白ワインとは印象が違いました。
流石に1996年と言う熟成期間の差が出ているのか、
味わいが上品にまとまっていて、
あまり得意としていなかった白ワインのイメージ、
苦手だと思うポイントを見事にクリアして行き、美味しいと感じました。
お値段も張りますが、その価値がある印象です。

ブランデーは単式蒸留を2回行ったもの…だそうです。
ウィスキーの通常は40%以上と言う感覚からすると、
度数38%は随分と飲み易く、
また葡萄の味わいが実に強く残っていて、
果実感を湛えていました。
香は強い…とまでは行かず、
むしろ飲んでみて美味しいと感じさせるタイプ。
フレンチ・オーク樽による熟成だそうです。

続いて、建物2階の無料試飲ブースにやって来ました。
階下のグリルソーセージ販売の煙が、
ブースの部屋の直下にある故に入り込んで来ていて、
なんとも微妙な環境になっていましたが、ともあれ。

【 赤の輝石:2008コンコード氷熟仕込み 】

Cimg7392

まずお願いしたのは、
「イヅツワイン」でも美味しかった「氷熟」系のワインを。
やはり極甘口に感じる果実感、
僕もYkさんもYkさんのお母さんも好きみたいですネ。
美味しく頂きました。

【 ナイアガラSur Lie:2003 】

Cimg7393

なんともレトロテイストのラベルが目を引く、
「シュール・リー方式」のワイン。
発酵が終了したワインを、
そのまま同一タンクに留め、
ビン詰めする直前までワインとオリを分離することなく、
長期間、オリの上に静かにワインを貯蔵させておく手法…とのこと。
このワインも熟成期間が長く、
その為か、僕自身の好みに応えてくれるもので、
美味しく頂きました。
渋味と辛味として感じる部分が少なくて、好感触です。

【 ナイアガラ“秋薫る”:2009 】

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【 雪花:2008果肉入りにごりナイアガラ、コンコード 】

Cimg7395

他に試飲させて頂いたのは、この2種類。

更に、クラシック音楽が流れる地下貯蔵庫も見に行きました。

Cimg7396

撮影禁止であるため、写真はこの入り口まで。
中には「ナイアガラ」のブランデーが熟成中でした。
これ、とても興味があります。
商品化の際には必ず買いたいと思います。
味どうこう…美味しいだろうなぁ…と言う想像より、
食べる葡萄品種の中で、
最も愛していると言って過言ではない「ナイアガラ」の、
ブランデーとは何たる好奇心を触発される内容でしょうか!
実は今回のワイナリー巡り、
率先して「ナイアガラ」のワインを多く試飲しています。
そんな中、蒸留酒となった「ナイアガラ」…
“まだ若くて出せないんだ”と仰っていたワイナリーの方。
いやはや楽しみなお土産が出来ました。
首を長くして待ちたいと思います。

「信濃ワイン」を後にして、
ウォーキングコースにはないけれど、
「JA塩尻市ワイン工場」に歩いて向かう事にしました。
僕には場所、道順がサッパリ分かりませんが、
洗馬出身であるYkさんのお母さんにとっては、
子供の頃から歩いている地元。
Ykさんのお母さんに案内され、松本歯科大付近まで歩きました。
この時点で時刻15時ちょっと前。
イベントの残り時間1時間ですから、
1日で全工程を周遊するには、
ちょうど良い時間配分であった様です。

【 JA塩尻市ワイン工場 】
( http://www.ja-shiojirishi.iijan.or.jp/wain2/top.html )

Cimg7397 

イベント終盤と言うこと、
また駅から最も遠い場所にあるからか、
人はまばら。

Cimg7398

これまでの「ワイナリー」とは違って、
ウェルカムハウスなどがないからか、
おそらくは実際に仕込みを行っている現場に、
テーブルを置いての試飲ブース。
すぐ隣に、
搾汁機、除梗破砕機があり、

Cimg7399

奥にはタンクが並んで見えました。
醸造機器を間近で見ることも貴重な経験ですネ。

【 Autumn Close:2009ナイアガラ 】

Cimg7400

【 Autumn Close:2009コンコード辛口&甘口 】

Cimg7401

ここで試飲したのは3種類。
「オータム・クローズ」は「秋の収穫」と言う意味だそうです。
特徴として、
全体に果実感が強く、
良い意味でジュースである特徴を残していました。
ほのかな甘味が美味しい。


Cimg7402

ここから僕らは塩尻駅までシャトルバスのお世話になります。
流石に、駅まで歩く時間もなければ体力面も厳しい。
再び戻った「ワインステーション」にて、
ワイナリースタンプラリーの抽選を行い、
見事に外し、
ちょうど出発する松本方面への電車に乗り込みました。

疲れた!

…と思うし身体も感じているけれど、
あっと言う間に過ぎた1日、とても楽しく過ごしました。
疲れこそが1日の実感。
とても良い経験が出来ました。


日本酒が好きだし、
ウィスキーもクラフト・ビールも好きだし、
今までワインには興味がないと言い切っていた自分だけれど、
興味がない、では勿体無い!
知ることはまだまだあるんだ!…と気付く。
このきっかけは美味しい。

素晴らしい1日に感謝です。

1日を経て、残ったものは、
記録と思い出と、特別なラベルのワインが1本。
ワインに対する思いに変化の種が植えられたこと。

Ykさんがウォーキングのために持っている万歩計、
だいたい23000歩を記録していました。

だいたい23000歩の軌跡、
築き上げた道のり、
今宵も美味しいお酒に出会えますように。


長くなりました!
最後まで読んで下さいまして、
ありがとうございます!!

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