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2009年4月19日 - 2009年4月25日

2009年4月25日 (土)

とんこつタンメン(3月25日・ごちそう麺九十九)


あいにくの雨ですが、
本日から「信越麺戦記」、始まっていますネ。
自分も機会を作って食べに行きたいと思います!

3月25日、
「九十九」のブログにあった新メニュウを食べに行きました。
4月から新メニュウとして登場予定のものを、
ブログで知った人には、
そのまま3月中からも提供して行く…と言うもの。
他には焼きラーメンに醤油味、味噌味が登場するそうで、
その後、メニュウに加わったかどうかは確認していませんが、
ともあれ!食べて参りました。

【 とんこつタンメン 】

Cimg5083

たっぷりの野菜、香ばしく焼き上げられていて、
スープからか、
もしくは炒める際に使用したのか、
マー油の香がよく届き、美味しい。
ボリュームたくさんで、
たっぷり食べさせてくれる感覚が、また旨いデス。

Cimg5084

記事化はしていませんが、
焼きラーメンを食べた日も思ったことで、
「九十九」は焼きものも美味しいと思います。
その場で手早く炒めている姿はカウンターからも見えますネ。
麺と野菜を共に食べて行く。
良いデス。

強いて言えば、
このボリュームを想定しておらず…

Cimg5081

半角煮丼もお願いしており、
限界までお腹いっぱいに食べられた…と言う事ですネ。
角煮、しっかり色付いていて、よく締まっている様に見えましたが、
その実、外硬内軟。
柔らかく味も染みていて、
タレ、そしてご飯の上に敷かれたキャベツも良いデス。
美味しく頂きました!


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2009年4月24日 (金)

【一一八種総覧】第59回 多摩独酌会 ブラインド試飲結果(2009年4月19日)


I was joining last Sunday.
This is tasting event of Japanese Sake.

These SAKE-Bottle was blinded Labels.
Everyone doesn't know that taisting just.

目隠しボトルにての試飲。

今、自分が何を飲んでいるのかは誰も知らない。


Nec_0218_2

2009年04月19日・聖蹟桜ヶ丘・アウラホール

【 第59回 多摩独酌会 ~20BYの仕上がりと春の酒を堪能する~ 】

恒例、小山商店さんの春の勉強会に参加して来ました。
まずはブラインド試飲の結果から。
ボトルには目隠しがされ、
自分が今、どの銘柄を口にしているか分かりません。
結果、好きだと思う銘柄を酷評し、
合わないと思っていた銘柄を賛辞し、
先入観なく、都度、出会う酒について記録していく感じ。
ブラインドの試飲には、様々な発見があり、好機です。

以下、リストには銘柄名がありますが感想がありますが、
けして、それが全てではありません。
僕が好みとする日本酒が、
僕以外のどなたかの苦手なお酒である事もあり、
また、
僕が苦手とする日本酒が、
僕以外のどなたかの一生を支えるお酒である事もありましょう。
ただ、ブラインドで試飲をして行く中で記録があり、
その記録と銘柄を照らし合わせると、以下リストの様になる…
…それだけデス。

だので、
点数が低くともコメントが悪かろうとも、
逆にとても良い点数であってもコメントが良かろうとも、
そのお酒の良し悪しとは、きっと繋がりがありません。
あくまで、
僕個人の我侭で身勝手なテイスティング結果でしかありません。

気になるお酒は、
実際に口にしてみて、
自身の好みで判断する外、ないと思います。
そして、それを楽しむ事がとても重要だと感じます。


【 定番酒を探す : フルブラインド : 45種の冷酒ブラインド 】

1:☆3.7
新潟:鶴齢・特別純米・無濾過生原酒“越淡麗”
灰色、蜜、強、苦&渋少し。バランス合う

2:☆3.7
新潟:嘉山・特別純米・無濾過生原酒“越淡麗”
特に強い。酸+ミルク。塩キャラメル。パワフル

3:☆3.5
新潟:村祐・純米大吟醸・亀口取無濾過生
浅いセメダイン香。少しフローラル。
飲むとメチャクチャボリュームあり。甘く強く酸あり

4:☆3.5
静岡:志太泉・純米吟醸・無濾過生原酒おりがらみ“山田錦”
浅いが綺麗。伸びやかにキレる。
Ykさん向きだが、香があるとなお好むと思う

5:☆3.7↑
岐阜:鯨波・純米吟醸・無濾過生
綺麗。旨味乗りつつある。美味しいバランス。水、潤いのイメージ

6:☆3.4
岐阜:小左衛門・純米吟醸・無濾過生原酒“美濃瑞浪米”
綺麗め。渋味が全体にあるかも。香も少なめで控えめな感じ。
旨酒系のあとの試飲でクセのない感じが弱く感じそう

7:☆3.5
石川:遊穂・純米吟醸・無濾過生原酒“山田錦美山錦”
甘い香。果実系。渋味が密やかに伸びる。バランスは中量。

8:☆3.5↑
三重:大田(半蔵)・純米吟醸・生
老ね香。しかし旨味は充実。
少し含みにも老ねが混ざる。温度がもう少し高い方が良いと思う

9:☆3.8
三重:而今・純米吟醸・生純米吟醸・無濾過生“山田錦”
甘、ミルク、乳清の滑らかさ、勢い良し、美味しい。キレもあり上々

10:☆3.6↑
奈良:篠峯・純米吟醸・無濾過生“八反錦”
ザラザラっとした初感。だが初感のみ。旨い。
バランスが酒を盛り上げる。オレンジ香

11:☆3.5
和歌山:車坂(日本城)・純米大吟醸うすにごり生
浅+酸。綺麗で水の良さを感じさせるが、全体的に薄く感じる。
香のなさがブラインドでは弱い

12:☆3.4↓
兵庫:奥播磨・純米生“XX”
甘く、中身は塩味で、薄さがあり、また乳くさい感じも。山廃か?

13:☆3.7
岡山:大典白菊・純米吟醸・生“雄町”
洋ナシ。トロピカル。冷た過ぎて、
クールさも良いけれど中身を感じない。他の温度も見てみたい

14:☆3.6
広島:九嶺(雨後の月)・純米吟醸・生斗瓶取り
↑に更に辛味を付け加えた様な。塩、バランスと熟れた感じが混ざる

15:☆3.6↑
広島:本州一・純米おりがらみ生
パインっぽく酸っぱく感じる。強い果実。
リアル果汁酸みたい。ラスト、辛くて少し渋い

16:☆3.6
島根:王禄・純米・中取り無濾過生原酒
若くピチピチとしている。貴とか結人か?
元気ある感じだが、まだ早い様に感じてしまう

17:☆3.6↑
山口:貴・純米吟醸50・中取りおりがらみ生“雄町”
炭酸と酸が強く感じる。米とミルクの伸びはすごく良い

18:☆3.7↑
山口:獺祭・純米大吟醸・無濾過槽場汲み生
感じる色相が少ないが綺麗なうすにごりと言った感じ。
バランスあって飲みやすい

19:☆3.5
愛媛:寿喜心・純米・無濾過中汲み原酒生
赤色、プラスチックみたいな硬質の匂いが奥に。
全体的に硬く感じる部分が少ない

20:☆3.7
高知:藤娘・特別純米・麻袋吊り上澄み生“友”
山廃系の甘く少しクセのある香。冷え過ぎていて、
あるべき部分を感じていないと思う。
たぶん本来はもうちょっと美味しいと思うはず。
ラスト、ココアみたいな熟成の雰囲気を感じる

21:☆3.5
佐賀:鍋島・純米吟醸あらばしり生"山田錦"風ラベル
飲むとワッと湧く酒。まだ少しだけ硬く感じる。
冷え過ぎか?最後にほんの少し硬質材の印象が残る

22:☆3.6
青森:豊盃・純米吟醸・生“豊盃米”
パワーがある…が、冷え過ぎ。
もう少し熟れたら好きかも。香も今は沈んでいる

23:☆3.8↑
青森:陸奥八仙・純米吟醸・無濾過生原酒“ 木八(えんぶり)”
好み。ヘーゼルナッツとフルーツ。
甘くトロミがあり美味しい。もう少し力が抜けるとなお好み

24:☆3.9
秋田:一白水成・純米吟醸・袋しぼりたて無濾過生原酒
美味しい。軽さもありバランスもあり香もあり色相もある

25:☆3.9
山形:十四代・純米吟醸・槽垂れ生原酒“山田錦・雄町”
洋ナシ。美味しい。綺麗で花がありバランスもあり

26:☆3.7
山形:十四代・特別本醸造“本丸”
高香気系。しかし、身が薄く感じ、まだ飲み頃と言うには早いと思う。
ただ現状ぐらいの濃さがYkさんは良いかも

27:☆3.5
山形:山形正宗・純米吟醸・袋採り直汲み生“雄町”
塩、苦、熟れていてグレー、ノイズのイメージ…だが後半、
若いバナナの様相で盛り上がって来る

28:☆3.5↓
福島:天明・純米吟醸・無濾過生中取り槽しぼり“弐号”
硬い。甘い素はありそうだ。酸より辛味ある酒と言う感じ

29:☆3.5
福島:あぶくま・純米吟醸・無濾過生原酒
灰、ミルク、飛行船の生地、硬くドライで薄いが花はある

30:☆3.9↑
福島:奈良萬・純米・無濾過生原酒“中垂れ”
旨い!…Ykさんの好みの真対称点。僕は大好き系。
パワフル、厚味、旨味あり、美味しく強い酒

31:☆3.4
福島:星自慢(喜多の華)・特別純米・無濾過生原酒
蟹様臭。苦味のある香に乳酸。
飲んでいて動く情景が思い浮かばない。温度にもよるかも。生もと系?

32:☆3.7↓
茨城:来福・純米吟醸・生原酒“八反錦”
クセ香。味は良い。
バランスのある旨味……ただ香の特徴が少し気になる

33:☆3.4
栃木:仙禽・純米吟醸・無濾過生原酒“袋取り手詰瓶囲い”中取り
乾+湿。散。盛り上がりが届かないかも

34:☆3.0
栃木:鳳凰美田 純米吟醸・無濾過生原酒“白判”
燻製の様な香。香があまりにも苦手すぎる。渋い

35:☆3.2
群馬:結人(かつらがわ)・純米吟醸・無濾過生“亀口直汲み”
水っぽくバランスが浮いて感じる。渋味が占める。↑の影響?

36:☆3.3
群馬:龍神(尾瀬の雪どけ)・純米吟醸・生詰“雄町”喜八スペシャル
苦く若く酸がまとまらない。フィニッシュに少し香

37:☆3.3
埼玉:鏡山・純米・無濾過生原酒“雄町”
薄く、米感、水。
強い感じがしても良さそうなんだけれど、どこか届かない。柔らかい?

38:☆3.5
東京:屋の守(金婚)・純米・中取り無調整生
旨味あり塩っぽい。色相は少なく感じるが全体が整っている

39:☆3.4
東京:紅龍(多満自慢)・純米吟醸・無濾過生原酒
酸重視。まだ旨味が追い付いていない。浅く、また甘さが残る

40:☆3.6
神奈川:天青・純米吟醸・無濾過生“9号酵母”
薄いミルク。アッサリと伸びて行く。薄手だがバランスがあり上手

41:☆3.6↑
山梨:さ々一・純米吟醸・無濾過生“美山錦”
厚味あり。米と酒の間。
上立ち香より含み香の方が圧倒的に強い。後味辛めで残る

42:☆3.6
長野:鼎(信州銘醸)・純米吟醸・生
果糖。粉、ミルク。自分には曖昧なバランス。アップダウン

43:☆3.6↓
長野:佐久乃花・純米吟醸・無濾過生原酒
盛り上がり少なめ。含み香主体。キレあり。中量感が伸びて行く感じ

44:☆3.6
長野:翠喜(舞姫)・純米吟醸・無濾過生“直汲み”
香少なめ。含みにメロンっぽい感じが少し。他に特徴も少なめで少し甘い

45:☆3.8↓
長野:豊香(神渡)・純米・生原酒“生一本”
甘く健やかな感じ。
甘くスィっと入って来て美味しい。もう少し熟れるとなお好き

【 燗酒 : 5種 : 燗にする前 】

46:☆3.5↓
石川:長生舞・普通酒“本仕込み”
しっかりコク味、甘さがあり、酸、蜜。
やや沈む感じ。沈味こそ、燗にして上がる可能性

47:☆3.6↓
滋賀:浪の音・純米・“ええとこどり”
ナッツ、酸、塩、白みそ、胡麻和えの雰囲気

48:☆3.6↑
広島:亀齢・純米・辛口八拾
苦&渋。しかしバランスあり良い感じ。苦さがしっかりしている

49:☆3.4↑
山形:三十六人衆・純米“出羽の里”
ミルク、酸、塩。あっさりした全体、
香に渋さがあるけど、それこそが燗上がりしそう

50:☆3.0
群馬:結人(かつらがわ)・特別純米・無濾過
苦手。渋く苦く、どこか甘く

【 燗酒 : 5種 : 燗にする前 】

51:☆3.7
石川:長生舞・普通酒“本仕込み”
いつもの「かつらがわ」か?
甘く蜜みたいであたたかさが美味しい

52:☆3.6
滋賀:浪の音・純米・“ええとこどり”
鈍い香。灰分。蒸した豆の様なイメージ

53:☆3.6
広島:亀齢・純米・辛口八拾
塩っぽく、旨味あり、大人しくバランスあり

54:☆3.4
山形:三十六人衆・純米“出羽の里”
バランス良く特徴少なめ

55:☆3.6
群馬:結人(かつらがわ)・特別純米・無濾過
胡麻みたいな香。それは悪くない。甘くシャンとして後、甘い


【 高得点:☆3.8以上 】

45:☆3.8↓
長野:豊香(神渡)・純米・生原酒“生一本”
9:☆3.8
三重:而今・純米吟醸・生純米吟醸・無濾過生“山田錦”
23:☆3.8↑
青森:陸奥八仙・純米吟醸・無濾過生原酒“ 木八(えんぶり)”
24:☆3.9
秋田:一白水成・純米吟醸・袋しぼりたて無濾過生原酒
25:☆3.9
山形:十四代・純米吟醸・槽垂れ生原酒“山田錦・雄町”
30:☆3.9↑
福島:奈良萬・純米・無濾過生原酒“中垂れ”

「十四代」に点数を入れていた自分にびっくり。
特に探していた訳ではないのだけれど、
過去の試飲で「美味しい」と付けている場合が多く、
今回もその通り。
「奈良萬」はブラインド中に
「これかな?」と気付く場合が多いのだけれど、
今回は会場に蔵元さんがいらっしゃらなかったからか、
「中垂れ」探しはしていなかった様子。
けれど、結局「これうめー!」と思って選び出していたみたいデス。
「而今」と「陸奥八仙」は、
アンケート結果で上位の位置にいた銘柄。
それは拾い出せた様子。
「一白水成」や「豊香」は結果として自身のブラインドランキング上位に来易くあり、
自分の中で好きな銘柄として定着しつつあるのかも知れません。

【 結果を見て興味深かったもの 】

4:☆3.5
静岡:志太泉・純米吟醸・無濾過生原酒おりがらみ“山田錦”

静岡酒はYkさんと相性がよろしい。
飲んで、それっぽい印象を感じたのだと思われる。

12:☆3.4↓
兵庫:奥播磨・純米生“XX”

「ダブルエックス」ってなんでしょう?

15:☆3.6↑
広島:本州一・純米おりがらみ生

パイナップル系の香、納得です。

18:☆3.7↑
山口:獺祭・純米大吟醸・無濾過槽場汲み生

コメントがまさに獺祭の内容。
先立って出品リストも見ておらず、
獺祭が並んでいた事も知らなかった上で、
それっぽいコメントが残っていたのは、
ちょっと嬉しい。

21:☆3.5
佐賀:鍋島・純米吟醸あらばしり生"山田錦"風ラベル
35:☆3.2
群馬:結人(かつらがわ)・純米吟醸・無濾過生“亀口直汲み”

好きなタイプのお酒であり、
後の蔵元ブースで同じお酒を飲んでいるにも関わらず、
ブラインドテイスティング結果は低くて意外な蔵元。
どっちも本当に好きな蔵元さんなのにっ。

43:☆3.6↓
長野:佐久乃花・純米吟醸・無濾過生原酒

けれど、これには納得。
後の蔵元ブースで飲んでみて思うのだけれど、
静かに落ち着いて飲んで美味しい感じがします。
ブラインドで次から次へ…では、
真価は見えないと思える美味しさでしたネ。

55:☆3.6
群馬:結人(かつらがわ)・特別純米・無濾過

常温ではかなり苦手に思えたのですが、
燗酒にして印象は変わる。これだから日本酒は面白いです。

あと、
クセのあるものを、
山廃とか生もとと書き易過ぎる気もする。自分。


【 会場アンケート結果 】

Nec_0219_2

ブラインド試飲したものの中で、
いちばんのお気に入りは…?と言う質問の結果。
そう言えば、
今回は試飲に一生懸命になっていて、
アンケートを出し忘れましたネ。自分。
司会の方が「今回は回収率が悪く…」なんて仰っていたのも聞いた様な。

1位「而今」と2位「陸奥八仙」については前述触れた通り、
3位の「九嶺」は、以下のコメント。

14:☆3.6
広島:九嶺(雨後の月)・純米吟醸・生斗瓶取り
↑に更に辛味を付け加えた様な。塩、バランスと熟れた感じが混ざる

この場合の「↑」は「本州一」を指していますネ。
好みとは人それぞれであるということ、理解できますネ。


ブラインド試飲の結果は以上!

以下、蔵元ブースに続きます!

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2009年4月21日 (火)

支邦そば+メンマ(2009年4月19日・麺創研かなで)


ずっとずっと行ってみたいと思っていた、

あの「麺屋にゃみ」から続く道。

Road that continue from "Men-ya Nyami",
I wanted to visit it certainly long time.


第59回多摩独酌会帰り、
聖蹟桜ヶ丘の駅から新宿へ向かう電車を、
途中の「府中」で降ります。
「第2回ラーメントライアウト」を経て、
立川の「ラーメンスクエア」にて「麺屋にゃみ」を開店。
そして、現「麺創研かなで」に至る…。

ホームページのお店に辿り着くまでの案内を見て、
「なんだ簡単じゃん」と、特にメモなどすることなく向かいます。

しかし、府中駅の降り口を何を思ったか間違い…
2択しかない選択肢の逆方をチョイス、
南口から下りねばならぬのに北口に回った挙句、
駅の外周を1周。
帰りのバスの時間もあるから、
なかなかロスが許されない状況で自然と早足。
急ぎケータイでホームページを再確認し、お店に辿り着きました。
その時にはすでに汗だく、息も切れ切れ。
着いてみれば、
駅の降り口さえ間違わなければ迷い様もないほど近く、
分かり易かったですネ。

限定の「超煮干し」はすでに売り切れ。
食券機最上段の「支邦そば」をお願いすることにしました。
そして「メンマ」もトッピングです。

Cimg5390

見た目、美しいな…と思います。
無駄なく、澄んだ色合いのスープに具が浮かぶ。
特に盛り付けが苦手な自分には、
こうした配置が参考になると言うか、羨ましくさえ思うほど。

手早く写真に収め、スープをひとくち。
間髪入れずに麺もひとすすり。

「 うわっ 」

…と思います。旨いなぁっ!

スープの先端は醤油…タレの旨味。
けれど、飲むたび口の中に馴染んできて、美味しい。
突出して塩気や醤油を感じるのではなく、
熱いスープ、そのあたたかさと共に、
喉を通り、香が鼻を抜けつつ舌に味が染みて来て、
醤油だ、鶏だ、魚介だ…
そうした何かを探るのではなく、
シンプルに目の前のスープとして、すごく美味しい。
ダシはしっかり利いているでしょう、
それ以上にバランスが良く、
麺に、気付けば食らい付いているように合う。

3時間30分の日本酒の試飲をこなし、
空き始めた腹具合になんて嬉しい味わいなのだろう。
…そう思いました。
強過ぎない。
けれど途中でほうれん草を食べると、
その瑞々しさにホッとする…と言う事は、
ちゃんと必要な味の要素は揃っているのでしょう。
感じさせつつ、感じさせない、
それが好みにもよるけれど、バランスだと思うし、
一杯、その存在、食べに来たと言う甲斐、
自分の行動に感じます。

Cimg5391

麺とメンマ、それぞれ非常に興味深いものでした。
麺、細くウェーブもほとんどないもので、
「のびやすいのかな」とか見た目で判断しました。
食感も弱いのかな、歯ごたえがないのかな…
自分に対する細麺への印象をリフレインするかのよう。
食べてからならまだしも、食べる前からとは失礼な話ですが。

麺、その概念を崩してくれます。
細身を活かし喉越しや、口に入るその容易さがあり、
コシがある感覚で…
噛むと「硬茹で」の芯がある感じとはまた別の、
デュラムセモリナ系…パスタにある「アルデンテ」ともまた違う、
噛み応えがあります。
独特と言うにも語弊があるような、実に自然で美味しい歯応え。
細いのにしっかりしている、けれどしっかりし過ぎていないでしなやか。
そしてスープに非常によく合っていると感じました。
スープはそれだけで飲んでも美味しかったけれど、
麺と共に在るとまた香の印象が違い、楽しい。

メンマも味付けもさることながら、
食感の良さ、確かな歯触りと歯応えが好みのものでした。
現状、自分ではヨーキの中華食材の塩蔵メンマを使います。
1-2日の塩抜き、味付けなど…
それなりに「美味しいな」…と思えるものが出来るのですが、
食感が好みから言えば足りない。
塩抜きが不十分であると食感は残るかも知れないけれど、
発酵臭が残り過ぎる…
そして塩分が強く味付けの意味が薄くなる…
なかなかに難しいな…と感じていました。
「麺肴ひづき」や、
この「麺創研かなで」のメンマは理想系です。憧れます。
自分でも幾種類かメンマ、探してみたいと思わされました。


夢中で食べて、スープまでをもあっと言う間でした。

いやはや、
塩ラーメンやつけ麺も是非とも食べたいと思いました。
真剣に残り時間を見、つけ麺はまだしも、
塩ラーメンは行けるんじゃないか…と思いました。本当に。
「食べたいなぁ!」ってすっごく思いました。
この「支邦そば」が、こんなに美味しいのならば――…って。
ただ、帰りのバスを逃すと、とんでもない事になるし、
席を発ちますが、何と名残惜しかった事でしょう。

多摩独酌会帰りに必ず寄りたいと思います。
本当に。

ごちそうさまでした~!

麺創研かなでhttp://www.mensoken.jp/index.html

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2009年4月20日 (月)

第2回・両手に花。(2009年3月28日・厨十兵衛)

   

席順、

左から、

Ykさん、僕、弟の順です。


「 あ、両手に花だ 」

…と仰ったのは、
入れ替わりにお帰りになろうとしていた、
久し振りにお見かけするYAさん。
言われるまで、
書いておきながらすっかり忘れていました。

早番で仕事が早く終わった弟を捕まえて、再び実現。

【 花泉・翠露・鯨波 】

Cimg5099

福島・花泉・純米生、
長野・翠露(舞姫)・純米吟醸しぼりたて生原酒“美山錦”、
岐阜・鯨波・純米吟醸・無濾過生

Ykさんは、ちょうどメールのやり取りをしていた
福島県のお友達に写真を送ると言って「花泉」を。
僕は…応援したいから、舞姫酒造の「翠露」を。
弟は、好みの酒質と狙える「鯨波」を。

日本酒で乾杯です!

【 鯛の刺身、金目鯛の刺身 】

Cimg5101

メニュウを見て、
頼まずには居られなかった組み合わせ。
同じ「鯛」と名の付くお魚だけれど、
どれほどの差があるのだろう、
どんな味わいの差があるのだろう。
食べ比べてみたいじゃないですか。

まず見た目に差があるのは、一目瞭然。
味わいは、
金目鯛は甘さがあり脂を感じられる、
その美味しさがあり、
鯛は全体にスッキリとした印象に、
噛むともっちりとした弾力、美しい旨味。

家に帰ってから調べてみると、
金目鯛はキンメダイ目キンメダイ科、
鯛はスズキ目スズキ亜目タイ科なのですネ。
生物学的にも違うらしいデス。

【 菜花の白和え 】

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胡麻の風味香る白和え。
胡麻の美味しさ…油と、油から立つ香は酒に合いますネ。
それをベースにして、
菜の花のわずかな苦味と菜の花自身の、
繁る様な青さではない、
どこか乾いた土を燻した様な特有の香が合い、美味しい。

【 伯楽星、結人、東一 】

Cimg5104

宮城・伯楽星・純米吟醸生、
群馬・結人(桂川)・純米吟醸無濾過亀口直汲み、
佐賀・東一・純米吟醸生、

2順目。
Idさんと好みが似るYkさんは、
Idさんが好きだと言う「伯楽星」を。
僕は自分自身が大好きな「結人」を。
弟は“久し振りに飲む”と言って「東一」を。
おそらく数年前に、
「料理屋そらのかなた」で飲んで以来ではないでしょうか。

選ぶ銘柄にしても、
色んな理由がありますよネ。
それぞれの気分で、日本酒を選べる。
きっと一喜一憂もする。それが楽しいんです。

「伯楽星」は実に「伯楽星」らしい、調った雰囲気。
以前に飲んだ印象と変わらない、
安定した美味しさが待っていてくれました。
これに更に香が高くある傾向がYkさんは好み。
「結人」も味の深さがあるのに、入りは軽く、
生原酒のプッシュアップで飲ませてくれます。
「東一」は、2種と比べるとズンと重く、
アルコール感も高い…けれど、
その力強さは弟、気に入ったようです。

【 カニ入り和風オムレツ 】

Cimg5106

…あっと言う間に食べ尽くしましたね、これ。
本当に…3等分して、そのまま…
小皿の上での滞在時間、短いように感じます。
「厨十兵衛」の定番系メニュウ。
たっぷりのボリューム、
オムレツの中にも蟹の身がたくさん。旨いデス。

【 鍋島、花陽浴、妙の華“英” 】

Cimg5107

佐賀・鍋島・純米吟醸生“風ラベル”、
埼玉・花陽浴・純米吟醸おりがらみ、
三重・妙の華(るみ子の酒)・純米吟醸あらばしり、
6号酵母使用“英(はなぶさ)”

3順目。
Ykさんは「ここぞ」と言う時に頼みたい「鍋島」を。
僕は久し振りに「花陽浴」を。
弟は熟成系で特徴のある「英」を選びました。
「鍋島」はやや熟れた分の力強さを感じさせましたが、
流石の美味しさがありましたネ。
比べると「花陽浴」は香り高くエレガント。
どちらもとても美味しい日本酒だと感じます。
そして、酒肴が次々と進んで行く流れの布石になったと思います。
弟は、生熟的な熟成香を感じさせながらも
酒質そのものは元気の良い「英」に喜んでいました。
より一層、好き嫌いが出てしまうかも知れない日本酒だけれど、
ハマる時には、滅法ハマる感覚。
1度試してみても良いやも知れません。

【 焼きよもぎ麩 】

Cimg5110

初めて食べた弟の感想が、
自分の時と、全く一緒でしたネ。
「三九郎」の時の繭玉…やしょうまとも言われるものを思い出します。
特有の食感は、滋味深い味、Ykさんも僕も大好きですネ。

【 鶏ささみフライ梅風味 】

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逆に、これまで僕が全く頼んだ事がなかったメニュウ。
メニュウによくあるのは見るんです。目にするんです。
梅の一文字がなければ…。

今回、元・梅嫌いの弟が「食べてみたい」と。
Ykさんももちろん食べられるので、頼むのは良い…と。
僕も思い切って食べてみました。

まず、サクサクの衣、
噛む寸前まで熱気を感じられるもので、
揚げたての鶏の旨さは格別。
そして、中からジワッと梅の味が…
………イケるじゃん。
塩気と共に梅の酸味が舌に乗り、
梅を感じますネ。
だけれど、それが嫌な感じと捉えられず、
むしろ、揚げ物であるところのささみフライを、
その特有の美味しさを感じさせながら、
実に、食べ重くならない様にしている…そう思います。
南蛮漬けも酢を用い、旨味を残しながら、
サッパリ、重くならない様にして食べるものですが、
それよりももっと直接的に、
揚げ物、酸味の効果の良い所総取りの印象。
なるほど、メニュウに長く掲載されている訳です。

【 貴、醸し人九平次、ばくれん 】

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山口・貴・特別純米直汲み60%精米無濾過生原酒、
愛知・醸し人九平次・純米吟醸“雄町”生、
山形・ばくれん・純米吟醸“超辛口+20”

4順目、
先週の「貴」とは別の新入荷の「貴」をYkさんが、
Ykさんがどうしようか悩んでいた事もあったし、
僕自身も久しく飲んでいないので、
僕は「醸し人九平次」を。
弟は淡麗系のお酒の中から気になった「ばくれん」を選び出しました。

「貴」、若いです。その若さが美味しい!
フレッシュ感と共に苦味もありますが、香ののぼり、
力強くある部分、力を受け止める部分が交じり合い、
美味しいと思います。更に春、夏…と、
今には今の良さが、未来には未来の良さがありそうな感じ。
また飲みたいですネ。
「九平次」はバランスタイプ。落ち着いた印象です。
お酒自体は火入れ酒に比べ、ごく味があり、生酒らしく、
上手に美味しいのですが、
強い香、強い酸などがなく…おそらくは狙っておらず、
誰に飲んでもらっても好まれ易い構成。見事です。
「ばくれん」…超辛とあり、実にキレます。
水よりも水らしい良さがあります。
飲んで、その凛々しい面、ストンと事切れる潔さ、
旨味ある「貴」や「九平次」と比べると、
舌の上での厚味が物足りなくも感じますが、
この「ばくれん」も美味しいお酒だと思います。

【 タコときゅうりのゴマ油和え 】

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更にお願いしたのはこれ。
「今日は食べていないよね」
「やっぱり食べたいよね」…という流れから。
つまむ感じが良いですよネ。
トマトにしてもキュウリにしても、もちろんタコにしても。
食べやすく、食べ応えあり。

【 ワカサギのフライ 】

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更にもう1品。
大きめのワカサギを丸ごとっ。
かぶりつくと、身が熱くて、
「はふはふ」とやらなきゃいけません。
けれど、それこそが美味しい!

【 飛露喜、義侠、大正の鶴 】

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福島・飛露喜・特別純米吟醸、
愛知・義侠・純米原酒生、
岡山・大正の鶴・特別純米無濾過生原酒“備前朝日米”、

5順目、
Ykさんには「飛露喜」をオススメ。
「飛露喜」は比較的気に入っている…ならば、
最高峰にあたる、このお酒も飲んで欲しいですよネ。
僕は「義侠」を。しっかりとしたお酒が欲しくて。
弟は聞き慣れない名前から、
岡山の「大正の鶴」を選びました。

「飛露喜」、流石の美味しさ…ですネ。
ナチュラルなイメージに力強さが無理なく乗ります。
強過ぎない香は味の良さを引き立てる様に感じます。
「義侠」、もっとゴツいイメージでしたが、
ゴツゴツした石から滑らかな石に変化をしたような…
パワーバランスも良く、実に美味しい。
香は酒らしくある程度ですが、何も物足りなさのない、
山田錦の良さを十二分に発揮し、
程好く熟成があり、味が乗り、心地良いサバケへと通じる。
とても美味しかったです。
「大正の鶴」は自分にはパワフル過ぎる感覚もあったのですが、
それこそが好きな弟は喜んで飲んでいました。
力のあり方、だからこその充実感と言う感じかと。

【 葱玉チャーハン 】

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「最後に何を頼もうか?」と弟に聞くと、
「今日はチャーハンかな!」と答える。
ゆえに「葱玉チャーハン」をお願いします。
やっぱり大好きです。この味。


長い日記になりました!
それもこれも充実があるからこそ!
楽しい飲みの場「厨十兵衛」に感謝です!

ごちそうさまでした!

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