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2009年4月12日 - 2009年4月18日

2009年4月18日 (土)

アゴ出汁しお中華+メンマ(2009年4月9日・麺肴ひづき)


I think of Japanese Noodle, when I was eating this ra-men.

but,

I felt Chinese Noodle,when finished.

最初は日本のラーメンらしい雰囲気だと思って食べてはいたけれど、
食べ終わってみると、中華料理店のイメージも。

( 引き続き英語勉強中 )


遅れ馳せながら、
麺肴ひづきの今期限定メニュウ、ブログ化です。

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立ち上る香は強めの魚介香。
おそらくはアゴだしの香が届きます。
スープを頂くと、その香に乗ってはいますが、
おとなしく、ゆっくりと伸びていく感じ。
旨いデス。
ラーメンのスープとして捉えるよりも、
もっともっと「ダシ」として捉えた方が良い感覚。
流石にラーメンとしての油分や塩気はあるけれど、
きっと元来のスープ自体がしっかりと取られていて、美味しいはず。
それを想像できる「薄み」を感じないスープ。
例えば、お味噌汁を作るときも、
ダシが足りない場合は、
塩や調味料を足しても味に腰がなく薄いと感じます。
その観点からすると、実にしっかりとしたスープ。

麺も含めて食べていると、
どうしても動物系のイメージが湧きにくい。
美しい清湯系のスープから、
動物らしいエネルギッシュな雰囲気を感じ取りにくく、
まさか魚だけでここまで濃いスープが取れるものだろうか…
それはないと考え、
もし、動物系が入っているなら、
ここまで流麗にダシを採取できるのは、凄いなぁ…と感じながら、
味わっていました。
なんと言うか、
もうちょっと濁ると思えるのです。普通にスープを取ったなら。

聞くと、
丸鶏を使っている――…
やはり動物系もちゃんと入っているとのこと。
たぶん、自分で自作しても、
こうして、じわり染みるような美味しさの、
味わいが伸びていく美味しいスープは出来ないんだろうな、
出来るとしたら、奇跡が起きたか、
数年の研究を要するのかもな…と思いました。
「麺肴ひづき」店主の腕を感じないではいられません。

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麺はツルツルとした食感で、
スープのパワーバランスに合うもの。
麺の味が強烈過ぎては雰囲気を崩してしまいそう。
具のワンタンは、
中に肉汁もたっぷりと詰まっていて、メチャクチャ美味しいです。
諸手をあげて喜べる美味。

食べ終わって、
店主殿にお話を聞いている中で、
最初はラーメンっぽい香とイメージだったけれど、
後半は中華料理屋さんにありそうな塩ラーメンを、
もっとこう…なんかしたような感じに思ったんですヨ~…
…と伝えると、

「 だから名前の最後に“中華”なんですよ~ 」

…と。
なるほど。納得。
アッサリ系の一杯は、麺肴ひづきが提供する春味に感じました。


明日は東京に行って来ます。
第59回多摩独酌会!
長野からは、
佐久乃花、豊香(神渡)、翠喜(翠露(舞姫))が参加するそうデス。
他にも鍋島や、結人、貴など松本で飲んでいる銘柄や、
久し振りの小左衛門、鶴齢、
初めて見る藤娘、鏡山、嘉山などの日本酒に会える予定です。

確か「藤娘」は昔、「よよぎ」の大将が美味しいと言っていたような…
要チェックですネ。
お会いする皆様、名古屋遠征チームの皆様もよろしくお願い致します!
目標試飲点数は100を超えたいところ。

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2009年4月17日 (金)

ガネーシャ・ミート・ソルト・アンド・ラオホ! (2009年4月4日・BeerGarage Ganesha)


I was met in "Ganesha" that Meat,Salt & Rauch beer first time!

ガネーシャにて、
肉を感じ、塩を感じ、初めてのラオホビールに出会う。


英語は何となくでも良いから使えるように勉強したくて。
下手でも使うことを心がけて慣れなければ。
…と、先日「摩幌美」にてストックホルムからのお客様、
ミッキーに会って思った次第。
次はもっと色々しゃべりたいぜっ!


【 Aecht Schlenterla Rauchbier 】
(シュレンケルラ・メルツェン・ラオホ)

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ドイツのビール。ラオホビールと呼ばれるスタイルで、
「燻製ビール」と呼ばれたりもします。
例によって、Ykさんとビア・ガレージ・ガネーシャに。

以前、ピート香を知る前、ウィスキーを知る前、
何かの機会にひとくちだけ…
確か、赤坂プリンスで開かれた日本地ビールフェスタで、
ラオホビールを飲んで、
その煙たい香に「なんだこりゃ?」と理解を示せなかった数年前。

今ではスコッチ・ウィスキーに内在するピート香に触れ、
その香の素晴らしさを親しむ自分。
最初の印象が残りつつも、再び飲んでみたい!…と思い、
ラオホビール初体験のYkさんとふたりで頼んでみる事にしました。

ピート、スモーク、メディックの3種のピート香に区別するなら、
やはりスモークのレンジ。
これが基調になりつつ、ドライでガッツのあるビール。
黒い系統のビールですが、
重過ぎずに、ゴクリと飲むたび、
残るのではなく、喉を潤して行く流れを持ちます。
アフターには、
トップノートから奥に回って支えていたアクセントとしてのスモーク感こそが、
スパイスの様な締め方を飲み手にもたらす為、
とても気持ちが良い飲み終わりデス。
Ykさんも僕も共に気に入った大満足の1本でした。
「また頼む事はありますか?」と誰かに問われたならば、
「必ず頼むと思います」と言う感じ。
ただし容量500ml…
いろいろ揃うガネーシャの、
他のビールに手が出なくなってしまうのは、嬉しい悲鳴なのかも。

【 トマトとアボカドのマリネ 】

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初めて、こんなアボカド食べました。
塩の旨さが光るというか、
シェフN川さんの塩加減のバランス感覚がスゴイと言うか。
アボカドに関して、酢を含めて食べること…
塩と酢の調律、サラダらしくあり、またきちんとマリネ。
サラダの中のアボカド、添えられただけのアボカドとは違い、
ちゃんと手が加えられた、設計された雰囲気の味なんです。

…アボカド、思えばどうやって食べているか。
そのまま山葵醤油が定番でしょうか、もしくは生春巻の中に?
アボカド単体で十分に美味しいから、
手を加えるイメージが薄いのですが、
こうして食べてみて、実に美味しい。
知っていたアボカドの美味しさに加えて、更に1段上の美味しさがありました。
加えられた塩気と酸味に乗る、
( 酸味にはトマトの存在もある )
アボカドの植物系クリームの滑らかな舌触り…

これがまたスパイス感とスモーク感のある、
「シュレンケルラ」とおそろしく相性が良いのです。
相乗効果で本当に美味しく感じたマリネでした。

【 特製パテ・ド・カンパーニュ・サラダ添え 】

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N川さん特製のミートパテ。

実は昨日も遊びに行ったのですが、
本気でもう1度頼もうか悩んでいました。
旨いのは分かっているんだ!!
けれど、これを食べると次のお店でアレが食べられない…
…結局、好物の「イカのフリット」をお願いし、
ヒューガルデンを衣に混ぜた
サクサクカリッと美味しいフリットで満足しましたが…。

肉の粘りは塩が出すと言います。
それ以上に、肉より肉らしい食感と、
肉より肉臭い香が、何よりも何よりも美徳。
写真の様にパテは、
例えばカステラの様な形状にカットされて出て来ます。
これが溢れんばかりの肉の感触!
荒挽きの旨いソーセージにかぶりついたような、
強い弾力、肉っぽさを持っていて、
そして肉の旨味が染み出して来る。
肉だけにこれだけの匂いはないと思う…
…聞いてみると、パテにはレバーなども使われているそうで、
ガネーシャのレギュラーメニュウの鶏レバーにも見られる、
あの旨味と合致する。
マスタードやパンの上に載せても相性が良く、
強過ぎない塩気、
多過ぎない脂分…
また豆類の相反する食感も楽しく、
きっとアボカド同様、
N川さんが好きだからこそ、
本当に美味しく出来た料理だと思います。

…昨日行く際に、
先にこの日記を書いていたならば、確実に頼んでいましたネ。
今、すごく食べたいデス。

【 La Guillotine & Anchor LIBERTY ALE 】

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美味しくてテンションが上がったので、2杯目を。
Ykさんはヒューグ醸造所の「ギロチン」を。
僕はクリスマスに限定醸造品を飲んだ…以外は、
興味があったけれど実際には飲んで来なかった、
アンカー醸造所の「リバティ・エール」をお願いしました。
リバティエール、思いの外苦い。
悪い苦味ではなく、エールらしくあり、
またその苦味は、志賀高原ビールや、
イギリス系の…例えば、先日飲んだ、
フラーズESBなどの感覚ともまた違う様相。
国毎に差があるのか分かりませんが、
もしくは先入観の差にも寄るのか、
「ROGUE」だったり、「REDHOOK・LONG HAMMER IPA」に近い感覚。
アメリカのエール…と言う味わいなのかも知れませんネ。
一見苦い…けれど、香もよく立ち美味しいビールでした。

【 ポップコーンシュリンプ~オーロラソース~ 】

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そして「ギロチン」と
「アンカー・リバティエール」と一緒にお願いしたのは、
食べてみたくて仕方がなかったこちら。
本当にサックサクに仕上がっていて、
中の海老は甘くて、
オーロラソースがなかったらお菓子として、通用しそうなくらい。
お店に入った時に目にして気になった黒板メニュウ、
「この3種類の中からどれか2つくらいにしようか」と考えていたのに、
結局、全部を頼んでしまいました。
大満足!だからこそ嬉しい!
量もあって、食べやすくて、
初手のフードとしてかなり重宝すると思います。


そして次なるお店へと。
ガネーシャで助走をつける、この楽しさは止められませんネ♪

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2009年4月16日 (木)

鯵しょうゆBLACK+のり増し(2009年4月13日・俺らラーメンちょもらんま)


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いか墨といか魚醤で仕上げた真っ黒スープは

あっさりなのに、やみつきの旨さ!

―――メニュウ紹介文より。

久し振りの鯵成分を補給しに。
これまで「第3回信州ラーメン博」、
その後に限定期間アリで登場した「鯵しょうゆBLACK」が、
新メニュウとして登場予定…とは聞いていました。
「Nao」Webマガジンにも掲載された同日、
( http://www.nao-magazine.jp/ramen/archive/001263.html )
メニュウに本格参戦を果たしたのだそうで、
タイミング良く提供初日に頂くことが出来ました。

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過去提供時と見た目で違うところは温泉玉子の存在でしょうか。
聞くと、信州ラーメン博後も初期は温泉玉子、
後期はこの様に味付煮玉子であったそうです。

鯵しょうゆベースであるからこそ、
スープはいつも通り、
重くなく味わいあり、キレのある感じ。
ほんのりと節由来と思われる甘い香が戻り香として感じられ、
充実の旨味をあたたかく迎え入れてくれます。
前回の印象は、もっともっと濃く強いもの…
…どこかマイルドに感じられるもの。
今回はよりあっさりだけれど、力強くスープを飲ませるし、
麺と相まって非常に美味しいと感じました。
しばらく夢中ですすったほど。
鯵を感じ、醤油を感じ、ネギがどこかいつも以上に脇に寄り、
その分全体を支えてくれている気がします。
「鯵しょうゆ」では、
九条ネギの香もまた感じられることが美味しいと思っているのですし。
麺やスープベースは「鯵しょうゆ」と同じなのに、
しっかりと別の1杯…と感じさせてくれます。

胡椒付きのチャーシューも普段とは趣が違い、
胡椒分の味のメリハリがあって美味しい。
きっと「鯵しょうゆ」では胡椒を掛けない分、
自分の中のイメージで「合う」感覚がないけれど、
こうして「BLACK」に合うと言う事は、
「鯵しょうゆ」とも相性が良いのかも知れませんネ。
いつも美味しいチャーシューの別の一面を、
この「BLACK」で見ることが出来ました。

あっと言う間に食べ干しつつも考えました。
おそらくは、温泉玉子の存在。
そう言えば、「麺肴ひづき」の「汁なし担々麺」も、
生卵を絡めてマイルドにしたものと、
そうでないもの…どちらが好きかと言われれば、
試した結果はそのままのもの…でした。
似たような現象で、
温泉玉子でマイルドにならない分、
より一層、好みに合って来てくれたのかも知れません。
食べたくて訪れた鯵の香。
それを十分に感じながら、
いか墨、いか魚醤の風味の差を楽しめる。
とてもとても美味しく食べることが出来ました!

店主殿に聞くと、これ、ライスにも合うそうです。
スープに落としても非常に美味しいのだとか。
ついつい半チャーシュー丼を頼んで食べた後の話。
次回はそれを試さねば!…ですネ。


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2009年4月14日 (火)

信州松本おらが酒呑み歩き・2009!!(2009年4月11日・松本市内で飲み歩き)


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ウェルカーム!ウェルカーム!!

( Welcome,Welcome!! )

ウェルカム トゥ 松本!

( Welcome to Matsumoto! )

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上諏訪、大町に続き、
松本でも日本酒のイベントが開かれました!

「 信州松本おらが酒呑み歩き 」

心地良い春の陽気、花見日和に酒を楽しむ!

( Micky,This report is Japanese Sake Event in Matsumoto,First time! )
( I was very Exciting Mahorobi's Night! Thank You! )


4月11日、
13時20分の電車で松本を目指すも、電車は27分遅れ。
僕とYkさんが花時計公園に辿り着いたのは14時近くでした。

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賑わう人たち。
もう1つの会場、「蔵シック館」からスタートした、
92の扉」のkuniさんが、花時計公園に流れて来た時の様で、
「岩波」テントの横に見つけ、声を掛けます。
「きっと会えるだろう」と思っていた感覚から、
「やっぱり会えました!」と言う現実の喜びに。
「蔵シック館」での状況をお聞きしながら、僕らもスタートです!

【 笑亀:塩尻市塩尻町(笑亀酒造) 】

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まず向かったのは塩尻の「笑亀」さん。

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“春酒”純米大吟醸の「夜桜」を頂きました。
春めいた雰囲気に合う、ふんわりとした日本酒。
社長兼杜氏のM山さんと、
酒は生涯の友、友は生涯の宝」のたけさんのお話をしたりしながら、
続いてはこちらを。

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「嘉根満(かねまん)」…純米無濾過生原酒。
今回、僕のお気に入りとして記憶に残るボトルのひとつデス。
酸が軽やかでありながら、旨味は十分。
バランス良く、冷温の心地良さも手伝い美味しい。

他、定番の「純米酒」も頂きました。

( 笑亀酒造:http://www.syoki.com/ )

【 美寿々:塩尻市洗馬(美寿々酒造) 】

続いては同じ塩尻、こちらは洗馬の美寿々酒造さんへ。
いつも東京のイベントでお会いする時には、
社長兼杜氏さんのK谷さんおひとりで居られる事が多いのですが、
今回は奥様もご参加されておりました。

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まずは定番「純米吟醸無濾過生原酒」から。
そして塩尻のみの販売、
塩尻産のお米を使って醸す「緑香村」も頂きます。

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ブース前、
どこかで聞いたような声を感じ、目の前の男性を見ます。
大きなサングラスをしていて…
一見どなたか…と悩むけれど、
声から姿から、すぐにイメージが追い付いて来ました。
なるほど、僕が初めて「美寿々」を飲んだ場所、
銘酒居酒屋「よよぎ」の大将でした。
そうそう、思い返せば、
生まれて初めて蔵元さんに会ったのも「よよぎ」のカウンターでした。
2005年1月15日と記録にあり。
蔵元であるK谷さん、「よよぎ」のN島さん、そして自分。
あれからもう5年以上が経っているのですネ。
あの時から今までも、ずっと大好きな蔵元です。
昨年と比べると、より軽い手触りが爽やかに感じられました。
今年も期待できます!

美寿々酒造:http://www.appale.ne.jp/~misuzu-sake/

【 大信州:松本市島立(大信州酒造) 】

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続いては「大信州酒造」のブースへ。
T中社長さんもTシャツの上に、半袖の半被を着て参加していました。
昼過ぎ、天候はすこぶる良い会場、とても良い陽気。
ゆえに、涼しげでイナセな格好は、実に的確と感じました。

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写真に見える半袖の腕がT社長ですネ。
定番系から、少し珍しいもの、辛口酒と、
「大信州を知ってもらいたい」気持ちが伝わるラインナップ。
Ykさんは梅酒、特に気に入ったようです。
柔らかな味わいは実に好ましいですよネ。
Ykさんのみならず、
女性の方は梅酒、気になるようで、
次々とぐい呑みが差し出されていました。
美味しい梅酒、まだまだ求められているのだと感じます。

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「別囲い純米吟醸“番外”」や「別囲い大吟醸」の香の良さ、
洗練された水質を想像させる日本酒ですネ。
また「超辛口純米吟醸」は真逆に、硬派なスタイル。
梅酒や綺麗なスタイルのラインナップを飲んだ末に、
Ykさんに試してもらうと、
そのハードスタイルに驚いていました。
ラインナップ、味わいの幅広さは、
色んな方に試してもらえて、
受け入れてもらえる可能性の高さだと思います。
流石は「大信州」と感じました。

大信州酒造:http://www.daishinsyu.com/

【 月光:松本市会田(菊水醸造店)】

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続いては、初めて出会う蔵元さん。
旧・四賀村の「月光」…松本市内では、
薄川沿いの「ながた寿し」の看板にロゴがあったりしますよネ。
優しく柔らかく、熟れた普通酒の長野式典型スタイルだと思いました。
程好く瓶内熟成があり、まろやか。

【 銘峰槍 】

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これもまた印象に残るボトルでした。
別ブランド「銘峰槍」の特別本醸造酒。
晴れ晴れとした勢いこそないものの、
よく冷えて、透き通り過ぎない程度に透き通り、上々。
合うか合わないか…と問われれば、好みが合う感覚。
絶対の銘酒、絶対の美酒ではないけれど、
惹かれるものもある感じ。

【 深志鶴:松本市中央(奥澤商会) 】

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「深志鶴」は普通酒“特撰”の一種類で勝負。
ずらりと並ぶ酒瓶は見ていて壮観ですネ。
お父さん世代が親しみやすいと感じそうなイメージの、
長閑な雰囲気のお酒でした。
これもまた長野県の普通酒らしい味わいだと思います。

松本市本町商店街公式ホームページ内:
http://www.matsumotohonmachi.com/shoplist/okusawa.html


花時計公園、まずはここまで。
今度は中町の会場「蔵シック館」に行ってみようか…と言う話になります。

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途中、人の流れこそあれど、
特に看板も何もなかった…のか、僕らが見ていなかっただけなのか。
家に帰ってから気付く事だけれど、
受け付けと同時にもらった袋の中に、パンフレットがあったのですネ。
松本PARCO前、花時計公園から5分も歩かない距離、
民芸、ガラス細工などのお店もある中町通り、
この中央に位置する「蔵シック館」が、このイベントのもうひとつの会場でした。

道行く人の中には、
僕らと同じ「おらが酒呑み歩き」のパスポートを下げた人も多く、
昼酒、イベントに参加していない普通の人と、
楽しく酔い始めた僕らとの温度差は当然のものだけれど、
これが歩行者天国のようになって、
陽気に一緒にお酒を楽しんで輪になれるのならば、
祭になるのならば、
それは、とても春めいて春らしく、
青空に応える様な素晴らしい夢だと感じました。

【 蔵シック館 】

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こちらも盛況でした!
ここでは、
日の出工房」のgomaさん夫妻、

さーて今日も一杯引っ掛けるぞ~!」razzaさんチーム、

風林火山チームにお会いしました。
更には某大町の某蔵元さんもいらっしゃったり、
その帰り道には、呑ん子さんともお会いしたり、
何だかいろんな人に会えて本当に嬉しいです。

僕が日本酒のイベントに参加するとき、
そのほとんどは東京で、
東京のお友達と顔を合わせる事が多いです。
松本だから、松本の友達に会える…のは当然なのだけれど、
とても嬉しいんです。
夜、巡り合わせで顔を合わせる友人たちが、
昼、こうして集い、みんないつも通り笑顔で楽しそう。

僕はYkさんと蔵シック館の中に入りました。
僕は初めて入るので、年代ある木の風格を感じる館内に息を飲む。

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畳が敷かれた奥座敷には酒器が展示され、
吹き抜けの先、階上は遠く、規則正しく並ぶ梁が見事。
Ykさんはお茶の会で入ったこともあるのだとか。
なるほど、その趣に合いそうだ。

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入り口ではスタンプラリー景品の交換所兼、
参加蔵元の日本酒が売られていました。
座敷では、蔵元グッズも販売されていた様子。
手前に見える赤い前掛けは「山清」のものでしょう。
よく目立ちます。

さて、それでは試飲に戻りましょう。

【 高波:塩尻市広丘高出(丸永酒造場)】

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今回、Ykさんがいちばん気に入ったお酒が、
「高波」のこのお酒…「しぼりたて生酒」でした。
高い香、軽やかで甘さがくどくなくて、スッキリ濁りなく美味しい。
好みが違う自分にも、
「お、これは良いかも!」と思わせるものでした。
聞くと、
酵母は高香気系の1801号を使っているとのこと。
今年は長野県酵母Dよりも、
1801号をよく使われる蔵元さんが多い様な気がしますが、どうでしょうか。
ともあれ、
どちらかと言うと僕が好きなタイプのお酒が多かった今回、
「おおっ」と嬉しそうな顔をしたYkさんが印象的でした。

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他のお酒もそれぞれ試飲させて頂きました。
こちらは9号系酵母を使用とのこと。
確かに香味には明確に差がありますネ。

丸永酒造場:http://www.takanami-sake.co.jp/

【 アルプス正宗:松本市島立(亀田屋酒造店)】

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今回、至る所で松本酒造組合の現在の理事長さんであり、
亀田屋酒造店の社長であるT本さんを拝見しました。
忙しくも笑顔を絶やさず、2会場を歩き回っていた様に思います。
直前には市民タイムスやタウン情報にも記事を載せ、
成功を祈り…
イベントを通して、僕は4月11日と言う日を、
とてもとても楽しんだけれど、
主催者さん側からはどう映っていたのでしょうか。

「アルプス正宗」は定番の銘柄を揃えて来ていました。
卒のない雰囲気で統一。
水曜日に遊びに行った「風林火山」で飲んだ、
「亀の世」の中島酒店限定ラベルが美味しかったので、
お話を聞くと、これも1801号酵母。
今年は素敵な18号酵母のお酒に出会う事が多いですネ。
更に「風林火山」で同日に選んだ「川中島幻舞」も、
おそらくは18号酵母が使われていた事でしょうし。
気になりますネ。

亀田屋酒造店:http://www.kametaya.co.jp/

会場として「蔵シック館」には、
湧水があり、水をいくらでも補充できて、
その水の流れ、音、光には心も癒される感じ。
酔いを感じる体には、流れる水、とても心地好かったですネ。

僕とYkさんは、
ちょっとナワテの端っこに用事を覚え、寸時移動。

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ナワテ通りへの架け橋。
奥に、「WaterLoo」や「チーズケーキのオークラ」前の桜が見えます。

ナワテ通りは、きっといつもの静かな昼下がり。
道行く人はちらほらと。
酔いの浮き足、影のリズムに乗るように。
なんと楽しい街並みだろう。


戻って来た僕らは再び、試飲開始デス。

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【 廣田泉:安曇野市明科(明科酒造)】

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こちらも初めて飲む銘柄。
強い造りではなく、ソフト…と言うよりも、
綺麗に仕上げをしている感覚。
流水の如く。
長野県らしい甘さのある雰囲気、
醤油味、塩味の濃さと比べると、
もう少し野菜に寄る様な日本酒のタイプに感じました。

明科商工会の商会サイト:
http://www.akashinashokou.jp/kaiin/syokuhin/akashinasyu.htm

【 笹の譽:松本市島内(笹井酒造)】

この蔵も初めて出会いました。
今年は「長野酒メッセ」にも参加する予定があるとのことです。
普通酒や原酒に始まり、

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「NAC」…“長野県原産地呼称”を取得している純米酒、
純米吟醸や大吟醸など、
豊富なラインナップで楽しませてくれました。

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飛び切り強い個性のあるお酒ではなく、
上手に地元の雰囲気に合う感じのお酒ですね。
良い意味で派手さはなく、
大吟醸もしっとりしとやかな印象。

笹井酒造:http://www.sasanohomare.co.jp/

【 善哉:松本市大手(善哉酒造)】

市街地にある蔵元「善哉」…
この蔵シック館とは、目と鼻の先…と言うには、
歩くことを考えると、少しだけ遠いけれど、
でも、近いと言えば近い距離にありますよネ。
中町から見た裏町、そんな距離。

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早朝しぼりの限定酒から、
「女鳥羽の泉」の定番純米吟醸酒など。

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熟成酒もありました。
色んな取り組みが見えますね。

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中でも気に入ったのは、
緑瓶「にごり酒」の隣にある「山廃純米酒」でした。
良い熟成を感じます。
かすかにキャラメルなどの香味を感じさせ、
甘く、熟成酒らしい趣。
また乳酸系の味香が強過ぎずにマイルドで美味しい。
あまり中信地区で「山廃」は見受けられません。
どちらかと言うと、佐久地区で一部…と言った程度でしょうか。
まとまった造りとして在りますが、
まろみは「善哉」とも「女鳥羽の泉」とも、
やや方向性が違い、それはとても面白く感じました。

善哉酒造:http://www.mcci.or.jp/www/yoikana/




一通り、蔵シック館の蔵元を回ったので、
再び、花時計公園を目指します。

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もう1度、ナワテ通りの端っこに用事があり、
四柱神社の鳥居の前の橋を渡りました。
眼下に生き、背の高い桜が美しいです。

【 岩波:松本市里山辺(岩波酒造)】

酔いも進み、時間も進んでいたので、少し早足で試飲。

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「岩波」では「鏡花水月」と「大吟醸」を試飲させて頂きました。

岩波酒造:http://www.mcci.or.jp/www/iwanami/

【 山清:筑北村坂北(山清酒造)】

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この中では吟醸酒がいちばん癖がなかったでしょうか。
焼酎の「男の詩」もあったりしました。
そう、日本酒だって「おらが酒」だけれど、
「おらが街」であり「おらがふるさと」であり、
その土地から生まれるお酒に境界はないですよネ。

山清酒造:http://www.sansei-syuzo.co.jp/

【 酔園:安曇野市豊科高家(EH酒造)】

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「酔園」の花見酒はちょっと面白いですネ。
サーバーを通して提供されるので、空気が混ざり、独特の口当たりです。

EH酒造:http://www.eh-shuzo.com/



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最後に「美寿々」ブースに寄ると瓶はほとんど空に。
大盛況であったようです。
恒例、“試飲会の最後に美寿々の純米”を頂き、会場を後にすることにしました。
14時に到着して、おおよそ17時まで立ち続けての連続試飲で、
少し疲れも感じ始めた頃合。
その疲れに充実は無いか…と問われれば、全ての蔵元を回ることが出来たし、
Ykさんと一緒に楽しむ事が出来たし、すごく満足度が高いデス。
値段的にも前売り券1000円でのイベント、
初回としても内容は濃く造られたのではないでしょうか。

あとは、もう少し食べ物の充実があれば、酔い過ぎてしまう方も少ないかも。
そして花時計公園で、もっと水があればなお良いのかも。
街がもっと協力してくれて、みんなが周知のイベントになると、
活気付き、「松本ぼんぼん」や「市民祭」級にまで行かずとも、
季節の楽しみ、日本酒への意識の向上にもっともっと繋がって行くと思いました。
あとは…ゲスト参加で、別地区の蔵元さんが居ても良いかもですネ。
「あっ、こんな差があるんだぁ」と言う感覚も、また楽しめそうです。

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再び四柱神社に。
飲みに出た日は毎回、お参りをしています。

今日1日の楽しさに感謝です!!


【 よよぎ 】

その後は、会場でもお会いした大将のお店に。
「信州松本おらが酒呑み歩き」に参加した顔ぶれもちらほら…と。

【 開運 】

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花見酒のグラスにて。

【 きりたんぽ田楽 】

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【 揚げ出し豆富 】

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大将の料理で、ほっと落ち着きます。

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〆にお願いしたかったのは、こちら。
夕刻、お蕎麦を食べたいと…
市内で美味しいお蕎麦を食べたくて浮かんだ場所は、
馴染みのこのお店でした。

【 手打ち十割そば 】

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やっぱり大将の蕎麦は旨いです。
心から。
蕎麦湯もじっくり味わって、「ほう」とため息。
充実…そして満喫です。

ああ、日本酒のお祭り、楽しかったなぁ!!

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