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2008年12月28日 - 2009年1月3日

2009年1月 3日 (土)

冬、あたたかく。(2009年1月3日・ガーデンテラス)


信州スカイパークで1時間、散歩をする。
ぽかぽか陽気の昼下がり。気持ちが良い。
木陰は涼しく冷たいけれど、風は強くなく、
太陽の下なら心地が良い散歩。
車を降りて直ぐはずっとずっと寒かったけれど、
日の光の下を歩いていれば、あたたかくなって来る。

その後、アイシティに到着、
スヰト系列の「ガーデンテラス」で休憩を。

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「ブレンド」と、
セットでケーキ…「モンブラン」、「パッションオレンジ」を注文する。
「迎春」の文字に惹かれる。
ここ数年、年賀状を書いていないけれど、
こうしたネット上でも書ければ良いな。
写真を撮るけれど、しかし、ピントが上手く合わない。

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これでは2つ写らないし。

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これに収まる。
自分が食べようとしていたモンブランの「迎春」プレートを外して、
Ykさんの「パッションオレンジ」の上に乗せる。

家に戻って来て、
奥井亜紀さんの「Wild Climbing」を聞く。
子供の頃から好きな歌だったけれど、
今聞くともっと心に響き渡る。
( http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=55141 )

冬は寒いと言うけれど、

きっとあたたかく出来るはず。

31日、1日、2日とよく飲んだので、
今日は静かな休日を。
すでに働いている方にはお疲れさまです…と。
明日は、大町の醸造元まで、ちょっと遊びに行って来ます。

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2009年1月 1日 (木)

Positive!(2009年1月1日・数字的2008年総録)


「+」に「+」だったら、
何をやっても「+」だから、
勢いに乗って前へ進んで行ける気がする。

そんなに人生、楽じゃねぇ。
何か見えない力のバランスを保つ様に「-」は存在し続ける。

「-」に「-」だったとして、
引きに引いたとしたのなら、どこまでも打ちひしがれてしまいそうだ。
「-」に「-」で、
ダメだと思う時でも辛い時でも、そう負けたくない時、
心をかけてやる様に心掛ける。
「-」を「+」に変えるのは、自分の心。
「+」に「-」がブチ当たった時、
より「+」を強くして幹を太くして雨風雷雨に負けない、
心の栄養を与える気持ちもまた心。

こんな使い古されたフレーズ、
今更だと思うけれど、
常に考える葦が伸び続けて行く様に。

負けるもんか。
突き抜けて行くんだ。
駆け抜けて行くんだ。
負けるもんか。

立ち止まらずに歩き続ける。

「 Positive 」

良い年になる事を祈るけれど、
良い年にするのは自分自身。
良い年にした達成感は、
苦労した自分がいちばん味わいたいもんじゃねぇか。

がんばります。


2008年、
楽しみの数をまとめると、以下の様でした。

【 居酒屋 】

No.1:厨十兵衛:47回
No.2:よよぎ:33回
No.3:風林火山:29回
No.4:酒房りしょう8回

2008年12月31日に更新した「酒、松本」に全て思いを込めました。
http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/200812-f9ee.html
感謝、そのもの。
松本で日本酒を楽しめる喜び。

去年までは「よよぎ」が1位でしたが、
今年はイベントの開催などもあり、
「厨十兵衛」が年間トップに立ちました。

【 Bar&pub 】

No.1:pub.摩幌美:40回
No.2:BeerGarage Ganesha:22回
No.3:洋酒店醇:20回
No.4:Water Loo:16回
No.5:Side Car:7回
No.5:Bar regalo:7回

2月2日の出会いから、
更にウィスキーの世界を開いてくれた「摩幌美」、
7月10日の出会いから、
更にビールの世界を開いてくれた「ガネーシャ」、
「摩幌美」は開店から30周年のアニバーサリー・イヤー、
「ガネーシャ」は6月28日オープンのアニバーサリー・イヤー。
自分が知ったのは、どちらも2008年のことで、
今となっては、非常に大きい存在の両店。
共に2008年に出会う、この人生の楽しさに感謝です。

【 Cafe 】

No.1:憩の森:31回

相も変わらず。
最も落ち着く、自然の中のカフェ。

【 ラーメン 】

No.1:麺肴ひづき:49回
No.2:俺らラーメンちょもらんま:35回
No.3:凌駕あってりめん:16回
No.4:麺 海月:13回
No.5:ラーメン藤:8回
No.5:麺家いわい:8回
No.6:ラーメン郷:7回
No.6:凌駕IDEA:7回
No.6:麺とび六方:7回
No.10:楽家:6回

総数234杯でした。
来年はもっと減らして行きます。


順位付けする事は、
あまり意味がないかも知れないけれど、
これだけ足を運ぶには理由があり、
楽しい思い出があり、
心豊かになる美味しさがあり、明日への活力に満ちています。

「 Positive! 」

どんな「-」も「+」に変えて行ける様に。
すべてを「+」にして行くべき、この1年。
その努力を惜しまない。
その努力を惜しまない自分自身を誇れる1年に。


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2008年12月31日 (水)

酒、松本。(2008年12月・松本・情熱の日本酒居酒屋)


松本に、良い店あり!
声を大にして叫びたいから、僕は書きます!

この1年、ありがとうございました!

来年もよろしくお願いします!

「酒 宗夜」、
開設1年目の2008年、最後を飾るは日本酒の話!


【 よよぎ:12月27日 】

職場の忘年会の日ではあったのだけれど、
予定が流動的で、
「行くか行かぬか分からない」…、
幹事さんに「行けますん」とも言えず。
結果、行かない事にしていて行ける事になった夜。
では、仕事納めの日でもあるし飲みに行こうかと。

話題は年末らしき日ではあったけれど、
いつもの空気が扉の向こうにあった「よよぎ」へ。
新酒で賑わっておりました。

【 而今・鍋島・奈良萬 】

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三重・而今・特別純米にごりざけ、
上立ち香はセメダイン…いや、違う。
アルコールの淡い、甘い香。
エチルアルコールなどの系統の香。
飲んでみると一気に出て来る。感じさせる。
リンゴの様な…かつバナナの様な香。
キレは良く、
その後に更に甘味が残るが、くどさには通じない。
味は乗っていて、水と共に飲むべき。
何だかより一層メリハリを感じる気がする。
甘くて、水でシャンとして、
また一から美味しさに出会える感じで。
ドライさをも持ち合わせる「獺祭」と比べると、
傾向の違う良質の濁り酒を楽しめる事だろう…と思った。
更には「奈良萬」もあるし、
「濁酒」と一言で表してみても、
やはり蔵元ごとに個性が出ていて楽しい。

佐賀・鍋島・純米吟醸中汲み“五百万石風ラベル”、
熟れた香か?
これ、20BYでは無いのかなぁ。
上立ち香からそう判断する。
そして、「おおっ!」と口の中の快感に精神が引きつけられる。
何と言う味乗りをしているのか。これは19BYに違いない!と思う。
甘く健やかな、存在しない桃の味。架空の美味なるもののイメージ。
含みの良さ、キラキラした生命力、
「生原酒」かつ「中汲み」が非常に良く効いている感じ。
口中で揉んで、なお瑞々しく素晴らしい。

「 大将、鍋島ウマイですね~ 」

「 ね~、これ新酒なんだよ 」

「 えっ!? 」

……今年も「鍋島」に期待しないではいられません。

福島・奈良萬・純米おりがらみ、
米、ミルキー。
甘さが強すぎず、スウィートさが程好い。
「甘い」とは思わないのだけれど、
「スウィート」だとは思う。
どちらも「甘さ」を表現しているけれど、
何と言うか、よりナチュラルな感じがします。
伸びやか。
優しく、力抜ける、ほっとする味。
牛乳プリンの様なイメージ。
甘さやカラメルの味わいもするノーマルプリンに対しての
牛乳プリンの良さとイメージワードが重なるような。
今、また飲みたいのは「奈良萬」かなぁ。

【 いか塩辛(自家製) 】

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柚子とイカの味噌が融合する大将らしい味わいの逸品。
柚餅子を混ぜ込んだような…
ねっとり絡むソースに柚子が織り込まれ、
練れた味わいは「美味しい」の一言。
塩辛さはなく、品があり、甘みを上手に食べさせてくれる。

【 美寿々・来福 】

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長野・美寿々・純米吟醸無濾過生、
酒らしい上立ち香。
水が綺麗な場所の酒のイメージ。清らか。
瑞々しさが軽く存在して、美しい。
バランスがあり、奥に存在する香がほんの少しだけもたつく。
抜ける様な香ではなく、
例える様なイメージは浮かばないものの、
酒の心地として酒らしく飲んで行ける。
もたつき加減もまた良い個性と言うことだろうと思う。
喉を通して、しばらくしてからやや苦味を感じる。
酒の質としては落ち着きつつあるけれど、
まだまだ新酒らしさもある様子。

茨城・来福・純米“初しぼり”生、
「鍋島」に通じる香。
これを飲めば「鍋島」も新酒だと思っていたかも。
熟れた酒ではなく、
新酒が空気に触れて生酒らしい変化をしていく過程が感じられる。
前半3種のお酒の延長で飲んでしまうと、
少し旨味が足りずに浅く感じられるが、
この2杯目以降、酒肴も入り楽しむ場には合い、
上手に作ってあると思う。
新酒らしく、軽く、飲みやすい。
香は強くない感じ。
このお酒はもっと熟れても良いんだろうな、と思う。
バランスはキレ重視。

【 カキフライ 】

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大将特製のカキフライ。
強い衣。カリカリって言うより、
ガブッと噛り付いてガリッと音を立てて割り、
熱い牡蠣の身をほっほっと空気で冷ましてやりながら、
美味しく頑張って食べる。
あっと言う間の4粒。

【 手打ち十割そば 】

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個人的には、
これを食べずして年を越したくないな…と思っていた。
この日は、これを食べに来た様なもので。
毎年食べていた大将の十割蕎麦。
今年はタイミングが合わずに、この時点でまだ食べていなかった。
添えられた辛味大根はたっぷり。
ひとつ摘んでみると痺れるように辛い。

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きめ細かく、
細さが織り成す喉越しが良い…ばかりではなく、
コシもきちんと存在するからこそ最高に旨い。
やっぱり大好きな蕎麦です。
ネギや大根おろしを加えることを前提にしたツユも、
非常に出来が良く、名人の域を感じます。

【 風林火山:12月27日 】

着くと、
度々お会いする「厨十兵衛」rmさんのお姉さん夫妻が。
そう言えば、
長野酒メッセだったりでも会った様な。
夏は上田でのボディビル選手権でもお会いしましたネ。

「風林火山」へは、
何か新酒や新入荷の酒が入っていないものか…と、
顔を出しに行ってみました。

お願いしたのはこの3種類。

【 佐久乃花・黒龍・貴 】

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長野・“裏”佐久乃花・辛口本醸造生、
このお店でなら飲めるのだろう!…と思って狙っていたお酒。
やはりあって嬉しい。
プチプチとした感じは辛口ゆえか若々しいからか。
どちらも正解なのだろうと思う。
辛口傾向がちゃんと出ているのか、
酒の全体として浅く、酸の構成もライト。
ただ、今年も期待できそうな雰囲気はある。
「辛口」として造り、それらしいサバケの良い酒が出来ているので、
狙った通りの酒造りが出来ているのかな、と思う。
熟れた酒、味の強い酒を出したい時には、それが出て来るのだろう…と。
続く、純米吟醸スペックの定番酒の登場が楽しみ。
少しだけ温度が入った方が美味しい様子。
熟れた厚みを口中に感じて、
その上で、浅みがキレを誘い、気持ちが良い。

福井・黒龍・普通酒“逸品”直詰樽酒、
旨い。
樽の香が若くない。
rm姉さんが言う「スモーキー」と言う表現が、非常に合う。
味乗りがあり、よくこなれた感じの木材。
日の光を浴びて温まった木材…角材の香。
癖はあるけれど、それが見事なものだ。
若い杉材の華やかに痛々しい青い香ではなく、
落ち着きと言うか、
味に上手に消化されている感じがする。
若々しい香の樽酒は苦手で、
そもそも「樽酒」を好んで飲まない自分が、
この「黒龍」、素直に美味しいと思える。
本質の旨味のあり方が良い。
濃い酒「黒龍」、この素晴らしさ。
実は「石田屋」や「しずく」あたりの美しい酒よりも、
こう言った「黒龍」の方が好み。

山口・貴・純米吟醸・中取り無濾過生原酒“山田錦”
美しい。
味は乗っている様ないない様な。
…と言うのも、
1度火入れの1年熟成の方が香は出て来るような気がする。
先日家で開封した「大信州・仕込み1号」の去年の生も、
同様の経過を辿った様だけれど、
生のままの熟成で一旦香が沈むものってある様な。
そうして、もっともっと熟れて来ると、
元来のものから変化して来る。
それもまた良いが、その途中であるような気もする。
飲んでいる中でも味わいが変化して行く。面白い。
生原酒だからこその味わいの世界観。
今年も四季を通して「貴」に楽しませてもらったなぁ。
松本で安定して飲めるのは本当に嬉しいものデス。

その後は「洋酒店 醇」へ。

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「イチローズモルト」のカードシリーズ、
「Two of Hearts」と「17年」を楽しむ。

【 厨十兵衛:12月29日 】

今日、31日の話を聞きに行かねば…と。
27日にお会いした、
rm姉さんからも聞いたりしてはいたのだけれど、
なんだかんだで12月はあまりIdさんと話をしていないので、
確認の意味もあって訪れる。

【 亀の海 】

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長野・亀の海・特別純米無濾過生酒、
バナナ、カプロン酸エチル、
すっごい香高い。
香そのものに充実を感じるが、くどい香ではなく、
これはそそられる。
飲んでみると甘さが程好い。
やや苦味も残るけれど新酒らしい感覚。
香の構成がやはり長野酒らしくないけれど、
「亀の海」ならば、あって然るべき感覚がある。
良いバランス。

【 早採れザーサイの浅づけ 】

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おそらくは年内、
普段飲みとしては最終になると思うと、
やっぱ食べたいなぁ…って。
大好物です。
いつもはゆっくり食べるのに、
久し振りである事もあり、早々に食べ尽くしました。

【 もつ煮 】

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たっぷり。
味の染みた大根が非常に旨いです。
甘みのある味噌味が素敵過ぎる。
食べれば食べるほど腹が減ります。
食欲も活力も湧く感じ。

【 東洋美人 】

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山口・東洋美人・純米吟醸おりがらみ生・槽垂れ“山田錦”、
大吟醸系の…甘い、品のある香。
軽い!酒の質が浮付く事無く、羽の様に軽い。
このライトさは新酒でなければ味わえないと思う。
熟れた気配がなく、綺麗さを味わえる。
Ykさんと喜んで飲んだ
秋口の黒ラベル「東洋美人」は、
これを美しいままに熟れさせた感覚。
その前段階と言う味わいで、
今年も「東洋美人」は良さそうに感じる。
氷雪、丸い氷晶、クールなイメージ。

【 一白水成 】

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秋田・一白水成・純米吟醸無濾過生原酒、
明るい香。快晴、杉、光沢。
飲んでみると、まずは酸!…なんたる心地好さ。
それがメリハリになり酒が生きる。
美味しいお酒。
若さが本当に良い。料理にも良い。
流麗でありながら、サバケの良さもあって、
高バランスで組み上がっている。
温度が上がると、より旨味が出て来る。
まるで熟れて来る様な感じで、実に美味しい。

メニュウを見ると「新」の銘が付いた酒がいっぱい。
新酒がより一層入荷しておりました。
この他にも、
「奥」や「土佐しらぎく」など、
飲んでみたいものが山の様にあり、すごく悩む。
一生懸命悩んでこの3種類をお願いしました。
何たる品揃えの良さ!
日本酒好きとして、
これは本当に飲まないと損だなぁ!…と思いました。

【 風林火山:12月29日 】

「飲まないと損」と言えば、こちらも。
27日に耳寄りな情報を聞いていて、
「厨十兵衛」後に再び寄らせてもらいます。

新酒ではなく、
もっともっと熟れた酒。
非常に個性的なお酒が2種類、入って来ていました。

【 勢正宗・旭若松 】

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長野・勢正宗・純米生原酒“元気溌溂”、
栗っぽい香…と言うか、
老ねてはいないけれど、老ねに近い香。
厚みを感じさせる香は「勢正宗」らしいかも。
酸はイキイキ、味は丸く、面白い。
温度が上がって来ると、
途端、えぐ味を感じ、苦いのだけれど、
冷えた状態のまろやかさは美味しいです。
明日にはどうなっているか…も期待でき、
それに加えて、燗とかもどうなるだろうか。
色んな楽しみ方が出来そうなお酒。

徳島・旭若松・普通酒“雄町・山田錦”無濾過生原酒、
銘柄として気にはなっていたけれど、
これまで飲む機会が無かったお酒。
アルコール立つ香…だけれど、
それだけでない感じ。この感覚は特色たるところ。
例えば、「風の森」に近い…と感じました。
熟成酒好きにはたまらない、
よく老ねていて、トロミある感覚。
しっかり熟れていて旨い。
グラスを手で温めて、
酒の温度を緩やかに上げてやると、味わいが深まる。
酸と熟れ味。まったり飲める。
生原酒だからこそ、この変化。
これ、もともと予想してあったんだろうなぁ。
この味を狙っての状態出し。素晴らしい個性。

【 北安大国 】

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長野・北安大国・普通酒しぼりたて無濾過生原酒、
甘い、濃い、コンデンスミルク、安定。
生なのに十分に熟れている。糖液のイメージ。
こってりオイリーでトロットロの酒質。
このキャラクターは実に独特。
北安大国、酸の在り方とか食中酒とか、
そうした時代の風潮とは関係なく、
醸したいお酒を醸し、
ハマる人には最大限応えてくれる蔵元に思う。
こんな新酒は飲んだことが無い。
例えば、こうした熟れた生酒と言うと、
「御園竹」の「蔵出し原酒」が思い浮かぶけれど、
もっともっと厚味があり、滑らかさに優るのは、
蔵元の元々の個性になぞらえていると思うし。
良い。


【 GUINNESS 】

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29日、実は駆けつけの1杯を。
今年、22回目の「BeerGarageGanesha」にて。
7月10日の初訪から、もう半年。
Ykさんと毎週末の楽しみにして通っていましたネ。
“今年最後の一杯だからなぁ”…と思って、
どれにしようか悩む。
Ykさんがデュベルを気に入っているように、
僕も同じゴールデン・エールのトリプル・カルメリートはすっごく好み。
元来、大好きだったロシュフォール10でも良いなぁ。
そんな中、「ガネーシャの顔」は、このギネスかな、と思う。
S根原さんが入れるからこそ美味しいギネス生。

そう言えば、12月28日にTVデヴュウしていましたネ。
ハプニングも無く完璧な対応のガネーシャのYkさん。
素晴らしい。
来年もよろしくお願いします。

で、本日31日はカウントダウン・パーティだそうです。
CHIMAY(シメイ)の3リットル瓶を手に入れたのだとか。
特に予約などはいらないとのこと。
20時頃から店を開けている予定とのこと。
年越しをビールで!…と言う方は是非。

【 WHITE HORSE 】

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同29日、最後には「摩幌美」へ。
土曜日の夜によくお会いするA木さんが、
いつもの席でエヴァン・ウィリアムスを。
そう言えば月曜日なんだな…と気付いたのは、後の話。

今年最後の「摩幌美」では、
このホワイトホース、最後の1杯を頂いてきました。
特級時代のもの。
写真だと分かり辛いけれど、
ラベルの上の瓶部には“ホワイトホース”が、かたどられています。

香もすこぶる良い、甘く魅惑の世界。広がり方が滑らか。
味や舌触りが絹の様…とは、よく言うけれど、
香が絹の様にきめ細やかに繊細に、なだらかに遠くまで伸びる。
鋭角の存在が無く、球状で突部を表現し尽くしたようなまとまり。
味わいも…これが元来のものなのか、
開封後の変化なのかは僕には分からないけれど、
「また飲みたいか?」と問われれば、
「実に飲みたい」と答える美味しさがありました。
張りがあります。
飲ませてもらってきたオールドボトル、
全て素晴らしいものばかりだけれど、
この「ホワイトホース」も忘れられそうに無いものでした。
他にも、「オールドコート」や「タラモアデュー」も、
飲んでみたいところ。
酋長、来年もよろしくお願いします。


人生は酒と心で出来ています!

今年一年、酒に人に感謝。

ありがとうございました!

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2008年12月30日 (火)

洋酒店はストレンジバーと解く(2008年7月21日・洋酒店醇)


【 洋酒店 = STRANGE BAR 】

唯一無二。


【 洋酒店 醇 】

「摩幌美・モルトの会」の沼津ツアーを経て、
松本に帰って来た後のお話。
楽しくあっと言う間の2日間を経て、
静かにゆっくりと感動を味わいたくて訪れる。
独りになって思い返す、みんなと一緒にいた時間。

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「おやっ」…と思う…し、色々なものに気付く。
店内の雰囲気が以前と変わっている。
より個性ある感じ。
“より「STRANGE BAR」っぽくなったなぁ”…と思いました。
「STRANGE BAR」とは何たるや…
それは言葉で表すのは無粋かも知れなくて、
感じるもので、その日、感じたもので、
店主である酔呆庵さんの店…
より「それっぽいな」と酔いの頭で考えたものでした。
店の良さを高めようと形作られた背景に、
「あぁ、センスの良きものを感じる」と思わされる訳です。
入り口のポップも見事な仕上がりですしね。

さて、7月。
酔呆庵さんは、
関西の酒販店「ブルータス」の試飲会に足を運び、
「イチローズ・モルト」の肥土伊知郎さんのセミナーに行った来たそうで、
お土産…と言うか、成果と言うか、
発売されたばかりの「イチローズ・モルト」が入荷していました。
それをしっかり頂きます。

【 Ichiro's Malt / 3rd Aged 15 Years 】

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映画「ブルースブラザーズ」のジェイク&エルウッドと共に。

店内雰囲気が変わり、
特に嬉しかったのは、
大好きな「ブルースブラザーズ」の2人の登場。
迷わず写真を撮りましたとも!
今年、何枚も写真を撮ってきた中で、
トップクラス、お気に入りの1枚です。

イチロー、エルウッド、ジェイクと並ぶカッコ良さ。

トップノートは、強いアプリコット香を感じます。
杏子、イチジク、バナナ、メロンの香。
甘く、濃く、その香は心地が良いもの。

アルコール度数としては、
46度なのだけれど、
非常に強く感じられました。
強い…が、その中に複雑さがあり、
各個、感じる香味が独立していて、
線形を維持したまま折り重なる。
混沌と…融け合うのではなく、
時々に感じ、
広がる果実味、凝縮された太い線形が、
常に重なり合って感じられるもの。

少しだけ加水して、
強さが“ちょうど良い”と記録には残ります。
刺激が程好くなっていたのだと思います。

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アルコール!
アンタの人生をもっと面白くさせるぜ!

…なんて無理矢理訳してみる。
直訳すれば、
「よりあなたの興味を造る事が出来るのはアルコールだけだ!」
…なんてトコロでしょうか。
奥にはスーパーヒーローもいます。
(写真左上)

【 白州 / Official Aged 12 Years 】

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白州蒸留所で飲んではいるのだけれど、
やはりここは思い出に浸りたくて。
そう言えば、
「余市」のマスターブレンダーさんにお会いした後も、
ここで「余市」を飲んでいるような。

思うに、ボトルと語り合える目線にあるから…

そんな気がします。

ボトルへの思いに浸る――…
これに適した環境に違いない。

普通、バーではバーカウンターなるものが存在し、
肘をついた位置と同一レベル、水平面上に、ボトルは置かれます。
もちろん、「洋酒店」にもバーカウンターがある訳だけれど、
写真の様にボトルが置かれる位置だけは、
腰掛けたその両目の位置にほぼ等しく、
僕はボトルを見ている。

充実の2日間、
休み無し、待った無し、
楽しみ続け楽しむ事に集中した2日間。

最後にフェルネット・ブランカ・メンタをもらって帰りました。

ありがとう、楽しき今日の1日よ。

そう思えるストレンジバーの椅子に感謝。

――ちなみに。

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最新の「洋酒店 醇」の特集は、
今回も取り上げた「Ichiro's Malt」の大特集。
最新のボトリングから、
カードシリーズを複数種、
また17年など面白いものが並びます。
この写真には8種類しか見えないけれど、
まだまだ手書きのメニュウに書かれたものもあり。
おそらくは松本随一の「イチローズモルト」が揃う店ではないでしょうか。

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2008年12月29日 (月)

森の蒸留所を歩く!(2008年7月21日・白州蒸留所)


初、蒸留所見学。

酋長、ありがとうございました!


ベアードビール、沼津の夜を経て、
再び朝霧高原を抜け、長野を目指す途中、
「白州」蒸留所に立ち寄りました。

【 白州蒸留所内 】

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森に囲まれる白州蒸留所。
駐車場、アスファルトの地面に降りた時には、
夏、その強い日差しと暑さに辟易としましたが、
木々に覆われる蒸留所内には心地良い風が吹き、
ウィスキーに興味がない人が、
もし訪れたとしても、きっと森林浴を楽しめるだろう…
そんな気がしました。

見学を前に、まずは腹ごしらえ。

【 夏野菜のカレー・イチジクのウィスキー風味(白州10年) 】 

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蒸留所のレストランと言う事で、
ウィスキーを用いたメニュウがちらほら。
またレストラン内でウィスキーを頂く用に、
それらしいフードも用意されていました。
場内には別にキャッシュ・オンのテイスティングルームもありますし、
「白州」を楽しみたい方には素敵な場所に違いありません。
また、車でお見えになった方に…
ハンドルを握る方には、
「自分は運転手です」と言うタグを配布し、
間違って運転手の方がウィスキーを口にし、
飲酒運転をされない様、工夫が施されておりました。


蒸留所見学…
見学コースがしっかりしていてビックリしました。
日本酒蔵を回る事が多かったからか、
大手蔵元に見学に行った事がないからなのか、
添乗員さんが付き添って下さる事にも驚きましたし、
建物間の移動もバス。

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仕込み(マッシング)後、蒸留前の発酵段階で使う
発酵槽が並ぶフロア。広大であり巨大です。

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発酵中の日本酒タンクに人が落ちると、
酸欠で非常に危険なのですが、
この大きさ…転落する危険も兼ね備えているような。

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「リチャー」と呼ばれる工程も見せて頂きました。
この工程を経ることで樽が強くなり、
何年も使う事が出来る様になります。
青い炎は、
先に入っていたアルコールが燃えている証なのだそうです。

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ここで焦がし過ぎてはいけないし、
燃焼が足りない訳にも行きません。
見学コースの中で一番の人気プログラムなのだとか。
燃え盛る炎を一瞬で消す
プロフェッショナルな技を見ました。

【 白州 】

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シングルモルトウィスキー「白州」の
10年、12年、18年を試飲させて頂きました。
至れり尽せり。
それぞれの個性、光りますね。
飲み比べることで良さ、美味しさが際立つと思います。


何機も並ぶポットスチル、
稼働中で無いのに熱気の残るフロアや、
熟成庫の静まり、静謐と
音が跳ね返る音すらも聞こえる様な広大な空間、
見る、味わう、聞く、感じる、
とても素敵な経験になりました。

感謝です。

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2008年12月28日 (日)

第135回モルトの会(2008年7月20日・沼津・ベアードビール、Bar Frank)

 

いっぱいの仲間に支えられるタップ・ルーム。

1杯の宿り木を与えるバー。

「摩幌美」ツアー。


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【 Baird Beer NUMAZU TAP ROOM 】

松本から朝霧高原を通り、沼津港へ。

沼津港の駐車場から直ぐの場所に、
ベアードビールの直営店があります。
直営店…と言っても販売店ではなく、
飲食店であって、
松本で言えば「OLD ROCK」の様な、
キャッシュオン・システムのお店。
東京の目黒にもある、
この「タップ・ルーム」は、
どこよりもベアードビールを飲むことが出来、
瓶詰されていない、
「樽生」の状態のベアードビールを味わう事が出来ます。

【 フィッシュマーケットタップルーム8周年記念エール 】
【 シトラスIPA夏みかん 】

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8周年を迎える“フィッシュマーケット”タップルーム、
7月19、20日は記念イベントが開かれた日、
「摩幌美」のモルトの会のみんなでお邪魔して来ました。
タップルーム内は人で溢れ満席。
みんながみんな楽しそうな顔、笑い声。
広くない店内、
大賑わいの中で幾種類ものビールを味わいます。

A4版のメニュウリストに書かれたベアードビールは、
20種類程度はあったでしょうか。
「こんなに種類があったんだ!」…と、
驚かないではいられませんでした。
レギュラー品と思しき、
よく見かけるものから、
季節限定の果汁を組み合わせたものなど、
様々なフレーバーを楽しむ事が出来、
中でも、樽生で振舞われ、
タップルームでしか飲むことが出来ない
リアルエールESBなどは、素晴らしい美味しさでした。
活気は熱気に通じ、
暑く感じながらもビールをたしなむ爽快さは、
たまらないものがあります。
モルトの会のメンバーは、
酋長もそうだし、実はビール好きも多く、
少しずつ味見させてもらいながら、
何種類も楽しむことが出来ました。

【 仲間に支えられるタップルーム 】

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ビールをいっぱい飲むとお手洗いが近くなりますよネ。
そんなお手洗い前の額。
「あぁ、仲間に支えられているのかな」と、
この時は思っていました。

その後すぐにそれは確信に変わります。
「確かだと信じる」…ではなく、
目で見て、形のない思いと言うものを実感する。


昼から夜に掛けて、
やや人出が減って来た頃、
ベアードビールの醸造所の見学に連れて行ってもらいました。
何枚か写真を撮らせてもらいましたが、
特にこの一枚は鮮烈な香の記憶を通して思い出に残っています。

【 ホップ 】

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見学の順路から離れ、
トイレに立って戻って来た所、
ちょうどブライアンさんを先頭にする隊列と合流しました。
偶然、最前列でこの写真を撮ることが出来、
冷蔵庫の中から出して来てくれたホップの香を体験する事が出来ました。
冷凍されていたホップを少量つまみ、
それを手で揉んで香を嗅がせてもらったのですが、
その鮮烈さは驚くべきもの。
(醸造者であるブライアンさんの手…と言うのも感慨深いものがあります)
青々として草原の香を凝縮し更に、
ハーブやスパイスのニュアンスも感じられて、
セロリ、春菊、ミント、菊花、ベルガモットなどの香が、
高く空気中に溶けていく様。
数種類のホップをブレンドしたり、
実際にマッシングされる中で、
また個性も変化して行くのだと思いますが、
香の決め手であるホップ、
ビール醸造の一端を感じる事が出来、嬉しかったです。

ここ最近、
志賀高原ビールはフレッシュホップのビールを出していて、
それらもこの香に近いものを感じさせます。
ハツラツとした香。
ホップの“らしさ”を出したり、
もっと他のフレーバーと組み合わせたり、
杓子定規一辺倒なビールへの印象は、
現代、変わりつつあるし変わって行くべきなのだと思います。
もっともっと面白いビールの世界、
身近にあるんだと感じています。

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トイレに出た際、タンク室を見た際、
また実はタップルームで相席させてもらっていた地元のお兄さん…
きっとベアードビールのサポーターさんで、
全種類を飲んでいて、
実に嬉しそうにベアードビールについて話すんですネ。
美味しくないと思えば、そうハッキリ言いもします。
「これは不味いから飲まないほうが良いよ!」ではなくて、
「俺は苦手な味だったな!」とか、
「これが好きだったらこれも美味しいはずだ!」と、
飲み手として素晴らしい心を持っている豪快なお兄さんでした。
押し付けず、けれど自分の味を知っていて、
すっごい笑顔で飲み、語り、
きっと言われたわけでもないのに
見学の列の最後尾についていたりもし。
聞くとスタッフさんではなく、ただのビール好きだとの事で。
気持ちの良いお兄さんでした。

また醸造所の見学の際には、
施設を建てた大工のおじさまにもお会いしました。
ビール造りにも非常に詳しく、
きっとブライアンさんの意見を取り入れ、
足りないところは造って行く中で、
知識が身に付いたのだと思います。
「旨いビールを作ってもらうんだ」…
そう言っていた気がします。
大工さんが頑張れば、それに見合うビールが生まれて来る。
ベアードビールは頑張ってくれるし応えてくれる。

良い飲み手、良い職人さんがいるんだな……
この日、ベアードビールを見て感動したのは、
施設より、むしろ土地、そして人柄でした。

あぁ、支えられているんだな。
あったけぇな、と。

そして、
ブライアンさん、さゆりさんの形作る美味しさは、
今日も自分を含めた色んな人に喜ばれているのだな……
…と感じました。

【 第135回モルトの会 】

ベアードビール醸造所見学の後、
夜は沼津のBarで恒例「モルトの会」となりました。
酋長が大好きだ…と話すBarでのモルトの会。

【 BAR Frank 】

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沼津駅から続く繁華街を抜け、
ほんの少し静かになった場所に「バー・フランク」はありました。
2階建ての建物で、
1階エントランスを抜け、メインフロアである2階へと登ります。
次々と人が訪れ、人気の高さが伺えるバーでした。

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ブログ「ウィスキーライフ」のkiyo10さんは、
写真を撮影するのが非常に巧みで上手で、
その横で、それっぽく写真を撮ってみました。
撮影するフレーム内の着眼点が見事ですよネ。

【 GLENMORANGE / Official Aged 10 Years 】

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【 LOCHNAGAR / GLENDENNY Aged 15 Years 】

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どちらも東京からお見えになった、
「モルトの会」の先輩さんから頂いたもの。
「グレンモーレンジ」は少し前のボトルだそうで、
現行品とは違う雰囲気、非常に美味しかったのを覚えています。


途中、ついに眠気に負けて、
22時過ぎだったかホテルに帰ったような。
充実していた「摩幌美・モルトの会沼津ツアー」の1日目。

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