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2009年12月18日 (金)

“立ち止まる”が許される時間は過ぎ去った。(2009年9月19日・Ganesha,8オンス)


スタンド・バーを“らしく”使ったりとか。
“らしく”ってなんだろな、って思いはするけど。
思い思いに楽しめば、それで良いはず。

ともあれ、
あの日はYkさんとふたりで、
とてもよく歩いた日で、
「どこかに入れるならば、それで良い」と考えていた頃で、
「空くまでの間」と、
「Stand」=「立ち止まる」意味を存分に活用させてもらっていた。

久方振りのブログ更新。
ブログ用テキストシートの中にある、
「書きたいこと」の中から、ピックアップ。
9月の出来事だけれど、それはそれと言う事で。

【 Beer Garage Ganesha 】

【 志賀高原ビール“DPA” &  Pauwel Kwak Draft 】

Cimg6984

9月過日。
この日も、おおよそ今も繰り返している土曜日みたく、
「ガネーシャ」でビールを楽しむ始まり。
共にドラフトビール。
志賀高原ビールは、
毎週、中身は入れ替わるけれど、
飲むことが出来ている中で、
「パウエル・クワック」のドラフトはこの時限り。
思い出を多角的にどう眺めてみても、
とても美味しかった記憶ばかり。
その後は「デリリウム」の、
「トレメンス」や「ノクトルム」に出会っているので、
“入れ替わる”事が実に楽しみのひとつになっていますネ。

【 自家製ミートパテ 】

Cimg6986

フードはミートパテをハーフサイズでお願いしました。
肉々しい脂に包まれている訳ではなく、
散りばめられたスパイスと添えられたマスタード、
ギュッと詰められた食感が、
ビールの友であって、
初手、飲み初めの夜のスタートダッシュにちょうど良い。

ふっと見上げてみると、黒板が増えていました。
ゲストビール専用の黒板。

Cimg6988

これが書き換えられて行く度、
また新しい美味しさに出会う事が出来るわけだ。


続いて、
「厨十兵衛」に向かいます。
思い起こせばシルバーウィーク中であったこの日、
引き戸越しに見える店内は大いに賑わっていました。
どうにも入れそうもない。
僕とYkさんは、
「それならば」と「よよぎ」に向かいます。
すると、カウンター席は埋まり、
2卓あるテーブル席も1卓が埋まった状態。
この賑わいっぷりでは、なかなかどうして。
今から駅前に戻って「風林火山」も良い…けど、
もしか混んでいるかも知れない。
駅に戻って更に満席は、とてもへこみそうだ。
うろうろと悩みながら歩いて行く中、
「蕎麦倶楽部佐々木」や「樽吉」も考えてはみるけれど、
どうにも、飲みたい気分にしっくり来ない。
「どうしよう」と、ふたりで緑町界隈を歩いた末に、
結論は先送りにして、休もうか…と言う話になります。

【 スタンディング・8オンス 】

Cimg6999

そんな訳で平出酒店並列の「8オンス」、
ちょうど他のお客さんがいらっしゃらないタイミングでした。
キャッシュ・オンで飲むことが出来るから、
入りたい時に入り、出たい時に出ることが出来て、
とても手軽に楽しめる。
今の僕とYkさんには最適に思えました。

【 山清・大吟醸 & プレミアムモルツ“黒” 】

Cimg6992

すぐ出て来るだろうメニュウ「いたわさ」と共に。

「山清」の大吟醸は、
以前、小瓶で飲んだものよりも、随分と綺麗な印象。
あっさりとして水により近い雰囲気。

プレミアムモルツに黒ビール、そのドラフト版があるんだ!
…と思うと、たまらなくてお願いしたビール。
夏から秋にかけての家飲み、
プレミアムモルツを多く飲む機会があったからこそ、
こうしてスタンディング・バーで飲む合縁奇縁さ…
雰囲気があって良いなぁ、と感じます。

Cimg6993

広くない店内だからこそ、すごく落ち着く。
以前に1度来た時も思ったけれど、
この場所でこそ味わえる雰囲気、体験って、
貴重と言うか―――…
なんだろう、
昔、ひとりでボーっと空を眺めて、
何も考えないで時間を過ごす事があり、
静かな時間を「貴重だ」と感じたことがあったけれど、
それに似て、Ykさんとふたり、
カウンター越しに放っておいてくれるお店の雰囲気、
佇む時間に対する憧れの昇華。
自由気ままさが心地良いと感じることも、
またお店らしさであって、良いなぁ…と。
普段行くお店では、
お店の方とお話するのもまた楽しいからこそ、
こうして感じるものもある様な。

Cimg6994

赤貝の缶詰は丸々1缶。
結構なボリュームがありました。

Cimg6998

イカゲソの唐揚げ、
これまた非常に美味しくて、
あっと言う間に食べ切りました。
揚げたてをすぐに食べさせてもらい、
歯応えが強くあって、香ばしい。
揚げ香と共に感じる熱気は実に旨い!

Cimg6996

招き猫の並ぶ階段を眺めながら、休息。




しばらくしてから、
僕らは再び「よよぎ」に向かってみます。
1卓空いていたテーブル席、
更に埋まっていて完全満席に。
「厨十兵衛」も変わらずの盛況ぶり。
今日は日本酒がよく出ている日だと良いな、と思いました。
僕らは入れないけれど、
“日本酒の店”である両店の賑わいは、
それだけ日本酒が色んな人に飲まれている気がする。
シルバーウィークだから、
観光客さんも訪れているに違いなくて、
松本で美味しい夜を楽しんでもらえたら良い。
そう思いながら、
やっぱり「僕らはどうしようか」と悩みながら歩きます。

「アクアヴィーテ」に向かってみるも、
以前、貸し切りで入れなかった時の雰囲気に似ていて、
尻込みして、せっかく登った階段を下ります。
(後日、聞いてみると普通に営業していたとのこと)

「 Ykさん、今日はもう帰ろうか 」

なんだか歩き通しで疲れてしまったこともあるし、
こう言う日は、
諦めるべき日なのかな…と思っていました。
もうどこのお店に行ったら良いか分からないけれど、
もはや、どこのお店でも良いって訳ではなくて、
楽しめるお店でなくちゃあ、
せっかくの土曜日飲みに意味がない。

“立ち止まる”が許される時間は過ぎ去った。
どこか行きたいお店が空くまでの「Stand」は楽しんだ。
ゆっくり座って楽しむ事が出来る、
僕らの今日のメインは行き詰まりだ。

けれど、街に行き止まりはないんだと知る。

Cimg7000

僕とYkさんは立ち止まった。

( 続く )

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