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2009年10月27日 (火)

はぐれショットバーに思い出の酒(2009年9月20日・洋酒店醇)


Cimg7051

「 はぐれショットバー 」

書いてある。

「オンリーワン」と言う意味だと僕は感じる。

洋酒店、ここにあり。


「厨十兵衛」から続いて向かったのは、
「洋酒店 醇」でした。
お酒への興味、面白みを体感できる場所だと思っています。
いつも発見があり、美味しくも楽しい。

席に着くと、Ykさんは早速、漢字パズルで遊び始めます。

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以前、
「酒」「飲」で留めておいたパズルが、
そのままになっていて、
それを見止めたYkさんは再び挑戦。
好奇心を刺激されるパズル、
注文したビールを飲みながら、集中です。

僕は僕で、バーテンダーさんの新企画に興味を持ち、注文しました。

【 テイスティング3 】

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“シングルモルトっつってもねぇ...何だかよくわかんねっす。”

…と書かれています。
確かにこの3種類ならば、
“シングルモルト”を知るに適する感覚。
「何だかよくわかんねっす」と言った人も、
「あれだろ?あんな感じの味の…」と言って、
申し分ない3種類。

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そんな中身の3種類が並んで登場です。
最初はブラインドで。

Cimg7057

この3種類がシャッフルされています。
グレンリベット、マッカラン、ラフロイグ…
…それぞれのキャラクターを知っていれば、
いとも容易く答えは見えて来ます。
自分も飲まずして、香だけで判別できました。

とても有意義な3種飲み比べである…と感じました。

日本酒では「ゼロから1杯へ」と言う言葉が、
近年使われるようになりました。
「日本酒」に対するイメージが、
悪酔いのイメージであったりし、
飲まずして、知らずして日本酒を避ける傾向がある…と。

まず大切なのは違いを知ること…
興味を得るためにも、とても重要なものに感じます。
「日本酒」は「日本酒」として、
「ウィスキー」は「ウィスキー」として、
みんな同じではないんだ、
違いがあると言う事は、
知っている以上の美味しさに出会える可能性が、
宝の山のように埋まっているんだ…
グレンリベットのクリーンな澄み渡る酒質、
マッカランのシェリー樽由来の甘く深く美味しい香、
ラフロイグの曰く消毒薬とも例えられる、
知るとたいへんかぐわしいピートの香。

既知の「ウィスキー」と言う概念から、
知ることによって細分化して行く、
美味しさの可能性に気づくこと、
これが何よりも大切だと、僕は思うのです。

美味しいと思う「何か」を知ったのなら、
あとはそれを求めて行くだけ。
求めて行く過程で、
新たな道を、嗜好を発見できるかも知れませんし、
ただひたすらに好みのものを追究して行くのかも知れませんし。
“口にする事”は、
命が尽きるまで続くものとして、
それを豊かに楽しもうと思う事に終わりはないはず。

そのきっかけとなる「テイスティング3」は、
とても良い企画に感じました。

【 GINで切り抜けろ! 】

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この頃の特集は「ジン」でした。
“楽しみ方いろいろ”とある通り、
カクテルベースとしても大活躍のジン、
ストレートで楽しみ、トニックやソーダで割ったりしても、
その特有のジェニパーベリーの香、
僕はひとえに「爽やか」の象徴たる香と感じるそれを知ることは、
お酒に対する楽しみの深みを一段掘り下げてくれる気がします。

【 リアルハーフ/ギネス&エビス 】

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Ykさんはメニュウの中から、
見慣れないビールとビールの組み合わせの1杯をお願いしました。

「リアルハーフ」と言うギネスビールとエビスビールを、
写真のように2層に分けて注ぎ入れるもの。
ある種、ビアカクテルではありますが、
普通、比重の重いものをグラス底に、
軽いものを開口部に近付くように注ぐ、
フロート、プースカフェの様なスタイル。
専用の「リアルハーフメーカー」と言う道具も用意されているそうです。
その頃は「リアルハーフ」を紹介する公式HPもあったそうですが、
「ギネスビール」の販売権が
「エビスビール」を扱う
「サッポロ」から「KIRIN」に移動して以後、
公式HPはなくなった様子。

ともあれ、面白いアイディアですよネ。
専用の器具は、
グラスに取り付ける事で、
ギネスビールを、
とにかくゆっくり注ぐ事が出来る構造の様です。

Ykさんにひとくちもらってみた感想は…
なんとも「ギネス」であって「エビス」である感じ…
ギネスを感じていると、
余韻はエビスだったり、その逆もあったり。
不思議な感覚でした。

【 アレキサンダーズシスター 】

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僕は僕で、久し振りにカクテルをお願いしました。
「アレキサンダー」はブランデーとカカオリキュール、
生クリームの魅惑のスィート・カクテル。
「アレキサンダーズ・シスター」は、
ジンとミントリキュール、そして生クリームのカクテルだそうです。
カクテルメニュウを眺めていて、
興味が湧いたので注文してみました。
「洋酒店 醇」は、
バーテンダーさん直筆のメニュウを見るのも、また楽しいんです。

「アレキサンダーズシスター」…
これ、なかなか美味しかったデス。
どちらが好きか…と聞かれたなら、
どちらも美味しくて好ましい感じ。
カカオかミントか、気分によって楽しみたいですネ。
よくBarで「アレキサンダー」を頼むYkさんも、
初めて味わう「ミントのアレキサンダー」に、
驚きながらも喜んでいました。

【 酒・福 】

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漢字パズル終了後。
今回は「酒・福」と言う漢字を見えるようにして、
元の場所に戻して来ました。
また「飽」と言う字を完成させずに、
分けた事で「飽きない」を「商い」と通じさせ、
「酒」「福」「商」の意味で、
この、お酒を楽しめる場を喜ぶ意味…
…を酔っ払いの頭は考えていたと思います。
kenchieさん、Skさん夫妻も、その後に合流して、
再び4人で肩を並べ、
お酒の美味しさと楽しい時間を過ごす幸せを味わう。

他に替え難い幸せであります。

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こんな感じで、
「洋酒店 醇」イチオシ!の、
埼玉県秩父市「イチローズモルト」と共に、
漢字パズルは置かれていますが、
また遊びに行く際には、
内装的にもメニュウ的にも、
いろんな試みに触れる事が出来るでしょうし、
楽しみです。

【 ジン・ソーダ 】

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「ジン」特集の中から「ジン」を選び、
飲み明かしたあとに、爽快感を求めて、
ソーダで割ってもらいました。

【 HENDRICK'S GIN 】

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「ヘンドリックス・ジン」の「ジンソーダ」です。
家の冷蔵庫にも「ゴードン・ジン」が常備してありますが、
何気に日本酒やビールで日々の晩酌は事が足り、
ジンは好きだけれど、なかなか口にしていない昨今、
こうして美味しくジンを飲む事が出来ると、
再び「ジンも良いなぁ」と思えるものです。

【 OCEAN WHISKY 】

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バーテンダーさんが出してくれた思い出の酒。

先日のブログ、
「 軽井沢よ、君はこのまま眠ってしまうのか 」
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/2009720-4d0d.html )
…あの旅で知る今は亡き「オーシャンウィスキー」、
そのもののボトルです。
古いボトルで、
現品がまだ存在していると思っていなかったからこそ、
この登場には心から驚き、
レトロラベルが、とても潔くカッコ良いものに見えて、
興奮しました。
薄れ掛けている一文字一文字が興奮の起爆剤。


心の底から楽しく酔っ払って、
納得で終電を逃し、
帰りのタクシーで寝こけて、
気がついたら家でYkさんに、
「床で寝ると風邪を引く」…と起こしてもらっている自分。

思い出は美味しい。

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