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2009年4月 8日 (水)

僕は豆富で米が食えるのか?(2009年3月28日・木曽屋)


――豆富で米が食えるのか?

「 無理かな 」

…と思うより、

「 どんな感じか分からない 」

…と思って、遊びに行きました。


Cimg5086

田楽の「木曽屋」へ。
松本市内にある銘店。
女鳥羽川沿い、裏町の外れにあります。
ラーメン好きの見地から言えば、
「麺肴ひづき」の裏あたり。
両親が何度も訪れていて、
その度に「美味しかった」と聞いていました。
「いつか行こう」と考えていて、
弟の一言が強く印象に残り、
Ykさんを誘って、食べに行く事に。

「 田楽ってコンニャクじゃないの? 」

「 お豆腐だよ 」

「 お豆腐でご飯が食べられるの? 」

「 優しいゆかりご飯がまた美味しいんだ! 」

「田楽=コンニャク」の認識、
ゆかりご飯って、そう言えば学校給食で食べたのが最後…か?
外食であまり出会わないな、と。

天気が良かった3月28日。
広丘から山麓線を通って、
景色の良い、遠くの街並を眺める、ちょっとだけのドライブ。
「木曽屋」に到着デス。

おりしも、
“高速道路1000円”開始の日、
それが理由かどうかは分かりませんが、
駐車場には県外からのお客さんの車。
食べてきた今なら言えます。
「良い選択だなぁ」と。

Cimg5088

落ち着いた店内。そして広さも十分。
松本民芸家具を使っているのだそうです。

Cimg5089

お茶とお通し。
この日は「なずなのおひたし」でした。
最初からおひたしには醤油が掛けられていて、
「足りなければ、掛け足してください」とのこと。

お漬け物に更に醤油を…なんて文化もある松本。
納得の一言に感じました。
そのままで食べて丁度良い塩加減でしたネ。

【 田楽定食 】

Cimg5091

田楽定食は5本と8本が選べます。
僕もYkさんも5本にて。
湯気、香り立ちます。
味噌の香がダイレクトに届くのではなく、
味付けされ、
味噌を使ったタレに進化したものの、
甘く華やかな香は食欲に届き、胸がすく思い。
スゥーーと息を吸い堪能したくなる香です。
「味噌」と言うキーワードから、
「華やか」と言う言葉は結び付き難い印象がありますが、
ここにはそれがあります。
すごく上手に熟成された日本酒の燗から、
燗らしい匂いを抜いたような…
何とも例えようのない、ここだけの良い香なのですね。
七味唐辛子の中には山椒が特に多く加えられており、
これがまた味わいにも香にも美味しく薬味となっています。

豆腐も身のしっかりしたもので、
箸でつまみやすい。味のある豆腐です。
味噌ダレの中で、豆腐由来の豆の甘さと香を十分に楽しむ事が出来る。
器も、底面に田楽が着地してしまう事で、
必要以上にしっとり蒸れてしまうのを避ける構造。
これは実に美味しい。

Cimg5093

ゆかりご飯。
弟が言っていた「優しい」とは、こう言うことか…と思います。
確かに「優しい」し、
それ以上に例えようがなく的を得ています。
ゆかりの強い香は、
田楽の山椒の様に、けして刺激ではなく風味。
米の味を潰すことなく、
米の香をまとうようにゆかりがあり、
ゆかりを包むように米がある感じ。
特別、感動して涙する美味しさじゃない。
この存在にしみじみと感謝して、
穏やかに美味しさと喜びを味わう美味しさ。

そして、田楽を友として共に食す事が出来ました。

得てして、
「ゆかり」と言うと赤紫のイメージがありますネ。
梅様の酸味と塩。
これは紫蘇の葉様の色をした…
青紫蘇の「ゆかり」でしょうか。
それが何より美味しいのでしょうネ。

【 白焼き 】

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両親からの事前情報で、
「他のメニュウも美味しいよ」と聞いていたので、
1枚、鰻の白焼きをお願いしました。
「蒸してから、焼きますのでお時間掛かりますが…」
…と言われはしたものの、
そんなに待った印象がありません。
お通しのおかげでしょうか。

ふわふわのスタイル。
脂も程好く、身も厚く、かなり美味しいデス。
舌先に乗る旨味と鼻先に抜ける鰻の香は、
「馥郁(ふくいく)」と言う言葉を持ち出したくなる感じ。
これだけでもご飯、たっぷり食べられそうです。
次回は「うな重」も良いなぁと心底思えますネ。
また、手打ちのお蕎麦も有名だと聞きます。


次回を今から思うことが出来る美味しいお店でした!

木曽屋:http://www.geocities.jp/dengakukisoya/

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