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2008年11月16日 - 2008年11月22日

2008年11月22日 (土)

【230種総覧】長野の酒の面白きこと(3)(2008年10月16日・長野酒メッセin長野)


全3回構成。

先2回はリストアップ、
後1回はリストアップ+アルファにて。

レポート第3回目は、試飲リストとレポート本文!
No.199 - No.230までを、
試飲して行った順に記して行き、
その後にコメントを“どばっ”と載せてあります。


2008年10月16日・長野市・ホテルメトロポリタン3F浅間の間    

【 長野酒メッセ in Nagano 】

Nec_0083


【 高天 】

199:☆3.7:高天・純米ひやおろし
べっこう飴のヌルリとした香を水で伸ばして。掴みどころが無い

200:☆3.8:高天・大吟醸
香高く、メロンの美しさ。
きれいでバランス良く、塩っぽい旨さも感じる

201:☆4.0:高天・純米大吟醸
バランス良く、酸も立っていて、香も良い

202:☆3.8:高天・吟醸
↑のあとでは香がもたついて感じてしまう。
香がない故。最後に香が抜けない分、残る。味はバランス

【 麗人 】

203:☆3.5:麗人“希”・大吟醸
まったり。香が抜けた大吟醸って感じ。
惜しい米の味。蒸かした米の味、香

204:☆3.2:麗人“辛口吟醸”・吟醸
長野っぽい田舎酒。アルコール、
カラメル、たくあん、まったり混ざり合う

【 金蘭黒部 】

205:☆3.8:金蘭黒部・大吟醸
やや灰分。味、含みの香共にバランスはある。
印象に残らないがキレイ

206:☆3.7:金蘭黒部・純米
バランス良い純米酒。
やや田舎っぽくやや透明。当たり障りない類

【 白馬錦 】

207:☆3.2:白馬錦・吟醸
臭いダメ。マイナスイメージの香。
味は甘く良いのだが、香に引っ張られて苦手

208:☆3.6:白馬錦・大吟醸・原酒
嫌味が無くキレイで透き通る。ただ、奥ゆかし過ぎて…

209:☆3.3:白馬錦“美米酒”・特別純米
味が濃く白馬錦のイメージ外。
田舎っぽい旨味の強さだが、いかんせん手垢の様な臭い

【 和田龍 】

210:☆3.5:和田龍・大吟醸
適温。前半良いけれど後半苦く渋い。
高香気系酵母?ミント様の香

211:☆3.7↑:和田龍・吟醸・生
ナシ香。やはりかなりスッキリ。去年よりも色が見える

212:☆3.5:和田龍“登水”・吟醸
↑に苦味、渋味を足した感じ。惜しい

【 芙蓉 】

213:☆3.0:芙蓉・山廃純米ひやおろし
べっこう飴系。甘い蜜味。米の酒が変質した様な。
甘みは良いが野暮ったい

214:☆3.8:“酒殿”芙蓉・大吟醸
柿の香。生柿。甘く深い大人しい。
濃い雰囲気、厚ぼったい

【 木曽路 】

215:☆3.6:木曽路“三割麹”・純米
厚味+酸の強さ。ややザラっとしていて、それらしく

216:☆3.7:木曽路・大吟醸“49%精米”
田舎っぽさに美しさプラス。程好き酸味。
もっと冷えていればなお良いか…?

217:☆3.8↑:木曽路・大吟醸“39%精米”
芳しく、木の様な香。
含むと杉の良さに似た美味しさを感じる

218:☆3.8↓:木曽路“大寒仕込”・特別純米ひやおろし
田舎系の香だが、味はバランス良く心地好くて美味しい

【 高波 】

219:☆3.7↑:高波・純米大吟醸ひやおろし
冷えすぎ。味が無い。奥から甘さと透明感を拾う

220:☆3.7:高波・大吟醸・原酒
旨味あり、バランス良し、
香は立たず、程好い辛味。色が無い

221:☆3.5:高波・本醸造
甘く、べっこう飴系。強く甘い。長野の晩酌系

【 善哉 】

222:☆3.4:女鳥羽の泉“善哉”・吟醸・無濾過生原酒
塩っぽい。ざらつく。香が勿体無い。特徴少ない

223:☆3.5:善哉・大吟醸・生
惜しい。少し沈みがち。濾過した後って感じ。水みたい

【 岩波 】

224:☆3.2:岩波・大吟醸
残念。勿体無い冷蔵庫的味。崩れ

225:☆3.5:岩波・純米吟醸・無濾過生原酒
老ね香。含むと酸が果実様を想像。しかし香がどうにも

226:☆3.8:岩波“刻ノ雫”・大吟醸“5年古酒”
まだ開いていない。
苦味渋味も上手に抜けていると思う。
旨いけれど買うには至らない

【 本老の松 】

227:☆3.4:本老の松“純”・純米
塩味。味噌と合いそうな。甘み少ないが熟れた味

228:☆3.7:本老の松・大吟醸
惜しい。良いのだが物足りない。
味、香、メリハリそれぞれもう少し迫力を

229:☆3.7:本老の松・本醸造・原酒生貯蔵
ナッツ高。バランスはあり、旨味も乗っている。
後味が良くない。辛味のある味

【 松尾 】

230:☆4.0:松尾“出品酒2007”・大吟醸
美味しい。トロミ、旨さ、落ち着きと香の残る世界。良い

【 19:30 / 終了 】


以上、
偶然ですが去年と同じ230種類を試飲させて頂きました!
各個、蔵元様、本当にありがとうございます。

去年より1時間、
開場が…更には全体時間が減ったがために、
混雑を避けた去年に比べ、
どうしても混雑の中での試飲を余儀なくされ、
後半はややスローダウンしましたが、
14時から19時30分までの5時間30分、試飲を楽しみました!
基本的にノンストップでしたネ。
1回だけ休憩をし、
その時は長野駅前「景家」で働いていた方にお会いしたりとか。

今回も松本から「風林火山」夫妻がお見えになっていて、
店長殿、ガンガンと試飲して行ったりしていました。
松本でも屈指の長野県内の酒を取り扱う日本酒居酒屋さんです。
そうして出会いや情報交換があり、
また松本で県内の色んなお酒が飲めると思うと、
遊びに行く立場としては嬉しい限り。

中野市は今年も熱い!
「勢正宗」は相変わらず良い造りです。
好みの酒質。熟成しても美味しい。
小さな小さな蔵ですが、大きな思いのある蔵元さん。

「岩清水」は、
今年から「蒸し」が画期的に変わります。
僕の中の「夢」…本当に期待している蔵元さんです。
志高く、試行錯誤もし、
必ず良いお酒に行き着くだろうと信じています。
若専務が杜氏になって3年目、今年の酒も楽しみデス。

同じ中野市の「志賀泉」も、
去年に引き続き大吟醸の造りが素晴らしいですね。
いつか蔵に行ってみたいものです。

「天領誉」さんは、
出来れば「賞を取ったから美味しいんです!」と、
力説するのではなく、
新しい試みの薔薇のお酒、
美味しく仕上がった大吟醸を飲んで欲しい……
…これを前面に出して欲しかったかも。

「縁喜」は、
ここ最近、ビールにばっかりお世話になっているような。
松本の「摩幌美」で
「志賀高原ビール」が飲める様になったので、
かなり重宝しております。
吟醸・生詰…春先は非常に良い印象でしたが、
よく熟れた方向にシフトして、やや苦手。
逆に大吟醸は流石の出来。
更には秋になってより一層良くなったのでは…?
そんな気がします。

「水尾」は安定感ありますネ。
東京四ツ谷の「日がさ雨がさ」の宮澤さん一押しの、
「一味」は、きっと食卓でこそ映える気がします。
飲んでみて喉で感じて美味しいタイプのお酒ですよね。

「美寿々錦」は例年通り…
…と思いきや、変化球だった「琅鶴の郷」…
これ、結構好みでした。
他と何が違うのかは、聞き出せず。
特に変わってないそうなのですが、
明らかに香味に差を感じて…
いやはや日本酒は奥が深いです。

「オバステ正宗」…
純米酒宣言をした19BYの造り、良いですね。
前年よりも丁寧な雰囲気を感じ取る事が出来ました。
酒自体の骨格が優しく感じられるような。
期待です。

「川中島幻舞」…
軽く1杯、食中に…ならば「川中島」シリーズ、
香高く1杯の説得力なら「幻舞」シリーズと切り分けているような。
後日、某長野お寿司屋さんの大将に聞いたところ、
長野酒メッセに出向いた常連さんの中には、
幻舞の香の高さに馴染めず、
「香が強すぎて無理!」と言う感想もあったのだとか。
僕はその香に否定的なイメージを持っていませんが、
香が苦手な人は確かに敬遠してしまうかも。
ならば「川中島」がある訳だし、
どちらも良いお酒と思う自分がいる訳でもあるし。

「千曲錦」…
「帰山」の上位シリーズばかりを見ていましたが、
いやはや「吉田屋治助」は良いですね。
名前で勝手に味を判断していました。
地元的な名前なので、
淡麗辛口タイプの贈答用とも思える大吟醸だと。
きっと火入れ酒だと…。
初めて飲んでみて、
大吟醸の生だとは思わず、
酸の高さや熟れ方は千曲錦らしく、
非常に良いものに感じました。
今後に期待…もちろんですが、
何より「流石だなぁ」と感じました。

「澤の花」…
僕の中で、
「澤の花」は希望のある酒を造る蔵…ですね。
その希望とは熟成の未来。
メモの中にもあるのだけれど、
「これが熟れたらスゴイかも」
…現段階でも現段階の良さがありますが、
例えば松本「風林火山」で出会った1年熟成酒の、
目を見張る冴えには感動しましたヨ。
逆に今年、“早飲み”で美味しかったのは、
夏吟醸でしたネ。
熟成酒「MICHELL」もありますし、
色んな手腕を持つ蔵ですよネ。
もちろん、今後に期待デス!

「亀の海」…
去年の印象が良すぎたのでしょうか。

「佐久乃花」…
この蔵も今や様々な提案がある気がします。
7号、9号の燗酒オススメ酒は、
この時期に実に好ましいですし。
やや生の熟れ方が気になったりもしましたが、
熟れを愛する人間には味乗りも良く、
好まれるかもデス。
春先の「直詰」が今すぐにも飲みたいなぁ。

「美寿々」…
毎度毎度の美寿々。
「大信州」と並ぶ、
蔵に何度もお酒を買いに行っている蔵ですネ。
今年、僕個人のヒットは、
やはり「風林火山」が見い出した、
「緑香村」の18BYですね。
生も火入れも抜群の状態で熟成されていました。
19BYは火入れ酒がないので、
来年は生の熟れを期待するのみですが、
また気にしていきたいと思います。
もちろん、19BYを今のまま飲んでも美味しい。
個人的には、
強い味付けの野菜との相性が良い様に思います。

「笑亀」…
多摩独酌会進出を果たした塩尻の若き雄。
強い造り、強い酒…と言うイメージです。
飲み応えのある感じ。
かと言って、
「ラ・フェリ」の様なお酒もあるのだから、
巧みなものですよネ。
「ラ・フェリ」は「ラ・フルーレ」を改名したものデス。

「アルプス正宗」「亀の世」…
「厨十兵衛」の「春の宴」で、
ブログ「日の出工房」のゴマさんが、
駅前の中島酒店で買ってきた「亀の世」が鮮烈に記憶に残っています。
今期から杜氏さんが若返ったそうで、
その良さが存分に出ていたお酒が印象的。
つい先日、蔵元にも遊びに行ってきました……
…と言っても、
併設のアンテナショップに顔を出しただけですが。
とりあえず評価の良かった
「アルプス正宗・純米大吟醸」を購入。
早速、隣にいたYkさんに試してもらうと、
「SOJAくんが好きそうな味がする」とのこと。
やや熟れた雰囲気が出始めていて、
その味わいがまさに熟成の良さに繋がり、
好みだと思った様子。
Ykさんの好みは、もう少し軽くキレて芳しさもあるもの。
なるほど。

「大信州」…
そろそろ「20BY・仕込み1号」の発売が近付いているはず。
新体制の1年目ですね。
蔵元HPの「豊野蔵通信」で、
随時情報を得る事が出来るので、
こまめにチェックしたいと思います。

「信濃鶴」…
この蔵も安定感ありますネ。
手広く造らず、定番品をしっかり醸す、全量純米蔵。
「大信州」や他の蔵と一緒で、もはや言う事ないデス。

「井の頭」「北安大国」…
このあたりも、
「風林火山」経由で知る事の多い蔵ですネ。
「井の頭」は比較的酸が強いように感じます。
よって、熟成してこなれて来ると旨い。
もちろん、そのままの状態でもメリハリがあって良いです。
「北安大国」も骨格がしっかりした造りで、
ともすれば強く苦味などに移行しているものもありますが、
熟成を経てまとまったりもし、
時間の変化を追うと非常に楽しい蔵元に思います。
特に低精白系は味が強い分、
様々な変化を…熟成以外にも、
温度帯を変えての楽しみ方もあるように感じますネ。

「福無量」…
お酒について…じゃないのですが、
6ヶ月間期間限定、
元「凌駕・塩尻」に開店している
「凌駕あってりめん」に「メタル互」の瓶が飾ってあり、
店主殿にお聞きした事があります。
すると「互」のラベルを書いた方にお願いして、
「凌駕あってりめん」の文字を書いてもらったのだそう。
「互」を取り扱う酒屋さんの書だそうです。
確かなご縁、ありそうですネ。
どちらもとても良い、迫力のある書ですよね。

「酒ぬのや本金」…
専務さん、奥様と共に。
上諏訪呑み歩きの日以来です。
酒粕サブレと本金チョコ、美味しく頂きました。
本金チョコ、生チョコを
ノーマルチョコでコーティングしたもので、美味デス。
上に塩が乗っていて、甘い辛いする感じ。
蔵元で買い求める事が出来るはず。
オススメです。
お酒は「太一」や「樋の口」以外は、
新しいラベルデザインになり、オシャレな感じになりました。
シンプルな色調だけれど、目に入りますネ。
良いです。
………お酒以外をクローズアップしている様ですが、
お酒は相変わらずの良さがありましたヨ。
とても良い意味で長野っぽくない美味しさ。
本金は本金の酒…と言う感覚ですネ。

「米川正宗」…
火入れの「豊賀」、かなり面白い事になりそうです。
この時期、
「豊賀」が生酒ゆえに強い熟成香を放つようになり、
春先の好印象から、
一気に苦手なレンジまで突入していたのですが、
今年、火入れの「豊賀」は、
その熟成香がなく、良い味わいでした。
来年も期待してしまいます。

「神渡」「豊香」…
人だかりが出来ていました。
この辺りから時間帯故に混み始めたのですが、
それにしても「神渡」に人が尽きません。
いつも誰かいる感じで。

「燗純米」、非常に楽しませてもらいました。
今年は燗専用純米酒のリリースをしたそうなのですが、
冷の状態と、燗の状態で、
香の組成が全く異なり、一粒で二度美味しい感覚でした。
蔵元さんが楽しそうにお勧めしてくれるのも、
非常に好感触でした。

「今錦」…
直近で「風林火山」にて、
「まつ」と言うお酒を飲み、
それが「今錦」に持っていたイメージと異なりながらも、
なかなかに美味しいお酒でした。
味わいの深さがあり、
「きっとこれは熟成酒と新酒をブレンドしたものでは?」
…勝手にそう考えて、
それを聞くだけ、他1種類くらい試飲できれば…
…そう思ってブースに立ち寄りましたが、
非常に全体的にバランスの良い酒質、
蔵元さんも「今年の出来は自分でも良いと思う」との事で、
来年への期待が物凄く高まりました!
20BYも気にしてみようと思います。

「信濃錦」…
どうしても苦手な蔵…なのですが、
今回DVDを配布しておりまして。
信濃錦の歴史…と言うか、
腐造との戦い、技術の開発、
その黎明期を支えた蔵元さんなのですね。
それを知るDVD、参考にさせて頂きます。
この蔵も全量純米酒宣言をしている蔵元さん。
長野に必要な蔵元さんに違いありません。

「高天」…
今年も県内の品評会で首席だとか。
流石ですが、
好みのお酒とそうでないお酒がハッキリあって、
なかなか買うまでに至っていません。
吟醸系が高品位である印象、強いです。

「木曽路」…
蔵元の尚子さんが東京で頑張っている事もあり、
「木曽路」、将来がすごく楽しみデス。
純米の良さ、感じられる蔵元だと思います。
熟成させたお酒、
大吟醸の造りの明確さ、面白くなりそうな予感です。
若さだとか経験よりも、
蔵元の前に立った時、
蔵元が元気であれば、きっとそのお酒は美味しいと思います。
心理的なもの…そうかも知れませんが
それ以上に、充実と自信、それを裏打ちする醸造結果。
「木曽路」ブースには、パワーがあったと思いました!


全体として…
飲んだ瞬間は良いと思うものの、
後口に癖を感じるものがチラホラとあった様な気がします。
「渋い」とか「苦い」と言うものもあるけれど、
それがけして主体ではなく、
「逃げていかない」…そんな感覚でした。残る。
それはもしか「吐き」を用い、
お酒を飲み込んでいないからなのかも知れません。
また時たま水で口を漱ぐからこそ、
クリアで冷えた口中との差を「癖」と感じ取っているのかも。

また酒の雰囲気も大切だと、☆点を見ていて思います。
やはり生に影響されやすく、
火入れは落ち着きを感じる分、
滋味は立っての試飲で加点し難い傾向にあるのかも。
そこで登場してくるのが1度火入れ、瓶火入れのお酒。
比較的、鮮度を保つ事が出来る瓶火入れによるものの中に、
非常に良い勢いを持つものがあり、
それらは僕自身の好みであっても無くても、
「良い」と感じ取れるようです。

蔵元自身、酒販店さん、居酒屋さん、そして消費者…
この4元が上手く絡み合えば、
きっと素晴らしく日本酒の面白さを伝えられるのではないか…
元よりステージ上には、この4組しかいないのだし。
そんな単純なことだけれど、
それがなかなか出来ていない。日進月歩である今。

お酒は文化であり、何とも面白きこと。

知れば知るほど面白い。

知らなければ知っていけば良い。

お酒を知る、充実の1日でした。


この日、20時まで会場で試飲しなかったのは、
「Bar regalo」に行きたかったが為であり、
そこで頂いた「BOWMORE」と「SPRINGBANK」は、
以前、サラッと書いた通りで。

いやぁ、本当にお酒は面白いです。

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2008年11月20日 (木)

第6回S.M.W.S.松本テイスティング会(2008年11月16日・摩幌美)


“毎年恒例”と言われる「摩幌美」での
「ソサエティのテイスティング会」…
“キャッシュ・オン”システムで、
バーカウンターに立ち並ぶ「ソサエティ」ボトルを、
楽しむ事が出来る―――…

14時の開場に合わせて向かいました。

Cimg4148


お店の前で、偶然…と言うのか、
特に申し合わせた訳ではなかったけれど、
kenchieさん夫妻にお会いして、
何だかいつも通りのノリで、
「摩幌美」の中に入って行きました。



「モルトの会」には度々参加しているけれど、

ウィスキーの一大イベントには初めて参加した。

1年にはまだ満たないが、
慣れ親しんだ「摩幌美」であったからこそ、
楽しむ事が出来たと思う。

感想をまとめる過程で、気付く。

「 あぁ、まるで日本酒の試飲の様だ 」

テイスティングのメモは、
ウィスキーの専門誌で見かける様なものではなく、
日本酒の観点ではない、
けれど日本酒の採点と似た自分なりの語句が並んでいる。
自分の基盤が日本酒にある事も感じながら、
また、更にウィスキーの美味しさを知りながら。

11月16日、
松本駅前「pub.摩幌美」にて開かれた、
ザ・スコッチ・モルト・ウィスキー・ソサエティ日本支部、
松本テイスティング会に参加してきました。
( http://whisk-e.co.jp/smws/ )


“いつもの”…
「モルトの会」で使うテーブルに、
Ykさんと並んで座りました。
奇しくも5日前の「モルトの会」と同じ位置。

酋長のオープニングの挨拶を経て、スタート。

僕とYkさんの座ったテーブルは、
毎月第2火曜日の「モルトの会」のメンバーのいるテーブル。
kenchieさん夫妻、Y岡さん、T田さん…は、
沼津~白州蒸留所ツアーもご一緒させて頂いた間柄、
そして、M橋さんは10月のモルトの会、
「バランタインを極める」でもお会いした方、
和みの雰囲気で試飲に入ります。

Cimg4155

各テーブル、それぞれで話題に華が咲き、モルトを語り味わい――…

断言できる。

各テーブルの誰もが数時間を「瞬間」と例え、

「充実」と読ませるのだと。


【 Tasting Note. 】

200811192153000_2 

今回、このメモ帳を使いました。
小布施ワイナリーが趣味で作る日本酒のラベルを綴じたもの。
蔵元で購入しました。
「笑う門には福喜多留(来たる)」…
縁起の良いラベルですネ。

【 Glen Albyne / age:28,57.6%,Highland 】

香、繊細。綺麗。
味は強い。しとやか。
静か。

【 MAHORIBI 30th ANNIVERSARY Ballindalloch 1971 age:35,54.9% 】

Cimg4154

輝く香。
強くハッキリと良さが感じ取れる。
味か、香か…と問われると味か…?
飲んでみると、そう取れるが、
やはり香の素晴らしさも。
充実、身がある……!

【 Glenfarclas / Age:36,53.0%,Speyside 】

わずかに酸い香も。
華々しさに飲み比べて差を感じる。
口にするとトロミがあって、
まったり強く旨い。
香はなお開いて来るのではないか。
わずかにイガイガとした雰囲気を感じるのは…?

【 Mortlach / Age:10,60.9%,Speyside 】

厚ぼったく塩を蒸した匂い。
塩っぽく、やや厚味を持って。
素晴らしく美味しい豆腐の体。味メイン。

【 Caledonian / Age:29,60.1%,Edinbrugh,Grain 】

病院系。
すっごく高いセメダイン系。
口に含むとバナナ、とても高く元気。
飲んでからの爆発力がすごい。
余韻に心惹かれる。
甘く、最初に感じた香は、あっと言う間に忘れてしまう。
しばらく時間が経つと、
バニラやクリームの濃い甘さに変わる。
その香に包まれる幸福感。

【 SCAPA / Age:13,61.4%,Speyside 】

シェリーらしい香。
飲むと、既存14年に感じられない強さと雰囲気の良さがある。
バランス良く、樽の味がしっかり、
飲んで美味しいボトルと言う感じ。これ欲しいかも。
奥から戻って来る香は実にスキャパらしいものだと思う。

【 Clynelish / Age:22,57.6%,Highland 】

葡萄、干し葡萄。両方の特性。
ニュースピリッツのような若い味だが、
飲んで広がる感覚、
その味の甘さが持ちうる旨さは、
けしてニュースピリッツの衝撃力ではなく、
複雑さとシンプルさを持ち合わせる、
クライヌリッシュに感じるイメージに合う。
美味しい。

【 Dallas Dhu / Age:31,47.4%,Speyside 】

甘い香。好み。
非常に香高い長熟系の…ときめく様な香の良さ。
繊細で、どこか酸を感じる香。
バランス良く、まとまって、
ふんわりとして重過ぎずに美味しい。
余韻は長く続きはしないが、
口の中で楽しんでいる間の至福は格別。
しばらく経つと栗の様な…
マロングラッセの様な甘さ、濃さ、バニラ。

【 Inverleven / Age:20,62.6%,Lowland 】

刺激の強いトップノート。
強く金属バットを振り抜くようなイメージ。
その度数優先のイメージが先行したが、
蜂蜜を格子に規則正しく配置した様な…
そんな像がパッと浮かぶ。
正確性のある味と言うか……
うーん、何たる主観的な感想だろう。
キツイ…と思いはするが、
その強さもまた美味しさだと思う。

【 Cragganmore / Age:14,58.8%,Speyside 】

美味しい…と香をかいで、飲む前から思う。
どうも僕もシェリー系が好きみたいだ。
味のバランス、香のバランスを感じ、
シェリー系がシェリーらしく美味しいと感じる。
スキャパよりも穏やかで複雑さがない感じか。
それはそれでシンプルに良いと思う。

【 Cragganmore / Age:18,59.1%,Speyside 】

香は密やかに。
青っぽく、また麦芽っぽくも感じる。
厚く、刺激がないが強いモルト。
刺激…度数などによって、
口が痛いと感じたり、そうしたものはないのに、
物凄く強くせり上がって来て、
若い葡萄の感覚、これも美味しい。

【 The Glenlivet / Age:25,54.2%,Speyside 】

灰の香。酸味のある香。
長熟系の雰囲気を漂わせる。
美味しいのだけれど、
実に落ち着いていて、ハリを感じない…
…と言うか、前段のモルトの印象を強く受け、
このグレンリベットは、“静”のモルトと感じる。
もっと別の機会にしっかりと試飲したい。
そう、“ハリを感じない”と書きながらも、
マイナスイメージを何ひとつも感じていないのは、
流石、ソサエティボトルと言う感じ。

【 Tormore / Age:21,57.2%,Highland 】

これも灰を思い浮かべる。
曇り空、曇りの霞。
甘く優しく伸びる雰囲気を香から。
飲んでみると果実っぽく上手に美味しい。
余韻は長く続いて行くタイプではないが、
品の押し引きが繰り返し、そう言った面も魅力。
そう言う意味でも上手な感じ。

【 LONGMORN / Age:23,57.3%,Speyside 】

若いロングモーンの香…と言うか、
家にあるキングスバリーのボトルもこんな感じかなぁ。
香が出る前…と言う印象。
飲んでみると、味わいの良さを感じる。
特徴がない様で特徴のある味…
どれ、何、と例えて言えないけど…。
これに更にフィニッシュとして香が加われば…と思う。

【 Glenlochy / Age:26,52.8%,Highland 】

トップノートは刺激のある香。
ツンとする香。
厚く果実の充実したイメージ。
余韻も程好く心地良い果実感。
スッと入って飲み比べていく通過点の中に良さを感じる。
まとまりが重層ではなく軽く、良いのだと思う。

【 Dufftown / Age:20,56.5%,Speyside 】

若く、キレ、葡萄の系統。
塩っぽさと葡萄っぽさが混ざり合って美味しい。
圧力があり、そのパワーに乗って飲む事が嬉しい。
嬉しいけれど、その強さに追われる感覚も。

【 Dallas Dhu / Age:13,61.1%,Speyside 】

芳しい。
ストレートにシンプルな香。
美味しい!
バランス良く、美しく圧力があって、
ややグレーの色調が全体に広がり、染み行く。
余韻の長さもあり、
若いけれど若くない、
強いけれど強みが嫌じゃない。
度数も高く口中に当たるのだけれど、
それを甘受できる。
オールドボトルの様子。
どの程度、古いものかは分からないけれど、
それが良い方向に振られているのかなぁ。

【 Glenspey / Age:20,52.1%,Speyside 】

干し葡萄の若い香だけれど、
その干し葡萄はレーズンほど色付いていない、
濡れていない感じ。
熟成年数20年と聞くと、
マディラフィニッシュのそれと比べての若さに驚く。
(摩幌美に入れてあるボトルは9年のグレンスペイ)
飲んでみて広がる果実感、冷ややかさ…
比べると、アッサリとして上品なものに感じる。
どちらもとても美味しいと感じているが、
おそらくはフィニッシュの差に、
味わいの変化が出て来ているのだろう…と思える。
こうして経験と飲み比べできるのは、嬉しい。

【 Glengoyne / Age:8,56.7%,Highland 】

シェリー。刺激あり。ものすごく元気だ!
橙色のイメージが跳ね回る感じ。
濃さもしっかりあって、
結局加水はしなかったけれど、
してみても良かったかも。
糖質をあまり感じず、
強さがキレの様なイメージを思わせる。

【 Littlemill / Age:18,56.0%,Lowland 】

これは美味しい!
シェリー系とスパイス系が混ざった様な雰囲気。
非常にバランスがあり…おそらくは、
僕が好きなバランスの構成なんだと思う。
砂糖が美味しい理由がここにあるんじゃないか…とメモ。
甘味の濃さと香、精神を落ち着かせるニュアンス。
そうしたものが含まれていて気に入りました!

【 Auchentoshan / Age:20,62.6%,Lowland 】

果実の充実した美味しさ。
よく熟れていてぬくもりがあり、
最後に渋味が締め括って行く感じ。
良い。赤と橙の直線的なマーブルライン。

【 Teaninich / Age:21,56.6%,Highland 】

水に近い香。高い香ではない。
味に複雑さあり。刺激と共に色んな味がする。
フィニッシュにはザクッと終わる美味しさがある。
味のあるモルト!美味しい。

【 Linkwood / Age:12,57.0%,Speyside 】

リンクウッドっぽいイメージの香。
強過ぎないシェリー…と言うか、
樽の香を感じ、どこか乳酸系の雰囲気。
飲んでみると、かなり好ましい味わい。
“流石はソサエティボトル”とメモ。

【 Arran Liqueur / Age:8,47.6%,Arran 】

ベルガモット、レモングラスの香。
酸のある香。
飲んでみると、蜂蜜の味に気付く。
なんて良いリキュールなんだろう。
あまりリキュールそのままって飲まないけれど、
これはストレートでも美味しいし、
きっとカクテルにすれば、
した時に喜びがまた見つかるだろう。
これ欲しいなぁ。
ソサエティに入会するべきだろうか。

Ykさんも気に入ったみたいで、
喜んでいたのも印象的。

【 Glen Ord / Age:18,58.4%,Highland 】

彩りが少ない感じ。酸のある味。
酸あって、バランス良く、程好く熟成していて快い。
シンプルで、モルトっぽい。

【 Isle of Jura / Age:18,57.6%,Jura 】

ハムの美味しさ。
“肉がある”って意味ではなく、
思い浮かんだのが、
「ハムを美味しいと思う時、きっと同じ事を考えている」
…味と旨味とスパイス感か?
ジュラっぽいイメージが薄い。マスカットの様な雰囲気に、
後から麦芽っぽさが広がる。

【 Glendullan / Age:9,58.7%,Speyside 】

若い!乳酸とニューポット系の感覚。
若い果実の味がするけれど、アッサリとして美味しい。
くどく感じない。
軽く最後に刺激がある。

若くて派手でピート…と言うものの対極に感じる
それはきっと9年間が生きているんだろうなぁ。

【 Aberlour / Age:11,60.4%,Speyside 】

麦の香。
コーラの焦げた香。
味は好き、余韻は苦手。
すっごく甘さが伸びるんだけど、
何とも言えない感じが残る。
ホットケーキを焦がしたような香が残るかなぁ。

【 Glen Garioch / Age:19,54.0%,Highland 】

パフューミー!化粧品っぽい。
飲んでみると、トップノートで感じた時よりも、
強く化粧品系の雰囲気を感じないで、
それらは美味しさの中に隠れる。
…余韻にはパフューム感再び。
飲んでいる間だけが何よりも良いかな。

【 Braeval / Age:12,58.0%,Speyside 】

分かり易い美味しい香。
味の良さに秀でている。
長野勢から聞いて、飲ませてもらうに至るのだが、
なるほど、美味しい。
そして、加水すると、
なお味の良さが出て来て、広がり良く感じられる。

【 Bowmore / Age:17,56.9%,Islay 】

ピートと化粧品っぽい。
前に飲んだムーンインポート社のボウモアほどじゃないけれど、
ピート、化粧品が強く主体。
1杯で満足しちゃうかな…香の印象ばかりが残る感じ。
味も強く旨くバランスもあるけれど、
香から、まるでイナゴあたりを噛み砕いているイメージ。

【 Inchgower / Age:23,48.3%,Speyside 】

コーラを薄く透明にした様な香のイメージ。
飲んでから味が広がって行く感覚。
味に薄みはなく、しっかりとしていて美味しい。
長熟品だけれど、勢いが感じられ、
奥から生まれて来る勢力が良い。

【 Caol Ila / Age:12,60.3%,Islay 】

ピート、化粧品系の雰囲気のない、
想像する通りのピート感覚。
酸立った印象の味。
落ち着きを感じられるもので、
熟成年数との差が、他と比較しても面白いかも。

【 Ile of Arran / Age:11,58.0%,Arran 】

甘く、うっすらとカラメル的な印象も。
焙煎系の味わいとグレースケール的な雰囲気。
(番茶が香ばしい様に)
美味しさがあり、葡萄の様な、やや透明感のある旨さも。

【 Glentauchers / Age:17,54.8%,Speyside 】

甘く、クリーム系を想像する。
その中で芳しさが立ち上がり、やや艶やか。
バランス、体がしっかりしていて、
何よりも繰り返すクリームの滑らかな想像が心地良い。

【 Macallan / Age:11,59.5%,Speyside 】

甘い。
焙煎したカラメルの香と草っぽい癖。
旨味があり、味わいが美味しいと思う。
意外に…と言うか、
11年の熟成にして完成度の高い印象を感じる。

全36種類をテイスティングする事が出来ました!
ありがとうございました!

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今回、僕は初めての参加でしたが、
まわりの「モルトの会」のみなさんが、
経験からの工夫をされていて、
kenchieさんの奥さまが用意した
“テイスティンググラスに付箋を付ける”…
…は非常に便利で、
グラスは同じ、
中身はほとんど同じ色合い、
水の様に飲み干す事が出来ないモルト、
テーブルに10を超えて並べられるモルトの中から、
間違いなく目当てのグラスを探し当てる事が出来、
このレポートを書く事の助けになりました。

日本酒の蔵元を囲む会においては、
順々にお酒を出して行く事が多く、
徳利や片口の数が限られるからこそ、
順番を守れば、
「今、どれを飲んでいるか」が分かり易い…ことは分かり易い。
けれど、
全種類のお酒が同時に出される時、
グラスの柄に巻きつけた付箋は画期的で、
日本酒の会などにも可能性があるのでは?…と思いました。
秋葉原「じゃのすけ」で開かれた、
福島「奈良萬」の会でも、
蔵元さん自身が作成したお酒リストと同じ番号の札を、
徳利の首に掲げて、
幾種類ものお酒を分かり易くする…なんて事がありました。
楽しむべき時を楽しめる工夫は、
どんな時にも必要なのかも…ですネ。

今回、印象深く心に残るお酒は、
摩幌美ボトルのバリンダルロッホ、
カレドニアン、スキャパ、リトルミル、アラン・リキュール…あたり。
基本的に「美味しい」と思えるものばかりで、
S.M.W.Sの実力を思う存分味わう事が出来ました!

美味しいウィスキーに出会えて幸せな日の記録。

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2008年11月16日 (日)

枝豆と銀杏は似ている(2008年11月15日・風林火山、摩幌美)


瓜ふたつでなくて、豆ふたつ。


昨晩のこと。


ずいぶんと久し振りにカラオケなるものに行った帰り、
Ykさんと飲みに出ました。
冒頭の言葉がすごく気に入ったので、
先行して日記に。

【 風林火山 】

店内満席、活気があります。
今晩は年齢層も比較的若いのかも。
次々と鍋が出されていました。
時間にして20時前後、
先発飲みの〆としての鍋でしょうか。
12月も雪の季節も目の前に見え隠れしている今、
なるほど、鍋の美味しい季節になりましたネ。

【 大信州・岩清水 】

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「大信州」は吟醸しぼりたて“番外品”…
去年の12月に発売されたものを熟成したボトル。
約1年、味が乗り、ずいぶんとパワフルな印象になりました。
アルコールも強く、同時に大信州らしい香がよく出ています。

「岩清水」は、やはり温度で変化して行きますね。
冷蔵庫から取り、注いだ後、
そして空気に触れさせて行く中で、風味に変化が見られます。
料理に対しても変わって行き、
旨味と辛さの転変が興味を引きますね。

【 山芋千切り 】

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手始めに続いて。
直前、カラオケでつまんだ油物が
やや空きっ腹に効いたので、
サッパリしたものをチョイス。
Ykさんはとろろも好きだけれど、
こうした千切りのものも好きらしく。
シャクシャクとして瑞々しい食感が気持ち良いですネ。
そして、濃い「風林火山」の醤油が、
甘さを想起させ、美味しいです。

【 刺身盛 】

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贅沢に。
相変わらず、美味しい。
鮮度の良さもあるけれど、
厚切りは厚切りの旨さってぇのがありますよね!
外飲みの贅沢さを存分に味わいます。

【 焼きぎんなん 】

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今回、タイトルになった銀杏。
先日、大町の「霊松寺」に向かった際には、
それを拾うことが出来ませんでしたが、
ここにこうして食べることが出来ているのも、
また季節の移ろいの中にある自分たちを感じます。

ふと一緒に頼んであった「あったか枝豆」の中身を、
この焼きぎんなんのお皿の上に置くと、
透明度こそ違いますが、
どちらも緑色の大きさも同じくらいのお豆であって、
区別は付くけど、パッと見、混ざって区別が付かない感じ。
何だかおかしくて。
楽しい飲みに笑いの花が咲きます。

【 あんこう鍋 】

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色んな部位があり、
そしてかなり良いお出汁が出ていました。
熱く、そして旨い!!
あんこうの身をしゃぶる様にして食べ、
スープをすすり、体の中から温かさが沸き立つのを感じます。

【 小布施蔵・笑う門には福喜多留・大吟醸“2002BY” 】

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小布施ワイナリーの頒布会限定で届けられたもの。
我が家にも届きましたが、開封はいつかなぁ…と考えていた所、
すでに開封した「風林火山」…
このボトル、頒布会で出し切ってしまっていて、
ワイナリーのセラーにも存在していないそうです。

品質は素晴らしいものでした。
とても綺麗に美しくも、身があり、凛と張り、美味。
大吟醸の長期低温熟成だけでも素晴らしいものが多い中で、
ここまで透明感を感じさせるものも、
なかなか無いのではないでしょうか。
透明ではあるけれど、クリア過ぎずに、
ほのかな霞を感じさせる、その味わいの繊細なラインが、
すごく惹かれるものでした。


【 摩幌美 】

そして、例の如く「摩幌美」へ。

本日、
スコッチ・モルト・ウィスキー・ソサエティのテイスティング会があります。
これから支度して出掛けなくちゃ!

【 志賀高原ビール・Pale Ale - FreshHop 】

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まずは志賀高原ビールのペールエールから。
フレッシュホップを用いたもので、
通常のペールエールよりも華やかさにメリハリがあって美味しいですネ。

【 余市“1987”Non-Chill Filterd Sigle Malt Whisky 】

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今晩の最後にこちらを頂きました。
爆発力のある味。
力のある艶やかさ。
熟成を感じる樽の雰囲気、
甘く優しく生命に溢れ、青リンゴにほんの少しシナモンを混ぜ込んだ様な…
芳しさの味わいにピートも少し。
類稀なる美味しさですね。


そんなこんなで昨日を楽しみました。

“瓜ふたつ、豆ふたつ”…と書いて、
何故か大塚愛さんの「さくらんぼ」を思い出しました。
ガラでもなく。

ふたり、その楽しさ。

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