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2008年9月7日 - 2008年9月13日

2008年9月 9日 (火)

風林火山に呼ばれて(2008年9月5日・風林火山)


電話が鳴る。
路肩に車を停め、ケータイの小さなウィンドウを見ると、
「風林火山」のたいそんさんからの連絡だった。
先週、火曜日も同じ場所で電話を受けていた。
山麓線から外れ、田舎道、田川高校より逆市街側のあぜ道だった。
「全く同じタイミングか」と思うと、ちょっとだけおかしかった。
前回は蔵元さんがお店に遊びに来ているというもの。
行けなかった。
それがすごく残念であった。
こうして電話があると言う事は、何か吉報なのかも知れない。
そう考えつつ、今の胃袋にはラーメンが1杯分収まっている。

それでも食指が動くと止まらない。


金曜日。
「凌駕あってりめん」で麺類とご飯類を食す。
美味。
満足した帰り道、家に帰り次第、
どの「伊勢角屋麦酒」を開けようかと、
週末目前の気分を楽しんでいた。

それでも飲みに出掛けさせる力がある日本酒。
惹かれて行きました。

何より、
以前飲んだ「夜明け前」13BY大吟醸の良さが記憶に新しいです。

【 風林火山 】

【 夜明け前 & 天法 】

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長野・夜明け前・純米吟醸生しずく採り・16BY…

だいぶ栗っぽいか、セメダイン風の香。
酸を感じる香。丸くまろやかだ。
すっと入って来る。まとまりあって美しい旨さ。
あの大吟醸13BYに近いイメージ。
余韻はややスモーク…濁る様なイメージも。
セメダイン系の香の進行を感じる。
温度が上がってくると全然変わってくる。
美しいのだけれど、より円熟の旨さ。
状態がいい。夜明け前、数年寝たほうが良いのかも。
生でこの状態を保ち続けていられるってすごいと思う。
今年の長野酒メッセでは、一通り試飲してみなくちゃ。

長野・天法・純米生“聖”18BY…

洋酒、リキュール、木樽の香。
キュンと張る雰囲気を上立ち香には感じる。
でも、木を思う通り、どこか甘いのかも。
飲んでみて、
瞬間浅い。けれど、グンと感覚が引っ張られる。強い酒。
膨らむし、広がるし、洋ナシ+シナモンを煮詰めたものの香。
実に品格ある。芯がぶれていないイメージ。
これもすごい。
料理に抜群に合って来る。天法の素晴らしさを感じられる。
水を飲んでも、酒の余韻が良い方向に伸びてくる。

【 お通しと枝豆 】

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【 新さんま刺 】

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お料理はこちらを。
メールのやり取りをしていたYkさん家の晩御飯を聞くと、
無性に食べたくなって注文。

【 真澄 & 真澄 】

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長野・真澄・山廃純米生詰“一九九八年封”…

何より驚かされるのは「真澄」自身がこうしてビンテージを、
1998年に考えていた…と言うこと。
ラベルに記載があるからこそ、一目見て熟成酒と分かる。

ヨーグルト、なんて柔和な酸の組成。
あの乳清の上立ち香を表しているようで。
こってりミルキー。なんてハイレベルなんだ。
それが重いのではなく、ただ旨い。
余韻は苦味がジンと痺れるが、この口中の酒の変転は良いと思う。
冷蔵庫で10年。老ねてないって言うか…酒が一周した感じ。
温度が上がってくると苦味が重さを伴って、
やや疲れを覚えるものの、それを気にさせない良さがある。

長野・真澄・純米吟醸生“山屋PB”2000年瓶詰…

山屋酒店のプライベートボトルの様子。
何か企画があって、その時に仕込まれたものの様。

印象は「夜明け前」に近い。
やや灰分が立つ。酒が枯れてはいない。
熟成酒っぽいが、糖質に振られている感じ。
こってりしすぎず。
好みのバランスからやや外れるかも。
もう少し落ち着きがあり、深みが出て来ると好きかも。
ただ、この感覚も人それぞれ、好みによるのだろうと思う。

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どのお酒も明日は良い方向にも悪い方向にもどうなるか分からないし、
明後日も、また面白そうってこと…熟成酒の楽しさ。
その日その日の出会いを特に感じられる気がします。
きっと燗酒にしても化けてくれそうだし。
この世界もとても楽しい♪


この日、「風林火山」に行って良かったー!

…と心から思った帰り道。

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2008年9月 7日 (日)

塩尻から松本にかけて(2008年9月6日・昼から夜にかけて)


楽しい休日。


昼。

Ykさんと塩尻のお店に行ってみよう!…という話になる。

今晩、某店にて
「自作のつまみを持ち寄ろうぜ!」と言うオフ会があり、
せっかくだから日本酒を持って行こうと僕は考えた。
もちろん「さて、どのお酒を」…と思い巡らした中で、
塩尻市洗馬の「美寿々」に行き着いた。

先日のある試飲会でも
「大吟醸」が非常に良い状態であったし、
1年前の「特別純米・緑香村・火入れ」も円熟。
買いに行こうと思い立つ。

【 凌駕あってりめん 】

そんな流れから、どこかでランチを…と言う話になった。
Ykさんと話しながら、どこにしようかと思う。
まず、1度行ってみたいと思った「NOBO」を目指すも、
駐車場がいっぱい。
至近の「末広」も目の前で別の車が駐車場に入ってしまい、
通り過ぎた。
「凌駕あってりめん」が奇跡的に空いていたので、滑り込む。
その後、行列になるのだが、良いタイミングに入ったみたいだ。
6人ほどの待ち時間。
持っていたPSPで猫動画を見ながらお腹を空かせた。

【 にごらせあってりつけ麺 】

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僕はこれを。
麺の食感の心地好さ、すする醍醐味は嬉しい。

【 あってりょうが麺(みそ) 】

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是非、Ykさんに食べて欲しいと思ったのがこの1杯。
先んじて、職場の先輩と食べに来たとき、
食べ終わり付近のスープを一口もらい、
そんなに魅力的には思えなかったのは正直なところ。
それがどうだろう、実食してみると、
素晴らしい旨さ。
「サッポロ一番」的なオーソドックスな味噌ラーメンを想像していると、
この変革に喜びと旨さにあってり出来るはず。
動物系の濃さ、魚介の香の強過ぎないこと、味噌の旨味、
何よりも―――…

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この麺が素晴らしく旨い。
もちもちとして、暴れ狂う麺は、
白い服の脅威となるけれど、それだけの価値ある強い麺。
強くても硬くはなく、もちもちとして食べて旨い。

【 伝説のカレー(小):ドライ 】

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カレーもお願いしました。
好き。

「美寿々」醸造元に足を運び、2本のお酒を購入。

9月8日まで臨時休業している「憩の森」…
食後のコーヒーを求めて、「憩の森」からそこそこに近い、
このお店へ。

【 Cafe the Grobe 】

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美須々の先にある旧「ヴァルゴ」の喫茶店。
ずいぶん内装も変わった感じ。

【 てっかまっか珈琲 】

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コーヒーカップが面白いです。
取っ手がお皿に行き着いていて、
この状態で微動だにしないデザイン。

食後の時間をゆっくり過ごします。

夜になり。

【 BeerGarage Ganesha 】

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イベントを前に、景気付けを。

景気、付き過ぎました。

パウエルクワック、美味しいです。
このバランスの良さ、泡が生まれてくる朗らかさ。
このグラスの形状が生み出しているだろう…
グッと持ち上げ飲もうとしたとき、
グラスの一番細い部分と目が合います。
そこからビールが零れ落ちてきて喉の奥へ。
やや赤みがかったそれがスルスル落ちてきて、
「あぁ、飲んだら心地好いんだろうな」と言う予感。
何とも言えずズルイ。
そして旨い。

あまりに美味しくてグイグイと…
Ykさん共々飲み干して…とても良い気分。

某店オフ会会場へ。

【 緑香村&美寿々・大吟醸 】

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連れて行ったお酒はこちら。
長野・美寿々・特別純米18BY火入れ“緑香村(りょっかそん)”、
長野・美寿々・大吟醸19BY…

19BYは本年度製。
去年の冬から今年の春の酒造期に生まれたお酒。
18BYはその1年前の酒造期のお酒。

僕とYkさんが持ち寄った自作おつまみは、
砂肝をにんにくしょうゆに漬けたもの、
お豆腐とチーズと卵をそれなりに練り合わせて焼いたもの。
好評で嬉しかったけれど…
それ以上に皆さんのつまみも非常に美味しかった!
みんながみんな、
おそらくは…そしてまた僕もその気持ちで、
「 食べてくれる人に喜んで欲しくて! 」
料理の楽しみ、和の楽しみをもっと!

それらが形作る楽しい空間の喜びは半端じゃないです。

だからいろいろ頑張れる。頑張ろうと思う。
来週は少し大変でも、絶対やり抜いて先に進もうと思う。

嬉しくて美味しく楽しい気持ちに歓喜の歌を。
酔っ払って壮大に思える心に祝福を。

【 摩幌美 】

僕とYkさんが行き着く先に「摩幌美」が。

入荷したての「志賀高原ビール」や、
もう終売間近の「ダークアイランド」を飲みながら、まずはこちらを。

【 Black&White 】

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先月のモルトの会での写真を紛失。
もう1度、この可愛らしいラベルを見てみたい。
結果、動物溢れる写真になりました。
パフィン、禁煙の鳥の表情も可愛い。

【 Glenscotia 】

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カウンターにこのボトルを見かけて。
東京駅・八重洲地下街の最深部、
リカーズ・ハセガワで試飲したときに、
「もう販売はしていないけれど、試飲はできる」ボトルに、
この「グレンスコシア」を見かけて興味がありました。
結局、試飲はしなかったけれど…
「どこのボトラーズだろう?」と思うと、
なんとオフィシャルとのこと、お願いしました。

フローラルな香さえするトップノート。
家にあるキングスバリーのグレンスコシアは、
もっと厚みのある香で、
この明るさと暗さが明滅する…
総じてほの明るく感じられる香は楽しい。
飲んでみると、ぬくもりのあるピートがゆっくり染み込みます。
ソフト。
飲みやすく、程好く…うん、美味しい。


そろそろ眠くなり始めた時間。

今日の1日に感謝を思いながら家を目指しました。

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