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2008年8月17日 - 2008年8月23日

2008年8月22日 (金)

“えんがわの酒盗和え”にときめいていた。(2008年6月12日・厨十兵衛)


ほっぺたは落ちそうだし、

この一品に恋に落ちそうだし。

平目のえんがわ、大好物です。
あの歯ざわり、優しい甘さ。
酒盗、大好物です。
これまで数多の酒盗和えに魅せられて来ました。

このコラボレーション、何故想像できなかった俺!!

そして、よくぞ閃いてくれましたIdさん!!!

ヘビーリピートしています。
大好物の組み合わせ。


【 厨十兵衛 】

「よよぎ」から流れてこちらへ。
夜も更け始め、静かな店内。まったり飲み。

【 宮城・乾坤一・特別純米原酒生詰 】

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Idさんにお勧めのお酒を聞くと、
宮城の「乾坤一」をオススメしてくれました。
「とんくろ」の宮澤さんもリスペクトしている蔵元さん…
時々、厨十兵衛でも見掛けるけれど、
あまり飲んだことが無いので、この機会に。

そしてメモに残る冒頭の言葉。

「 うはっ、こんなにレベル高かったっけ? 」

すごく美味しかったデス。
厚力、美味しい。
酒の体がしっかりしているのに、
ヘタな重さもなく、実に良いバランス感。
甘さが奥に確かに存在していて、
キレを邪魔していないし、キレ過ぎてスレッ辛い事も無い。
果実であれば干したオレンジに、
グレナデンシロップをワンダッシュ…のイメージ。
…そのイメージを書いて、
果たしてそれが旨いのかどうなのか、
今を以って疑問に思いはするけれど、
この時、興奮して喜んでメモを取っていました。

【 えんがわの酒盗和え 】

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「 こっ、これは、なんと!! 」

メニュウを見た時からときめいていましたネ。
超ワクワク。
旨すぎるにも程がある、良い酒肴。
あああ~、たまらないデス。
日記を書いている今ですら、その美味しさに酔いしれる。
ネギで和えてある分、味わいのふくらみもあり、
塩気、旨味と歯応えだけで終わらせない、
勢いの良い感覚もあって大好き。

【 せせりのから揚げ 】

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元気になったらお腹が空いてきたので、こちらを。
フルサイズの自信が無かったのでハーフで。
厨十兵衛、ひとり飲みの人にはハーフサイズ、
対応できるものには対応してくれます。
助かりますネ。
相変わらず肉の弾力が美味しいせせり…首肉部分。
普段の生活に揚げ物って、ほとんどないのだけれど、
こと厨十兵衛に来た時にはお願いしてしまいます。

【 香川・悦凱陣・純米吟醸“興” 】

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「酸がいる」と頷く感じ。
香と酸が酒を強調している雰囲気。
ややセメダイン風の香も拾うも
酒の全体は強くシャープで、潔い。
そして口にする中で、熟成も感じられ、
今が飲み頃に違いない!と思う。
酒が崩れていく印象がない悦凱陣……
熟れても必ずその熟れた良さを表現し、
若い時分にもそのほとばしる酸のアタックを楽しませるような。
柔軟ではないけれど、
このブレのない酒質は本当に素晴らしいデス。


平日なのに更にテンションが上がってしまいました。
楽しくて美味しくて仕方が無い。
ここまで来たらモルトも飲みたいじゃないか!!

ええ、帰り道、もう1軒寄りました。

続きます!

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2008年8月21日 (木)

賑やかな夜に華やぐ鍋島(2008年6月12日・よよぎ)


その場、その空気に合っていた。

いや、

まるで空間のツマミが佐賀の酒「鍋島」であり、
僕の呼気の和らぎ水が酒であり、
人の賑やかな声が、
「鍋島」に華やぎを与えていたのかも知れない。


【 よよぎ 】

ドアを開けると同時に、賑やかな声がする。
よく見掛ける市役所のおじさま、
いつもは仕事帰りにひとりなのに、
今日は奥様をお連れで、楽しそうに話している。
大将や女将さんともお知り合いの様で、
カウンターを挟んで明るい話題で持ちきりだ。
座った席、
カウンターのL字の向こうにS藤先生がいる。
直前の週末に上山田温泉の「大黒食堂」に行き、
そのラーメンの美味しさに感動し、
また「ニンタレカツライス」を食べたいんですヨ!…なんて話をした。
「麺肴ひづき」でもお会いすることがある
S藤先生もラーメンは大好き!
「大黒食堂」もやはりご存知で、
あの美味しさを懐かしむように話をした。
「ニンタレ」も自作してみたらしい。
まだ見ぬ「ニンタレ」だが、
カツに対して実にサッパリと食べられるものらしい。
油モノ、そんな「サッパリ」と言う言葉が存在するのだろうか。
聞くと、
ソースに比べ、
そのサッパリ度合いはなかなかのものの様で、
醤油がベースとなる「ニンタレ」の
香味野菜や粘度など、どれも有効に美味しいらしい。
本家「ニンタレ」…「ニンタレカツライス」も食べてみたいけれど、
自作も良いな、なんて思いながらお酒を飲んでいた。

【 佐賀・鍋島・純米吟醸生“風ラベル” 】

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風が生まれるお酒。
すごく芳しくて強くて旨い。
心からの喜びを味合わせてくれる気がします。
ふと思えば、
生と火入れを飲み比べて楽しかった
「出羽桜」とは対照的なシステムに感じる。
共に素晴らしい日本酒であり、
ハイ・バランスに定評のあるお酒を醸しているけれど、
比べて「鍋島」は良い意味で良い意味で派手…と言うか、
勢いがあり、そう「風」を感じるお酒。
美味しさが楽しさをも生み出すようです。

【 かぶときゅうりの浅漬け 】

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やや久し振りに見かけた浅漬け。
これも大好き。
塩と野菜の甘さが酒に合い、喉をも潤すかのよう。

【 本流九号・豊盃 】

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熊本・本流九号(千代の園)・特別純米生…
セメダイン系の香。
塩、プラスチック、若、パイナップルを想像。
酸がモロメチャ立っている。
すさまじく強く、ロケットみたいに飛び出る感じ。
味は軽くシンプルなのに、その前半の印象が残る。
どこか“食う”みたいな甘さを感じる。
更に塩…浅漬けと合わせるとメロンみたいな…酒が膨らむ感じ。
若いメロンの美味しさが溢れる。
美味しいデス。
更に7月後半に見かけた時は、
より熟成が進み、甘さの朗らかな事この上なく美味しかったデス。

豊盃・特別純米しぼりたて生、
うーん、やや苦手な方向に進んだ感じ…。
香は実に立っている。
美味しいと思わせる香に混ざって熟れた香があり、
どうにも好みの範疇から外れて行く感じ。
どこかクールな顔立ちなのに、余韻は極厚で意表を突かれる。
中盤以降のバランスは良いのだけれど、
今日のお酒の流れ、気分からは何とも重いかも。


3種類のお酒を楽しんで、ではでは次なるお店へ。

気分が乗って来ると元気が出て来ますよネ♪

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2008年8月19日 (火)

第133回、第134回モルトの会(2008年5月&6月・摩幌美)


「 このお店はスコットランドの一部だから 」

松本に存在する“スコットランド”――…

駅前「pub.摩幌美」で開かれる、モルトの会。


【 第133回モルトの会 / 2008年5月27日 】

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「モルトの会」は、
毎月第2火曜日に開かれる…これが基本です。
5月、「摩幌美」は酋長のスコットランド取材のため、
中旬までお休み。
再開後の月末に開かれた月例モルトの会、
スペシャルゲストとして、
ニッカウヰスキーの元マスターブレンダー、
佐藤茂生さん、
アサヒビール・ウイスキーアンバサダーである
平賀節朗さんのおふたりをお迎えしての「第133回モルトの会」となりました。

佐藤さんがいらっしゃると言う事で、
今回のモルトは全てNIKKAのもの…となりました。
kenchieさん、Ykさん、
その後、「モルトの会」で沼津旅行に共に赴く、
T田さん、N澤さん、Y岡さん…
僕はまだ数回しか参加していない「モルトの会」だけれど、
いつもお見かけする方々も集まり、
佐藤さんを中心に、いろんな話で盛り上がっていました。

この時、
実はスタンダードな「余市」ですら、初めて口にする自分。
「やっぱり良いなぁ」なんて声が聞こえる中で、
その「やっぱり」すらも、もちろん分かりません。
ならば、この出会いを楽しもう!…と、グラスを持ちました。

【 余市10年 / シングルモルト 】

美しく甘くスッキリとした香。
味の第一印象はモルティ。
その後、味わいがゆっくり盛り上がって来る。
バランスが良い感じ。
余韻も麦芽っぽさが戻って来る様で美味しい。

【 NIKKA from the Barrel / ブレンデッド 】

強い香とスッキリ、キレる…
けれど、キレ過ぎずまとまっていて、
実に飲みやすく、程好く、味の軽さがあるのに、
深さに物足りなさもない。
思わず「あ、これ美味しいですね」と和む感覚。
kenchieさんや他の皆さんにも好評でした。

【 余市1987年 / シングルモルト 】

スコットランドで開かれた「World Whisky Award」にて、
初めてスコットランド以外のモルトが世界最優秀賞を取った今年。
現地では、
「スコットランドが最優秀賞を取れないなんて!!」と言う、
衝撃を報じる新聞も刊行されたほど。
この佐藤さんがお土産としてお持ちくださった
「余市1987年」が、まさにそのシングルモルトウィスキーになります。

…素晴らしい透明感。先々を見通せる雰囲気。
浅く明るい表層の上、雲より高い空間のイメージ。
その中で、常に力のある芯、核を心に感じます。
砂と光の集まり、強い光。
「紅」より「オレンジ」…より陽光に近い色合いを思います。
みちっとした果実、その弾ける果汁の様な勢いも感じながら、
ソフト、優雅、平坦…と言うよりも、均一性、
どこか楚々として可憐な雰囲気もありながら、
爆発する強さもあり、様々な味わいで楽しく……
…そして、もちろん美味しい。
ピート感と言うよりも、
どこか焙煎されたようなお茶の雰囲気も拾います。
NIKKAを育んだ佐藤さんと共に味わう、
その贅沢な時間に感謝して頂きました。

【 KINGSLAND / ブレンデッド 】

kenchieさんがお持ちになったブレンデッドウィスキー。
写真の左端、金色に輝くボトルです。
佐藤さんはこれを見ると、
「おおっ」と目を輝かせていました。
今では(おそらく)販売されていない…
販売されていても形態が違うもので、懐かしさもあって、
目を輝かせていたのではないかと思います。

トップノートには“旨そうな香”とメモ。
甘さが美点のブレンデッドウィスキーでした。
クリームを想像します。
コーヒーのCMなんかで登場する、
再生速度を遅くして滑らかさを強調したクリーム、
その動画をイメージしました。
クリームイメージの美しさが広く、
香にも優しい雰囲気を思い、
目の前に浮かぶ色彩のイメージもクリーム系の、
ぬくもりある白色を描きます。
滑らか。
生まれたてのバターのようで、
かすかにアルコールに由来するのか、
葡萄に近い香もあります。
余韻も、甘さがゆっくりと伸びて行って心地良かったです。


当日はあっという間に時間が過ぎ、
第133回モルトの会は盛会のうちに終了しました。
その場を形作る「摩幌美」の酋長にも感謝!です。

その後、スーパーで見掛けて購入しました。

【 NIKKA BLACK CLEAR(ニッカ・ブラッククリア) 】

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会の最中に名前が出ていたもので、
その300円と言う値段にも驚きましたし、
値段から推察してしまう味わいを、
遥かに凌駕する美味しさ、満足感にも驚きました。
「こんなに美味しいんだ!?」と思うと、
ブレンデッドの素晴らしさ、よく分かります。

【 SUPPER NIKKA(スーパーニッカ) 】

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更に、こちらも気になっていたボトル。
時たま帰省していた弟に飲ませた所、
いたく気に入っていたので、そのままプレゼントしました。
これも素晴らしいです。
そのままでもロックでも、
何をしても美味しく飲めるのではないか…
味の強さがあり、
けれど、その強みが飲みにくさに繋がらず、
美味しさにだけ直結していて、
あぁ、このブレンデッドに出会えて良かった!…と思ったし、
これを購入した「リカーズ・モモセ」で、
その後に「あれ美味しいですよね~」…と言うと、
洋酒を担当されてるお姉さんも
「そう!あれは美味しいね」とのことで。
自分が美味しいのは自分が知っているけれど、
自分以外の誰かも認めているものは、
より嬉しい気持ちになりますね。
「モルトの会」をきっかけに、
更に良いモルト、お気に入りのお酒に出会えました。

【 第134回モルトの会 / 2008年6月10日 】

会、開始の時間にT野さんが来店される。
いつもと違う眼鏡だ。
洒落てらっしゃる。
いつもお会いするのは「洋酒店 醇」のカウンターの向こうなので、
僕は不意を突かれてビックリしてしまった。
同時にすごく嬉しくなる。
そうだ今日は「洋酒店 醇」はお休みだから、
こうして飲みに出られるんだ!
そして「BARON」での
カクテル・パーティでお見かけした奥様もご一緒だ。
夫婦でモルト好きが集まる摩幌美の「モルトの会」に参加…
…と言う事は、
おふたりともモルトが好きだと言う事で、
素晴らしいことです。
仲睦まじい姿もまた酒を楽しむ空気を醸し出します。

【 LONG JOHN 】

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この日のモルトは、
「ロングジョン」と言う名のブレンデッドウィスキー。
初めて見るブレンデッドでした。
その後調べてみると、
世にはブレンデッドウィスキー、種々あるのですね。
僕がまだまだ知らないだけで。

良い意味で良い意味で、
何とも“中間”のイメージ。
ナッティな余韻があります。
強くて、でもまったりしていて、バランスが良く、
味わった後の程好さに「中間」…
“誰にでも”のフレーズが思い浮かびます。
“アンバー”“琥珀”…そんな言葉も思い浮かべました。
意味は一緒なのだけれど、
カタカナと漢字では、
ちょっとだけ思うニュアンスが違うんです。
やや宝石の様な硬さを持つ感覚もあり。
加水すると、少し塩っぽいかも。

さて、
この「ロング・ジョン」に使われている蒸留所のひとつ、
「BEN NEVIS(ベン・ネヴィス)」…
先月の「モルトの会」に登場した「NIKKA」所有の蒸留所です。
このシングルモルトウィスキーも登場しました。
飲み比べるとその個性、素晴らしさを体感できます。

メモの冒頭、
「うあっ、強い!香強い!すっげー!!」
…と思いの丈が書き留められています。
「シングルモルトってこんなに香があるんだ!」
オレンジマーマレード、樽の香を華やかにした感じ。
しっかりとした強さ、ボディ、
バニラ、フラワー、オレンジのストーン。
…最後の「オレンジのストーン」は、
橙色のルビーを想像したものでした。
燃えるような真紅のルビーではなく、
その中に陽光のひだまりを蓄えてオレンジ色になった…
…そんな感じの宝石。
「ロング・ジョン」と一部分の感想が似ているのは、
偶然なのか、どこか延長線上のイメージに、
思い重なる所があったからでしょうか。

他、
「NIKKA・from the Barrel(フロム・ザ・バレル)」も登場。
先月の余韻を楽しみながら、
「やっぱりフロム・ザ・バレルもすごく美味しい!」…と楽しみながら。

そんな中で会の終盤、
どうしても飲みたかったウィスキーを
「モルトの会」のテーブルから離れ、
カウンターで頂くことにします。

【 GLENDRONACH / Official Aged 15 Years 】

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「Bar regalo」で出会った現行12年の「グレンドロナック」…
すっかりこの美味しさに魅せられてしまい、
「摩幌美」にあるこのボトルにも興味が湧いてきました。

混ざり合うハニー香。
どこか紹興酒っぽいデス。
複雑さ…様々な穀物で醸造し熟成したそれの様な、
特徴的な香と味わいの多彩さを感じます。
濃い麦芽とワイン様の濃さも。
実に不思議な思いをたくさん与えてくれる…
素晴らしく調和されていて、
味が実は強いのか弱いのかミディアムなのか…
なかなか判別付きませんでした。
それだけの複雑さを持っているのに、
余韻は綺麗なもので。
美味しかったです♪


お仕事を終えたkenchieさんも合流。
カウンターで何故か立ったまま、語らう…
…場面もあったと思います。多分。
酔うと何故か立ちたくなりますよね。
こう…楽しくて止まってなんていられるか!…と言う感じで。


「摩幌美」に行く様になったのは今年から。

今では松本の楽しみに欠かせないお店になっています。

そうか、まだ1年も経っていないんだ…
…そう思うと何だか不思議な感じ。
また遊びに行きたいと思います!

…と言うか、
本日8月19日、第136回モルトの会です。

いってきますっ!

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2008年8月18日 (月)

レッドブレスト、やっぱりここならあると思ったんだ!(2008年6月8日・洋酒店醇)


お酒好きにとっての、Barの魅力のひとつ。

あれもこれも飲みたいけれど、揃い切れやしないよ。
買い切れやしないよ。

そんな時、

バーテンダーさんに聞いてみる。


【 洋酒店 醇 】

Cimg2902

飲んでみたいモルトがあり「洋酒店 醇」へ。
過日、
「Bar regalo」のバーテンダーさんから、
「アイリッシュウィスキーならレッドブレストが好きですねー」
…なんて話を聞いていた。

「 松本だったらどこで飲めるだろう 」

「買った方が良いかな」とも思って検索してみる。
確かに売っているけれど、
でも、すぐに「洋酒店 醇」が浮かんだ。

【 REDBREAST / Irish Whisky Aged 12 years 】

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アイリッシュウィスキー特集以前からあった様子。
流石っ。

トップノート、
旨そうな香。
甘さも強いんだけれど…
「美味しい」ではなくもっと「うめぇ」と言う、
口語に近いような強い香。
ボディを期待できる。
かつ、野草の強さ、しつこさを持つ。
生きて生きる力の強さ、生命の雰囲気。

飲んでみては、まずバランスの良さを感じます。
モルト味。樽味ウイスキー味。
全てが強く、圧し負けて、
どれかが崩れることがない。
余韻のイメージがコーラみたいだな…と思う。
マイナスな表情を感じているのではなくて、
モルト+コーラ的炭酸っぽくて…
更に思い巡らせて思い当たるのは、
「泡だ!」…
コーラの泡の風味!その香味と言い空気感と言い。
バーテンダーさん曰く、
「アイリッシュっぽい」って、こういう感じらしい。
紅茶感、コーヒーっぽさ、そうしたフレーバー。
なるほど、
だからこそアイリッシュコーヒーが合うんだろうネ。

【 PORTELLEN / Whisky Magazine Live!2006 】

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Distilled,1982 Bottled,2006…

「 ひとつはポートエレンを入れておきたかったんです 」

…というバーテンダーさん。
先日、「摩幌美」で飲んだ
「ポートエレン」の旨さを思うと、すごく気になってしまった。
1000円以上のお酒はハーフサイズが出来るので、それを利用して。

ポートエレン、市場を見回すと、
最低でも20000円くらいすると思う。
美味しいけれど、すでに失われた蒸留所。
今後も値段は上がっていくのでしょう。

トップノートから感じるのは、
ピーティ8割、メディック2割の香。
どこかウェットな印象があり、
これは日本酒的に悪い言葉でしかないけれど、
そうしたイメージだけで、
けしてマイナスとして捉えていない“生老ねっぽい香”がする。
対照的に、ドライでオレンジの旨さも表現され、
「流石の良い香」…とも思っている。

飲んでみて、
記憶に残る「ポートエレン」と比べると、
よりピーティさに寄った感じがする。
これもこれで美味しい。
香で感じていたウェット組織が更に…
でも余韻のビッグさが出て来て、全体は実に壮大。
すごく世界がある。
ミックスナッツにもすごく合う。


ふと思うと、
アイリッシュとは言えウィスキーはウィスキー、
スコッチだってウィスキーはウィスキー。
こんなにも風合に差があるんだな、
世間からは「ウィスキー」と一緒くたにされることがあるかもだけれど、
でも、こんなに違う。

「フェルネットブランカ・メンタ」の、
ソーダライム割りもお願いしてスッキリお店を後に。

目当てのお酒を飲むことが出来、
ウィスキーの世界の面白さを経験から潤し、
充実して帰る足取りは、軽やかでした。
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