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2008年8月10日 - 2008年8月16日

2008年8月12日 (火)

鶴に鶴かけ縁起を担ぎ、松を目指して風林火山(2008年6月8日・風林火山)


その書き込みに釣られました。

だって、すごく飲みたい。


お店に着くと満席。
松本駅前の店が軒並み定休日である日曜日。
例えハイタイムの19時と言えども、
「わりと空いているんじゃないかなぁ」と思っていました。
何故、日曜日定休が多いかって、
お客さんが少ないから…だと思うんですヨ。
だのに、この混雑ぶり。

予約しておいて良かったデス。

この日、
店主殿がmixiに書き込んだお酒がきっかけで、
お店を目指しました。
新しく入荷したと言うお酒、飲みたかったんです。
「今日行きますから!!」と店長殿にメールしたからこそ、
1席、取っておいて下さいまして。
無事にお酒にありつけました。

【 縁喜・松尾 】

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長野・縁喜・純米吟醸無濾過生原酒“金紋錦”…
酒っぽい香強く、
甘味先行+シトラスのイメージに、
オレンジジュースを加えたような。
清らかな杏酒。
やや舌触りに粒子を感じ、
酸の元気の良さがやや染みる感じ。
その弾け、良いです。
素敵な個性。

長野・松尾・手造り純米生詰…
ほぼ無香。
やや手垢っぽいイメージ。優しい全体。
体に吸収する具合、溶け込み具合は高そう。
程好い酒重力のバランス。
舌にも喉にも優しいし、刺激も少ない。
ミネラルの多い水を想像する。

何でも「松尾」リピート率が高いそうです。
いろんな種類のお酒を飲んでくれる人も、
ふと「松尾」をそのルーチンの中で頼んでくれたり。

【 サザエ刺 】

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ごりごり旨いです。
歯はずっと元気でいて欲しいと思う味。
このごりごりをまた楽しみたいっ。

【 カワハギの肝あえ 】

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生姜の味が強く、生魚っぽいです。
ごまの香もあり。
「厨十兵衛」の肝和えは醤油が要りませんが、
「風林火山」の場合は醤油を付ける事を前提とした味付け。
これもお店の個性ですよネ。
食べ歩きの楽しさでもあります。

この時期によく食べていた肝和え、
そのほとんどが「厨十兵衛」なのですが、
ここ「風林火山」で添えられる山葵も新鮮に感じました。
醤油を付けて食べるからこその山葵、と言った感じ。

【 高井鶴・御湖鶴 】

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メニュウの中から「鶴」を2種類。

長野・高井鶴・佳撰生…
小布施ワイナリー趣味の酒の、去年のもの。
ラベルには「06BY」と書いてあります。
今年は「07BY」ですね。
日本酒の世界では「BY」…「BreweryYear」は「平成」の年数を取り、
今年これから造るお酒は「20BY」と表記するのですが、
そこはワイナリー、西暦から取っているのですネ。

ややほろ苦い感覚。
目立つ特徴が無く中庸で何とも言えず脱力系。
「硬い」と言うか、強張っている感じも。
熟成酒の開栓直ぐ故の緊張かも。
今後変化して行きそうな気配。

長野・御湖鶴・吟醸“新美山錦”しろラベル…
スッキリした香。
シャープ&ドライ。
だが甘さも引き連れていて良い。
やや好みにしてはキレが悪く思う。
どこかにじむような酒の残り。
前半のクリアさ、透明感、クールな印象は好き。


帰り掛け、
以前飲んだ「北安大国」の噂を聞く。
ひと口、試飲させてもらったのだが、
想像以上の変化。
そんなに時間が経った訳ではないけれど、
酒に凄みが生まれている!
旨い!

またしても次なる酒が気になるではないか。
しかも長野酒。

楽しみが続いて行く。

この喜び。

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2008年8月11日 (月)

また豚ときゅうりの季節です(2008年6月3日・厨十兵衛)


豚、うまい。
瓜、うまい。
酒、超うまい。


6月第1週、
今週は今日しか飲みにいけない!
…と思って行って来ました。
火曜日。
普段は木曜日、土曜日に飲みに出ることが多い中で、
火曜日に飲みに出るのは、
我ながら珍しいと思いました。

平日、いつも以上に街は静かで、
厨十兵衛、
僕がいた小一時間、
顔見知りの3人と店主Idさんの4人だけでした。
行き道帰り道、
通りすがる他のお店も軒並みそんな感じ。
平日の街の静けさは珍しく映りました。

ちょうどお会いした僕以外の2人のお客さんも、
飲食店関係の方で、
逆に飲みに出易かったのかも知れません。
普段はなかなか遊びに出られないけれど、
こうした“戦士の休息”、街が欲していたのかも。
そしてまた、
美味しいものに飢えた戦士が、
厨十兵衛に憩いを求めてやって来る…
…それもまた街の姿かも。

【 厨十兵衛 】

【 埼玉・花陽浴・純米吟醸袋吊り斗瓶取り無濾過生原酒 】

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飲んで一口。
「メロンソーダだ!!」
…そんな印象。
甘味も深く、どすこいっ!とパワフル。
甘さ、メロン系の香の強さが、
炭酸なんて無くとも、
メロンソーダを思い起こさせるものでした。
たまらない力のあり方。
こうしたお酒も面白いです。

【 イサキの刺身 】

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お刺身はどうしようかなぁ…と悩んだ中で、
メニュウの一言に惹かれます。
「イサキ」は「梅雨イサキ」と呼ばれるほど、
この時期が旬なのだそうです。
やっぱり美味しいお酒と共に今を楽しみたい!
ゆえにお願いを。

すごくスマートなお刺身。
奥の方にしっかりした旨味があり、
押し付けがましくなく、
シンプルな旨味の入りは、やはりお魚特有。
余韻に感じられる脂が旨い。

【 大阪・秋鹿・純米吟醸“超辛口” 】

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米味、旨い。
やはりこの美味しさ、秋鹿の特長。
やや暮れた酒の香もするけれど、バッチリな酒質。
蜜と粉の雰囲気をやや拾うものの、
それが飲み干した後に残らない。
キレが良いと言うより、サバケが良い感じ。
食が進むし、食を見て飲んで行ける。

このお酒、酒造好適米「山田錦」を使ったもの。
これは土地柄、ありえる話。
酵母が珍しいです。
「協会11号」…
「真澄」の蔵から発生した7号酵母の分離株である、
11号酵母を使ったお酒、あまり飲んだ経験がありません。
精米歩合60%にして、
醪日数38日も驚異的に感じます。
お酒は数値で推し量れないけれど、興味は湧く湧く。
裏ラベルには色々と書かれていて、
もろみの最高品温も記載されている。
これが15度らしいデス。
低温でゆっくり大切に育ったんだろうな、
そんな想像の湧き立つお酒。

【 ゆで豚ときゅうりの酒盗和え 】

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またこの季節が来たんだな!
…と言う感じ。
厨十兵衛では酒盗ばかり食べている印象がありますが、
どのバリエーションも本当に美味しくて困ります。
頼まずにはいられない!

そう言えば、
これも去年猛威を振るった大好きメニュウ。
この酒盗版ではない、
「ピリ辛和え」も甘いタレと辛味が調和して、
実にお酒を美味しく飲ませるものです。

ゆで豚、きゅうり、酒盗…という言葉だけを想像すると、
一緒くたにして食べる印象が、
料理の想像が湧かないものですが、
実際に食べてみたときの、
ゆで豚がゆで豚として美味しく、
酒盗の味付け、塩味と合致した上で、
歯ざわりの良いキュウリが旨い。
どれがどれを邪魔することも無く、
サラダよりも濃厚で飽きさせず、
葉モノの食べにくさも無く、
トータルバランスに非常に優れた一品。
うまいっ。

【 茨城・武勇・純米 】

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「ゆで豚ときゅうりの酒盗和え」に合わせる様にお願いした、
その名も「武勇」は強いお酒。
「秋鹿」でも感じた米の命流、
酒の中に生きる米味を体感できます。
丸く、ふっくらとしているけれど、
そこでぼやけたりせず、キリキリと元気。
この時間、食が進んだその先に…
味の強くなっていく食卓に美味しいお酒。

【 温玉のっけキムチご飯 】

Cimg2862

さてさて、
そんな感じに飲み進め、〆にお願いしたメニュウ。
どんな感じか想像がつかなかったけれど、
何と色鮮やかな混ぜご飯。
炊き込み系ではないんです。
ムラ無く均一に色付いた米の照り、
その旨そうなこと!
注文後のIdさんを見ていると、
ご飯とキムチをよくよく混ぜ合わせていました。
混ぜ合わせてこの色艶…と言うのは、
なかなか常人には出来ないような。
ある時、
世界最強に旨い厨十兵衛のチャーハンを、
自宅で再現できないのは、
火力ではなく、
そのたくましい肉体の差が理由ではないか…と言う噂がありました。
これももしかすると、同様の理由では…。


夏、盛りに酒を飲む。

美味しい料理で元気をもらいながら飲む。

幸せです。

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