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2008年12月22日 (月)

過日夏日は冬日に続く。(2008年7月・厨十兵衛)


今はすっかり冬ですが、
飲み日記はのんびり進んで行きます。

洋酒やカフェの日記が続いているけれど、
やっぱり生活の基本は日本酒にある訳で。

あの味、思い出せば懐かしく、厨十兵衛にて。

夏。


【 厨十兵衛 】

【 島根・開春・生もと純米超辛口・夏の発泡生 】

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サッパリとしたお酒が飲みたいその気分を、
店主Idさんに伝えると、
このボトルを持って来て貰いました。

“生もと”造りによる特長からか、
ココアの風味に似た香。
発泡している爽やかさもありつつ、味は乗り、
コクうま。
「爽やか」と「コク」は相反するようで、
合っていて、美味しい。
今年、何度かこの「厨十兵衛」で「開春」は頂いているけれど、
どれもかなり楽しめる酒質。
また長野県の基本酒質とも、関東圏で多い酒質とも違い、
西の地酒を思わせてくれる異国情緒は、
味わいと食との組み合わせの幅を広げてくれる気がします。

【 えんがわの酒盗和え 】

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現在は「イカの酒盗和え」になっていますネ。
とにもかくにも、
ヘビーリピートしたメニュウ、大のお気に入り。
また“えんがわ”の入荷がある季節を楽しみに待ちたいです。

【 島根・王禄・純米吟醸“渓”生 】

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「夏の渓流」と呼ばれる「王禄」の夏ラベル。
メモには一言「うまい!」と残る。
良い水を思わせるお酒で、
良い水から成り、
良い水を活かして、仕上がっている…
それが飲んでひとくち喜ばせてくれた。
「王禄」には飲ませて喉を通る時の旨さの表現があり、
酸も高めで「強く旨い酒」と言うイメージもあるけれど、
軽快に作っても上手…と言う実力が見えたお酒。

【 大阪・秋鹿・純米吟醸無濾過生原酒“へのへのもへじ” 】

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旨い酒が続き加速がついて、次なるお酒へと進みます!
「秋鹿」の「へのへのもへじ」ラベルは何度か飲んでいますが、
いつも美味しい印象…
特に「秋鹿」、今年は厨十兵衛でよく見掛けるので、
その度に楽しんでいますが、
酒自体もしっかりしていて、かつ料理を楽しませてくれますね。

全体的にスキッとしていてライト。
面の立ち方がシャープ過ぎずにスマート。
そうした淡麗辛口の言葉が並ぶなか、
米味は確かに存在していて、バランスが実に良いです。
キレも良い美味しいお酒。

【 プチトマトと鯛のスープ仕立て 】

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メモ「うまい。信じられない」……

…何か食べたとき、
「こうしたら僕も造れるかな、再現できるかな」とか、
「美味しい」と感じながらも色々思ったりします。
時に「どうやっても再現不可のプロフェッショナルな味」に出会うと、
「すごいなぁ、信じられないなぁ」と思います。
このスープ仕立て、冷製でした。
温かいものだと、ダシの香にしても魚の風味にしても、
また油分に香が乗って美味しさがとかく伝わりやすい。
これは自作ラーメンをする経験上、
ラーメンを食べる場合も温度が大切なのと同じ理論。

よく冷えて喉越しも心地が良いスープ、
しっかり味が届き、全てが旨いと感じられるもの。
塩の味わい、ダシの味わいの融合は素晴らしく、
冷たいスープがこんなにも美味しいとは…
想像の遥か上を進んで、
「あぁ、これは見事なものだなぁ」と、
「素人には出来ない料理人の技術の味だなぁ」と感じ入った次第。
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鯛の香も程好く混ざり、
酒もキレの良いものを飲んでいたので、
ふくよかさとキレのコントラストを美味しく頂きました。
冬場は小鍋が出ています。
良いダシ、熱さに浮かぶふくよかな香。
たまりません。

【 高知・土佐しらぎく・特別純米“八反錦”斬辛 】

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「土佐しらぎく」を思い浮かべると、
どちらかと言えば女性的で、香高く、
キレより優しく伸びる余韻と言ったイメージ。
そこから考える「斬辛」は“らしくない”けれど、
こう言う酒も造る、表現できるんだなぁ…と思え、
幅の広さを感じさせます。
強く辛い事はなく、食中酒向きの風体。

【 キスの天ぷら 】

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お酒を主体にして飲んできて、
最後にお願いしたのは、キスの天ぷら。
この季節、美味しい時節ゆえ。


夏には夏の酒があった記憶を辿りながら、
次回は冬の酒を楽しむ日記に続きます。

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