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2008年10月21日 (火)

はじまる、続く、続いて行く。(2008年6月28日・厨十兵衛)


こうしてブログに残ると言う事は、
もちろん、記録であり記憶である訳で、
どんなタイトルを付けようか。
考えた末に、
6月24日の辰野ホタル祭から続く、
この6月28日を「はじまる、続く、続いて行く。」と名付ける。
今もこれからも繋がって行くと良い、楽しくも美味しい時間。

Ykさんとふたりで向かった厨十兵衛。
偶然居合わせることはありましたが、
一緒に飲みに出たのは、この日が初めて。
( 飲みの途中で合流した事は以前にもありますが )

【 厨十兵衛 】

店内は賑わっていて、
カウンターの上に
日本酒のボトルが置かれる事が多く見受けられ、
それもまた嬉しかった事を覚えています。
日本酒居酒屋である「厨十兵衛」だからこそ、
様々な銘柄を飲み比べる事が出来る……。
日本酒が多く出る日は、
カウンターの上に、
味も様々、見目、ラベルデザインも様々、
美味しさと楽しさを瓶に詰めた日本酒が並びます。

【 山口・東洋美人・純米吟醸“611” 】

Cimg3064

まずお願いしたのは、
「東洋美人」の611番地のお米で造った純米吟醸。
非常に高品位で、
出品酒系にありそうなカプロン酸エチル系の芳しさが、
非常に無理なく入って来て、快いデス。
味わいも高バランスで、
どこにでもクリアさが存在していて、
芯はドライだからこそ、もたつく事無く、
淡麗に走りすぎずに美しく、
重すぎる事も甘すぎる事もない。
非常に良い品質のボトルでした。
目の覚める美味しさ。

【 早採りザーサイの浅漬け 】

Cimg3067

酒肴はいつもお願いしていたい定番メニュウを。
早採りザーサイの浅漬けは、
その食感と程好い塩気、また瑞々しさが好ましいですよネ。
お酒に合う…というよりも、
お酒を飲む場に合います。
食べる清涼剤。そんな感じ。

【 えんがわの酒盗和え 】

Cimg3068

こちらは旨味なるもの。
平目のえんがわが入荷している時に登場する、
この夏、僕の中で大ブレイクした必殺系酒肴。
大好きですね。
「手始め」以降の酒肴に、
「これはYkさんと一緒に食べたい!」と思うもの、
日本酒をこれから飲むのならば、
用意しておきたいと思うものをお願いしました。

【 滋賀・一博・特別純米うすにごり 】

Cimg3070

1度は飲んでみたかった「一博」…
数年前、滋賀の「七本鎗」に出会った頃、
使っていた滋賀の酒屋さんのラインナップにあったもので、
中澤酒造の蔵人さんが、
「大治郎」の畑酒造さんの蔵内で仕込むお酒。
極少量生産だけれど、だからこその品質がある…
…そんな風に聞いていました。

滋賀の酒は料理に合います。
強すぎない香、味ノリの良さ。
派手さが無くとも旨味の変化が楽しく、深く、
サバケが染みる時、抜ける時……
酒肴の顔にも合わせて来て良いデス。
この「一博」も、
そうした滋賀酒の良さ、確かに感じました。
うすにごり分のほのかな柔らさも嬉しい。

Ykさんには、
フレッシュな感覚が美味しかった「土佐しらぎく」をオススメ。
今では瓶を並べて写真を撮っていますが、
この頃は自分のお酒だけを撮影していたのだなぁ…と気付きます。

【 馬刺のたたき・ゴマ油塩がけ 】

Cimg3069

さっとごま油が掛けられていて、
香良く、また肉の柔らかさもあり、旨い。
2種類のネギが与えてくれる味の変化、
辛味の添えは的確。
強すぎない…タレなどによる加味が、
ほとんど為されていない故に――…
塩による旨味のあり方、心地好く感じられる味の構成。
日本酒をたしなむ中で、調律され、合う印象。
味が強い場合は時としてギャップがありますが、
この“たたき”の程好き事、流石の厨十兵衛と言った感じ。
つまんでは食べ、一献。これ幸せです。
タレもまたタレの良さがありますが、
このごま油、塩、ネギ、そして馬肉のたたき。良いですねぇ。

【 栃木・大那・特別純米生“玉苗” 】

Cimg3072

「山酒4号」と呼ばれていた山形県の酒造好適米。
正式に名前が付けられ「玉苗」として市場で見かけるようになりました。
首のラベルを見ると、
「那須玉苗」とあるので、地元産米であることが伺えます。

Ykさんと楽しくおしゃべりをしながら、
直近、埼玉の「チョウゲン坊」で飲んで美味しかった、
茨城「来福」の「夏の酒」をオススメ。
「大那」、
酸の構成が元気で、張りがあり、
その分、やや渋味も感じながら、
それこそが「馬刺のたたき」と合う感じで。
美味しい。

「 それでは 」

…と、頃合良く酔いも進み。

駅前に向かう事にしましょう…と言うことで、
満ち足りて「厨十兵衛」を後にします。

この夜、まだまだ続きます。

続いては洋酒の世界。

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