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2008年10月 8日 (水)

おそらく今週の流れ。(2008年6月25日・よよぎ、SideCar)


現時間と時差のあるブログだからこそ起き得ることで。

今週、もし平日に飲みに出るならば、
「よよぎ」→「SideCar」かな…と思っていました。
「よよぎ」は久し振りだから、何か良い日本酒がないか…と、
「SideCar」はリニューアル後だから、
新しくなったバーカウンターを見に行きたくて。

過日6月、この日はどう考えてこの流れだったのか。

それを思い出しながら日記を書くと、
ちょっと面白いんだな…と気付く。


【 よよぎ 】

【 長野・翠喜・純米吟醸直汲“美山錦” 】

Cimg3055

諏訪の「舞姫」の特定流通銘柄「翠露」の、
東京・聖蹟桜ヶ丘「小山商店」ラベル。
店主喜八さんの「喜」をもらって名付けられたと思われるもの。

舞姫の可能性…と言うと、
失礼なのかも知れないけれど、
「こんなお酒も醸せるんだ!」と嬉しくなる、その味わい。
酸+塩のニュアンスで元気でありながら、
こってり甘くもあり、味わいは多彩。
一本の方向性は酸味の流れに乗っていて、果実的です。
メモには「オレンジソフトクリーム!!」と大きく残っていました。
酸味と甘味、冷えた時の爽やかさ…
「これは面白いお酒に出会えたぞ!」と喜んでいたハズ。

【 カルパッチョ風 】
( ↑魚はその時いろいろです )

Cimg3056

カッコ内もメニュウのうちデス。
たっぷりの野菜が何よりも嬉しい大将渾身のメニュウ。
手間が非常に掛かるのだけれど、
掛かるからこそ新鮮さも保たれていて、
野菜もお刺身も存分に喰らう。
食事をする楽しさって、
この勢いにあるんじゃないかと思えるくらい気持ち良い。
きっとこれで2人前くらいあるんだと思いますが、
僕にとっては1人前です。大好きすぎる。
誰かとふたりで行ったとしたなら、2皿でお願いしたいかも。

【 納豆オムレツ 】

Cimg3057

久し振りに頼んでみた納豆オムレツ。
初めて見たときはカルチャーショックだったなぁ。
数年前のことです。
実にシンプルなものなのだけれど、
納豆とバターの味わいは1度知るべき食べるべき。
お酒に合う…というよりも、
和やかな「よよぎ」の夜に、更に心地良い時間を与えてくれる、
居心地の良い店の胃心地の良くなるメニュウ。

【 Side Car 】

Cimg3364

【 St.George's New Make Spirits Peated&Unpeated 】

Cimg3059

今気付く…
これ「セントジョージズ」蒸留所なんですね。
ずっと「セントジョーンズ」だと思っていました。
はっ、恥ずかしい~。

ともあれ、
この夜に「SideCar」に向かったのは、
明らかにこのニュースピリッツを目的にして…だと思います。
先んじて「キルホーマン」のニュースピリッツを試していて、
「セントジョージズ」…これはスコットランドではなくイングランド産。
新興の蒸留所ですから興味が湧いてのこと。

「 ニュースピリッツたるや、どんな味なるものか 」

きっとこれも蒸留所ごと、水、風土毎に差があり、
特に赤いラベル、
ピートを焚いた60ppmのフェノール値があるものと、
白いラベル、
ノンピートで造ったZero ppmのフェノール値の兄弟スピリッツ、
飲み比べてみるに、
ここまで適したボトルと言う教科書があるでしょうか。

ヘビーピーテッド:

パッと思い浮かんだのは、カニカマの香。
あの魚肉加工品。
キルホーマンに対しても思ったのですが、
マヨネーズっぽさ、オイリーな雰囲気を感じます。
「ウィスキー」と名乗ることが出来る熟成年数に到達しない、
「ニュースピリッツ」にして、
この表現、けしてネガティブなものではなく、
ふと、第一印象で、そんな風に思ったのデス。
その中から、杏子と干し葡萄の様なニュアンスも拾いました。
どれも「味」に直結するものではなさそうで、
香から湧くイメージ。

飲んでみると、
強いピートに鼻から口まで全てが包まれ、
その中、
衝撃が抜け始めると、
次第にモルトの雰囲気を感じ取ります。
温かみのある味。
強く、熱い…味から受ける印象。
日光の中、光を背に空を飛ぶ虫を…
トンボを想像しました。
日光を受けているからこそ、その背は熱く。
彼らのような色合いと味を想像します。

アンピーテッド:

まず香を「葡萄」と思います。
あまりに葡萄っぽくて、
ウィスキーの原料を一瞬忘れました。
ウィスキーは麦から作られる…
それは分かっているのだけれど、
心の底から葡萄の香、干し葡萄、
甘く酸味も多少ある生果実ではなく、
あくまで甘さが際立って、とろけるような干し葡萄。
非常に強い甘味を感じる香です。
どこかアップルパイの様。
奥の方に、
グラスを空にしたビールの香も拾います。
すごく注意深く見て、それだけを拾い出したけれど、
やはり全ては干し葡萄の香。

飲んでみると、
強い刺激があり、香で抱いた印象そのままデス。
なお、より一層葡萄の雰囲気が強まり、
麦芽の存在を…
疑うからこそ、面白いですネ。
余韻は長くなく…
余韻と呼べる香に包まれる時間は短く、
刺激がだんだんと抜けて行く感じ。

2種を飲み比べてみると、
そのピートの有り無しの差はもちろんですが、
甘さや香の素質などは、似るものも多く、
面白さを感じた飲み比べでした。


明日あたり、飲みに行けたら良いなぁ。

それを思い出す、今回の日記。

“ おそらく今週の流れ ”

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