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2008年9月18日 (木)

スイーツファンタジスタ!第1週(2008年9月15日・ながの東急)


アシェット・デセール…

第1週、コラボレーションスイーツ。

Cimg3703

3種、一堂に介す。


昨年に続き、
長野市の「ながの東急」で開かれた
「スイーツファンタジスタ」に行ってきました。
目玉となるアシェットデセール…
イートインでしか味わうことの出来ない限定スイーツを目当てにして。

立体駐車場「ToiGO」に車を停めようとゲートをくぐると、
そこに係員さんがいて、
「2周年記念ですー!」とトイレットペーパーを頂きました。
昼、13時過ぎ、「ToiGO」からの道すがら、
また、ながの東急内も人はまばら。
ランチタイムならば、
あまり混まないかも…そんな予想をつけて7階の催事場へ。

熱気。

しっかり長蛇の列となっていました。
人気が伺えます。
結果、1時間待ちでイートインブースへ入ることが出来ました。

9月11日~17日の第1週目、
9月18日~24日の第2週目で、
アシェット・デセールメニュウが入れ替えになるのは、
去年と変わらず。どちらも食べてみたいことも去年と変わらず!

県外の有名スィーツ店と県内のスイーツ店の合作、
「全国コラボレーション」メニュウが2作品、
県内のスイーツ店2店の合作、
「信州コラボレーション」メニュウが1作品、用意されていました。

【 幸せの青パパイア・エキゾティック仕上げ、フランボワーズのジュレを添えて 】

Cimg3701

【 Intoroduce 】

パンフレットより:
青パパイヤを白ワイン、キャラメルで多彩にアレンジ。
クリアナナ、ビスキュイ、バナナとライチのムースをミルフィユ。
フランボワーズの濃縮ジュレと共に。

全国コラボレーション
東京都・パティスリー・コリウール
×
伊那市・菓匠Shimizu
…の作品です。

赤のグラスに黄のデセール、
白いお皿が派手過ぎないまとめ役。
鮮やかなひと皿、グラスもあり目を引きますね。
これに緑が多いと、
「夏」と言う印象が僕の中で浮かびますが、
程好い、秋に合う明るさが好印象でした。

まず、ジュレから。
するっと口の中に入って来て、
色から酸味の始まりを期待しましたが、
思いの外、優しくほんのりとした果実感。
ジュースフルと言う訳でもなく、
また砂糖などの雰囲気も強すぎず、バランスが良いです。
どこかイチゴジャムの様な加熱した甘みもあり、
それがまとまりと品を打ち出している様子。
ジュレと言えど、強く冷やした夏メニュウとは異なり、
きちんとメインであるミルフィーユに、
添えられる役割を果たしていました。
ラズベリー単独でこの味の深さでしょうか。
他のベリー系や、
何かリキュールではない雰囲気の工夫がありそうです。

ミルフィーユはしっかりとした成形が印象的。
フォークで押すと柔らかくもまた、弾力が見て取れました。
押して崩れる、フォークを立てて崩れることがなく、
食べやすかったです。
口に入れると、まずはクリームの印象。
香の良いクリームが先んじて、あまり果実の印象はありません。
しかしながら、直ぐ様、完熟したマンゴーの様な
南国果実系の酸味と甘さに転じて、
終点は両方の甘さが融ける雰囲気。
最下部の生地がやや粉っぽく、淡白で、
邪魔をしていないと言えばしていないけれど、
印象にも残りづらい感覚。
クリームの方が強いので、
このあたりの重み付けは好みの範疇ではないかと。
もう少しビスキーな香ばしさがある方が僕は好きだなぁ…と思いながら、
それでも美味しく頂きました。
またクリームのふんわりとした口解けの対比として、
果実の強さがもっとあっても良かったのかも…とも。
生地、最下段と中段で焼き加減が違うように見えたので、
きっと様々な工夫が凝らしてある一皿だったと思います。

【 プロムナード・グルマン ~美食家の散歩道~ 】

Cimg3696

【 Intoroduce 】

パンフレットより:
濃厚なクレーム・ド・ヌガー・モンテリマール、
ピスタチオのクレームブリュレを引き立てるのは、
クロッカンプラリネと巨峰のソルベ。
五感で感じあう至福のひと時。

全国コラボレーション
横浜市・クール・オン・フルール
×
松本市・ホテル・ブエナビスタ
…の作品です。

まずはどこから食べようかな…と思います。
なかなか食べづらい。
ナイフで巨峰のソルベの下、
飴の天板を貫いた…までは良かったのですが、
土台となるプラリネでナイフは止まります。
力を入れるとヌガー・モンテリマールごと崩れ…
ナイフではなくスプーンなどで食べるべきかも知れません。

巨峰のソルベの香が芳しく、
馴染んでこない印象がありました。
ヌガー・モンテリマールやプラリネなどは、
それなりの濃度のあるものなのですが、落ち着いた存在。
ソルベは水分を含み、爽快な雰囲気があるので、
その差異を良点として、僕が見出せなかったように思います。
それぞれを乗せ合わせるのではなく、
平たく並べ、個々の良さを楽しむことを基準に、
時に合わせても美味しいかも…
それを模索するスタイルでも良かったのかなぁ…と思いました。
果物がシンプルに美味しかった印象も。

クレーム・ド・ヌガー・モンテリマールは、
フランスの地方菓子なのですネ。
正式にはアーモンドやピスタチオなどが基準以上入っている事…
…と取り決めのある伝統的なお菓子だそうです。
ソルベ、飴、ヌガー・モンテリマール、
ピスタチオのクレームブリュレ、プラリネ…と5階構造に、
果実の装い、マカロン、
色々楽しめる!という意味合いで、
きっと「散歩道」と言う名付けになったのだろうなぁ…と思いました。

【 フロマージュとショコラのマリアージュ 】

Cimg3698

【 Intoroduce 】

パンフレットより:
温かいチーズグラタン(木いちご入り)にジェラードを添えた、温冷スイーツ。
更にピスタチオのケーキとムースを贅沢にショコラで包み込んだ究極の2品。

信州コラボレーション
長野市・モンシェリ
×
波田町・シュテルン
…の作品です。

まずは、フロマージュから。
あたたかいフロマージュを口にすると、
その温度だからこそ立ち上るチーズの香に目が覚めるよう。
ベイクドチーズケーキを焼き上げた…
そして切り出した際に生地の谷間から湯気と共に立ち上る、
熱せられた酸味と甘さ、素晴らしい乳臭さの入り混じった香が広がります。
粉感が強く、ねっとり絡み付く様な質ではなく、
まるでチーズのお饅頭みたいです。
ほこほことして、濃さも程好く感じます。
ショコラとの相性も良く思いました。
ただ、ミルクのジェラードは、
いかんせんチーズの個性には勝てず、
温冷の楽しさは味わえても、本当に必要だったのか…とも思います。
かと言って、カラメルでは強すぎる上に、
どこかショコラともバッティングしてしまいそう。
このソース、難しそうです。
もしか、そのままでも美味しかったのかも、と思いました。

ショコラは絶品でした。
僕もYkさんも「これはすごく美味しいね!」と、
たまらず笑顔で頷き合うほど。
それぞれの部分に無駄が無く隙が無い…
全ての美味しさがひとつのケーキにあり、バランスが良い。
食感、味の濃さ、口解け、余韻に至る全てに美味しさを感じました。
外壁と内部に構造は分けられ、
内部は中央部にピスタチオのムースが配され、
周囲にショコラカラーのクリームなど。
まず舌に触れるチョコレートは濃く、
けれどくどすぎない程度にまとまっていて、
板チョコレートの方がまだしつこく感じられる味の濃さ。
けれど、食感は全体の中でやや強く、
それを破ると内部に行き着きますが、
その際に砕け散るショコラが口いっぱいに広がり、
次いで内部、柔軟に融けていくムース、クリームが、
そっとショコラの行き過ぎるまでを後押ししつつ、
優しく余韻をさらっていきます。

実に美味しい。
店頭販売されないものか…と切に願える一皿でした。


2人で、3皿。
流石に、やや重め。
帰りにショップコーナーを眺めましたが…
…それこそお土産を考慮して眺めたのですが、
「 いま、クリームはちょっと… 」と言う満腹ぶり。
1時間並んでの成果はあったと思います。
スイーツを楽しむ、その価値ある時間♪

来週の「2週目」では、
おみやげを買って帰ろうと思います!

しっかり食べてしっかり楽しむ!
長野へのスイーツ遠征。

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