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2008年8月21日 (木)

賑やかな夜に華やぐ鍋島(2008年6月12日・よよぎ)


その場、その空気に合っていた。

いや、

まるで空間のツマミが佐賀の酒「鍋島」であり、
僕の呼気の和らぎ水が酒であり、
人の賑やかな声が、
「鍋島」に華やぎを与えていたのかも知れない。


【 よよぎ 】

ドアを開けると同時に、賑やかな声がする。
よく見掛ける市役所のおじさま、
いつもは仕事帰りにひとりなのに、
今日は奥様をお連れで、楽しそうに話している。
大将や女将さんともお知り合いの様で、
カウンターを挟んで明るい話題で持ちきりだ。
座った席、
カウンターのL字の向こうにS藤先生がいる。
直前の週末に上山田温泉の「大黒食堂」に行き、
そのラーメンの美味しさに感動し、
また「ニンタレカツライス」を食べたいんですヨ!…なんて話をした。
「麺肴ひづき」でもお会いすることがある
S藤先生もラーメンは大好き!
「大黒食堂」もやはりご存知で、
あの美味しさを懐かしむように話をした。
「ニンタレ」も自作してみたらしい。
まだ見ぬ「ニンタレ」だが、
カツに対して実にサッパリと食べられるものらしい。
油モノ、そんな「サッパリ」と言う言葉が存在するのだろうか。
聞くと、
ソースに比べ、
そのサッパリ度合いはなかなかのものの様で、
醤油がベースとなる「ニンタレ」の
香味野菜や粘度など、どれも有効に美味しいらしい。
本家「ニンタレ」…「ニンタレカツライス」も食べてみたいけれど、
自作も良いな、なんて思いながらお酒を飲んでいた。

【 佐賀・鍋島・純米吟醸生“風ラベル” 】

Cimg2911

風が生まれるお酒。
すごく芳しくて強くて旨い。
心からの喜びを味合わせてくれる気がします。
ふと思えば、
生と火入れを飲み比べて楽しかった
「出羽桜」とは対照的なシステムに感じる。
共に素晴らしい日本酒であり、
ハイ・バランスに定評のあるお酒を醸しているけれど、
比べて「鍋島」は良い意味で良い意味で派手…と言うか、
勢いがあり、そう「風」を感じるお酒。
美味しさが楽しさをも生み出すようです。

【 かぶときゅうりの浅漬け 】

Cimg2912

やや久し振りに見かけた浅漬け。
これも大好き。
塩と野菜の甘さが酒に合い、喉をも潤すかのよう。

【 本流九号・豊盃 】

Cimg2913

熊本・本流九号(千代の園)・特別純米生…
セメダイン系の香。
塩、プラスチック、若、パイナップルを想像。
酸がモロメチャ立っている。
すさまじく強く、ロケットみたいに飛び出る感じ。
味は軽くシンプルなのに、その前半の印象が残る。
どこか“食う”みたいな甘さを感じる。
更に塩…浅漬けと合わせるとメロンみたいな…酒が膨らむ感じ。
若いメロンの美味しさが溢れる。
美味しいデス。
更に7月後半に見かけた時は、
より熟成が進み、甘さの朗らかな事この上なく美味しかったデス。

豊盃・特別純米しぼりたて生、
うーん、やや苦手な方向に進んだ感じ…。
香は実に立っている。
美味しいと思わせる香に混ざって熟れた香があり、
どうにも好みの範疇から外れて行く感じ。
どこかクールな顔立ちなのに、余韻は極厚で意表を突かれる。
中盤以降のバランスは良いのだけれど、
今日のお酒の流れ、気分からは何とも重いかも。


3種類のお酒を楽しんで、ではでは次なるお店へ。

気分が乗って来ると元気が出て来ますよネ♪

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