夏野菜が始まっていた(2008年6月29日・家酒)
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【 料理酒 】
1):料理をする時に用いる酒類。
日本酒、ワイン、リキュールだって何でも可だと思う。
2):料理をしながら飲むお酒。
心のエンジンに注ぐガソリン。
昨晩、専ら後者を選択。
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土曜日、しっかり楽しんだ翌朝、そして日曜日。
いつもは6時30分前に目を覚ますのに、
うっかり気付くと9時ちょっと前。
やや深酒気味の朝、そのままダラダラと昼を過ごす。
「憩の森」に行こうか…コーヒー、飲みたいな…
…なんて思いながら、
静かな部屋を見渡すと、段ボール箱が1つ、届いていた。
母に聞くと、
「寝ていて気付かなかったんだよ」と教えられる。
宅配便の中身は、
先日、帰らぬ基板となったグラフィックボードの付け替え品。
値段と性能とを何となく眺めた末に、
ディスプレイはBenQ社の「G2200W」と言う液晶ディスプレイ、
ビデオボードはエルザ社の「GLADIAC-786GT_512MB」を選んだ。
合わせて36000円だったので、
僕としてはお買い得だったと思っているし、
午後の更に静かな日曜日が続く時間の中で、
せっせと換装、セットアップした結果は、満足を得るものだった。
ずっとCRTディスプレイばかり使ってきたけれど、
22型の液晶、良いです。
思いの外、良くて上機嫌。
そんな頃、居間が騒々しくなる。
両親が家ご飯の準備を始めていた。
小皿にグリーンピースが入っている。
「 これ、うちの? 」
「 そう、畑で採れたやつ 」
まだ茹で上げられたばかりのグリーンピース。
大粒で豆の甘さに溢れている。
ぷちんとはぜる皮と、中の小粒ながらにほくほくした実は、
素直に美味しいと思える。
買ってあった「モアネット・ブラウン」と共に飲み始める。
やや苦味の利いた…けれど、後味に残る、
濃い甘さとの調和、気持ちが良い。
先日の名古屋行でお土産としてMASAさんに頂いた、
愛知県額田町の「孝の司」の「酌」と言う日本酒も飲み始める。
一緒に作ったお手軽料理、
名づけて「ズッキーニ・チャンプルー」も
畑から採れたもの。
父が言うには、今年はとても良い出来だそうだ。
「孝の司“酌”」…飲めば飲むほど不思議なお酒…だと思う。
「柔軟」…味に対して舌に対して、迎え入れる食材に応える。
初めて飲んだ時に、やや辛味を感じた。
刺激があり、酒自身がしっかりしている事、
長野でも見受けられる土地独特のクセも感じ、
喉を抜けるまでは甘みも感じられ、
抜けてから先、甘みがほどけて行くと辛味が出て来る。
連続して試飲する場合、
そのクセを理由にして、あまり良い点数ではないだろう……
そんな気がした。
それで良いんだと思う。
名の通り、まさに「酌」の世界。
こうして料理と共に和んで飲む、その旨さに見合う。
間口の広さも素晴らしく、
グリーンピースは茹で上げて、
塩を軽く振っただけ、胡椒を気持ち落としただけ。
それに比べて、
ズッキーニ・チャンプルーは、
ネギとにんにくを焦がした油や、
塩、醤油もひと回し、味付けもそれなりに付けた。
卵を入れるから、
あまり薄くは出来ないし、
ダシスープも加えるので、全体に味は強い。
グリーンピースの甘さを隠すことなく、
ズッキーニの旨さの中でも甘さを忘れず、
喉を通った熱を冷ますと同時に、
じんわりと酒の旨味を置いていく、柔軟さ。
実に美味しい。
今回、
この6月の東京、名古屋を経て、
初めて「孝の司」と言う酒に向き合った。
最初は「たかのつかさ」と読んでいた。
「こうのつかさ」と読む愛知の酒である。
探せば、出会えば、まだまだ知らないお酒がある。
知らない美味しさを持ったお酒がある。
尽きない楽しさと美味しさを思いながら、
気付いたら布団の上で眠っていた。
やや夜は冷えていた。
気分が良いと涼しさすらも心地が良いものだ。
午前2時、やや深く布団を手繰り寄せて再び眠りについた。
そんな休日。
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