« おもちゃ箱みたいに何かありそうだ。(2008年5月1日・摩幌美) | トップページ | 1度のBarで5種のモルトって言うのもなかなか出来ないものだと思うのだけれども、出来るんだなぁ♪(2008年5月3日・Bar regalo) »

2008年6月 5日 (木)

飲み比べて食べ比べるって楽しいぜ!!(2008年5月3日・景家、蕪村)



やっぱりそれを知ると楽しい。

それを知る人と飲むのは楽しい。

それを知る人と飲むことが楽しいと言う事を、

もっと知って欲しい。

そのためには何をすべきだろうか。

それを今、誰もが模索しながら実践しているのかも知れない。


とてもお世話になっているし、
すごく頑張っているし、
尊敬する蔵元さんのひとり、
中野市の井賀屋酒造場の小古井さんと、
ご一緒する機会を持ちました。
「岩清水」と言う銘柄を醸していて、
心から今後を期待する蔵元さんです。

その日、
飯田からの帰りに松本で自分を拾ってもらい、
長野市で飲むことになりました。
移動距離の長さはかくもいわんや。
酒屋さんは大変です。
お疲れさまですっ!

【 景家 】

抜群の安定感のある、
長野市駅前の「景家」に遊びに行きました。
行く度、必ず満足させてくれる酒肴。
長野市で飲むと言うこと自体が、
あまり無い自分は、
長野市に行く理由そのものが、
「景家に行きたいから」
「regaloに行きたいから」…であったりします。

長野まで飲みに行くのであれば!

…との事で始まる景家飲み。

【 佐久の花 】

Cimg2586

まずは「佐久乃花」を飲み比べです。

冷蔵庫に「裏・佐久乃花」を発見。
松本駅前「風林火山」で試した時にはすごく印象が良かったお酒。
なので、ここから。
飲み比べる意味でも2種類!
並べてみると合わせ鏡のようで、ビジュアル的にも面白いです♪
左が「裏」と呼ばれる限定生産の本醸造直汲み、
右が長野県の酒造用酵母“D”を使った純米吟醸の生。
ラベルに書いてある「Spec d」がその意味を示します。
「裏」には強い力があり、
佐久乃花のイメージと合致する旨味ある酒。
「D」は香が主体になった雰囲気があり、どちらも上々です。

「景家」はグラスの大きさが数種類あり、
一番小さい器で頂きました。
これだといろんな種類を楽しむことが出来て嬉しいデス。

【 あおりいかの造り 】

Cimg2587

やはり「景家」のお刺身は美味しい!
イカのお刺身、イカの寿司、
年がら年中、
どこの飲食店でも見受けられるものだけれど、
ここで頼むことには意義があります!

歯ざわり、吸い付くような感覚、
甘さと香。たまらないです。
ほんの少し醤油をつけて、身の甘さを喜び、
やや多めに付けた時には醤油の深みに対する、
甘さの広がりを感じ。

米味の強いお酒、欲しくなります。
「厨十兵衛」のIdさんの持論で、
「ご飯のおかずになるものが、酒のつまみにならないはずがない!」
…その逆もまたあるかも知れない!
そんな風にも思わせる美味しいお刺身でした。

【 天然本鮪と葱のワサビ醤油和え 】

Cimg2588 

これ、醤油が旨いデス!
醤油を旨く感じさせてくれる全体の構成。
アオリイカとは、
感じ方…いや、感じさせ方が全く別で、魅せます!
ネギの存在、大きいです。
鮪と山葵、加えて醤油の組み合わせは口慣れた雰囲気。
その均衡を崩す野性的な香生きるネギ。
このアクセント、実に有意義でした。
芯のしっかりしたお酒に合っていました。

【 喜久酔、水尾 】

Cimg2590 

続いて、スッキリ酒対決!!

…と思ったのだけれど、
意外に「水尾」、想像よりも熟れていた。
だが、それが旨い!!
全体バランスが非常に良く、圧力が舌に程好く、香もしっかり。
素晴らしいデス。
喜久酔も流石の美味しさですが、
全てに色味を感じさせる「水尾」の良さ、格別でした。
お酒だけでも飲ませるし、
熟れ始めた柔らかさが食欲に辿り着くと、
食も酒も心地良くて進んで行きます!

【 平政の炙り・おろしポン酢 】

Cimg2589

本日ベストオブ逸品は、こちらでした。
先んじた2品も素晴らしく美味しかったのですが、
刺身の美味しさが完璧なまでに発揮され、絶品。
鮪トロの炙りに勝る平政の炙り、たまりませんでした!

炙り系のメニュウ、
一般的に見掛ける様になってはいるものの、
「炙っただけ」であって、
工夫や調理時間の精査が行われている感覚、あまり感じません。
特にお刺身においては「炙り」で美味しいという感覚が、
「料理屋そらのかなた」あたりで食したもの、
「厨十兵衛」の炙り〆鯖ぐらいで、他全てに印象薄し。
炙りが目立ってもいけないし、
生が目立ってもいけないと思うのです。
この柔和な脂の出方は炙る価値があります。
で、ポン酢が刺激少なにあっさり決めてくれるんだからたまらない。
お見事でした!

【 獺祭・純米大吟醸磨き三割九分 】

Cimg2591

このあたりからテンションが上がって、
写真を撮ることがおろそかになって来ていました。
そんな中で“久し振りに飲んでみよう”とお願いしたのは、
山口県の「獺祭」でした。
「獺祭」は松本でも見かけますが、
精米歩合39%のクラスのお酒は基本的には居酒屋に置きにくい…
1杯の単価が高くなってしまうもの。
ハイランクのお酒までも揃える「景家」ならではのボトルと思えます。

非常にバランスの良いお酒でした。
いつどこで飲んでも、味の雰囲気が一定で、
誰の口にも合わせて来る…そんな体を持っていて、
違和感ないです。
飲みたいお酒が強いお酒である時、
強い個性を感じたい時…には向かないかも知れませんが、
いつでも「好ましい」と思わせる技術、流石デスネ。

【 鴨のロースト・長葱と三宝柑マーマレードのソース 】

Cimg2592

オレンジソースの使い方に定評が…とは、
勝手に僕が思っていることだけれど、
焼きのお兄さん、相変わらず素晴らしい肉料理、作ります。
甘さを強く出さないから、料理としてお酒に合って来るし、
肉が美味しいのは元より、
脂がしっかり出ていて、かつオイリーに感じない。
ほんのりした甘さが全体を包み、
豪華になり過ぎない香で…
それこそあふれ出しそうな香は合わないから、
そこを品良くまとめ上げているのが素晴らしい!!
すごいぜ!!

がつがつと食べてしまったけれど、
甘さの程好さ、必ず日本酒に合うと思います。
かと言って、ビールにも合って来るでしょう。
そのポテンシャルの高さ。
肉の旨味、相反する果実の甘み。
それぞれが対立することなく僕らを喜ばせてくれます。

小古井さん自身が、
飲み比べること、食べ比べること、
酒肴と日本酒を比べることを楽しんでいました。
“美味しい”は人それぞれ違うもので、
得手不得手があるけれど、
“楽しい”気持ちがあれば、
得手不得手を越えて、
食と文化の組み合わせを探索する浪漫が生まれると思います。
日本酒だから、日本酒用の酒肴で無ければいけない…
…そんなことがあるものか!

良いも悪いも楽しく飲む!

そうして日本酒も料理も素晴らしいと言うことを知る!
食文化とは素晴らしいものだと知る!

楽しい一夜、それを感じていました。

一通り「本日のおすすめ」を食べ尽くした僕らは、
美味しいものを食べて元気をもらって、いざ!進め!

【 蕪村・塩そば 】

Cimg2593

写真には収めませんでしたが、
この前に「景家」で「ネギトロ巻(太巻)」を食べています。
そもそもが「もっと炭水化物食べたいですね」と言う話から、
ラーメンの話になったはず。

あー、やはりこの濃い鶏スープ、旨いです。
充実。
日本酒、旨い刺身、料理、ラーメン!

お腹いっぱい。

けれども、まだまだ止まりません。

僕らは「Bar regalo」を目指しました。

|

« おもちゃ箱みたいに何かありそうだ。(2008年5月1日・摩幌美) | トップページ | 1度のBarで5種のモルトって言うのもなかなか出来ないものだと思うのだけれども、出来るんだなぁ♪(2008年5月3日・Bar regalo) »

日本酒」カテゴリの記事

コメント

相変わらず、美味しそうなお酒に御料理ですね。
いい感じです。^-^

また、いつか、どこかでご一緒したいものです。京都にも来てよ~。 

投稿: はんな | 2008年6月 5日 (木) 23時06分

先日、飲み友達が京都に行ったみたいです。
羨ましすぎる…っ。

6月は東京&名古屋に出歩きます。
それを過ぎてからが未知数。
いろんな所に遊びに行けたら良いですねぇ♪
もちろん、
青写真の中には京都も入っていますよ~!

投稿: SOJA | 2008年6月 6日 (金) 12時28分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/512041/41432297

この記事へのトラックバック一覧です: 飲み比べて食べ比べるって楽しいぜ!!(2008年5月3日・景家、蕪村):

« おもちゃ箱みたいに何かありそうだ。(2008年5月1日・摩幌美) | トップページ | 1度のBarで5種のモルトって言うのもなかなか出来ないものだと思うのだけれども、出来るんだなぁ♪(2008年5月3日・Bar regalo) »