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2008年5月30日 (金)

漢2匹、長野旅ッ! ~ 2:寿司屋&居酒屋編

2008年01月30日の日記。

 

東京は虎ノ門「和酒・とんくろ」の宮澤さんと長野を一日旅。

 

その3連日記の内の2回目です。

 

宮澤さんのブログは、このブログからリンクが張られています。

長野の酒のみならず、

全て酒を愛する熱い男のブログになっておりますので、是非!

 

――――――――――――――――――――――――


小布施ワイナリーを後にして、
僕は長野電鉄で長野市へ向かい、
宮澤さんは一旦家に寄ってから、長野市にて合流…と言う流れに。
久し振りの実家、
宮澤さんが軽く夕食を取って来るとのことで、
「では自分も…」と、立ち寄ったのはこのお店。

【 蕪村・塩そば 】

Cimg1624

ちょっとした腹ごしらえを。

鶏…を心行くまで感じるのはこちらか―――…

そんな風に思って食べていました。
自然と比べていたのは「俺らラーメンちょもらんま」の「コクとり塩」で。
どちらも濃厚な鶏のスープ、いわゆる塩味。
鶏臭さも味のうち、鶏のスープを想像させるのは、
「蕪村」であると感じられました。
「コクとり塩」は別次元の美味しさ、同じベクトル上に存在していない気がします。
どちらも非常に美味しい。

宮澤さんと合流し、
粉雪舞い散る寒空の下を歩き、“権藤”の端っこを目指して歩きます。
辿り着いたのはこのお店。
駅前にもあるそうですが、そのお店ではダメなのです。
あくまでこの権藤の外れ、このお店である必要がありました。

【 いろは鮨・西鶴賀店 】

お店の主軸が…まぁ、お寿司屋さんなのですが、
全て手で握るお寿司であって、食べ放題制も存在すると言う、
ご家族連れ推奨のお店。

で。

今回の旅に組み込まれた意義は…と言うと、
長野酒メッセで、“岩清水”の旦那と話すおじさまを見かけた事に端を発します。
初めて見る人ではない…
何度か「多摩独酌会」で会っているはずなのです。
それを見て、

「 岩清水の旦那、あの人東京から来たんですか? 」と聞く。

「 えっ。いろは鮨の店長さんですよ。長野の 」

そこでご挨拶をさせて頂き、その3日後。

多摩独酌会でも、やっぱり会ってみたり。

我ながら…
長野からお酒の会で東京に行くって、
どんだけ酒が好きなんだと、
問いただされてもおかしくない事だと思う。
自分以外には早々居るものではない…と思っていたのですが、
ここに同類さん発見!…と言う嬉しさ。
聞けば、
お店の常連さんを連れて、
多摩独酌会やはせがわ酒店の東陽町も行ったのだそうです。
どれだけ日本酒好きなのでしょう、素晴らしい♪
だからこそ1度、そのお店に遊びに行きたかったです。

【 長野・神渡“豊香”& 麻輝 】

Cimg1626

長野・神渡・純米中汲みうすにごり“豊香”、
長野・麻輝・純米吟醸中取り生原酒“D酵母”、

お酒はこれらからスタート。
「豊香」の生、この時期だからか軽やかで美味しい!
あの厚い味わいが出る前の段階で、
「硬い」と言うより、良い緊張感と柔らかさを持ち合わせているかの様。
「麻輝」は、いわゆる「幻舞」の中取りになるのですが、
これは思いのほか、甘さが強くごく味も強く重い…と感じます。
火入れの状態も見てみたくなりますね。

【 刺身盛り合わせ1人前 】

Cimg1627

「いろんな物を食べたい」…と言う事で、
あえて1人前でお願いしましたが、何気に量が多い。
嬉しいことです♪

【 自家製イカの塩辛 】

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醤油の味が強いタイプ。
これは北信の嗜好を受け継いだスタイルにも感じます。
イカも美味しく、
生臭さ…と言うか、それこそが旨味ですが、
すべて醤油によって上手にまとめ込まれています。
2つ目はいらないけれど、
また遊びに行くなら、再び頼みたい素敵な酒肴でした。
これは燗酒にも冷酒にも合わせてきますね。

【 カニミソ和え“焼き” 】

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生の状態もあるのですが、
やや店内が寒かったので、「焼き」をお願いします。
ただ和えて、焼いただけ…ではない、
ダシを加えて風味を豊かにした雰囲気。
そのままのカニミソを食べるよりも……
それはそれで美味しいけれど、
甘い…何か野菜由来でしょうか、
温かな丸みある風味が実に美味しく感じました。
ミソにありがちな苦味も、
アクセントレベルで抑えてあり、美味しく頂きました。

【 しまほっけ 】

Cimg1630

「根ぼっけ」…なる見慣れない名前を発見し注文する。
すると「しまほっけ」の方が良い状態のものが入っているとの事。
僕は「根ぼっけ」を「ほっけ」とすら思っていなかったのだが、
ともあれ、注文することにする。

こんがり焼き上げられ、皮目の香ばしさは写真で伝わるでしょうか。
骨まで食べられるほっけをパリパリ食べながら、先へ進みます。

【 かに茶碗蒸し1人前 】

Cimg1631

「2人前をー…」と注文すると驚かれ、
隣の常連さんからはクスクス笑いが起きていた。

それもそのはず、丼にたっぷりで550円…これが1人前。

もし2人前頼もうものならば、
寿司に辿り着く前に胃が塞がれていた事でしょう。
特別、蟹の風味が強いと言う訳ではありませんが、
値段と量のバランスで考えると、
“人気のあるメニュウ”と言うポップも頷く事が出来ます。

お酒も「天法・本醸造」や「田酒・特別純米」と続き、いよいよ〆に。

【 鮨げた 】

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【 千円寿司 】

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10貫、好きなものを選んで1000円と言うシステム。
「特上寿司」になると、
1500円で15個選べます。
食べ放題は別の料金体系。でも全体的にお安いものです。
選ぶのは「寿司ネタリスト」に「何個欲しい」と書いて選びます。
目の前で、高速でもしっかりと握ってくれる、
出来上がって乗せられるお寿司たち。

なるほど、このお店が人気なのも頷けます。

【 鯨 】

Cimg1634 

生の鯨肉も美味しかったです。
何か処理をしてあるのか、優しい食感。
そして、ほんのりと伸びて来る甘さ。

【 鉄火巻 】

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そう言えば、
「酒乃生坂屋」さんから聞いた話では、
「高砂寿司」も良いらしいデス。
「 日本酒ゼロ杯を1杯にしてくれるお店! 」
…との事、これ、若林名言だと思います。
普段、日本酒に触れ合わない人でも、
「ちょっと飲んでみようかな」と自然に思わせてくれるお店…という意味合い。

この「いろは鮨・西鶴賀店」で出会った常連さんも、
店長さんの自然な情熱から、
日本酒を好きになった人たちばかりだったようで、
いろんなお話を聞くことが出来ました。
そんな自分は尊敬する部長、課長の名言を残してきました。
( 念の為:リアル職場の上司ではありません。マイミクさんです )

「 “美味しい”か“すごく美味しい”しかない 」

いやぁ、良い言葉です。何よりもこれが大切。
そうした楽しい飲みであること。
僕はいろんなお酒を知り、飲み比べて行きたい性質だけれど、
それはとてもマニアックなことで、
普段、楽しむのならば、
「 “美味しい”か“すごく美味しい”しかない 」
――…これがイチバンだと思います。

僕にとってのワインが現状そんな感じですかネ。
実際は。

【 景家 】

その後。
「Bar regalo」に赴いて、
宮澤さん終電23時41分を見送った後の話。

時間経過として、
20時に「いろは鮨」に到着し、
おおよそ21時40分過ぎに「Bar regalo」に辿り着いて、
23時過ぎ、「Bar regalo」を後にしています。

モルトを飲むと、お腹が空く場合がままあるのですが、
「あー、景家のネギトロ巻を食べたいなー」と思って、
お店の前に立つと25時まで営業とのこと。
ふらふらと吸い寄せられるように店内へ。

【 長野・川中島幻舞・純米吟醸生原酒 】

Cimg1644

とくまるさんの日記で見た念願の「川中島幻舞」のD酵母!
何でも「D酵母仕様」は今時分のみで、
次のタンク2本目以降の仕込みでは従来の酵母を使う模様。

…と、

しばらく前まで、隣のカウンターに座っていた、
蔵元夫妻が言っていたようです。

ニ ア ミ ス か !!

その時分には、
心惜しむほど素晴らしいモルトに身を委ねていたので、
仕方がないのですが、それにしても!

…と言っても、
デートの邪魔をする訳にもいかないけれど、
聞きたい事は聞きたい…状態に陥ったでしょうし、
うん、ニアミスとは言え、タイミングは良かったのかも知れません。

さて。

「川中島幻舞」のD酵母…
飲んできたD酵母の中では、イチバン出来が良かったです。
バランスの良い味具合。
軽やかであるけれど、芯も捉えることが出来、美味しい。
香も含んでからの充足感が楽しいですネ。
そして何より、これまでの…
特に去年、新しい酵母にチャレンジした年の「川中島幻舞」と、
遜色ない出来が、イメージの誤差に繋がらずに美味しく頂けた様にも思います。
「佐久乃花」は「佐久乃花」のイメージとの格差、
「麻輝」はもっとメリハリがあった気がする…
そうした中で、違和感をあまり覚えずに素直に美味しいと感じることが出来ました。

【 ダチョウのタタキ・トリュフ風味のグリーンオリーブ添え 】

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「景家」は24時がフードのラストオーダー、
ドリンクが24時30分がラスト…と言う事で、
最後にお願いしたメニュウはこれ。

ダチョウの砂肝のお刺身は、
「じゃのすけ@秋葉原」で食べさせてもらっているけれど、
どことなく延長線上に存在しているお肉でした。
なんて言うのか、陸上動物にしては肉々しくないし、
魚をイメージしても、それは肉らしい弾力がしっかりと存在し、
けして、魚には適さないだろう強い味付けも受け止めて見せる気がしました。
考えると、
馬刺しも動物の肉である…と感じられる、何とも言えない不思議な食感、味わい。
鶏のささみに近くもないけど遠くもない…
ささみも上手な湯引き処理された“たたき”を想像させました。

【 ネギトロ巻(細巻) 】

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無論、これもお願いしていました。
やはり旨い。
時間さえ許すのならば、
宮澤さんにも食べて行って欲しかった!!


美味しい長野駅前の夜を堪能…したと書くにはあともう1日記必要でして。

続きます!

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