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2008年5月25日 (日)

まるで、その猫に表情があるかのように。(2008年4月26日・厨十兵衛)

(   画像サイズが 小さくなりました  )


にんまり、と笑っている。

その日、
僕がお店に遊びに行った21時前後、
厨十兵衛の店内は混んでいて、
招き猫のいる席に滑り込むようにして入った。

しばらくして、kenchieさん夫妻が訪れる。
ちょうど初めてリカーズ・モモセに遊びに行き、
衝動買いに近くモルトを買い込んでいたこの日、
その話を出来たらなぁ…と漠然と思っていた中で、
まさかここでお会いするとは。
ただ、混み具合から席は遠退いてしまう。
それでも同じ空間に出会った…と言うのは凄い事のような気がする。

更に、「92の扉」のkuniさんが訪れる。
見たことが無い男性と一緒だ。
聞けば、
「おいしい時間」と言うブログの「bleu et rouge」さんと言う方らしい。
東京から遊びに来ている…上に、
kuniさんと一緒に、
「ジュレ・ブランシュ」、「洋酒店醇」と流れて、
厨十兵衛に辿り着いたと言うのだから、タフネス。
後に、「おいしい時間」のブログを拝見させて頂き、
「スポンジ」と言うお酒の表現方法に感銘を受ける。
( これは、どれだけスッとお酒が入ってくるかを表す数字 )
( bleu et rougeさんオリジナルの表現方法 )

そんな人の流れを、にんまりと笑って楽しそうに眺めている。

そんな猫。


メニュウを見て、まずはここから。
目新しいものからお願いします。

【 山形・東北泉・雄町純米辛口生原酒 】

Cimg2502

冬から春にかけて、
厨十兵衛で飲んだ「東北泉」は、
「特別純米生」と「特別純米生“ちょっとおまち”」で、
このどちらもかなり良い印象があります。

新しいボトル!

…と思って食い付いてみました。

上立ち香はアルコールらしい雰囲気。
香がキレる感覚があります。
口に含むと香のイメージとは裏腹に、
甘みがあり、味、コクを感じます。
飲んでみると、あまりキレて行かない。
味をしっかりと置いていくタイプ。
酸もしっかりあって、キュンとするのだけれど、
(おそらく“辛口”に該当する部分)
味との調律が、やや自分のテンションと合ってきません。
初手よりも2杯目以降に飲みたい感じかも。
事実、何かを食べながらだと、
重みが感じられずに、むしろ味わう醍醐味を思えます。
「東北泉」のこれまでの「生」とは、
ちょっと毛色の違う雰囲気も、
蔵元さんの多彩なテクニック…と言う印象。

【 金目鯛あぶりポン酢 】

Cimg2503

甘さが。
酸味がっ。

この両極のバランスの良さ、たまりません。
加えて、金目鯛の身も身として充実して旨い。
炙ったからこその皮身の甘さなのか、
ポン酢の爽やかさに反する様に、
しっとり残る甘さなのか…
はたまた挟み込まれた大根の香なのか。
自然の甘さが優しく迎え入れてくれる一皿。

【 福井・白岳仙・純米吟醸中取り・山田錦 】

Cimg2506

上立ち香は無香に近い。
飲んで瞬間、辛味に似た刺激が走る…けれど、
ソフトな印象で過ぎて行く。
質としては、
思いのほかイキが良く元気。
そんな中で、味わいは優しい甘さの芳香にほぐれる。
酒の全体が分離した感じはしないけれど、
印象が2つ常に存在し、共存している感じ。
ややスパイシーで…
おそらく酸の効き方にも勢いを感じ、
中盤以降、味は酸とパインのジュース的感覚。
ソーダで割った雰囲気。
冷えた状態から室温に変化して来ても美味しいです。
キレがあるけれどスムース。
口に入れてこそ旨い酒。

【 宮城・綿屋・特別純米生・美山錦 】

Cimg2507

サッパリした印象と、
旨味ある味乗りの良い雰囲気。
米味を思う、
味にまろやかさや落ち着いた印象が目立つのではなく、
大人しい雰囲気にまとまるのではなく、
しっかり酒としての主張があって、
後腐れなく、喉越しまでを、
飲んでからの飲み手をスッキリさせたい!…
そんな方向性が見えて来る印象。

【 むつの刺身 】

Cimg2511

メニュウを眺めている中で、
何となく初めて見たような印象があった「むつ」のお刺身。
もう1種類のお刺身と悩んだ末に、

「 Idさん、今食べるならどっち!? 」

…と聞くと、

「 断然、むつでしょう! 」

…との事で、決定。旬…と言う事ですよネ。

味わいは綺麗。
うっとり出来るお刺身でした。
むちむちっとして旨い。
全体としては淡白であるのだけれど、
その淡白さ、シンプルさが何とも言えず魅力的。

確かに美味しかったです!
2種類目のお刺身っぽいメニュウであっても、
すごく楽しんで頂きました。
お酒もよく進み、次いでもう1杯。
本日4杯目となるのは、最近飲んでいなかった銘柄から。

【 三重・天遊琳・特別純米・限定瓶囲い 】

Cimg2513

こってり、甘く旨い雰囲気がある。
でも軽い。
うん、これは米味の雰囲気。
この時間、最後をまったり食べたり飲んだりする時間に合う。
落ち着きのあるお酒。
かと言って、メリハリが無くのっぺりした様でもない。
ここで重量感のあるお酒だと自分自身の疲れが出てしまうかも。

酒肴も、やや火の入ったものにしました。

【 とろサーモンの塩焼き 】

Cimg2515

「春の宴」にも登場したと思われる塩焼き。
「天遊琳」と合います。美味しく頂きました。
これにはさっぱりしたお酒か、ゆっくり飲めるお酒と共に…
それが良さそうです。
とろサーモンと言っても、
炙られることで程好く脂が香ばしいけれど、
それ自体、派手な味わいではなく、
素朴な…素材の味を静かにゆっくり噛み締める感覚。
お酒も、そうした和みの時間を、
共に過ごせるものが良いように感じました。

【 かけうどん 】

Cimg2516

ラストオーダーにてお願いしたもの。
なんだか食べたくなってしまいます。
チャーハンとの二択は、
とても悩ましく、どちらを選んでも満足行くだろうから…
…だからこそ、めっちゃ悩みます。

甘いダシつゆは、
長野県民はきっと大好物!
僕も大好きですっ!


さてさて、その日その後はすでに書いてあったりします。

( わかってんだって!やっぱり飲んでみなくちゃ分からねぇ!! )
(2008年4月26日・Side Car)
( http://sake-soja.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/2008426side_car_bb2b.html )

この時にもらった「モルトラリー」のカード、
全て集まりましたっ。
景品が届くのが楽しみです♪

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